ほのかに薫る百合風味のアオハル小説です。
古い校舎の取り壊しが決まり、文芸部の部室も引っ越しをすることになった。
部員のみんなと、掃除して、荷物をまとめて、面白いものを見つけるたびに、手が止まる。引っ越し作業は終わらない。
みんなが帰った
後も作業を続けていた”私”と”葵センパイ”は、1冊のノートを見つけた。
それは、まぎれもない「うちゅう」だった。
ーーこのことは、2人だけの秘密。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 07:40:00
5124文字
会話率:38%
東京——金の流れが止まる場所には、必ず「借金取立人」が現れる。
タコマ・シン
性格もテンションも真逆な二人が、今日も借金を追いかけて右往左往!
逃げる債務者、飛び交う言い訳、滑り台の裏に隠れる奴まで!?
カラアゲ弁当を片手に、笑って、殴
って、時々泣いて——
だけど最後は、ちょっとだけ“人間”が見えてくる。
「金を返してもらう。それが俺たちの仕事や」
「……昼飯、ギョーザな」
ドタバタ×人情×ちょっとヤバい!?
最強にポンコツで最高に笑える取立バディ、ここに誕生!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 21:40:49
2562文字
会話率:65%
平和な花の国『可憐王国フラワ』で暮らす少女リンは、曰くその身に『自然界(セカイ)』を宿す『界法師(かいほうし)』だ。
その強大で多種多様な力は世の中の為……とは思わないが、他人や自分の為、花を出したり果物を出したりと、平和で平穏な日々に
合わせて使っている。
そんなある日、リンは自身に隠された秘密と運命を知ってしまう。ちっぽけだと思っていた自分自身と、界法師としての力。それは世界すら変えうるもので、同時にリンを手に入れようとテロリスト集団『アイン教』が動いていると知る。
世界の秘密と、自身の秘密。
かつての楽園は滅び、飼い主を失った小鳥は鳥籠から出なくては生きられない。
そしてリンは平和な『セカイ』での安住から険しくも美しい世界へと踏み出す。たとえ外の世界がどれだけ醜く美しいと畏怖してなお、止まることは許されない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 12:00:00
26119文字
会話率:39%
仕事仕事仕事。止まることを知らない暗殺の指令。次の指令は、敵国の王族を皆殺しにする事。
何度もやったことがある事だ。簡単――な筈だった。
情報が漏れていたのか、僕に対してぴったりな対策を取られた。バレていない筈だったのに。
そう考えながら僕
は、自分が裏切った王子を見て、絶望した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 01:31:40
496878文字
会話率:55%
これは、少女が、そしてその仲間がサイコーな世界の覇者になる物語。
『私の名前はエミレ、しがない隠居中の覇者だよ。』
そう名乗る、天真爛漫で無駄に元気なサイコパス美少女エミレ。
彼女はある日、まずそうな老いたドラゴンーー通称まいゴの腹から傷
だらけの訳アリ少年シルアを拾い、共に暮らし始める。
舞台は、通称:才腕(ギフト)と呼ばれる能力が存在している平和な文明大国、ドウア。
そんな国には裏があり、エミレはその秘密を知っているからと追われ始める。
でも、エミレにはまだ秘密があるようで…
物語の語り手は主に第三者目線の慣玲(なれい)のショーンによって、お送り致しますゾ!
めちゃくちゃ冒険するし恋愛するしふざけるしめちゃ長編になると思ふ、でもきっと最後は厨二病の高校生が今のあなたに世界に伝えたいことわかるはず。
注意
作者は永遠の厨二病(推定)のJKです。
最初、ハァ?ってなるところ多いかも、おおざっぱな目で見てくださいな。(世界の覇者要素も初期はあまり出ない...)
