わたしは姫である。名前はない。
とある名無しの傭兵少女と、その異父姉の姫レア、そして女同士でありながらレアと契約を交わし結婚した隣国王女ユーリの物語である。
主人公の少女には名前がない。
北大陸の南海ミルフィリアの海賊船で生まれた者は生
まれつき名前を持たぬのだ。
彼女は十二歳。彼女の父アルバスは弱国イグルスの第二王子である。父娘は長らく大陸を放浪していたが、アルバスが川魚で中毒を起こしたので療養のためイグルスに出戻った。
少女は王都で異父姉レア姫と出会う。
毒花の名をもつレアは美しく賢いが、宮廷と折り合いが悪く鬱屈している。軍を指揮して国を導きたいと努力しているが報われず、娘連れで帰郷したアルバスに立場を奪われ、国王の命令で北国ホルクスのユーリ王女に嫁ぐように命じられた。
姫君が姫君に嫁ぐ同性婚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 23:10:00
51219文字
会話率:36%
美の国、第四王女テレーザ。美しく聡明な3人の姉、天使のほほ笑みを持つ弟である第一王子に囲まれて、いつも目ただない存在だ。十人並みの容姿に控えめな性格のテレーザはいつしか「ついでの姫君」と呼ばれるように。
侍女たちの尽力で「姫君格付けランキン
グ」に出場し、起死回生をはかるも結果は最下位。これでは美の国の沽券にかかわると、王宮はテレーザの抹殺を命じる。侍女の助けで危機一髪異国に逃れたテレーザ。
そこで、剣術の道場主一家の元で住み込みの下働きとしての生活が始まった。
道場主一家は、モラハラの夫に引きこもりの息子、娘はあまったれでだらしなく、末の息子は反抗期。そしてしつけに失敗した犬がいる、
そんな家庭の、うだつのあがらない主婦、瑛子。
自分の事は後回し、家族を第一に考え家族のために日々を過ごす瑛子にテレーザは、苛立ちながらもいつしか友情が芽生えていた。
「あなたの事を、マダムに変える」
そう宣言し、瑛子を変身させるべく奮闘するテレーザ。
そんなころ、テレーザの母国、美の国では国の根幹を揺るがす大事件が起ころうとしていた。
(別サイト、カクヨムでも同時更新しています)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-28 22:49:36
115864文字
会話率:23%
「呪われた第一王子を始末せよ」
そう国王に命じられたのは、『劣等聖女』と呼ばれるローズ・ブランシュ。
彼女の使命は、呪いを抱えた第一王子、ヴァルセンを殺すこと。
命令に従えば、劣等聖女とは呼ばれなくなる。
従わなければ、家族や国に見捨てら
れて、何もかも失う。
そんな葛藤の中で、ローズはヴァルセンのことを少しずつ知っていく。
劣等聖女としての評価を払拭させるため、国王の命令に従わざるを得ないが……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:45:22
94295文字
会話率:35%
アンリエットは祖父であるスファルツ国王に呼び出されると、いきなり用無しになったから出て行けと言われた。
次の王となるはずだった伯父が行方不明となり後継者がいなくなってしまったため、隣国に嫁いだ母親の反対を押し切りアンリエットに後継者となるべ
く多くを押し付けてきたのに、今更用無しだとは。
しかも、幼い頃に婚約者となったエダンとの婚約破棄も決まっていた。呆然としたアンリエットの後ろで、エダンが女性をエスコートしてやってきた。
アンリエットに継承権がなくなり用無しになれば、エダンに利などない。あれだけ早く結婚したいと言っていたのに、本物の王女が見つかれば、アンリエットとの婚約など簡単に解消してしまうのだ。
失意の中、アンリエットは一人両親のいる国に戻り、アンリエットは新しい生活を過ごすことになる。
そんな中、悪漢に襲われそうになったアンリエットを助ける男がいた。その男がこの国の王子だとは。その上、王子のもとで働くことになり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:12:26
31275文字
会話率:47%
【第六回ネット小説大賞にて受賞致しました。宝島社様より10月25日発売です】
事故で死んだ高橋 修は前世の記憶が残ったままウェルロッド侯爵家のアイザックとして生まれ変わった。
だが、そこは妹がプレイしていた恋愛ゲームの世界。
そのゲームは”
略奪愛”をテーマに、婚約者のいる攻略キャラを奪い取るという酷い内容だった。
その攻略キャラも酷い奴揃い。
「あんな王子が未来の国王? だったら、俺が王になった方がまだマシだ」
これは乙女ゲームの世界で、空気を読まずに覇道を歩む男の物語。
※ただいまサブタイトルなどを順次付けている最中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 20:02:13
4505459文字
会話率:25%
「我が息子たちにかかった魔女の呪いを解いて……そして3人の王子を教育し直して欲しいのです」
シュー・キュー王国王妃にそう告げられた姉妹のタケとワカ。
日本とほとんど変わらないジェネリック日本のような場所に何故か転生してしまった2人
が任されたのは王子の再教育!?
