過去に書いたホラー作品をまとめた短編集です。
それぞれの話の繋がりはないです。
1.学校のかわい……怖いお化け
2.コーヒーの妖精
3.賢い犬の話
4.いないよ
5.スイッチが切れる
6.イタズラの結果
7.観覧車と夏の記憶と噂の秘密
8
.白くてつやつやして細長いちいさなつぶつぶ
9.血まみれの女
10.夢うつつ
11.連続殺人犯の卵
12.ユキノテ
13.画面の向こうからこんにちは
14.音楽室の小さな女の子
15.嵐の山荘
16.吸血鬼
17.洗濯日和折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 17:10:50
101853文字
会話率:19%
足し算から掛け算の時代を経て、いよいよ引き算の時代へ。
この引き算の世界では、何がどこまで省略されていても不思議はない――。
※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。
https://tmykinoue.h
atenablog.com/entry/2022/05/26/145158折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-27 15:24:21
1094文字
会話率:0%
僕はお前が好きだ。
僕は何回もそのことを否定しようとした。他の女の子と付き合って、その子のことを好きになろうとしたこともある。でも、駄目だった。その子は僕のことを好きになってくれた。でも僕は昭夫が好きだった。僕たちは行き止まりだった。
そして、僕は彼女に本当の事を言った。彼女は涙を流して、僕の元を去った。
彼女は最後に言った。
「その恋はむくわれないわよ」
僕もその事はわかっている。分かっているからこそ、つらかった。僕はそんなとき、ウイスキーを飲んだ。でも飲めば飲むほど、昭夫への思いは募った。僕の胸は張り裂けるくらいだった。なあ、昭夫。お前のことが好きなんだ。僕に微笑んでくれないか? 僕はそれだけで涙を流すだろう。
僕はお前に酔って何回も電話しようとした。電話して、お前の事が好きなんだといいたかった。でも、僕はその勇気が出なかった。僕は拒否されるのが怖かった。お前に変な目で見られるのが怖かった。拒否されると僕はおそらく、ばらばらになってしまうだろう。それくらいお前の事を愛しているんだ。
昭夫を好きになった「僕」。現実はなんて残酷なのだろう。青春小説。BLです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-17 18:05:29
2432文字
会話率:21%
主人公:葵(20歳女子大学生)
=田舎町に暮らすごく普通の女子大学生。18歳の春、同じ大学に進学する翼と付き合い始め、素敵なキャンパスライフを過ごしていた。ただ、その一年後、脳に腫瘍が見つかる。無事手術は成功するも、そのまた一年後癌が再発し
、さらに余命宣告を受ける。切なくも淡い、男女の愛を描いた田舎町のある物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 22:33:22
2755文字
会話率:31%
紀代宮慎(28)は、三年間の昏睡の末目覚ました。街はちょうどクリスマスイブ、ふらふら歩く紀代宮は
ギターを抱えた不思議な女性、美奈川珠希と出逢います。紀代宮は、珠希から一枚のコンサートチケットを、
貰います。クリスマスイブに起きたささやかな
奇跡の物語です。原稿用紙10枚シナリオです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 13:39:08
2816文字
会話率:35%
少女型セクサロイドのアンナマリアは化学工場の爆発により空気汚染された、廃墟の遊園地を歩いていた。
彼女が思い出すのは同じ野良セクサロイドのオリンピアとここで過ごした日々。
オリンピアは観覧車のゴンドラから飛び下りて壊れたが、アンナマリアはそ
の意図を未だ理解しかねていた。
二人の出会いは数か月前に遡る。
アンナマリアは事業の失敗を苦にした主人の無理心中に巻き込まれるも、持ち前の耐久性で辛うじて生還する。
その後廃遊園地に迷い込んだところをオリンピアに捕まるアンナマリア。
通行料として要求されたパーツの譲渡を拒み、観覧車7番のゴンドラでオリンピアと暮らし始める。
