公爵令嬢ヘンリエッタとの婚約破棄を宣言した王太子マルグリスは、父王から廃嫡されてしまう。
マルグリスは王族の身分も捨て去り、相棒のレイニーと共に冒険者として生きていくことにするが、そんな彼をヘンリエッタが追いかけて来て……!?
素直になれな
い三人の、ドタバタ冒険ファンタジー。
※「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 19:00:00
105124文字
会話率:29%
光の王国、フルゴール王国には、異なる家系の魔法使いの二人が、互いに誓いを立てていた。
ある日、王国でクーデターが発生し、世界を闇から守る結界が崩れ去った。
これは、過去の栄光を取り戻すための旅の物語である。
最終更新:2024-10-14 13:59:33
3985文字
会話率:50%
とある農場で、劣悪な労働環境で働かされていたライアス・エーデルワイスには妹がいた。妹のレイニー・エーデルワイスは呪われていた。妹は周囲から憎まれ、虐げられていた。そんな世界がライアスは憎くてたまらなくて、嫌いだった。妹に襲いかかる悪意を共に
負い、反抗し、怒りを振りまいて生きてきた。そんなライアスに、呪われた子である妹は負い目を感じていた。ある日、妹はライアスの前からいなくなった。この広い国のどこから姿を消したのだ。ライアスは妹を探して旅に出る。たったひとりの家族である妹はライアスの全てだった。失うわけにはいかなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 12:41:56
124546文字
会話率:54%
「お前を愛することはない」
そう冷たく言い捨てる目の前の美丈夫、わたくしの大好きなリヒト様。
リヒト・デ・オウラ・リーエールシュタイン侯爵。
この婚約が政略婚的なものだというのは重々承知している。
そもそも、成り上がりの男爵家の令嬢程度の
わたくしが、若くして侯爵位を継いだリヒトさまのお相手に選ばれるなんて普通だったらありえる話ではない。
お金で爵位を買ったと蔑まされているレイニーウッド男爵家はそれこそほんとうにお金だけはある家で、歴史あるリーエールシュタイン家を支えるためにと、リヒト様の後見人であるロックマイヤー公爵様の口添えのおかげでこうして彼のパートナーとなるべく婚約式にまでこぎつけた、のだけれど。
やっぱり彼、リヒト様はそれを快くは思ってくださらなかったみたい。
わたくしはリヒト様が大好きだ。
それこそ、生まれる前から好きだ。
最初にこのマギアクエストの、私が大好きだったゲームの世界に生まれてきたと理解した時には歓喜したものだ。
あのリヒト様に会えるかもしれない。
お近くで一目見る事ができるかも、そう思うだけで幸せだった。
私の最推し、薄幸の美少年、リヒト・デ・オウラ・リーエールシュタイン侯爵。
若くして両親を事故で亡くし、愛を知らずに育った少年。リヒト様。
悪いおじさんにお家を乗っ取られそうになったところでロックマイヤー公爵に助けられて、侯爵となった彼。
そのどことなく影を背負った姿に、私はメロメロになって。
そんな彼、ゲームのヒロインの男爵令嬢のことを憎からず思っていたけれどなかなか恋にまで発展しない、というジレジレキャラで、私もけっこう攻略に苦労した記憶が残ってた。
このルートのヒロインは、男爵令嬢という情報しかない、そんなキャラだ。
マギアクエストは自キャラの名前も容姿も全部自分で決められる。
私は雨森亜里沙という本名をもじって、アリティシア・レイニーウッドって名前でゲームをしていたから……。
てっきり自分の事をヒロインだって思い込んでいたのだ。
でも。こうしてやっと婚約者にまでになれて喜びすぎて肝心の彼の気持ち、好感度も含めて、考える事ができなくなっていた。
なのに、ほんと、どうしよう。
彼の人生を狂わせてしまうような真似、したくない。
だったら……。
もうわたくしにできる方法はたった一つしか、思い浮かびませんでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 09:36:58
6038文字
会話率:18%
王妃、レイニーマインは従順な妻だった。公爵令嬢として当時の王太子に嫁ぎ、まだ世継ぎには恵まれていないものの幸せな日々を送っていると思っていた。
しかし。
ある日夫である王クレインが腹違いの妹のリリスと浮気しているのを目撃してしまう。
詰
め寄るレイニー。開き直るクレイン。
そして聞かされる、リリスの懐妊。
全てはレイニーに子ができないのが悪いのだと、そう言い放つクレインに。
それでも、王妃としての政務は今後も続けさせてやる、と。
お飾りであっても、王妃の座はお前にくれてやる、と。
そんな虫のいい話にとうとうキレたレイニー。
「いいです。お飾り王妃の座なんかいりません! 離縁、してください!」
「ふん、お前のようなグズを王妃にしてやった恩も忘れてそれか。ああわかった。離縁してやる」
「最後に、わたくしたちの後見人となってくださった帝国皇帝陛下にご挨拶をしたいと思いますが」
「ああ、そうだな、皇帝陛下にもお前と離婚してリリスと婚姻を結ぶ旨を報告しなくてはな。しかしいいな、余計なことは言うなよ。説明は全て私がする。そもそもお前など、私の妻でなければ皇帝陛下の御前にもあがる資格はないのだからな!」
学生時代。
王太子だったクレインの後輩として生徒会に参加したレイニー。
当時、慣れない会計の仕事を一生懸命にこなしていたものの、思わぬミスや間違いをしてしまい落ち込む彼女に。
厳しくも、温かい目を向けてくれたクレイン。
だからか。
こうして婚姻し王妃となったその後も、二人の関係は当時の先輩と後輩のように。
王妃として頑張って国家経営に励むレイニーに。