料理に洗濯、掃除と家事の全ては女がやるべきだと豪語する時代遅れな最悪の風習を祓うべく奮闘するワケタカコンビに王子たちは翻弄されまくり……。
「女じゃなくて!!アンタたちがやるの!!」
「魔女の呪いを解きたいんでしょ!?」
王子たちにかかった魔女の呪いとは……。
王子の尻を叩き上げながら染み付いた習慣を徹底的に直しスパダリ教育する異世界ドタバタラブコメディ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 19:53:03
25831文字
会話率:43%
実の両親を幼くして死別し、新たに領主となった叔父一家に虐げられて小屋暮らしをしていたアグリア辺境伯令嬢のリーナ。彼女はある日、国王の命令によってアグリア邸を訪ねた第二王子フィリウスと「白い結婚」をすることになる。
フィリウスと共に日々
を過ごしていく中で「もうあの生活に戻りたくない」「ずっと一緒にいたい」と思うようになったリーナ。
けれど国王の名の下に結ばれたその「白い結婚」はどちらか一方の意思で関係を解消できることになっていて……。
──これは二人の出会いから始まる、小屋暮らしに戻りたくなくて「白い結婚」を続けないといけないと思い込んでいる令嬢のリーナと、彼女と普通の夫婦になりたくて「白い結婚」を普通の結婚にしたいけれど嫌われたくないせいでなかなか話を切り出せない青年フィリウスの、勘違いだらけの両片思いの物語。
残酷描写は念のため。
第一章は全37話を予定しております。章完結まで毎日夜19~21時頃(基本的には19時過ぎ)更新予定。第二章更新予定は未定(できれば今年中に更新再開したいです)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 19:10:00
318403文字
会話率:42%
前世の記憶によって幼少期から自身が悪役令嬢だと気づいていた公爵令嬢テレーゼ・イノセンチ。彼女はかつて、シナリオ通り幼少期から婚約していた王子に婚約を破棄されたのだ。しかし、生まれ持った聖女の力を求められ、今は隣国の皇太子ジルベールの妻をして
いる。
一連の騒動の結果、魔物を浄化できずに荒廃した祖国。彼女は夫と共に魔物を浄化するために祖国に向かうのだが……国王との会談中、そこに乱入してきたのはかつてテレーゼを無実の罪で断罪した王子と男爵令嬢だった。
テンプレ風味の短編です。どうぞ断罪シーンに呆れていただけましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 16:31:17
10718文字
会話率:55%
八歳のルドは、神のミスで死亡、異世界転生した。
神は御詫びに特別な配慮をする。それは異世界そのもの(惑星)に転生し、その〝分身〟として、人間の姿で生きる、というものだった。
が、まだ幼いルドは、その事をきちんと理解出来ず、日本にいた頃と
同じ見た目と年齢の人間として転生したのだと思い込む。
勇者パーティーの一員として〝転生と同時に召喚された〟ルドだったが、半年後、無能ポーターは要らないと、追放される。
ダンジョン内の巨大な穴に落とされたルドは、物理攻撃が効き辛い種類のA級モンスターを、落下の衝撃だけで倒し、偶然王女マリアを助ける。
実は彼女は、〝国の歴史上初めて女性である娘に王位を譲る〟と宣言した現国王の父のせいで継承争いが勃発、幼少期から王子の弟に何度も殺され掛けていた。