感想から改善点、誤字脱字、物語へのご質問、ネタコメまでなんでも大歓迎。ぜひ送ってくれぇ、そしたらめちゃ助かりますうれしい。大感謝。(初めての連載のくせに長編を書いてるんだ)
勉強やその他もろもろとの両立でたまに連載止まる可能性はあるけど、必ず完走させますのでご安心を。(プロットはだいたいは立ててる)
えっっっなシーンはなるだけ書かない予定。ただ、めちゃんこイチャる。(途中から)
主人公、ショタを愛でたりするから、そういうの苦手な方は読み飛ばしてください。(幼子にえっっっな要素、描写…とかはないよ)
血の描写はある…苦手な方は読み飛ばしてください(残酷シーン読み飛ばしても大丈夫なように頑張る。)
登場人物の絵とかは特徴がぎりぎりわかる程度のすばらしいアートしか書けないです。(察して)
みんなの毎日の暇つぶしになれたらうれしいな。それが本望だったり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 00:14:11
115760文字
会話率:22%
今作品は、『モブキャラとして無難にやり過ごしたい』の本編プロローグで、発生した襲撃に主人公が巻き込まれなかった『もしもの話』になります。
大筋は本編とほぼ同じですが、本編で使わなかった設定や、話の展開上、不要と判断したシーン、選ばなかっ
た話の展開などを使用していますので、本編と所々に違いが在ります。
書き進めなくなった時に、気分転換として書いていた作品になりますので、更新は不定期になります。途中でストックが尽きて更新が止まる可能性も在ります。
気分転換で書いた蛇足作品になりますので、感想は受け付けません。
これだけはご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 03:11:19
59387文字
会話率:44%
会社で働いていた一人の女性、佐々城(ささき)涙(るい)は、入社して一年にも関わらず、頑固なパワハラ上司に悲惨な言動を浴びながら残業する日々で、いつの間にか余裕を無くしある時、自社のためのプロジェクト企画を任されて、
同僚はやる気なし。一人で
作り上げてなんとか間に合いプロジェクトも成功した。後、同僚と上司の会話に自分の居場所を失い、退職を決意。自宅で落ち込み泣いていると、人の家に不法侵入してきた一人の男性が、佐々城の人生観を変える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 00:00:00
25337文字
会話率:29%
葉月昂は親友に両親を殺された。
否、そう信じこむことでしか、生き延びる事ができなかった。
そう信じることで強くなり、そう信じることで脆くなっていった。
昂が復讐の幕を上げる時、それは惨劇の舞台として一つの国を亡ぼすのであった。
昂は復讐の道
を突き進む。他でもない、親友に止めてもらうために。
愚かで滑稽だと分かっていながら、止まることの出来なくなった昂を止めるため、親友たる男は妻を殺された復讐と分かっていながら、その背中を追うのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 09:01:30
79792文字
会話率:54%
──ある日、目覚めたら異世界でした。しかも「恋愛禁止」のお達し付きで。
藤本東弥(ふじもと・とうや)、17歳。恋に興味なし、戦闘スキル皆無、理性が取り柄の高校生。
そんな彼がある朝、突然巻き込まれたのは、剣と魔法と戦争の続く異世界だった。
「ここでは、恋愛が……禁止されています」
そう言われた瞬間、彼の運命は大きく変わる。
王都を治める騎士団が課した禁忌、それは恋愛感情そのもの。
なぜなら、恋は人の心を狂わせるから。愛は命を軽くさせるから。
だからこの世界では、恋は「戦力の崩壊」を招くとして禁じられていた。
そんな中で彼に与えられた役割は、最前線での戦闘ではなく、戦術と人心掌握を担う「作戦指揮補佐」
武器ではなく、言葉と観察眼で戦場を生き抜く東弥は、次第に「彼にしかできない戦い方」を見出していく。
