かつての英雄アン·テネシーグレッチは、地球の軍隊に所属し、新人兵士の教育を担当しながら、戦争で親を失った孤児たちを集めて育てていた。
彼女は自らの戦闘経験を活かし、若い兵士たちに戦術や技術を教える日々を送っていた。
ある日、アンは旧友の
軍人メディスンやエヌエーから連絡を受ける。
彼らはムーグツーで開催される連合国軍の観艦式に参加するため、アンを誘い、子どもたちにもパレードを見せるために一緒に行こうと提案する。
アンは旅行がてら宇宙のコロニーへ行くことを決意する。
観艦式の最中、突如としてノピア·ラシックが新生ストリング帝国の総帥としてムーグツーへの侵攻を開始。
数年前の戦いで生死不明となっていたノピアが現れ、連合国軍の観艦式は襲撃を受け、主力艦隊は次々に落とされていった。
アンは子どもたちと共にコロニー内のシェルターに隠れたが、そこで連合国の上層部の娘を助けることになり、再び戦いの渦中に巻き込まれていく。
彼女はかつての仲間たちとの絆と、守るべきものへの強い思いを胸に、因縁の相手――ノピアの野望に立ち向かう。
果たしてアンは、ノピアの脅威を打ち破り、平和を取り戻すことができるのか――。
『マシーナリーズ・メモリー~機械化する少女』『その手に見えるは機械装甲』『脳の歪みは彼女のために』と続いた壮大な最終章が、今ここに幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 05:28:49
65594文字
会話率:29%
砂漠の大陸サハラーウ。
ここは七つの小国以外は、すべて無法地帯となっている場所。
そんな大陸で生まれた女ワヒーダは、盗賊をやっていた両親を殺され、その後、両親を殺した傭兵に育てられた。
その後は親代わりとなった傭兵も戦場で殺され、幼か
った彼女は左手と右目を失いながらも生き残った。
捕まったワヒーダは娼館に売られたが、隻腕、隻眼になった影響もあってか、彼女はその容姿を気味悪がられて客はつくことなく追い出された。
それからは育ててくれた傭兵から仕込まれた剣術や体術もあって、彼女は傭兵となる。
数年後ワヒーダは、左腕に鋼鉄の義手を付け、傭兵として名を挙げていくにつれ、鉄腕のワヒーダという異名で呼ばれるようになっていた。
だが彼女はいつ死ぬかわからない人生に嫌気が差していた。
それでも結局は生きるために自分の戦闘の技術を売っていたところ、とある村の牢番の仕事を依頼される。
その村の牢には少女が入っていた。
ワヒーダは白い髪に赤い瞳を持つ少女が牢に入れられている理由を聞き、彼女の秘密を知った。
少女には魔法が使えた。
精霊の声を聞き、少女はその力を使用できるんだと言い、実際に見せてもらった。
しかし、そんな力があっても少女は牢から出るつもりはなく、自分の境遇を受け入れていた。
外へ出ても何も変わらないと。
もっと酷いことが起きるに決まっていると。
話しているうちに、ワヒーダは彼女に自分を重ねるようになっていた。
そして、ついに少女を説得したワヒーダは、少女を連れて村を出た。
村を無事に出た後、ワヒーダは少女に名を与えた。
付けた名はアシュレ――。
それはワヒーダの好きなお菓子と、彼女のうろ覚えだが“方舟”という意味があるらしい。
村を出た後、ワヒーダが信用できる人物がいるという、ベナトナシュ国へ向かうことになった。
だが現在のベナトナシュ国が、砂の大陸サハラーウ全土を騒がせている組織――武装商団アルコムとのいざこざで危険な状態であることを、このときの彼女はまだ知らなかった。
“悪い”を潰して“善い”人生を手に入れたい――そう誓った二人の旅が、ここから始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 21:39:15
109578文字
会話率:25%
20XX年。
これまで人類が恩恵を受けてきた機械が突如として暴走した。
すべての機械が人間を見つけたら攻撃を仕掛けてくるようになった。
コンピューターはもちろんのこと、半導体チップ――マイコンが使われている家電製品などもである。
そ
れら人を襲う機械はオートマティックと呼ばれ、暴れ回るオートマティックによって世界中の人間が殺された。
そしてわずか半年で世界は崩壊し、どの国もそのほぼ機能を失い無法地帯となっていた。
そんな世界最悪の状況の中、ネオリベラという組織が台頭。
彼ら彼女らはほぼ機能していない政府の干渉を拒絶し、望むまま資源を貪った。
この崩壊後の世界で自分たちの利益のみを追求し、さらには過剰な能力主義を掲げ、人狩りを始め多くの人間らを奴隷にしている。
人狩りに捕まった少女――メロディは、自分のことを気にかけてくれる少年――タキジと彼の相棒であるチンチラのケダマや他の奴隷たちと共に、ネオリベラのコミュニティ周辺で今日も暴れる家電製品のオートマティックを破壊して廃材を回収する日々を送っていた。