この日は、一年間だけという約束で冒険者稼業を行っていた彼女の最終日だったのだが、弟によって買収されたパーティーメンバーによって、深手を負わされた上で、ダンジョン最下層に置き去りにされていたのだった。
一方、今までずっと勇者パーティーの仲間たちによって〝囮〟としてモンスターに向けて放り投げられる、ということを繰り返していたルドは、自分で初めてモンスターを倒したことによりレベルアップ、規格外の強さを獲得。
が、モンスターを倒せたのも、高所から落下して無傷だったのも、全ては〝お祈り〟のおかげだと言う彼は、本当の力に気付かず、自分は弱いままだと勘違いし、「強くなりたい!」と願う。
マリアをモンスターから助けただけでなく、その傷までも〝お祈り〟で治したルドを見た彼女は、こう思った。
「この子は〝利用できる〟」と。
三ヶ月後の十八歳の誕生日に女王として即位するために、マリアは桁外れの戦闘能力を持つルドを旅に誘う。
「あなたが強くなるための修行が出来る良い場所がある。一緒に旅しよう」と。
そして、「何かあれば、私が守ってあげるから」と、思ってもいない約束をして。
全ては、〝自分の身の安全を保障しつつ〟経験値を稼いで〝誰にも暗殺されない程に強くなり〟〝魔王討伐を手土産に華々しく女王として即位する〟ために。
これは、どこまでも純粋な幼い少年と、そんな彼を利用しつつ王位を継ごうと画策する王女と、そんな彼女の命を狙う王子と、王子によって王女の暗殺者として仕立てられた勇者たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 19:03:25
45082文字
会話率:52%
ここは、人類は〝生まれてから死ぬまでお姉さんの姿でいるお姉さん国の国民〟か、〝生涯ショタのままのショタ国の国民か〟に分かれている世界。
お姉さんとショタは、それぞれ十五歳と十歳になると、神によって選ばれた〝パートナー〟と、ペアを組まされる
。
そして、一年間の間、毎日、その相手と一緒に行動することを義務付けられる。
その間は、<ファイッ!>という声がどこからか聞こえる度に、〝相手をキュンとさせる、またはドキドキさせる言動〟をしなければならない。
それに対して、相手がときめいたら<ピンポーン!>、ときめかなければ<ブー!>という音と共に、判定が下る。
三回まで挑戦出来るが、三回連続で失敗すると、自分も相手も消えてしまう(どちらか一方が一回挑戦したら、それで一回分カウントされる。つまり、お姉さんが連続で三回挑戦したり、逆にショタが連続挑戦しても良いし、一回ずつ交代して合計で三回、としても良い)。
尚、どちらかのみが〝キュン、またはドキドキ〟すれば良い。
最終的に、この百年間のトータルで、より相手国国民をときめかせた国は生き残り、この〝呪い〟もなくなり、相手国によってより〝キュン、またはドキドキ〟させられてしまった国は、消滅する。
そして。
今年が丁度その百年目だ。
そんな中。
「こんな事はもう止めて欲しい」と、神に直談判に行く二人の姿があった。
彼女たち――お姉さん国王女とショタ国王子は、神が住まうという塔へと向かう。
そこは、生きて帰って来た者が誰もいない場所なのだが、二人が足を踏み入れたその塔――通称〝ラブコメ塔〟――は、少々様子がおかしくて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 18:04:41
13236文字
会話率:42%
ワタクシはエリーゼ・ライヒスベルク!泣く子も黙る公爵令嬢ですわー!
第1王子とその婚約者(親友)が事故死して前倒しで第2王子の婚約者になってしまいましたわー!