苦言を言うだけの王、クレイン、という構図がいつの間にかできていた。
それでもいい。
それでもわたくしが頑張れば、国のためにも愛するクレインのためにもなると。
そう思って頑張ってきたのに。
裏切られた王妃レイニーマインの復讐ものがたり!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 21:56:42
51564文字
会話率:24%
「はぁ…私の待ち人は一体いつ現れるんだ。
本当に、いつまで私を待ちぼうけさせる気なんだ!」
ホウキで空を飛びながら月に向かって吠えちゃう魔女、グレイニードル=ポピ=ブラウシュカ。
「あいつを待っている間に暇潰しでしてきた善行で今や私は
高名で偉大な魔女、この人生に足りないのはあとはお前だけなんだ、ソレリ!」
――果たして魔女の恋のゆくえは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 22:31:04
683文字
会話率:30%
雨の日にだけオープンするカフェに纏わる物語。
最終更新:2024-03-16 16:03:18
772文字
会話率:34%
夕陽が染まる草原で一人の少女の声が辺りに響き渡る。
「ハルタ~ン!どこにいるの~! ハルタ~ン!出ておいで~!」
ご主人様の可愛い声が聞こえる…… 急に居なくなった俺を探しているんだな!
『ご主人様! 俺はここだー! 今、行くから待っ
てくれ!』
俺は少女に近づき、両手で俺を持上げた。
「も~ どこ行ってたのよ。心配したんだからね!」
そう言って、俺の胸に顔をうずめた。少女は笑いながら俺に向かって、
「じゃあ、暗くなってきたから早く帰りましょう」
と言い、俺を両腕で抱っこをして歩き始めた。
横からお嬢の専属メイドのレイニーが
「まったく、どこに行ってたんですか? お嬢様は本当に心配してたんですよ!」
と言いながら指で俺の顔をツンツンと突いてきた。
「きゅーう きゅーう 『ごめんよ! ご主人様!』」
そうして、ご主人様と帰路についた。
短編小説 『いじめられ公爵令嬢と異世界転移たぬきのモフモフ! ~おまえらに俺のばけ学を見せてやる!~』の連載作品になります。
『追放?された第三王子と魔境の森の魔女の村 ~第三王子は王様を目指す~』も併せてお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-12 03:00:00
15805文字
会話率:40%
この世界は滅びかけている。
突如凶暴化し、日々多数の人間を蹴散らしていく『怪物』と呼ばれる生物達。時に炎を吐き、時に氷を纏う『怪物』に手も足も出ず、魔法もスキルも持たない無力な人類は徐々にその生活圏を縮めていた。
そんな人類における唯一
の救世主。その名もノックス・レイニー。
世界でただ一人異世界へと繋がるゲートを開くことの出来る彼は、今日も異世界から強力な力を持つ人間を攫い『怪物』達へと突撃させていた。
これは、あまりに無力で、あまりに無責任な救世主達が人任せに世界を救う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 09:00:00
5204文字
会話率:39%
伯爵家令嬢レイニー・カーソンは誰にも言えない秘密を持っていた。
それは、この王国に仕える暗殺者だという事。
そんな私の次の依頼が「ワイルズ公爵家当主の"妻"となり、身辺を護ってほしい」だなんて。
恋愛もしたことない私がど
うやって妻なんて演じるのよ!!
そんな彼女と、意地悪なイケメン公爵様の甘い物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 23:24:30
46891文字
会話率:29%
とある雨の日に異世界にトリップしてしまった主人公、レイニー。
森の小屋に住むおじいさん、ザルドが助けてくれこの世界に来た理由を告げれる。涙を流しながらも食べたザルじいの料理に感銘を受けたレイニーはこの世界でも自分たちのいた世界の料理の味を
知ってもらいたいと思った。
そんなある日森で行き倒れている青年を発見し助けるとその青年は冒険者という職業に就いていた。冒険者に興味が湧いたレイニーは助けた青年、リトと共に冒険者に。
冒険者として頑張る中やはり前にいた世界の料理を色んな人に知ってもらいたい気持ちを捨てきれず、ザルじい提案のもと、喫茶店を立ち上げることに。
リトの手伝いもあり、3人で喫茶店を始めた。
冒険者と喫茶店、二足の草鞋で今日も頑張って開店します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 21:15:49
330944文字
会話率:63%
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロイ
ンと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
この作品はアルファポリス様にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 21:34:31
256138文字
会話率:53%
セロトニン分泌抑制物質を含んだ雨は、〈レイニーブレイニー〉と命名された
本作は『カクヨム』様にも掲載しております。
最終更新:2023-01-16 22:19:04
1182文字
会話率:24%
神殿でギフトを授かる儀式の途中、貴族令嬢で騎士見習いのレイニーナ(12歳)は前世の記憶を手に入れた。
ゲームの無い世界に転生した事に絶望したと思いきや、私の授かった異能は「プレイヤー」、婚約者のアルベルトは「アバター」……何それアベルを使っ
てゲームで遊べるの?