だが、その日は運がなかった。
オートマティックの中でもより強く凶暴な、政府に懸賞金をかけられている機械の化け物――アームド·ホイールに襲われた。
メロディと共にいた人間たちは、装甲車タイプのオートマティックである賞金首を前に為す術もなく殺されていく。
ついに彼女もやられてしまうかというときに、黒髪にホワイトメッシュの入った妙齢の女性が現れた。
世界が死んで、少女が生まれ変わる――機械と人間の脅威から生き残れ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 21:23:44
9999文字
会話率:28%
※エブリスタ様にて「ほのぼの特集」でピックアップいただきました!
元子爵令嬢、ノエル・シュガレットは、いわゆる悪役令嬢と呼ばれる立場の令嬢に、濡れ衣を着せられました。
濡れ衣の内容は『妖精のいたずらに見せかけて、宝石が埋め込まれたネック
レスを盗んだ』ということ。
もちろん記憶にないのですが、自分の部屋から該当のアクセサリーが発見されてしまったため、潔白の証明はできませんでした。
しかもその日は、婚約者もうちの屋敷にいたのでその場で婚約破棄。
そしてこの話は貴族社会に回ってしまい、父の爵位維持のためには私を貴族社会から追放し、庶民になるしか方法はありませんでした。
落ち込んでいるところに、私は滅多に見ることのできない妖精との出会いをはたします。それも大量に。
妖精さんが美味しそうにお菓子を頬張るのをみて、みんなが喜ぶお菓子を作りたいと思うように。
その後なんだかんだあって、数年後独立し庶民として『妖精のお菓子屋さん』を開店させました。
妖精さんたちも手伝ってくれるおかげで『妖精に会えるお菓子屋さん』として人気繁盛。
しかし妖精たちが手伝ってくれるとはいえ、作り手は私一人……値段をリーズナブルにしすぎて生活は意外にかつかつ。
人気が落ちれば店を畳むしかないかもしれないことを妖精たちに伝えると……
次の日まさかの事態に!!
しかも貴族たちもうちに来るようになって……!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 05:05:53
231423文字
会話率:48%
あるところに双子の少女がいた。
二人は水色の長い髪に金色の瞳。見た目はそっくりだったけど妹のユリアには神の祝福と呼ばれる不思議な力があった。
その力に見惚れた王子に見初められたユリアは上手くまるめこまれて連れてかれた。
姉のラナは夢で見た
泣きじゃくるユリアの姿に妹を取り戻すことを決意する。
ようやく城に忍び込めたラナはそこで変わり果てた妹の姿に驚愕し、国を出ようとユリアを連れ出す。
逃走中にとある旅芸人の人たちが隣の国に行くというので乗せてもらう。
ユリアが居なくなったことで、王子は怒り少女たちを追うことを決めた。
逃げる少女たちと追う王子たち。
王子はユリアの不思議な力を取り込んで王族の力を増やす算段だったのに逃げられてかなり苛立っていた。
一番疑わしいラナのところに行くが、とうの昔にもぬけの殻だったためにラナを指名手配するも目撃情報は全くと言っていい程得られなかった。
その最中に王子の妹の少女は崖から転落し大ケガをしたために城に戻るはめになった。
王子はなんとしてもラナに惨めな死をと躍起になって二人を探す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 05:01:58
245706文字
会話率:30%
父親のお葬式で幼い頃に亡くなったと思っていた母が生きているらしいと聞いたアリシア。
母を求めて隣の国にまで行ったはいいものそこにいた母の弟だと言う人に既に母は亡くなっていると聞き失望するアリシア。
だが、母の弟シスの提案で一緒に暮らすことに
これは生まれた国も性別も全く違う2人が家族になっていく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 06:45:48
77309文字
会話率:53%
上位冒険者シンに告白された主人公
相手がいい男過ぎて気後れするも友達にデートだけてもしてみなよと言われて行ってみることにした。行ったら行ったでめったに行くことのないダンジョンだったため相手を忘れてはしゃいでしまった。
呆れられてると反省する
主人公にシンは可愛らしいと答える。
そうやって時間を過ごす内に辺りの様子がおかしいことに気づく。
シンに戻った方がいいと言われて慌てて立ち上がって周りを見ているて遠くの方の景色がおかしいことに気が付いた。