だが、問題は戦争だけではなかった。
■生真面目で融通が利かない、けれど誰よりも誠実な騎士【レイナ・グレイウィンド】
■ツンデレ幼なじみで、過去を引きずる炎術士【セリナ・フェローズ】
■笑顔と優しさの裏に無自覚な爆弾を抱えた治癒師【ミリア・スノウ】
■知略と美貌を兼ね備えた貴族の女狐【イリーナ・ファルカス】
■まっすぐ過ぎて空回る、雷撃の剣士【ファーナ・ゼルヴァ】
この五人の少女たちは、いずれも東弥と深く関わり、彼に「恋してはならない」と分かっていながらも、想いを募らせていく。
けれど——恋心は、命令で止まるものじゃない。
感情が戦術を狂わせる。
想いが戦場の判断を鈍らせる。
それでも「好きになってはいけない」なんて、おかしいじゃないか。
禁じられた恋と、終わらぬ戦い。
心を通わせるたびに、誰かが傷つき、揺れる世界の中で。
東弥は迷い、悩み、やがて——「守りたい理由」と向き合う覚悟を得ていく。
最終決戦、そして「恋愛禁止令」が解かれるその日まで。
五人の想いと、彼が選ぶ「答え」とは──
これは、恋をしてはいけない世界で、恋をしてしまった人たちの物語。
戦いと恋の狭間で、それでも「好きだ」と叫びたかった、全ての人へ贈る、異世界戦記ラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 06:00:00
34521文字
会話率:51%
ある日のこと……男は仕事に疲れ、有休を使ってゲーム三昧の一週間を過ごす決意を固めた。その帰り際、楽しそうなゲームを手に入れてワクワクしながら帰宅。そして起動した瞬間、彼はリアルな世界に圧倒されて大きな衝撃を受けた。ゲームとは思えないほど自由
な挙動、魔法や技能といった特別な力に魅了されていく。死んでも復活すると思っている彼は無謀な行為も平然と行った。たとえ片腕が落ちても止まることはなく、命さえ惜しまない彼の姿は見る者を恐怖させた。だが、彼は知らなかった。この世界が現実であることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 22:07:15
162139文字
会話率:65%
「俺」はかつて住んでいた家を処分するため、何年も戻ったことのなかったその村を訪れる。寂れ、人気のなくなった田舎道を歩く俺は、かつての知り合い、山部幸子に出会った。再会を懐かしみ、共に歩く二人は、やがて一つの鳥居の前で立ち止まる。境内で遊んだ
、遠い記憶。幸子に誘われるまま、「俺」は長い石段を上がり始めた。忘れられた過去の中に、踏み入るように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 17:58:27
5024文字
会話率:49%
スマートフォン、画像の読みを途中で諦めている。
そんなのスマートなフォンじゃねぇです( ;∀;)
スマホの画像読み込みが、途中で止まる方、これで凌げましたよ!
最終更新:2025-06-01 22:11:48
1532文字
会話率:0%
ひだまりのねこさま主催『集まれエッセイ企画』参加作品です。
個人情報の提出に一歩立ち止まる、げんらにしてはちょっと真面目なお話。
自分の身、守れるところもありますよ。
最終更新:2023-11-11 10:49:28
3318文字
会話率:0%
ある日、聖女の力を失って教会から追い出されたホリー。着の身着のまま歩いていると、とある馬車が止まる。事情を聞かれて馬車に乗せられるとそこには熊のような大男がいて──
作者のやる気につながるので、読んでくださった方は是非とも評価やブックマー
クをお願いします。
★5でも★1でもつけていただけると幸いです
他の短編作品もまとめているので、是非読んでください。
人気があれば、連載するかもです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 22:30:00
3118文字
会話率:38%
粗…筋…
またここで、筆が止まるのだ。
正直、あらすじなんてどうでも良くない!?
3行読めば、だいたい良いか悪いか分かるでしょ!
