警視庁捜査一課に配属されてまもなく、父の惨殺遺体と遭遇する羽目になった柊 俊朗の前に、警察関係者から“巽御大”と敬われる初老の男性が現れる。
巽御大は、柊家が代々《木霊院》を号し、政府の特務機関《夜警》の指揮系統を家職として担って来たの
だと俊朗へ告げる。
《夜警》とは遠く古の時代、陰陽師たちを擁した朝廷の機関《陰陽寮》の流れを汲むとされ、闇に潜み生きる“人に非る者” 吸血鬼たちを監視し、時に駆除する組織であった。
巽御大は、柊家の次期当主である俊朗へ半ば強引に不逞吸血鬼討伐の任を与えるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 19:20:00
17034文字
会話率:40%
時は元禄、飢え死にかけていた貧農の私に救いの手を差し伸べたのは、破天荒な少年ーー後の将軍・徳川吉宗だった。
終わりの見えぬ借金地獄、迫り来る不況と災害、勃発する家臣の派閥争い、将軍の地位を巡る陰謀、そして虎視眈々と権力の奪回を狙う朝廷と豊臣
一派の影……。そんな中、成り行きで大名として祭り上げられた吉宗に、恩を返すべく私は忍びとして仕える。果たして二人は江戸の乱世を生き抜くことができるのだろうか?
ーーさあ、泰平の世の戦をしよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-16 23:26:04
21818文字
会話率:41%
源義経と静御前の恋物語をモチーフにしています。壇之浦の戦いの後頼朝と義経は対立の関係になります。時の朝廷の実力者後白河法皇は権謀に長けた御方でした。義経一行は京を追われて逃避行。吉野山中に逃れますが静御前は雪の山中で一行とはぐれ頼朝の追っ手
に捕まります。義経一行は奥州平泉に逃げ込み奥州藤原氏の保護を受ける事になりますが…。静御前は鎌倉に送られて尋問。妊娠がわかり頼朝は殺害を一度は命じますが、妻の北条政子のとりなしで、静御前に舞を舞わせその舞が素晴らしいものであったならば静の命を助ける。産まれて来た子供が女子なら親子とも助けると約束させました。
政子は静御前を説得します。とにかく舞を舞い命をつなぐ助かる道を…。生きてこそ夫と決めた人と会う日もあるかもしれないと…。静御前は説得に応じて頼朝の前で舞いを…。彼女の一命は助けられますが…。静の産んだ子供は男の子であった為に残念ながら…。
一人静と二人静は実際にある花です。
愛する男女 何時の時代にも悲しい別れが存在するのが歴史ですね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-19 17:02:18
310文字
会話率:0%
2420年(明G20年)、人工人間通称「AH」が中心となった人工帝国でのお話。
主人公である田中れおは捨てられた平成の歴史に感銘を受け、この時代を取り戻そうと奮起する。
しかし、人工帝国の最高権力機関である超朝廷には逆らうことはできず、仲間
とともにテロを起こそうと画策する
主人公らは平成を取り戻せたのだろうか。近未来空想科学ストーリーをお楽しみに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-25 19:00:00
3843文字
会話率:63%
李氏朝鮮王朝時代、宮廷に生まれた明惠公主――イ・ソヒョン。温室育ちの彼女が、朝廷での権力闘争に巻き込まれていく――――
⚠︎注意⚠︎
この物語は、李氏朝鮮王朝時代の架空の時代をモデルにしています。実在の人物及び事件とは一切関わりあ
りませんのでご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-12 23:47:10
6509文字
会話率:58%
時は、奈良時代。
古代の名門物部氏の血を引く石上堅魚は、朝廷の重鎮である石上麻呂を父に持ち、父祖の地である石上神宮の神域で生まれ育った。
だが、父は何故か堅魚を忌み嫌い、唯一の理解者であった腹違いの兄の豊庭も突然姿を消してしまう。
孤
独に育った堅魚は、父の死後一応は家を継ぐものの、何一つ自由になるものもなく、無為な日々を送っていた。
そんな堅魚に、突然宮中から密命が下る。
失われた石上神宮の秘宝、天璽十種瑞宝を探し出し、ある高貴な魂を黄泉国から呼び戻せ!