あれは?と主人公が不思議がっているとモンスターの異常発生だとシンは慌てて主人公を抱き抱え安全そうな場所に移動させられる。君はここで待っててくれというシンに主人公はあなたも危ないと言うが冒険者だからと言われて行ってしまった。
主人公はシンの無事を祈りつつ時折聞こえる怒号と悲鳴と地響きに怯える時間を過ごした。どれくらい経ったのか分からないが怒号も悲鳴も聞こえなくなってきたので恐る恐るそこから出ると空にはいくつもの雲に向かって伸びる黒い煙におびただしい魔物の死骸にもうダメなんじゃないかと歩き回り時折聞こえてくるうめき声にビビりつつシンを探し歩いた。
そうやって歩き続け、時に怪我してる人に応急措置をしたり、人を呼んで助けたりしつつシンを探した。シンは中々見つからずあっという間に夕方になってしまいもうダメかと主人公が諦め掛けた時、いきなりたくましい腕に横から抱き締められ主人公がびっくりして腕の主の顔を見るとシンだった。主人公はシンの名前を呼びながら心配したんだと泣き出した。
完結まで予約投稿済折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 00:00:00
13655文字
会話率:46%
高校1年生のクラスで浮いている2人がお互いの悩みによって急接近!
そんな二人が手を取り合って成長していく物語。
最初はシリアスですが、その後はひたすらイチャラブする甘々展開に!(予定)
【登場人物】
[高原涼]
自分に自信が持てずに
人との関わりを持てずにいた筋金入りのぼっち。栞との出会いで自信をつけて成長していく。後に栞のことを溺愛するように。
真っ直ぐで優しい男の子。
栞には激甘。
[黒羽栞]
過去の出来事で心にトラウマを持つ。そのために他人を遠ざけていたのだが、孤独に絶えられなくなって涼に近付く。涼の存在に救われ、溺愛するようになる。
ずっと感情を殺していたせいで制御が苦手。たびたび涼への愛情が爆発して突拍子もないことをしたり?
基本的には真面目なしっかり者。
この作品は『カクヨム』にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 05:01:07
369223文字
会話率:46%
祖父母は、私がぐずぐずと眠れないでいると、見かねて話を聞かせてくれたものです。ある時は面白く、また、悲しくもあり、興味深くもあり。聞き疲れて眠ってしまうこともあれば、話疲れて私を置いて先に眠ってしまうこともありました。
本当にあったこと
なのか、作り話だったのか。今では、それを確かめることができなくなってしまいました。そんな寝物語を、思い出しながら書き綴っていきたいと思っています。
思い違いをしないでほしいのですが、この物語は、祖父母の実生活にもとずいてはいないということです。時間経過も行ったりきたり、ウロウロ、チョロチョロ、飛んだり、跳ねたり、しています。思いついたことを話していたんではないかと思っています。
ふーん、へー、そんなこともあったの? 程度にお楽しみいただければ嬉しいのですが。なにせ、話下手な祖父母のことなので、さらりと流してくだされば幸いです。
では、ごゆるりと、眠気が必要な方へ捧げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 05:00:00
2251318文字
会話率:12%
まだ幼いころにあちこち彷徨った記憶と、書き溜めた詩をまとめてみたいと思いました。とても恥ずかしいですが、これも私なんだと思っています。推敲しながらの投稿なので不定期になりますが、興味本位でもよろしかったらご覧になってください。
最終更新:2019-01-17 23:04:01
7744文字
会話率:32%
ここはどこだ?赤茶けた大地は、殆ど不毛とも思える僅かな緑と大小のやはりごつごつとした岩山に囲まれていた。確かに地球は再び、三度壊滅状態になっていた。シン達がやっと生き延びてかろうじて手中にしていた僅かな希望は潰えた・・。
ワクイが地球は
もう終わりだ・・その言葉を残して消えてからここは500年と言う時が経っていたのである。もう何もかも失ってしまったのか?地球はもう終焉を迎えていたのだろうか・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 04:24:47
382076文字
会話率:65%
聖 進(ひじりすすむ)通名シンが、ある会社の一室に突如登場した。その彼が数々のスキルを持った男だと知られるのは、ずっと後の事だが、その任務の特殊性や彼の能力が徐々に明らかになって行く
最終更新:2022-01-05 05:04:03
1889301文字
会話率:70%
【2500万PVこえました!】ヒロインの美麗イラストあり。【2年】連続、毎日2話投稿中!
