子爵の娘に生まれた『彼女』は、裕福な下位貴族か商人の家に嫁いで姉を支えることが求められていた。
そんな中、家の書庫で調べ物をしていた彼女は不思議な短剣を手にする。短剣は古の魔術師の魂の依代であり、対価を支払えば魔術を教えてくれるという
。彼女は美しい黒髪を対価に魔術を習い、両親姉に知られることなく薬師ではなく錬金術師となるのであった。
――― 彼女は世界を変えたいと願っていた ―――
これは、『彼女』の始まりの物語―――
◆第三部 騎士学校
□第一幕『フルール分隊』
□第二幕『初心者講習』
□第三幕『ワスティンの森』
□第四幕『ロマンデ遠征』
□第五幕『鉄腕』
□第六幕『地下墳墓』:王都の集団墓地跡、中等孤児院建設予定地に未だ残る地下墳墓。その周辺では不審な存在が確認されていた。
□第七幕『ミアン』:帝国・連合王国領と接する東北の要衝『ミアン』。騎士学校の生徒は、再び遠征をおこなう。その最中、巨大な敵が彼女たちを襲う。
□第八幕『防衛戦』:『ミアン』に迫るアンデッドの軍勢に気が付いた彼女と伯姪は、包囲を突破し『ミアン』に入城。市民軍と騎士学校の騎士見習を指揮し、援軍の到来まで戦う事を決意する。
□第九幕『オリヴィ』: ふらりと現れた美男美女の冒険者二人組。帝国の冒険者として最上級のヴァンパイアハンターのパーティーが入城するも、防衛戦は厳しさを増していく。
□第十幕『レンヌの醜鬼: レンヌ公国へ向かう王女の護衛という遠征演習。彼女たちはその昔起こった一連の事件の黒幕を思い出す。
◆第一部 十三歳 『代官の娘』『アリー』『辺境伯』『レンヌ』『公都訪問』『孤児院』『ブルグント』『従僕セバス』『猪狩』『ヒル・フォート』『レヴナント』の全十一幕
◆第二部 十五歳 『ルーン』『ガイア城』『兎馬車』『ノーブル』『サボア公国』『メリッサ』『タラスクス』『副元帥』『聖都』『デビュタント』の全十幕
200824「この作品はカクヨムでも掲載しています」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 12:00:00
4494544文字
会話率:56%
都内の高校に通う松岡優斗は彼女にフラれ落ち込んでいた。フラれた翌日、登校中に女子中学生が二人の男に絡まれている所に遭遇する。空手の都内チャンピオンの優斗は苛立っていた事もあり暴力も辞さない覚悟で止めに入ると二人組はスゴスゴと引き下がった。助
けた少女は宮里みのりと名乗り優斗に〈未来の日本を救ってくれ〉と突拍子も無い事を頼んできた。呆気にとられる優斗にみのりは〈私は未来から来ました〉と告げる、馬鹿馬鹿しくて帰ろうとするとみのりは〈私が未来から来たと証明する〉と言いそれを証明した。そして優斗が未来の日本を救う条件とは〈特定の女性と恋人になれるように口説いて欲しい〉というモノだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 07:40:00
80324文字
会話率:40%
小学四年生のタカヤとショースケが宇宙警察として頑張る話。
物語全体は繋がっていますが、基本的には1話完結型です。
不思議な力を持つタカヤと、発明が得意なショースケ。
二人はこの春から新人宇宙警察として、地球の小さな田舎町である時目木町を
守ることになりました。
様々なET(宇宙人)を助けたり、はたまた宇宙に飛び出したり…
二人の慌ただしい日々が始まります。
…あれ、どうやらタカヤには大きな秘密があるみたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 16:14:02
191771文字
会話率:48%
――朝起きたら、妹が異世界に召喚されそうになってた。
魔術師である藤代悠真は、妹の召喚を阻止するべく魔術を行使する。
無事に妹と共に学校へ登校するも――その日の夜、悠真は異世界からやって来た謎の二人組に強襲されてしまう。
死を覚悟した
悠真を救ったのは、同じく異世界からやって来た可憐な槍使いの美女だった。
「もう大丈夫よ。私が、あなたを守るから」
現代と異世界……二つの世界の魔術師たちによる、異世界の命運を握る聖女を賭けた戦いの幕が上がる――。
※今作はカクヨムにもを掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 12:00:00
307673文字
会話率:36%
銀河帝国が銀河連邦になって、平和に交流が始まった頃、宇宙を股にかけて飛び回る宅急便ならぬ卓急便の猫?と娘?の二人組。
単なる荷運びのはずが、大きな事件に巻き込まれ…
そしてそれはこの家系の数奇な物語の始まりだった。
最終更新:2024-10-03 22:43:33
23213文字