堅魚は、黄泉国へ通じているという伝説の地、出雲へと旅立つ……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-06 18:29:56
129356文字
会話率:29%
明治5年。
横浜生まれ横浜育ちのふみは、妹の千代と2人で暮らしていた。
※英語の台詞がありますが、主人公の目線で書いてある物語ですので、訳はつけていません。
※年齢は数え年です。例えば13歳なら、満年齢で12歳になります。
文中用語解説
・尊王攘夷…幕末に、江戸幕府ではなく朝廷を擁して異国を追い払おうとした思想。
・びいどろ…ガラスのこと
・御一新…明治維新のこと
「カクヨム」「エブリスタ」にも載せてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-06 21:22:57
6430文字
会話率:33%
軍師に憧れているおれが逆行転生した先は戦国時代ではなかった。奈良時代って何があるの?戦になるの?そもそも戻れるの?戦国時代や三国志好きの主人公が奈良時代から平安時代の激動の戦いの時代を生き残れるのか。特に能力も何も持っていない主人公がなんと
なくの知識で四苦八苦しながら朝廷軍と戦っていくお話です。がんばって調べていますが時代考証については多少大目に見てください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-12 17:03:13
26579文字
会話率:30%
西暦一八四〇年ごろから、西欧の脅威に晒されることになった清王朝。その事態を強く憂い、末期の清を支えるために尽力した者達の中に左宗棠がいる。
挙人の資格は得たものの、科挙試験に失敗した癖に、自らを「湖南の今臥龍」と称していたため、周り
の人間からは変人と見られていた。しかしそんな彼が、ひょんなことから高級官僚の陶澍に気に入られ、親戚となる。
そのことで陶の女婿、胡林翼とも昵懇になった彼は、胡によってさらにアヘン戦争の立役者であった林則徐にも知られることとなった。林は宗棠青年に「最も警戒すべきはロシアである」との言葉を残し、他界する。やがて太平天国の乱が起き、湖南巡撫の客としてようやく日の目を見た宗棠は、時の皇帝である咸豊帝の声がかりで曽国藩の帷幕に加えられた。この時の活躍が評価されたので、咸豊帝崩御後も北京へ呼び出され、今度は陝甘総督として捻匪討伐の任務に就く。
砂漠に面している、西の不毛の地。捻匪の背後にいた回民との戦いにもあけくれながら、彼は、陝西省及び甘粛省の産業の発展にも心を砕いた。彼によって整えられた、西安から玉門関へ至る道には、柳が植えられており、これは宗棠にちなんで左公柳と呼ばれている。
清朝廷に対して反乱を起こした捻匪や回民を討伐し、さらにタリム盆地のほとんどを占拠していたヤクブ・ベクも滅ぼし、イリ地区を占領していたロシアの理不尽な要求から何とか妥協を引き出して新疆地区を奪回した彼に、北京からの召還状が届く。軍機大臣及び内閣大学士という、挙人出身にしては異例の辞令を与える為だった。
だが、そんなポストは到底彼の気質には合わない。半年もせぬうちに病気と称して辞した後、両江総督として再び政府中枢から現場へ出た宗棠は、この時すでに七十二歳。ようやく念願であった海軍建設に着手し、曲がりなりにも形を整えた頃、清仏戦争が勃発、彼の築いた南洋艦隊は壊滅したのである。失意の上に、清にとって不利な天津条約を再び結ぼうとしている李鴻章への怒りが重なって「海軍を頼む」との言葉を残し、一八八四年九月五日、ついに清の大黒柱であった宗棠は帰らぬ人となった。
こちらも母が遺した小説です。
こちらにも掲載してます。 → https://www.alphapolis.co.jp/novel/452360109/106174441
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-08 08:00:00