『俺は究極超神の序列一位、神界の深層を統べる暴君にして、運命を調律する神威の桜華、
舞い散る閃光センエース』
――『神以上の経験値倍率』
と『無限転生』という究極チートを持った主人公『閃(せん)』。
とんでもない速度で強くなる彼が、とんでもない時間を積んだ結果……
「もういい! 異世界転生、もう飽きた! 何なんだよ、この、死んでも死んでも転生し続ける、精神的にも肉体的にもハンパなくキツい拷問! えっぐい地獄なんですけど!」
これは、なんやかんやでレベル(存在値)が『10兆』を超えて、神よりも遥かに強くなった摩訶不思議アドベンチャーな主人公が、
「もういい! もう終わりたい! 終わってくれ! 俺、すでにカンストしてんだよ! 俺、本気出したら、最強神より強いんだぞ! これ以上、やる事ねぇんだよ! もう、マジで、飽きてんの! だから、終わってくれ!」
などと喚きながら、その百回目に転生した、
『それまでの99回とは、ちょいと様子が違う異世界』で、
『神様として、日本人を召喚してチートを与えて』みたり、
『さらに輪をかけて強くなって』しまったり――などと、色々、楽しそうな事をはじめる物語です。
『世界が進化(アップデート)しました』
「え? できる事が増えるの? まさかの上限解放? ちょっと、それなら話が違うんですけど」
――みたいな事もあるお話です。
―――――――――――――――――
「センエースwiki」というサイトが公開されました。
そのサイトを使えば、分からない単語や概念があれば、すぐに調べられると思います。
「~ってなんだっけ?」と思った時は、ぜひ、ご利用ください(*´▽`*)
―――――――――――――――――
この作品の感想欄でのみ使われているワード。
感想欄を読んでいるときに、
「これ、なに?」と思った時にみていただければと。
「禁」禁則事項なので答えられません。
「長」こたえるのに時間がかかりすぎるため、ご容赦ください。
「セレナーデ」いずれ投稿する予定の物語。いろいろな伏線が回収される予定。
「ラプソディ」セイバーリッチというキャラが主役の物語。
「プレリュード」すでに投稿されている「クズニート」の別名。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 04:22:32
7210130文字
会話率:27%
エリート暗殺者一家に生まれた主人公は『レベル1のカス』だった。
何をしてもレベルが上がらない無能体質のゴミ。
「英才教育をほどこしたというのに、3歳になってもまだレベル1……そんなゴミは死ね」
実の親に殺されかけたその時、彼の目の
前に『1億年ゲート』が開いた。それは『時間の止まった空間』で『1億年』かけて『修行』が出来る扉。
1億年ゲートは『究極の疲労回復マシン』や『超未来科学の粋を集めた合理的訓練ルーム』や『全世界の英知を集めた図書館』や『神器専門のアイテムクラフト工房』などの『異次元レベルの超絶チート施設』が充実していた。
1億年間、必死に『レベル上げ』以外の『ありとあらゆる強くなる方法』を研究し続けた結果、彼は『レベル1の状態』で『レベル500(世界最強クラス)』以上の相手を鼻息で殺せるようになった。
秒で毒親に復讐を果たし、自由になった彼は、
「やりたいことは全部やる。まずは、世界一の美女と結婚してイチャイチャする! 今の俺に出来ないことは何もない!」
――そんな『欲望むき出しの彼』に待っていたのは、
数日以内に襲来する『レベル1兆以上の敵』を倒せないと『世界が終わる』という絶望。
『ぶっちぎりで世界最強の超人である主人公』にしか、この絶望をどうにかできる者はいない。
『レベル1縛り』かつ『誰にも頼れない地獄』の果てで、
『圧倒的に強すぎる敵』を倒すため、今日も、彼は、もがき、あがき、苦しみつづける。
ちなみに、1億年ゲートにはもう一つ、ルールがあって、
それは『一日一回は、ゲート内で1億年修行しないと死ぬ』というもの。
初日で既に最強になっていた主人公は、さらに、毎日、1億年修行し続ける事で、
人類の限界を置き去りにして強くなっていくのだが、
「レベル1兆は、さすがにエグいてぇ!」