それで終わりアルヨ!(古い)
最終更新:2025-05-31 12:28:46
81092文字
会話率:5%
初めまして。私は、山田 由梨。どこにでもいる平凡な女の子。だけど、ちょっとだけ腐ってしまっているの。そう、実はBL大好きな隠れ腐女子だ。
今日も、学校一のイケメン佐々木君を対象にして妄想を楽しんでいるの。『俺のことは、佐々木じゃなくて雌
豚と呼んでください』とか生声で聞いてみたいわ。
え?妄想が読まれている?そんなわけないじゃないっ!
以前、短編でのせた話に反響があったため、連載を作りました。
ストックはあまりないため、途中で連載止まると思います。感想や要望などあれば、頑張ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 21:22:29
14376文字
会話率:37%
浮環式メガシティ〈リブート・シティ〉では、午後五時になると街ごと“昨日”へ巻き戻る――住民の記憶さえも。
ただ一人、記憶を保持し続けるテンパり女子高生・夢見いろはは、百回目の金曜日を迎えてもなお同級生・瀬川遼への告白を言い出せずにいた。
リブート直前に天空へ裂けた緋色の亀裂と巨大な時計眼を目撃したいろはは、「〈コア〉を破壊すればループは止まる」と確信。遼を巻き込んで塔〈赫光スパイラル〉を駆け上がり、観測者として時の鎖と対峙する。
登場人物
夢見いろは
瀬川遼
クロノ・マスター
司書AI 頁魚
青木先生折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 01:11:49
2509文字
会話率:38%
異世界に召喚された聖女である「私」は、自分を召喚してきた神官に「ミーティア」という名前を貰い、仲間と協力して魔王を倒す旅に出た。無事、魔王を倒したミーティアは国王に褒賞として「誰にも会わないで暮らせる家」を所望する。
全てはミーティアに対し
て好意らしきものを向けてくるパーティーメンバー、第二王子のレイモンドから逃れるためである。無事、願いは聞き入れられ、ミーティアは行方をくらますこおで、二年の月日の間安寧の日々を手にする。
――しかし。
二年の間のお預けで膨れ上がったレイモンドの好意は止まることを知らない! 思い出の地にミーティアの名前を付けて国立公園を作り、隣国は併合し国名もミーティア連合国に変更済みである。ついにはレイモンドはミーティアの居場所を突き止め、結婚を迫る。
(うわ……重……)
愛が重くて暴走気味のヒーロー×いやそういうのはちょっと……ヒロインのドン引きラブコメディ♡
「いや、まだまだ休ませて欲しいです」
*
mixi2:異世界恋愛作家部・氷雨そら先生の、「愛が重いヒーロー企画」に参加しております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 15:18:27
17959文字
会話率:40%
氷の女神症候群《スカジシンドローム》――空気中に含まれる毒を吸うことで罹患する氷の病。症状は下がり続ける体温と寒気、それから外気の寒さへの耐性。患者の体温は日に日に下がり続けるが、たとえ普通の人間が生きられない体温を下回っても死ぬことはない
。
氷の女神症候群の患者が命を落とすのは、病の進行と共に体温が零度まで下がった時。完全に熱を失った肉体はみるみる凍りつき、最期の吐息と共に透明な氷へと変わる。
主人公のイヒカは隊商《キャラバン》で働きながら各地を回っていた。彼が所属するのは氷の女神症候群の治療薬と、その材料を扱う数少ない隊商。
治療薬はその希少性ゆえに高額となり、それを運ぶ隊商は頻繁に襲われる。
しかし隊商が止まることはない。自分達がやめれば同じ病で助かる者がいなくなる――かつて氷の病に侵された者としての責任と、過去への懺悔。
イヒカを始めとする氷に呪われた者達の、出会いと別れの物語。
■□第一章は毎日1話更新□■
※1章15万字前後、全6章予定。
※カクヨムにて公開している以下短編の長編版です。(内容的には本作の第一章終盤になります)