会話率:49%
ある街で起きた銀行強盗事件。多くの犠牲者が出たが、主犯格の男は捕まっていない。警察官をも巻き込み、カーチェイスまで繰り広げるハリウッド映画のような事件だと批評されている。
同じ日の同じ時刻、同じその街で起きたもう一つの事件がある。多くの
犠牲者を出したが、こちらは事件の概要すら曖昧だ。ヤクザ者が関係しているらしいが、抗争ではないようだ。女関係の縺れという噂に信憑性がある。警察の発表では、女性が主犯とされているが、その身元は判明していない。
一方、巷ではこんな噂が蔓延している。二つの事件は繋がっていて、主犯格の二人が恋人同士だというもの。そう考えると、事件の中での不可解な部分を説明する事ができる。最後に犠牲となった男は、銀行強盗事件の主犯格の相棒だった。そして、その男を殺したのが、身元不明のその女性。多くの目撃証言から、それは間違いないと思われている。
今もまだ、事件は未解決だ。犯人は二人組で、少し前に話題になった連続銀行強盗事件の犯人と同じだとの噂もある。が、真相は不明だ。銀行内で工員を一人殺し、たまたま立ち寄っていた警察官を人質に現金とパトカーを奪って逃走した。その警察官も死体となって発見されている。その後追いかけてくる刑事とはカーチェイスを繰り広げ、通行人などを犠牲にしていく。
女性が主犯の事件では、ヤクザ者が数人犠牲になっている。こちらでも暴走した車が多くの犠牲者を出している。その発端が、ホテルから始まった事はつかめている。彼女がヤクザの組長に追いかけられていた事も明らかになっているが、追いかけていた組長は、車で踏切内に立ち入り、電車に跳ねられ死亡した。
一連の事件の主犯格二人は、事件の収束とともに一旦は姿を消しているが、その後に仲睦まじい姿を発見されている。新たに発生している連続銀行強盗の容疑者でもある。
この物語はそんな一連の事件の中で亡くなった犠牲者の物語である。映画の中では、アッという間もなく死んでしまう通行人や引き立て役が多く存在する。人間にはそれぞれの物語が存在している。例え言葉もなく死んでしまうヤクザ者の下っ端にさえ、生きた分だけの物語が存在している。幾つもの犠牲者達の物語が繋がり、一つの大きな物語が見えてくる。
この物語は、そんな群像劇であり、アクションでもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 19:08:31
42798文字
会話率:8%
オタクに理解があり陰キャにも優しいギャルなんて幻想だった。
宇津木太一。ぽっちゃり体系のインドア派。
ある日クラスでカーストトップのギャル、不破満天が彼氏にフラれる場面に居合わせた。
しかし太一は彼女がフラれた理由を聞いて思わず吹き出して
しまい、不破からの怒りを買ってしまう。
不破が彼氏にフラれた理由、それは――彼女が太ってしまったことだ。
校舎裏に連れていかれた太一は不破から詰め寄られた末に、
「あたしのダイエットに付き合え!」
自分をフッた相手、そして自分を陰で笑ったクラスメイトに復讐するため、不破は太一を巻き込んでダイエットに挑む。
しかし、カーストトップとカースト底辺の二人の関係が対等な筈はなく、太一は日々、不破に降り回れる日々を送ることに…
ひょんなことから始まった二人の交流。
凸凹な二人組の関係は、徐々にその性質を変化させ、バグって行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 22:35:24
647217文字
会話率:44%
「フクちゃんってさ、字面(じづら)がユーチューバーに似てるよね」。
私と彼女はコンビのマンガ家だ。今日もマンションの一室で、パートナーである彼女が相変わらず訳の分からないことを言ってきた。今はお昼で、差し迫った仕事もないから付き合ってあげ
よう……
『六月の読切(よみきり)』に出てきた、マンガ家二人組が再登場です。
カクヨムに投稿しています→https://kakuyomu.jp/works/16818093085812929739
またアルファポリスにも投稿しました→https://www.alphapolis.co.jp/novel/566222062/873910460折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 13:59:38
6964文字
会話率:70%
「女性キャラの足って、重要だと思うの」。私たちはマンガ家二人組で、そして私のパートナーが、そんなことを言い出した。
読切(よみきり)マンガのネーム、つまりマンガの下書きの提出期限は今日で、ストーリーもキャラクターも決まっていない。パートナ
ーは会話を求めてくるし、これでネームは完成するのだろうか?