135873文字
会話率:28%
まだ倭国が筑紫朝廷(九州王朝)によって支配され、大和王朝は九州王朝の分家であった頃の話。大和の大王である額田部女王(推古天皇)の崩御をきっかけに大和王朝を巡る様々な矛盾が噴出する。
飢饉で民が苦しむ中で権力闘争に明け暮れる大和の群臣を見た
一人の少年・中臣鎌足(藤原鎌足)は、父から教わった『六韜』を基に謀略によって私利私欲を追求する群臣を排除した上で、大和王朝の初代大王・磐余彦(神武天皇)が述べたという「八紘為宇」の理想国家を樹立することを誓う。
推古天皇崩御から天智天皇までの時代を独自の仮説を導入しつつ描く。
※九州王朝説、多元王朝説を設定に用いています。
※十二年後差説を使用しているので編年が通説と異なります。
※なるべく史料に忠実にはしていますがこの作品はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-20 21:14:18
22895文字
会話率:63%
古代、倭国は「九州王朝=筑紫朝廷」を中心とする連邦制国家だった。
6世紀末に始まった中国大陸と朝鮮半島の大変動は、倭国の体制にも大きな影響を与えていた。倭国連邦の一国である大和王権も、その例外ではなかった。
【第四話から第一部が始まり
ます!第四話から読んでも問題ありません】
※九州王朝説や十二年後差説と言った定説ではない仮説や、私のオリジナルの仮説も含まれています。
※小説執筆にあたっては、なるべく文献史料を直接調べるように心がけましたが、話の都合上、意図的に史実を改変している部分もあります。
※私個人による文献資料の調査には限界がありますし、古代史においてはそもそも史料自体が少ないので、かなり創作された部分が含まれています。
※『日本書紀』における大和王朝の皇族等の敬称については、当時の天皇は大和王朝ではなく九州王朝の君主であったとする立場から、「天皇」⇒「大王」、「皇子(親王)」⇒「王」、「王」⇒「公」へと、それぞれ改訂しています。ご了承ください。
※名称については、なるべく当時の名称を使用するようにしましたが、<1>地の分では(特に初出の場合)現在の通称を使用乃至併用した場合があります(上述の敬称の問題も同様です)<2>カッコ内に現在の通称を併記している場合があります<3>歴史に詳しくない方でも読めるように一部の固有名詞にカッコ内で若干の解説を付した場合があります<4>作者の知識不足で現在の名称を使用した場合もあります(パソコンの変換で出てこない場合も同様です)――ので、ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-29 09:38:37
52112文字
会話率:67%
勤王!佐幕!武士!忍者!倭寇!好漢!江湖!女騎士!
これが、多国籍大江戸架空戦記小説だ!
大老・酒井忠清による宮将軍擁立が成功した、もう一つの江戸時代。
執権として君臨する酒井得宗家の独裁によって、江戸幕府は泰平を享受していた。
しかし
、十年前。東アジアの植民地化を狙うエスパルサ王国が壱岐対馬へ侵攻。エスパルサと敵対しているサンレーヌ王国の助勢で何とか撃退したが、幕府は朝廷に無断でサンレーヌと同盟を結び、国内数か所に〔居留地〕と称した土地を与えてしまう。
それに激高したのが、反得宗を掲げ朝廷と結びついた浪士達だった。「尊王攘夷」を旗印に、日本全国に天誅の季節をもたらす事になる。
八院藩士・芳賀助之進は、そうした時勢の中で父・芳賀冬帆の命により、気性が荒く争いが絶えないが故に〔戦島〕と呼ばれる、伊草島を訪れる事になる。しかし、九州の海西、東シナ海に浮かぶ絶海の孤島にも、天誅の季節が迫っていたのだった。
勤王、佐幕、開国、攘夷。武士に忍者、それに騎士や中国の武人、さらに枢機卿や秘密結社まで入り乱れて戦う、架空時代小説であり異世界戦記小説であり、国際色豊かな大江戸タクティクス!
時代小説の可能性を広げる挑戦を、括目して見よ!!
※カクヨムにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-09 15:35:51
23230文字
会話率:43%
太古の日本。まだ、大和朝廷が日本を統一するため戦っていたころ、東の方では東の夷と言う異民族たちがいた、その異民族のうちの一つは盆地に住み、やがて大和朝廷よって滅ぼされるのであった。そして現代、深い眠りについていた怨念は目覚めた。
また、ある
所二人の男が昼下りのガラガラの特急列車から降りる。駅のホームは屋根により直射日光が当たっていないにも関わらず蒸し暑い。男の片方がネクタイを緩めながら言う。
「こんなに暑かったか?」
もう片方の青年になったばかりの男が言う。
「どこか涼しい所で昼にしましょう。」
先ほどの男がこくりと頷く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-28 23:39:10
8328文字
会話率:37%
かつてまだ記紀神話と呼ばれてた時代、大和朝廷と敵対する様々な部族がいた。彼ら朝廷に次々と滅ぼされていった。そして現代、彼らの怨念は2000年以上の眠りから覚めた。
部族によって使い魔にされた過去の少女と使い主になった現代の少年は彼らの暴走を止めるため動き出す。それを助ける霊能捜査官や妨害する仮面の男たち。 そして彼らは戦う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-19 21:05:59
707文字
会話率:0%
これは負け組みが勝ち組になる滅多にない物語ではなく、勝ち負けで生き方を決めない者達が【 戦国の理 】を創り返る物語。
「また、負け組以下かよ、前よりヒドイ!」
時は戦国。
負け組武士どころか朝廷の枠から外れた勝ち組にも負け組にも属さな
い超負け組に転生しました。
「知ってるか? 本当の負け組は存在すら消し去られるんだぜ」
<まつろわぬ民>の一族に、2度続けて負け組転生した男は前世の記憶を取り戻す。
一度目は、日本の零細農家に生れて小説家を目指し、売れないまま兼業のフリーライターとしてのネタの取材中に政治屋の悪事を知り口封じに殺され。
二度目は、<志念>と呼ばれる能力を使う冒険者達が主人公のマンガ世界に生まれたけれど、後輩の天才達の仲間にすらなれず、ザコとして敵役の能力者に瞬殺。
そして、三度目は日本史に残る事すらない賎民以下の生まれながらの朝敵。
能力は全てリセットされたけど、失敗を生かして戦国で能力を育てて、一族の滅亡を阻止する……
こうなったら、前世では通用しなかったけど、【能力を覚醒させる能力】を使って生き残るしかないっ!
……って、その前に、この一族女系部族で、俺は孤児のイジメられっ子なんですけど!?
人生に勝ち負けはない、あるのは争いの中にだけ。
権威は争いを望み、幸いを願う者達は争いを憂えた。
日本国 VS. 和の邦
その戦いは始まるのか、始まらないのか?
戦国サバイバル始まります。
カクヨムにて先行掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-17 00:00:00
44742文字
会話率:17%
戦争で造られた国家が、戦争で滅びる事を繰り返す。
その世界の仕組みの果てに
何度も自滅しかけた世界を救った男が、自力で戦国時代へと転生。
確実に滅びを迎える未来世界を予見した男は、戦争と国家による世界構造を破壊する決意をした。
伝奇
SF風チートによる歴史改竄シミュレーションものです。
戦国の世のあたりまえは、強者が弱者を喰らうこと。
弱者が強者に逆転し勝つという物語でも、弱い者も武の道を行くものばかり。
大多数であった農家は戦いの場に立つことはありません。
これは、そんな多くの農家が、農家のまま武家の支配から離れて、生きる事で世界の歴史を変える誰も書かないようなチートな物語。
三の段、現在
戦国武将は自壊しました。 農協が創造されました。
寺社勢力は破壊されました。 信仰は開放されました。
大和朝廷は破壊されました。 農民は解放されました。
西洋列強は破壊されました。 植民地略奪は中止されました。
鉄の時代は破壊されました。 土の時代が創造されました。
貨幣経済は破壊されつつあります。 人主経済が創造されました。
武家文化は破壊されつつあります。 農民文化は開放されつつあります。
●科学と魔術と仙術を極め人類を何度も自滅から救ってきた仙人──久遠が、現代から転生を試み、生まれ出でたのは戦国時代だった。
●不老不死の研究を行うついでに、神と全人類を相手に久遠は現代文明へと続く歴史を破壊し新たな未来を創造する。
●現代科学を遥かに超えるチートは武家が造った戦国というシステムを壊しその先に何を創るのか?
◆◇◆◇現在第二部まで終了 第三部開幕◆◇◆◇
●感想などで解らない用語を訊ねると用語解説をつけたしますので、暇つぶしにぜひ感想を送ってください。
著作権フリーとなっています御自由に御使い下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-19 00:00:00
128951文字
会話率:17%
ひょんなことから古代日本の博多の百姓の子供に転生した主人公。魔法が使いたかった主人公は日本に転生したことを知り、魔法を諦めたが成り上がることを決意した。現代知識を持った百姓の子供が古代日本でどこまで成り上がることが出来るのか!!