共に生活する中でオリンピアはセクサロイド専門の娼館から逃亡した過去を話し、二人はうちとけていく。
しかしアンナマリアの破損は思ったより深刻で日に日に劣化していった。
オリンピアは観覧車が回る本物の遊園地を見に行こうとアンナマリアを誘い、彼女はこれに同意。
友情の証にお互いの髪を編み込んだミサンガを作り、手首に嵌める。
しかしこの約束がきっかけで穏やかな日常は狂いだし……。
(SF/近未来/セクサロイド/百合)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 02:47:06
7812文字
会話率:45%
憂鬱な気分に包まれている。そんな私は車を出して一人、遊園地へと向かうのであった。
最終更新:2021-11-20 01:14:36
1819文字
会話率:31%
夢で繋がる2人の女子高生、彼女たちの日常を少し変える不思議な夢の物語
最終更新:2021-09-06 01:12:02
2156文字
会話率:27%
閉園後の遊園地にきた。鍵は開いている。誰もいないけれど、観覧車は動いている。満月が見たいと言っていた彼女との約束のために、ひとり青いゴンドラに乗り込んだ。
「これ以上遅いようなら寝ちゃおうかと思った」と、青白い肌をした彼女は笑った。
*他サ
イト・カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 20:30:18
4773文字
会話率:43%
「ねえオージ、本当にそっちに行くの? 暗いし、狭いし、オバケが出そう……」
尋ねるのは、13歳の少女。
「そのオバケを探しに行くんだから、当たり前だろ」
答えるのは、20歳の男。
訳あって年齢が逆転した姉(13歳)と弟(20歳)は、
“オニ”と呼ばれる死者の魂を、彼ら専門の遊園地“宵の遊び場”へと案内する“アテンダント”だった。
彼らはどうして“アテンダント”になったのか?
姉弟の年齢が逆転してしまった原因は?
「ちょっと! お姉ちゃんに向かってその口の利き方はなに?!」
「ごめんごめん」
観覧車を担う英国(風)紳士、
メリーゴーランドを操る戦闘狂の美女、
個性豊かな同業者たちに囲まれながら、二人は今日もオニを探す。
「“宵の遊び場”へようこそ。どうぞ、素敵な時間をお過ごしください」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-17 20:06:30
58008文字
会話率:33%
何かと要領が悪くて気が利かない、そんな和人は同僚の香織にぜひとも伝えたいことがあった。
しかし、友人に手伝ってもらい作った遊園地での行動計画メモを、どこかで失くしてしまったようだった。
いざ本番。
最終更新:2021-06-11 20:46:26
6082文字
会話率:35%
みんなから忘れ去られた大観覧車の元にやって来た少女。そこは夢か幻か……
※あんまり伏線回収しません。
※タグに「異世界」を入れましたが、異世界もの的な異世界ではありません。
※この作品は、小説家になろう・カクヨム・アルファポリス・ノベリ
ズムで投稿しています。
※この作品のこぼれ話・脱線話・セルフ考察をアルファポリスとノベリズムのエッセイで投稿予定です。
アルファポリス
https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/864462759
ノベリズム
https://novelism.jp/novel/3EIkRACeQLGUhSLhjfgxIA/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 20:50:14
13523文字
会話率:46%
恋人の美由(26)を亡くした吉葉(32)は、函館に別荘を宿泊所として経営している元浮気相手・北見ヤエ(34)に誘われ函館にやってくる。吉葉は、函館に降り立ってすぐ、ヤエに紹介された漁師兼霊能者のさつき(20)に会いに漁港へと向かう。しかし、
半信半疑の吉葉はさつきに対して『可愛い』という感情すら抱き適当にあしらって、ヤエの別荘へと向かう。そこでヤエに一緒に暮らそうと言われる吉葉。美由の霊は吉葉についてきており、二人が結ばれることを見届けて成仏する予定であったが、良い雰囲気になってきた二人を見ていられず、放蕩する。一方、霊能者の仕事に疲弊するさつきは父・藤堂(54)にその思いを打ち明ける。