――狂気の運命を背負った主人公の、常軌を逸した無限地獄が、今、幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 07:16:26
1666651文字
会話率:25%
リブレイ王国の侯爵令嬢『ノコ』は、『流行り病を治せる魔法』が使える。素晴らしい魔法だが、その魔法を使うたび、ノコは『年をとって』しまう。ノコは、自分の身をかえりみず、多くの人を救い、そして、老婆になっていった。国を救うために『年齢』を犠牲
にした彼女を、婚約者である王子は、『醜いババアと結婚してたまるか』と罵った上で、濡れ衣を着せて殺してしまう。
ノコに救われ、ノコを愛していた騎士の『セン』は思う。愛する彼女を救う力が欲しい。その瞬間、彼の頭に『未来の記憶』が流れ込んできた。
実は、センは、『この日から死ぬまでの100年間』を100回繰り返していた。
10000年間の中で、ありとあらゆる英知と力を身に着けたセンは、ノコを蘇生させ、クソ王子から『若さ』を奪いとり、ノコに注ぎ込んで、彼女を元の姿に戻すと、そのまま、ノコを連れて国外逃亡する。
『神代の力を持つセンの怒り』を買ったクソ王子は、決して抗えない破滅の道を進む。
一方、ノコを連れて逃げたセンは、彼女から受けた恩を返そうと、
『彼女が望む全てを叶える』と約束した。
ノコは『センと最後まで添い遂げること』を望むが、しかし、『神代の力を得たセン』でも、それだけは叶えることが出来なかった。
実は、ノコは、クソ王子に殺された時に『死の呪い』をかけられてしまっていた。
それを解くためには、センが、代わりに死ななければいけない。
10000年間、必死に、ノコの呪いを解く方法を探してきたセンが出した答えは……
これは、『世界一心優しい少女』と、
『そんな彼女を心から愛している優しいナイト』の、
完全なるハッピーエンドの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 06:48:51
110516文字
会話率:31%
これは2018.4.16~2019.7.9まで、LINEで書いていた個人趣味の小説を少々リメイクした作品です。
他の『ナッセの奇想天外な大冒険!』とは設定も話の流れも全く繋がりはなく、この作品自体独立しています。
※ヤマミやアクトのコ
ラボ出演あり。
※追憶編みたいな長ったらしい回想シーンはありません。
サンライト王国で少数精鋭隊サンライトセブンとともに、ハッピーエンドを目指し続けるナッセの物語……。
帝国の四天王が勝手に独自で侵略を目論んで、サンライト王国へ忍び寄る。
いずれも恐るべき実力者。
イワシロー、二メア、竜さん、ニカ大将軍……。
無駄に叫ぶ自称熱血漢オウガ!
タルパ使いゴリラ男のドラゴリラ!
頼れるドンイ闘将フクダリウス!
だんだん戦闘民族になっていくモリッカ!
頭脳明晰のメガネ紳士ノーヴェン!
体を象に自由自在に変態できるコンドリオン!
そして白銀の大爆裂魔法使いナッセ!
いずれも曲者ぞろいだが確かな実力者だ。面構えが違う。必ずハッピーエンドまでたどり着けるに違いない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 04:00:00
103725文字
会話率:44%
夢も希望もない地獄のような並行世界でナッセはトラックにはねられて死んだ後、運命の鍵に「異世界へ行きたい!」と強く願い、幾度も数多の並行世界を転生し続けてきた。
そしてついに異世界へ行ける可能性を持つ並行世界にたどり着いて、転生は辛くも終
える事ができた。
しかし四首領ヤミザキなど貪欲な野心を持つ強敵が立ち塞がった。
ナッセは頼もしい仲間を増やしていって、これをくぐり抜けていく。だが、最後に大魔王という絶望的なラスボスを相手に、夢も希望も潰えて挫けそうになる。
それでも師匠、運命の鍵、多くの仲間たち、そして愛する人と一丸となって大魔王をも浄化するに至ったぞ。
……そして学院を卒業後、ナッセはヤマミと一緒に異世界へたどり着けた。
そこは地球とは全く異なる世界。
「憧れの師匠クッキーのようにたくさん冒険していきたい!」
新たな夢を胸に、ナッセたちは異世界へ挑む!