『白銀テイルフィリア』
https://kakuyomu.jp/works/16817330647686642456
※主人公達が正論っぽいことを言いますが、読み返した時に「どの口で言ってるの?」となる内容を目指してます。
※主要キャラが全員生き残ることは保証しておりません。苦手な方はお気を付けください。
※誤字脱字・日本語間違いの指摘はありがたいですが、それ以外に関してはこちらからお願いしない限り不要です。
©2023- 新菜いに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 09:12:46
1001883文字
会話率:55%
主人公の|三日月《みかづき》 |朱音《あかね》は、学校帰りに車に轢かれそうになった黒猫を庇い事故にあってしまう。
目を覚ました時に、神を名乗る美女 |朧《おぼろ》に朱音と黒猫を助けたと説明を受ける。
だが、助けた黒猫は死ぬ事を望んで
おり身勝手に助けた朧に対して怒りを巻き散らす。そんな黒猫に、 朧は今のままでは死ぬことは出来ないと告げる。
さらに朧は朱音と黒猫が天使になったことを打ち明け、黒猫が死ぬ為には朱音達を助ける為に二つに割った人間に奇跡をもたらす結晶〝|運命の賽《フォーチュン・ダイス》〟を元に戻す必要がある事を打ち明けた。
その後は朧に連れられ初仕事を終えた朱音と|蒼音《あおね》と名付けられた黒猫に、自分の事を知ってもらう為に朱音の実家や朱音の体があるクリスマス・パレード総合病院に向かった。
その病院は朱音の一族が建てた病院であり、朱音は自分の寝顔を見ながら自身の過去を振り返る。
それは、朱音が十歳の時に両親とハイジャック事件に巻き込まれた過去を打ち明ける。
そして蒼音と少し打ち解けた朱音は、蒼音の事を知る為に蒼音の母猫の死んだ場所に向かうがそこから死体が無くなっていた。
すると、朱音達の前に謎の男 |弔《とむら》が現れ自分が母猫を埋葬してことを告げた後に朱音達は弔の過去を知る事になった。
弔はかつて、朱音と同じハイジャック事件に巻き込まれた過去を持っており彼が朱音を助けた張本人でだった。
その後はテロの強要や政府に見捨てられた事をきっかけに神に裁かれるためにテロ活動を続けていることを告げて、動揺する朱音を弔は銃で殺害し爆破テロを起こすためにその場を後にする。
だが死ぬ事の出来ない朱音はすぐに復活し、恩人を止める為に再び弔の前に立ちふさがり自分が弔に助けられたことを打ち明け自首することを提案するがそれを拒絶される。
最後には蒼音に自分の体を乗っ取られ弔を殺害してしまい、朱音はやってきた朧に憎悪をぶつけて飛び去ってしまう。
朱音は実家に逃げ帰り塞ぎ込んでいたが、蒼音に叱咤され自分は立ち止まる事は許されないと自らを奮い立たせるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 23:16:12
52597文字
会話率:34%
貴族の三男として生まれたシャリクは、魔力も剣もからきしダメで、家族にも見放されていた。竜騎士団の適性検査でも「ゼロ判定」を突きつけられ、すべてが終わったと思ったそのとき――彼の中で、何かが目を覚ます。
頭に響く、聞いたこともない言葉。手の
甲に浮かぶ古代紋章。そして、空気を揺らすほどの力。
それは、千年前に封印された“皇竜”の魂だった。
目覚めた力は、各国の“竜姫”たちの目にも止まる。彼のもとへとやってきた彼女たちは、剣を捧げ、忠誠を誓い、時に恋さえ語り始める。
だが、皇竜の継承は、大陸の均衡を崩す引き金でもあった。竜騎士団は彼を戦力として囲い込みに動き、封じられていた“邪竜”までもが目覚めようとしていた。
最弱と蔑まれていた少年の中に、世界を変える竜の力が宿る――戦乱と陰謀、そして恋の狭間で、シャリクの運命が大きく動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 21:10:00
51304文字
会話率:15%