正直コイツ王太子の器じゃないですわー……
これほどバカ王子なら貴族の信用度が落
ちる一方!合法的にこの国の権力を握る算段が出来ますわー!最高ですわー!ワタクシの帝国爆誕ですわー!
学院に入学したらなんかよくわらない平民が第2王子に抱きついてますわー……正直どうでもいいですわー……もう第2王子に価値はありませんわー
それはそれとして舐められたら終わり、一応婚約者に近づく平民に教育ですわー!その後は第2王子と好きにすればいいですわー!
オラァ!校舎裏にいるのはわかってるんですわよ!
「これで王子は落とせた、あとは4人を落としてハーレムを作って……5人の男に囲まれて薔薇色の人生を歩むのよ……私が王妃になるのよ……ゲームの通りにね」
なんかやばそうですわー……それじゃ生まれた子供が誰の子かわからないじゃありませんの。
そもそもワタクシが建国したら国王にもなれませんわー
でも、もう第2王子は見切りはつけてるからいいですわ!欲しかったら差し上げるから卒業まで大人しくしてくださいまし!
それにしても、結構謀略家なんですわね。
これだけのことをゲーム感覚でやるなんて……楽しくなってきましたわー!
でも、なんかブツブツ言い続けて怖いから今回は引きますわー……ビビったわけではありませんの!
え、本当にただの平民ですの?
第1王子が生前に願書を?助けてもらった?誰も貴族や有力者が支援してないんですのね?本当に?
それであんなことを口に出して言ってたんですの?
もしかして……心の病……?妄想で生きてる……?世界が自分を中心に回ると思い込んでるタイプ?ん?皆様なんでワタクシを見てるんですの?
これはいけませんわー……優しく見守りますわー……皆さん手出し無用ですわー……病人には優しく、人に優しく、上に立つもののモットーですわー!放置!静観ですわ!
そして、ワタクシこそがトップに立つのですわー!
カクヨムでも連載中ですわー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 19:00:00
1097380文字
会話率:59%
水神ヴィシュナに愛されしグーマ王国。
毎年行われる水神祭にて大聖女が行う神のお告げを聞きに多くの者が集まって来ていた。
時には干ばつ、時には冬の豪雪と喜ばしい事ばかりではないが、この神託により国王が対策を行ってきて民は災害に苦しむ事はなか
った。
だが、今年の神託は違った。大聖女であるリシャラテから告げられた言葉は『五年後に王都は滅びる ヌマーダに遷都せよ』であった。
このお告げによりユーリッチ王子との婚約は破棄され1年後には王命でヌマーダ領主カナージャ辺境伯と婚姻する事になったがカナージャ辺境伯は幼馴染みであった今はなき前妻の事が忘れられずリシャラテとは白い結婚となってしまった。
完全な悪は作りたくなく、逆に完全な正義も作りたくなくこの作品になりました。自分が正しかったからと言って後悔しない人はいるのだろうかと言う物語となっています。
尚、地名や地形は自分の住んでいる場所を参考にしておりますので同郷の人が読めばあれって思うかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 17:00:00
12010文字
会話率:38%
アンデルセンの『野の白鳥』をベースにした物語。魔法で白鳥に変えられた十一人の兄王子たちを人間に戻すため、エリサはいらくさで十一枚の肌着を編む。肌着が編み上がるまで決して言葉を発してはいけない。そんなエリサを見つけた北の国の若い国王は城に連れ
帰り、強引に花嫁にするのだが──。※平成5年産。このころから原稿用紙を使うように。本一冊分ぐらいの長さになります。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-28 12:31:52
43861文字
会話率:21%
婚約破棄された瞬間、隣国王子の求愛ターゲットになりました――!?