次の日、函館公園へとドライブに向かう吉葉とヤエ。後をついていく美由。函館公園の観覧車でヤエは吉葉のポケットから指輪ケースを取り出し、「これ私に?」と迫る。逡巡する吉葉は、美由に捧げるものだと言い、ヤエは指輪ケースを投げ捨ててしまう。吉葉は無免許のままヤエの車を走らせ、魚市場で作業途中のさつきの元に駆けつける。さつきに会った吉葉は美由に言葉を届けて欲しいと言うが、再びさつきの事を『可愛い』と思う。それを見抜いて呆れたさつきは、霊能者の仕事への疲弊も相まって、吉葉にキスをし「私はインチキだ」と言い放ってしまう。インチキと知って後ろめたい事など何も無いように振る舞う吉葉はヤエとの関係を深めていく。一方、事は終わったと漁に励むさつきの元に再び訪れた美由は、さつきが吉葉にとって三番目の女になってしまっていることを告げる。
次の日、帰りの飛行機へと向かう吉葉とそれを見送りについてきたヤエの元に、さつきと美由が現れる。もめる内に吉葉は飛行機を逃してしまう。
その後ヤエの別荘に戻り、吉葉の美由への思いを再確認し、仮の婚約式を執り行うが―
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-04-16 18:53:45
18989文字
会話率:59%
初カレの浮気が発覚し、気分転換に地元の小さい遊園地に、ひとりで遊びにきた一華。
観覧車のスタッフは、金髪の無愛想なおにいさんだった。
一華が落としたスマホを、おにいさんがひろったことで、ふたりの関係が変わっていく。
最終更新:2021-03-24 00:04:37
3996文字
会話率:48%
天真爛漫なゆいこと、寡黙な年上のひろし、チャラい年上のたくみとの歳の差三角関係。
最終更新:2021-02-28 17:14:24
998文字
会話率:47%
平和な遊園地でおそろしい事件が起こった。
とつぜん止まった観覧車。ゴンドラのなかには、力士たちが三密で取り残されてしまう。
コーヒーカップには本物のコーヒーが注がれて、脱線したジェットコースターは東武東上線と合流、そのまま埼玉県を目指
す。
メリーゴーランドの馬たちはすべて馬刺しに変えられてしまったが……。
一方で、おばけ屋敷には亡霊と化した馬たちが出現。
これはこれで悪くない結果となった。
さて今回、この難解な事件に挑むのは……
中学生名探偵、ドMの貴公子【吉ケ谷恭樹】
そしてその助手、ドS女ワトソン【大杉文子】
遊園地を訪れたふたりに襲いかかる、数々の難問、疑問、障害、障害物競走、早押しクイズ、パン食い競走、たたいてかぶってジャンケンポン、優勝者には、なんと一週間分のハワイ旅行券をプレゼント!
果たしてふたりは、この入り組んだ難事件を解決し……
「無事、豪華賞品をゲットすることができるのだろうか?……っと(カタカタ」
「……吉ケ谷くん」
「なんだい、大杉さん?」
「あらすじにウソを書かないでください。読者の方が混乱しますよ」
「ハハハ! いいじゃないか。かたいことをいうなよ。どうせこんなシケた作品など、だれも見に来やしないさ」
「来ますよ、だれかしらは。もう公開しちゃったんだから。とにかく人をだますようなやり方はやめてください」
「いいや、断るね。そもそもそんなもの、だまされるやつが悪いのだ」
「な、なんてこと言うんですか!」
「いいかい? 世の中には二種類の人間がいる。人をだますやつ、だまされるやつ。だれかをこき使うやつ、こき使われるやつ。うんこをするやつ、それを食べるやつ。ぼくはどちらかといえば、前者の人生を歩みたい。勝ち組になりたいのだ」
「なんて人だ。外道のなかにシレッと下品を混ぜ込みやがった……」
「というわけで大杉さん。じつは、きみに紹介したい映画のチケットがあるんだけど、よかったら買わないかい? いまなら映画の台本もつけるよ。あと、ぼくと一緒に映画館に行く権利も販売中だけど、どう? 買っちゃう?」
「買いませんよ! ていうかそれ、某絵本作家の手口じゃないですか! あんなことしちゃダメですって!」
「ワハハ! バレたか! 西◯ー! 愛してるぞー!」
「ダメだこりゃ。それではみなさま、また本編でお会いしましょう」
「ワハハ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-01 16:13:09
10000文字
会話率:53%
燃えゆく観覧車で目覚めた田折
脱出方法を求めて動き出す風海
そして蠢く組織は…
逃走メモ続編!