インフレ待ったなしのバトルてんこもりのミステリーに満ちた摩訶不思議な冒険の始まり~!
↓↓↓↓前作はココ!↓↓↓↓
『オレはワクワクできるファンタジー世界へ行きたい! ナッセの奇想天外な大冒険!』
『https://ncode.syosetu.com/n7638fr/』
前作の寄り道的な外伝! 主人公TUEEEEでギャグ多め!
↓↓↓↓小話編↓↓↓↓
『https://ncode.syosetu.com/n5056hg/』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 04:00:00
760188文字
会話率:36%
金の瞳に銀の髪? 神の血を引く者だと誤った認識が広まっている国内で、ライオネット辺境伯家に産まれたわたくし、ヴィヴィアン・ライオネット。その瞳と髪を他人に見られてはならないと、お父様お母様、お付きのテオドールとニコレット、それ以外の誰とも
顔を合わせる事もなく静かな生活がこのまま続くと思っておりました。
それが・・・・・ なんでこんな事になってるのっ!! 馬車ごと崖から落ちるわ、前世の記憶が覚醒するわ、魔法無双するわで・・・・・ あ、魔法は楽しいし私の身も守れるからこれは問題無いわね。
こうして私の安息の地を求めて三人の旅が始まった。っていうか、私に安息の地はあるのっ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 03:33:51
235343文字
会話率:54%
異世界転生して貴族の息子に生まれて人生勝ち組と思ったのも束の間。
どうやら俺はゲームのモブキャラに転生したらしい。
ってこのキャラ序盤にしか登場しない上に終盤で街滅んでんじゃん!
このままじゃストーリーを進行させるための生贄になってしまう!
クソッ!せっかく貴族に生まれたんだ!このまま黙ってモブキャラのままで終わるものか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 03:30:00
26931文字
会話率:36%
興味本位で狐の窓をやったら見えてしまった・・・
とある田舎に住む中学生の菱矢悠月は普通は目に見えない存在である妖怪に興味を持った。
ある日、狐の窓をやってみるといつも見えなかった存在が見えるようになってしまった。
この事がきっかけとなり
、いろんな妖怪と関わることになる。
妖怪と人間の奇妙で非日常な物語を見てみませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 03:24:02
52111文字
会話率:38%
きっかけは、「憧れ」の感情だった。
歳の離少しれた従兄が高一でプロゲーマーデビューし、日本屈指の格ゲーマーとなって、日本全国のゲーマーや、プロゲーマーファンを沸かせていた。
プロゲーマーのインタビュー雑誌でもゲーマー界隈の間でも話題と注目
の的となっていて、その従兄の姿に感銘を受け、憧れた。そして思った。
"自分も、こんな風になりたい"と。
そんな過去を持つ俺だが、今となってはそんな感情は、もうどうでも良かった。並大抵、そんじょそこらの格ゲーでは物足りず、"もっと難しい格ゲーに挑みたい"という感情に侵され、いつの間にか、ふと気づいたら数々のクソゲーに挑んでいた。FPSから格ゲー、色んな物に心が折れては挑み、挑み、また、ふと気がついた頃には、クソゲー屈指のクソゲーマー達の間でも称賛に値するほど、いや、彼らよりも優れるほどの腕利きとなっていた。
そんな出来事にほんの刹那は嬉しくは感じていたが、そんな感情は消え去り、ただ一つクソゲーへの"熱意"に対する喪失感を感じていた。
ゲームに関して途方に暮れていた俺に、従兄が"ある話"を持ち掛けてきた。
その後は、俺が全く予想だにしていなかったことばかりが起こっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 03:00:00
203370文字
会話率:22%
成田《なりた》克己《かつみ》に家族はいない。
両親は幼い頃に事故で亡くしてしまい、親戚に引き取られそうになったのだが、親が購入した一軒家に1人で生活することを選び、親が残した生命保険金等を使いつつ、バイトをしながら一人で生活をしていたが、
それは数か月前までの話……。