辺境伯令嬢クレア・サヴィエールは、婚約者ヴィクトール・ローレント公爵令息に、学園のパーティで婚約破棄された。
しかし留学生の隣国王子テオドール・アヴェレートが、彼女に向かっ
て救済と求愛の手を差し伸べる。しかしクレアは自身の矜持から、頑として拒絶した。
「こんな形で差し出された施しを、サヴィエール辺境伯家の名にかけて、受け入れるわけにはいきませんわ!」
「じゃあ僕の留学の間に、君を口説き落とす! 僕の愛が勝つか、君の矜持が勝つか、ゲームしよう」
こうしてテオドールが仕掛ける求愛ゲームが始まった。
「口説き落としてみせる」と宣言したテオドールと、絶対に落ちないと誓うクレア。
そんな二人を苦々しく見つめるのは、クレアを捨てたはずのヴィクトール。なぜか彼はクレアに執着するが……。
外交と内政、戦略と恋愛、社交と策謀が、貴族社会を翻弄する。
やがてクレアの選択は、ヴァルミールとアヴェレート、二つの王国の未来を変えていく。
※毎週土日更新です。9/2(日)までは毎日更新。
※最終話まで執筆済み。安心してお楽しみください。
※並行連載中「拗らせ女公爵と策略王弟の愛と希望の日々 〜政略と社交の狭間で愛し合ってみせます〜」のスピンオフ作品です。
https://ncode.syosetu.com/n3251jx/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 12:00:00
291983文字
会話率:35%
“最後の地”と呼ばれるエンデラント大陸。その最古の王国、グライフトゥルム王国は危機に瀕していた。
国内では自らの利益のみを追求する大貴族が国政を壟断し、王宮内では毒婦と呼ばれる王妃が我が子を玉座につけようと暗躍する。そんな状況に国王は無
力で、心ある家臣たちは国政から排除されていた。
国外に目を向けても絶望的な状況だった。東の軍事大国ゾルダート帝国は歴史ある大国リヒトロット皇国を併呑し、次の標的としてグライフトゥルム王国に目を向けている。南の宗教国家レヒト法国でも、野心家である騎士団長が自らの栄達のため、牙を剥こうとしていた。
小国であるグライフトゥルム王国を守ってきた“微笑みの軍師”、“千里眼《アルヴィスンハイト》のマティアス”は病と暗殺者の襲撃で身体を壊して動きが取れず、彼が信頼する盟友たちも次々と辺境に追いやられている。
そんな風前の灯火と言える状況だったが、第三王子ジークフリートが立ち上がった。彼はマティアスら俊英の力を糾合し、祖国を救うことを決意した……。
■■■
第12回ネット小説大賞入賞作品「グライフトゥルム戦記~微笑みの軍師マティアスの救国戦略~」の続編となりますが、前作を読まなくとも問題なく読めるように書いております。もちろん、読んでいただいた方がより楽しめると思います。
■■■
カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 12:00:00
765030文字
会話率:38%
なんだかよくわからない理由で王太子に婚約破棄をされたミシェル=オーグ公爵令嬢。王太子のヴレイヴ=クロム様はこの婚約破棄を国王・王妃には言ってないらしく、サプライズで敢行するらしい。サプライズ過ぎです。
その後のミシェルは…というかオーグ家
は…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 08:31:01
2257文字
会話率:44%
私、公爵令嬢のフィオナ=バークレイはアールディクス王国の第2王子、ルード様と婚約をしていましたが、かなりの大規模な夜会で婚約破棄を宣言されました。ルード様の母君(ご実家?)が切望しての婚約だったはずですが?その夜会で、私はキョウディッシュ王
国の王太子殿下から婚約を打診されました。
私としては、婚約を破棄された時点でキズモノとなったわけで、隣国王太子殿下からの婚約話は魅力的です。さらに、王太子殿下は私がルード殿下に復讐する手助けをしてくれるようで…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 08:09:57
9800文字
会話率:49%
アップルビー王国の王女レイチェル=アップルビー。王女だけど、国は貧乏。貧乏の原因は国王が王妃が亡くなって寂しいのはわかるけど浪費が激しい後妻と結婚したから。困っているレイチェルに「お困りですか?お嬢さん」と声をかけた青年。その後、どうなるこ
とやら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 08:18:57
9913文字
会話率:45%
帝国との長きにわたる戦争が終わり、ようやく平和が訪れたかに見えた王国だったが、突然の国王崩御により、第一王子派閥と第二王子派閥による内乱が勃発してしまう。
そんな中、辺境の地で騎士爵となった、アーチャーのリデルは第三王子擁立の為、東の
果ての港湾都市へと旅立つこととなった。