次々と追加されていくアプリ……「ビーストハンター」「あつまれ聖獣の森」「ときめき王立学園」……って、ガチャまであるの!?
ゲーマー令嬢は前世の知識を活かして遊び抜く⁉
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初投稿です。
BBAが創作欲を満たしたいが為に書いてるだけなので、辛口のツッコミはご容赦頂けると幸いです。
色々とあるネタから完結出来そうなものを選んでみました。
基本的にはコメディタッチですが、所々残酷描写があったり、ヒロインが時々下ネタ発言したりするので苦手な方はご注意下さい。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 19:57:29
96518文字
会話率:43%
王室の末端メイド、メアリはハーメルン王国第一王子、レイニーに秘かな恋心を抱く。
しかし、雑務がメインの末端メイドであるがゆえ、レイニーに直接会う事は叶わない。
いつかはレイニー様に直接お給仕したい──
メアリはその目的を胸に抱き、雑務
に従事する。
そんな彼女の一番の楽しみは、月に一度開催される王室グッズのチャリティー販売会。そこに出品されるレイニー王子の肖像画を入手する事。
果たして、メアリは無事に肖像画を手に入れる事は出来るのか?
*初めての異世界恋愛小説です☆
つたない文章ですが、楽しんで頂けたら幸いです。
*ハッピーエンドをお約束します☆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 19:12:14
5736文字
会話率:41%
夜会でのエスコートもなく、そばにいてくれないばかりか他の女性と一緒にいる婚約者。侯爵令嬢のエミリアはそれだけではなく他の令嬢からの嫌がらせも受けていた。そんなみじめな自分が嫌になり一人で帰ろうとしたところで、乱暴目的の令息たちに追い詰められ
、エミリアは神の審判から奈落の底に落ちていった。気が付いたら、12歳の婚約の挨拶の日に戻されていた。婚約者を一切かえりみなかった氷の騎士のレイニードの様子が何かおかしい?私のやり直し人生はどうなっちゃうの?
アルファポリスで掲載→加筆修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 14:57:29
248818文字
会話率:26%
第3次世界大戦により荒廃した世界が、人々により復興していった後の話。
世界統治国ポラリスが世界の統治を行う中、影で謎の"死神"が動き始めていた。
世界統治国ポラリスに対する、レジスタンスにより建国された、無類国家パン
ドラの領地に住む自称マッドサイエンティストのレイニーの息子である、シリウスはある日、父親のレイニーの謎の死に直面する。
父の死、世界の運命、そして死神。
シリウスの選択と、世界を巻き込んだ反逆の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 04:22:29
4045文字
会話率:56%
罪人だったレイニーは突如として眩しい光に包まれた
目覚めたらそこは草原だった
あまり魔法理論が発達してない世界でレイニーは革命を起こす!!
最終更新:2022-06-22 00:00:17
3605文字
会話率:90%
レイニーはいつもニコニコと笑う町の変わり者。そんなレイニーを私は嫌っていた。そんなある日、隣国の王子様がやってくる。
最終更新:2022-06-05 04:44:34
4545文字
会話率:42%
開いているようで、閉じている。
閉じているようで、開いている。
小さな箱庭の中で、あなたはどんな夢を見ますか?
子ども以上、でも大人未満。
そんな高校生たちが、それぞれに描く夢の軌跡。
これは、夏の始まりに綴る、青々とした新緑のような
お話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 20:22:55
33880文字
会話率:37%
彼の名前はレイニーゴ。
かつては日本人社畜だった人間だ。彼の自己破滅的な社報精神もむなしく大病を患い、結果として命を落としてしまう。
それを哀れに思った“神の使い”の手により、病気療養中にのめり込んだゲームの世界の元になった異世界へ強
制的に転生することになる。
そして、転生得点として一つ能力を授かるのだが、“神の使い”がどうにも手を抜いたらしく、酷い有様で転生してしまったのだった。
彼に課せられた使命は一つ『人の責務を全うせよ』。だがしかし、授かった力がそれを全力で邪魔をすることになる。
これはレイニーゴの苦悩のお話し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 21:16:50
467943文字
会話率:29%