カクヨムに投稿しています→https://kakuyomu.jp/works/16818093080133489828
またアルファポリスにも投稿を開始しました→https://www.alphapolis.co.jp/novel/566222062/136890150折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 13:48:14
8070文字
会話率:78%
人類と魔族が相争う世界。聖女とは魔族との決戦が近い時に人類側に出現するとされている伝説の存在。
優しすぎる少女は無愛想な魔法剣士と気のいい戦士の二人組と出会う。
彼女らの行く末は何処。
こちらの話はカクヨム様にも同一名義で投稿しています
。
カクヨム様には先行して投稿していますが、話は同一です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 17:00:00
300010文字
会話率:61%
エルフ族の少女アベルは、エルフの里で除け者にされて育った。ある日、アベルが家に帰ると、そこには見知らぬ二人組がいて……。この二人との出会いが、アベルのその後の人生を変える。もちろん、良い方向に!
お転婆で甘えん坊、時々泣き虫な少女の、
ほのぼの成長物語。
理想の男性像は? 父さんみたいな人!
※『転移先が大魔王城ってどういう事よ?』『白亜の騎士と癒しの乙女』のスピンオフ作品です。前作を読まなくても楽しんで頂ける構成にはなっていると思いますが、併せて読んで頂けるとより楽しめるかと思います。
※毎週土曜日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 12:45:49
530685文字
会話率:62%
季節は秋、満月の輝く夜に、とある噂が広まっていた。とある青年はその噂に巻き込まれ、奇妙な二人組に出会う。果たして、その先に待っていたものとは?
最終更新:2024-09-28 06:39:17
3741文字
会話率:29%
私はいつもと変わらない日々を過ごしていたはずだった。
平凡に一人暮らし。それが私の幸せな生活だ。
なのに、ここ最近変なことが起きるようになった。
例えば、目の前にどこからともなく植木鉢が落ちてきり、一昨日なんて虫の死骸が玄関前に落ちていたり
等々。
今なんて帰ってきて、郵便ポストを見ようとしたら長く黒い髪の毛の束が詰め込まれている。
こういう時はきゃあと悲鳴を上げるとか誰がこんなことをっと怒鳴りそうになるとかになるはずなのに普通に片づけ大変だなとしか思えないのだ。
とはいえ、郵便ポストの中身を確認しないといけないわけであるが髪の束が邪魔過ぎて取れない。これを取り除かないといけないのだが触りたくない。
生理的にも手袋を用意すべきかとそれを放置して部屋から取って来ようとする私に声が掛けられる。
「そこのお姉さんっ。何かお困りのようですねぇ」
そこに立っていたのは女子高生二人組。
「それに触らない方がいいですよ?だってそれ、呪いですから」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 16:10:00
6983文字
会話率:42%
魔力が生まれつき備わっていない、片目が開かない、瞳の色が吸血鬼を連想させる深紅の瞳、髪が一定以上伸びない。
インゼイル王国の第四王女として産まれた『エデン』は、これらの理由で理不尽なまでの不当な扱いを受けてきた。
根も葉もない理由で悪
女と罵られた彼女は、いつか周りの人間を見返してやると己に近い、只管に勉学に励んだ。
培った知識は計り知れず、彼女の知恵は十六の歳になった頃には既に大人顔負けのものとなっていた。
己の力で環境を変える、その目標を実現するために、エデンは実力至上主義で有名なセレスアスティア学園に入学する。
そこでは実力こそが正義であり、実力さえあれば誰であろうと入学から卒業までできるという、この世界では特殊な部類に入る学園だった。
そしてその学園には、特殊な制度がある。
それは『プリンセス・ア・ナイト制度』というもの。それは学園の女子生徒がプリンセスとなり、男子生徒がナイトとなり、それぞれ二人組のタッグになるという制度だ。
プリンセス・ア・ナイトとなった二人は卒業までにクリアしなければならない課題が課せられる。
それは、他のプリンセス・ア・ナイトとなった二人と戦い一定以上の戦績を収めること。
できなければ卒業はできず、収めることができれば何であろうと卒業ができるという。
エデン――彼女は、己の存在価値を証明するためにこの学園に入学し、そしてプリンセス・ア・ナイトとなって卒業を果たす為に尽力する。
しかし、悪女と罵られてきた彼女は学園に入っても変わらず、周囲から蔑まれることになる。呪われた女、魔女、そして悪女。エデンは多くの人間から理不尽に侮辱され、その度に心に傷を刻む。
反骨精神で今まで自分を誤魔化してきた彼女は、やがて限界を迎える。
心に刻まれた傷は永遠に癒えることはなく、誤魔化してきた自分もやがては崩れてしまう。
立ち上がれない、立ち上がりたくない、もうこの世界から消えてなくなりたい。
ナイトとなった相手にすらも殺意を抱かれ、殺されそうになったとき――