学歴はそんなに悪いわけではなく、某大学の工学部を卒業しており機械弄り等は得意としていたのだが、ファミレスでバイトを始めてから料理の楽しさに目覚めてしまい、飲食店で仕事を目指していたのだが、現在はバイトを辞めてニート生活を送っており、自由気ままにテレビ等を観ながら一人の生活を満喫していた。
ニートになる前は飲食店でバイトをして社会経験を積み上げ、そのうち高級料理店で調理のバイトをして働くようになっていった。そして、料理の腕前がプロ顔負けのレベルにまでになって、正社員になれる事を期待していたのだが、店長から社員にすることは出来ないと言われた時点で、働くことがばからしくなってしまい仕事を辞めてしまった。
しかし、バイトを辞めた日に運試しで購入したスポーツ振興クジの一等が当選し、仕事をしないでも生活できるお金を手にしてしまう。
お金持ちになった克己だったが、車の免許は持っていなかったため、自動車免許を取るため合宿所へ行き、筆記も難なくこなして免許を取得して中古の車を購入するのだった。
しかし、移動する手段を手に入れたのだが、そんなに出歩くこともせず、車もスーパーへ買い物をする以外に使用することが少なく、のんびりとした時間だけが過ぎていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 02:49:15
1316192文字
会話率:61%
いきなり現れた異形の化け物により、人類は為す術もなく世界を奪われた。大地は化け物に踏み荒らされ、河は干からびてしまい、空は厚い雲に覆われ晴れることはなくなった。
追い込まれ、粗末な人生を強要される人類は、その数を大きく減らし絶滅の一途を
たどる。
そんな人間の1人である10歳の少女リアニは、怪我をして動けなくなってしまった母親と、自分のための水と食料を恵んでもらいに、住処である洞穴近くにある村へ足を運ぶ。
外の脅威を全く忘れてしまうような平和な村で用事を済ましている最中、突如として村が化け物たちに襲われてしまう……。平和な村は一瞬で世界の脅威にさらされ、瞬く間に地獄へと変貌を遂げる。
その最中、なんとか化け物たちからの逃げることに成功したリアニは、村の出口で怪しい女性に出会う。
明らかに異質な雰囲気を放つ彼女を前に、リアニは恐怖で体が動かなくなってしまう……。
声にならないような声を必死に紡いで、彼女の名前を聞き出す。
彼女はこう名乗った。
「あたしは――終焉の魔女よ」
これはリアニと終焉の魔女との出会いから始まった、波乱に満ちた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 02:30:00
201003文字
会話率:31%
人間社会の日常を生きる田中正人はある日、夜の散歩から帰ると家の前に倒れたいた少女を見つける。
彼女が吸血鬼と知らない田中正人は保護者と勘違いした追っ手により腕を負傷しその体で少女の手を掴みその場を逃げる。
これは吸血鬼社会を知らな
い田中正人が吸血鬼少女の眷属となり二人で暮らして行く事になってしまった話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 02:10:38
127318文字
会話率:52%
アイテムが冒険者に非常に重宝される世界。
マリオンは類い稀なるアイテムの鑑定能力を持っていた。
しかし、国営の鑑定士ギルドの実技試験であまりにも詳細な鑑定結果を出したために逆に信用されず失格になってしまう。
能力を持て余すマリオンだったが、
偶然人助けをしたことをきっかけに、鑑定士としての名声を上げていく。
気付けば自らを失格にした鑑定士ギルドよりも評判高い存在に祭り上げられており!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 02:00:00
43299文字
会話率:57%
今年の春から中学二年生になった叶(かなた)の隣の席は、新学期が始まった時からずっと空いている。クラスメイトはもう誰も気にしていないが、叶は何故だかずっと、彼女のことが気になっていた。
そんなある日、叶は些細なことで友達と喧嘩をしてしまう。教
室に居場所が無く、どこか休憩できる場所を探していたら、裏庭の隅に木に隠れて目立たない小さな丸太のベンチを見つけた。
隠れスポットを発見したと浮かれてそこに向かった叶は、やがてもう一人の利用者と遭遇する。
それは浮世離れした雰囲気の、とても綺麗な女の子だった。しかし、同級生だと名乗る彼女を学校で見たことが無い。……もしかして私の、隣の席の人?