リデルは王国の未来の為に長い旅路を切り抜けることが出来るのか、無事に第三王子と共に辺境伯領へと帰還することが出来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 07:00:00
69977文字
会話率:57%
神社の御神木である桜の古木に吸い込まれ、異世界に迷い込んだ神木桜。
彼女は、その国の姫・リナリアと瓜二つだったため、身代わりを演じることになってしまう。
だが、婚約者である情熱的な王子ギルフォードは、すぐに身代わりであることに気付き、温かく
桜を受け入れるのだった。
本作は、同じく公開中の【桜咲く国の姫君~神様の気まぐれで異世界に召された少女は王子と騎士見習いに溺愛される~】をギュッと凝縮した改訂版です。
ただし、前半の内容はほとんど変わらないものの、後半から〝ギルフォードルート〟に突入するため、彼寄りに修正しています。(たとえば、〝二人の間で揺れ動く〟雰囲気は一切ありません。気持ちはギルまっしぐらです)R15部分も多少弱めています。
要するに【桜咲く国の姫君】をギル寄りに修正し、続編のギルルートまで描きつつ、表現や行動もマイルドに修正した作品が【桜咲く国の姫君~神様の気まぐれで異世界に召された少女は隣国王子に溺愛される~】というわけです。
その点をご理解の上、お読みくださいますようお願いいたします。
※カクヨムでも同時連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 06:30:00
101387文字
会話率:41%
ザックス王国の第一王女であるリナリアは、幼い頃に神様と呼ばれる者のいたずらで、異世界(現代日本)に飛ばされた過去がある。
ショックのためか、記憶をを失ってしまった彼女は、自分と瓜二つの少女として生きていた。
しかし、神様の気まぐれで元の世界
に戻され、リナリアであることを知らされる。
そこで彼女は、隣国の第一王子ギルフォードと、騎士見習いのカイルを、同時に好きになってしまう。
思い悩んだ末に、自分がより必要としているのは、ギルフォードだと気付くのだが。
突然現れた暗殺者に襲われ、護衛である騎士見習いのシリルが瀕死の重体に。
窮地に陥った彼女は、治癒能力を持つギルフォードに、心の中で助けを求める。
すると、隣国にいるはずの彼の声が聞こえて来て……?
注)このお話は、リナリアがギルフォードを選んだ場合の〝ギルフォードルート〟です。カイルは登場しませんので、前作をお読みの方は、その点ご留意ください。
注1)こちらは【桜舞う国の訳あり身代わり姫】の続編です。前作を未読の方には意味が通じない部分がありますので、こちらから読まれる方はご注意ください。(一応、前書きに前作のあらすじは記載しましたが)
注2)旧タイトルは【赤と黒の輪舞曲】で、前作同様、個人出版(AmazonのKDP利用)していたものの、加筆修正版となります。現在は、こちらとアルファポリスのみで公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-10 17:01:03
497882文字
会話率:35%
王女ユキが生まれと同時に母が死んだ事から『呪いの子』として人々から恐れられていた。呪いのせいで国王である父親に勘当され、姉ベニーから執拗なイジメを受けていた。唯一の味方であった兄は不慮の事故で亡くなってしまう。失意のあまり後を追おうとすると
、兄にそっくりな王子シナーノが現れる。
これは呪われた王女が様々な困難、苦悩、恐怖を経て最終的に姉を殺す話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 22:30:00
104407文字
会話率:40%
王佐ゼノ~妖精国《ユーハルド》の魔導師~
世界は三つに分かれている。とある神話が根付く世界で、王の補佐官(王佐)を目指すゼノは、ある日ライアス王子のもとへと配属される。
毎日退屈な日々を過ごすゼノ。とある事件をきっかけに、正式な補佐官へ
と任命される。次期国王の座をめぐる戦い。世界の真相へと続く旅。さまざまな困難に立ち向かいながらも、ゼノは今日も奮闘する。友との約束を守るために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 20:33:35
322826文字
会話率:39%
「歴史って、信じるとこから始まるんだよ! ――たとえ、それが別世界でもなあ!」
気がついたら、異世界の王宮の地下に転がっていた――
大学で史学を専攻する、伝記マニアのぼっち歴女・猪俣古尋(イノマタ・コヒロ)は、酔っ払って寝ていたはずが、異世
界の王宮に召喚されていた。
“預言に導かれし賢者”扱いされ、やんちゃな次期国王・ケイ王子の教育係に……。
クソガキ・王子相手に、伝説の英雄や悪名高き暴君やはたまた歴史上に名を残すマイナー人物たちを語りまくるコヒロ。
ときに熱く! ときにモノローグ芝居で! そもそも異世界なんだから地球の時代も国境も超えて語られる“実在の世界史の歴史上の人物”たちのある意味、不思議な物語なんか、王子はどんどん影響されて……?