彼女の為の騎士は現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 22:53:03
58945文字
会話率:30%
女子高生の琢海はぼっちであった。定年間近の野沢先生の勧めでギャル二人組と友達になることとなった。
ありま氷炎様の月餅企画作品です。
最終更新:2024-09-17 00:00:00
3305文字
会話率:39%
『文具ひろば』という文具店を営む兄弟、影野瞬(かげのしゅん)と影野静(かげのせい)のもとに、近所に住む陣田与一(じんだよいち)通称陣さんからある相談が持ち掛けられるのです。『月日新聞』の勧誘がしつこく、住民達は困り果てているといいます。相談
を引き受けた彼らは本来の姿でつくもがみと組み、封印の力を使って勧誘の二人組を凝らしめるのでした。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-14 00:35:00
2597文字
会話率:0%
拷問術という魔法に秀でた魔導士マスタは、街一番の美女の告白を断ったことで街中の嫌われ者になってしまう。
仕方なく一人で仕事に向かうマスタだったが、その途中で二人組の少女たちに出会う。
最終更新:2024-09-07 14:44:44
8444文字
会話率:29%
おバカ警官二人組による日常業務コメディー。
最終更新:2024-09-07 10:12:03
1273文字
会話率:0%
幼い頃から夢見ていた冒険家になるために、祖母のもとで修行をつみ12歳にしてクラス魔女を得る。都の方からくる承認や冒険家の話を聞いていて、15歳になったら迷宮都市に旅立つことを決意し、長く辛い修行にもめげず、身体と魔法と錬金術を鍛えてついに旅
立ちの時がやってきた。
初心者ギルドに登録してカードを作り、ついに本格的な冒険が始めるために、まずは仲間となる人を集めよう。
条件がマッチしている二人組の冒険者に声をかけてみると、いきなり迷宮に挑むことになるのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 13:41:47
52845文字
会話率:42%
大陸の西に位置する小国サリア王国。
その中にある森の中に存在する小さな屋敷。
そこで複雑な事情を抱えた若き少年騎士シラフ・ラーニルと幼い頃から彼と長い時間を共に過ごす小妖精リン。
そして、身寄りを失った二人を引き取った謎の多き義理
の姉であるシファと共に平穏な日常を過ごしていた。
そんな少年シラフは、十剣と呼ばれる大陸最強の騎士の一人に選ばれる程の存在である。
十剣に必要な資格、それは世界各地に散らばる神器と呼ばれる装飾品に選ばれる事が唯一の条件。
彼はサリア王国始まって以来の最年少で神器選ばれ、その中でもかつて王国最強と言われた英雄が身に着けていた炎刻の腕輪と呼ばれる炎の力を司る神器に選ばれていた。
しかし、幼い頃に受けたトラウマにより選ばれた炎の力を扱う事が出来ずに時は流れ付いたあだ名は無能の騎士。
そんな彼であったが、とある事情で世界一の学院国家であるラークへの編入が義理の姉と共に決まっていたのである。
シラフ達は、自分達と同じく学院国家へと編入する得体の知れない二人組ラウとシンと会遇する。
学院で待ち受ける再開と出会い、それ等を重ねてシラフは成長していく
しかし、その裏で世界は大きく動き始めていた。
これは、彼が真の騎士となるまでの物語………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 21:36:48
1387370文字
会話率:36%
一人の幼い少女が暗闇の中をひたすら走っている。
ハァハァと吐く息が白くなる冬の寒い時期だった。
何時から走っているのか、足は縺れる縺れる。
フラフラしながら動く足は止めない。いや、止めてはいけない。止めたら最後。
少女はずっと追いかけてくる
親だったモノをちらりと見ながら走る。
「あっ、、、」
雪に隠れていた木の根に引っかかっり、盛大に転けてしまった。幸い雪が積もっていたので大した怪我はしなかった。
怖さと寒さで我慢しきれなくなった少女は大きな声で泣いた。
助けて、怖いよ、寒いよ。
幼い子供の拙い語彙力で全部を説明するのは出来なかったが、吐き出したように叫んだ言葉は全て本心であった。
バケモンが近付き、少女を殺そうとした時、黒色の軍服を着た青年二人組がバケモンを倒していた。
倒し終えると震えている少女を一人が抱き上げ、名前を聞いた。
「君の名前は何かな?」
「、、、ルナ、、、」
「ルナちゃんか、いい名前だね」
優しく微笑む男性。
「ほら、オウバイも抱き上げてみなよ!」
ルナを抱き上げた青年は刀を持ったオウバイと呼ばれたに話しかける。
オウバイは言った。「ショウゾウ、その子はどうするんだ?」
ショウゾウはルナを抱き上げながら言った。
「本部で保護しよう」
「却下」
「え〜、、、」
却下という返答に納得いかないのか怪訝そうにオウバイに目を向ける。
「東京支部で良いだろ」
オウバイの出した案に渋々納得し、ルナは東京支部に保護されることになった。
それから十一年の月日が流れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 07:46:34
16837文字
会話率:34%