同じ場所を共有する秘密の友達として徐々に仲良くなっていく二人の、友情と恋愛の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 01:44:06
19171文字
会話率:48%
十数年に及ぶ母の介護を終え、葬儀も済ませたクリスマスイブの夜。父や親類との縁は薄く、恋人にも別れを告げ、美冬は一人帰路に就いていた。その途中、不運にも履いていた靴が壊れてしまい、転んだ弾みに車に轢かれてしまう。死を覚悟して目を閉じるが――
目を覚ましてみると、童話『眠り姫』の主人公エステラ・セレスティアに転生してしまっていた。
妖精の呪いと祝福によって百年の時を眠っていた王女エステラ。共に眠っていた両親や王城の人々の深い愛情に触れ、戸惑いながらも新しい生を少しずつ受け入れていく。けれど、その身に授けられた複数の祝福を巡り、周囲は騒めく。旧王家、現王家、帝国――多方から寄せられる関心に、懸命に応えようとするエステラ。だが、その思いに体が付いて来てくれない。特に、長年眠っていて使われなかった足は、急な変化に耐えられず激しく痛み始める。どうしたものかと悩んでいた時、不思議な力に導かれ、気が付けば深い森の中に誘われた。そこで出会った一人の靴職人セシル・コードウェイン。誰も訪れないような森の中で、〝名前のない靴工房〟という店を営む不思議な青年。剣と魔法を巧みに操り、その洞察力でエステラの正体を見抜く。
『靴は、人生そのもの』と語るセシル。不安定だったエステラの足元を支え、誇り高く歩めるようにという彼の手助けを得て、エステラは少しずつ〝本物の王女〟となっていく。セシルに少しずつ心惹かれていくエステラ。しかし、状況は複雑を極め――初めて得た家族の温もりを守る為、エステラは、帝国皇子との婚姻を決断をする。
すれ違う愛情と、零れ行く時の中で、懸命に生きる人々の癒しと再生の物語。
※投稿サイト『エブリスタ』と同時掲載いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 01:44:06
31925文字
会話率:35%
本物の"花の精"では!? と謳われるほどの美貌を持つ侯爵令嬢のロゼ。そんな彼女が10年間ずっと思い続けたのは、17歳年上の国の英雄レオノール公爵。父、侯爵に1年という期限を言い渡されるも、何とか再会し思いを告げたロゼ。
ただ、返ってきたのは“そういう対象に見れない(恋愛対象外)”という言葉。それでも諦めきれず、努力を続けるロゼに忍び寄る“フェアリー・コンプレックス(恋の妙薬)”という謎の薬。ロゼの片思いは叶うのか? ロゼを悩ませる、本当の敵は誰なのか? 恋をして強くなっていく、異世界年の差恋愛ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 19:00:00
321208文字
会話率:42%
『お月見ドロボーとハロウィンパーティー』というタイトルから、物語を連想すると言う課題を頂きかいてみました。文字数に縛りもあり、かなり短いお話となっています。楽しんでいただけたら幸いです。
最終更新:2023-10-01 20:33:27
1516文字
会話率:30%
理想の家の完成を目前に異世界に転移してしまったごく普通のサラリーマンの翔(しょう)。転移先で手にしたスキルは、なんと「地下室作成」!? 戦闘スキルでも、魔法の才能はないただの「地下室作り」
これが翔の望んだ力だった。
スキルが成長するにつ
れて移動可能、冷暖房完備、豪華な浴室、大型冷蔵庫からシステムキッチンまでの配置が可能に!?
ある時は瀕死の冒険者を助け、ある時は獣人を招待し、翔の理想の地下室はいつのまにか隠れた憩いの場になっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 01:25:37
184535文字
会話率:42%
35人で構成される
女性アイドルグループ″ルピナス″
歌のライブやテレビ出演、動画配信等で活躍する
そんな彼女たちはある日を境に
異世界にバラバラに転移させられてしまった
リーダーのリイナはメンバーとの合流
そして、自分たちの世界に帰るため
なぜか動物になっている幼馴染みのイズナと共に
冒険に出るのだった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 01:20:52
58351文字
会話率:50%