パラレルワールドで動き出す物語
最終更新:2020-12-31 23:00:00
8250文字
会話率:91%
「顔と頭だけはとりわけ良い」と噂される男は、入学以来恋人をつくっていない。それは特別彼のひねくれた性格や高専という環境が祟ってなのかは不明である。……と、そんな彼にある秋の日、恋人ができた。ひとつ年下の女学生であった。彼女の奔放的な性格に揺
さぶられながら、いっぱいに露見する彼の厭世観はいったいどこから生まれたものなのか。ひょんな付き合いを辿って繰り広げられる厭世ラブコメディーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-08 23:15:56
1178文字
会話率:65%
恵一と、もっと一緒に・・・・・・。
―――――――私と恵一は幼馴染だ。同じ小学校、同じ中学、そして、同じ高校に進学したが、昔とは違い、今はほとんど遊ぶこともなく、恵一からしたら、ただのご近所、友達と思っているのかも微妙な状態に。この関係を
変えるべく、友達の未来の力も借りて私達は遊園地へと向かう。そこで昔一緒に乗った観覧車に再び二人で乗ることになって・・・・・・。
これは私が・・・・・・・・・・・・までの、恵一との物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-24 22:14:34
32712文字
会話率:59%
「俺は、君が生きていて、良かったって思ってる」
俺には瀬川咲菜という幼馴染がいた。咲菜は俺みたいな陰キャではなく、沢山の友達がいる陽キャで、こんな俺とも話してくれる。そんな咲菜と遊園地に行き、観覧車に乗って・・・・・・。
その後、俺は咲
菜と・・・・・・・・・・・・ことになるが・・・・・・。
これは俺の大切な人達との物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-07 14:26:05
6293文字
会話率:57%
2020-08-08「Pixiv」にて投稿した作品を転載する。
[あらすじ]「僕」はカラシニコフを持っている。標的として設定された「空の酒瓶」を頭に乗せた人間を殺すためだ。銃はどこからともなく送られてきて、標的を撃つことで報酬を得ることがで
きる。銃の扱いについては講習もあるのだが、どういう仕組みなのかは一切が謎に包まれていた。
銃はすべての市民が持っているわけではなく、学校では主人公の隣の席の女子だけが持っていた。彼女は銃を持つということを特権的に考えていて、新たな銃を購入するほどだった。
突如担任の教師が「空の酒瓶」を載せた人間になってしまい、彼女が射殺したために午後の授業は流れた。主人公は躊躇いなく標的を撃つ彼女に、銃が送られてくる理由や、仕組みについての疑問を打ち明けるが、彼女は「第三の男」を例に出し、「観覧車の上から見れば、どんな人間も点に見える。撃てば高額の賞金がもらえる無数の『点』を撃つことについて『悩む』のか」と尋ねる。
それでも制度について疑問を捨てきれない主人公は、その銃を得たであろう人々の中で、「空の酒瓶」以外を撃った人間が報道されていないという点から切り込むと、彼女は「自分がやってみたら」と主人公を唆す。
主人公は唐突に標的を切り替えて、目の前のクラスメイトを撃ち殺す。撃てば煙のように消えてしまう人間と違って、彼女はその場に倒れ伏す。彼女の死こそが、「空の酒瓶」たちの非現実的さとのアクセントになっていた。
しかし、彼女は突然何事もなかったかのように立ち上がると、主人公の両手を握って狂喜する。彼女は主人公に「現実へようこそ」と言い、主人公に地上を見下ろすように言う。
下校し始める無数の生徒たちは点には見えなかった。しかし、全員の頭の上に空の酒瓶があった。クラスメイトは「空の酒瓶を載せた人間を撃つこと」という暗黙の了解を破ったことで、主人公が現実に目覚めたと喜んでいるのだ。主人公は、咄嗟に自分の頭に手を伸ばすも、彼女と同じく自分の頭には何もないことを悟る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-03 13:41:22
4493文字
会話率:19%