「今の処刑法ってなんか単純だよね。こんな改良をしたらどうなるんだろ?」
「お前はルイ16世みたいに自分の助言で改良されたギロチンで処刑されたいのか!?」
「織田信長? 名前は強そう! 魔王的なやつだな?」
「甘い! 織田信長は“破壊の王”にして“創造の胎動”!下剋上の戦国を駆け上がり、天下布武を掲げて古き秩序をぶち壊した、革命児だ!」
「いや、なんか強そうって言ったのに何そのよくわからない魔王!?」
「いやいや、違うそうじゃない。名前が強そう? 実際は人間臭さ全開の革命児だ! そんな浅さで語るな!!」
これは、ひとりの異世界から召喚されてしまった歴女教師と一人の王子が“史実の人物”講義を巡ってボケとツッコミを繰り広げる、
異世界×教育×世界人物史×皮肉×ファンタジー×コメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 20:00:00
63929文字
会話率:52%
公爵家の令嬢であるフリージアは、姉妹であるダリアと共に国内でピアノの演奏活動をしている。それがとても人気で公演希望の声が後をたたない。
その理由は、彼女らのピアノの演奏を聞くと願いが叶うという、まことしやかに流れる噂からだった。
実はそれ
は本当で、フリージアは演奏の際に音に願いをこめることで、聴衆達の考え、気持ちを操作できる能力があるのだった。
しかし、その能力を人々へ開示したくなかったシード家は、その能力を秘密にし姉妹であるダリアと共に演奏活動をさせるのだが、実際には表舞台であるステージに立つのはダリアのみで、フリージアはステージ袖で隠れて演奏をしていて・・。
そして2人の噂は王都にまで届き、やがて国王の息子である王子達の前で演奏を披露するよう命じられる。シード家はこれがチャンスとばかりに、ダリアを王子の妃にと画策し始める。そして、ダリア本人も王子と距離を縮めたいとフリージアに例の演奏で協力を求めてくる。その一方で王子はフリージアが気になりだして・・?
生まれ持った特別なスキルで幸せを掴め!恋愛ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 18:10:00
25100文字
会話率:41%
男性が多い兵団に所属するリエンは、兵団の中でもトップクラスの戦闘能力をもつ赤毛の女性だ。男性ばかりの職場では自分の女の部分を隠すように胸はぺたんこにし、毎日魔獣を討伐し屈強な戦闘員として活躍していた。
恋なんてもうしたくない、そう思い戦闘
に明け暮れるリエンだが、それには実は過去の悲しい経験が関係していて・・。
知能の高い魔獣が現れたとなり、国王含む王族と話し合いの場が設けられた。話し合いに参加したリエンだが、女の戦闘員だと下に見られるかもしれないと思い、男として認識してもらおうと女らしさを封印して男のように振る舞う。しかし、それが国王の息子第二王子であるキエランに興味をもたれ、段々と執着され始めるきっかけとなり・・?
逞しい女主人公とそれを溺愛する王子の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 18:10:00
64030文字
会話率:53%