出来るだ
け史実に沿うように最初のうちは進めていくつもりですが、題材となる時代が古いため推測による設定などが多分に含まれます。もし、間違いとうがあれば指摘のほどお願いします。それと主人公の生まれた時代は正確には飛鳥時代ですが、大人の時はほとんどが奈良時代を舞台とするため奈良時代を前提として話を書いていたりするので気をつけて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-23 21:40:38
8778文字
会話率:21%
時は寛喜元年。源氏宗家が途絶え、政権が北条に移った鎌倉の世。奇妙な銀髪を持つ相楽夏目は北条時氏を主とする六波羅探題に勤めていた。そこで出会った桜庭芳乃とその『宿』椿。彼らは銀髪を持つ者の役割を知っていてーーーー?次に日ノ本を制するのは幕府か
、はたまた朝廷か。夏目は主のため日ノ本を東奔西走する大戦へと身を投じることに。結末や如何に!?
※更新は毎週金曜です。※一応歴史に基づいて執筆していますが、趣味レベルで好きなので必ずしも正しい学説を知っているわけではありません。「間違ってるぞ」というところがあればご指摘いただけると嬉しいです。設定上、歴史改編を行っている部分も登場するかと思います。許容できる方のみお読みいただければ嬉しいです。。ご指摘、批評大歓迎です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-08 20:00:00
406977文字
会話率:49%
古墳時代の日本。跡目争いのために父を殺された二人の王子と朝廷の話。
元ネタは日本書紀ですが、もちろん創作も含んでいます。
最終更新:2017-09-05 19:07:17
5168文字
会話率:48%
神代に創生された五つの国、北の瀏、南の瑩、東の琳、西の鏘、そして中央の壤は、それぞれの神の末裔たる五王家が統治していた。
平和な琳国に突如として軍事大国の瑩国が攻めてくるという知らせがもたらされ、琳国は未曾有の窮地に立たされる。
瑩国朝廷で
は冷酷な王太后が少年王の摂政として専制政治を行い、宦官長の曹絮などの奸臣が権力を恣にしていた。王太后は不老長寿を渇望し、不老長寿を叶えるという伝説を持つ琳国の神宝『蒼龍の眼』欲したが、琳国側が頑なに拒んだため琳遠征を命じたことが発端だった。武勇名高い燕将軍に率いられた燕国最強の朱鳥禁軍が琳国の都、瑞興へと進軍する。
琳国に霊力を宿し神姫と尊称される王女白遙がいた。『蒼龍の眼』を祀る神殿で祈りを捧げる白遙に禍々しい神託が降される。白遙は神託に慄きながらも、国の危機を救うべく和睦交渉を自ら志願し、瑩軍の燕将軍に会いにゆく決意をする。
瑩軍の陣地で白遙はひとりの青年と出会う。青年の名前は昌琥、出生の秘密を持つ瑩王家の王子だった。
敵対する国同士の狭間でふたりは惹かれ合うが…。
恋と冒険の異世界ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-31 20:45:42
8218文字
会話率:29%
古代日本では、鎮護国家の思想つまり仏教によって特に国内の社会秩序を安定させていくという考えが主流となり、当時の奈良大和の朝廷は法会という仏教行事を定期的に行っていた。
しかし古代日本の政治では、後に藤原道長が代表格といえる摂関政治を主導
してきた藤原氏が当時の政界で次第に力をつけていくことになる。当時の法会は、朝廷が主宰をする法会以外は各有力貴族が独自に行っていた。そのような中で藤原氏主宰の法会であり、『維摩経』を中心とした「維摩会」は藤原氏の権勢が拡大していくに比例して平安時代には藤原氏だけではなく朝廷つまり国家に対する法会に事実上なっていくことになる。
その「維摩会」が事実上の朝廷つまり国家に対する法会になっていく原点として、奈良時代以前後の藤原鎌足そして不比等、仲麻呂の三者と仏教との関わりを見ていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-03 13:17:25
16843文字
会話率:6%
日本古代史を研究していくうえで基本的な書物である『古事記』と『日本書紀』。その両歴史書の最初の部分に記載されている、特に初代神武天皇と2代綏靖天皇から9代開化天皇までの「欠史八代」までの古代初期天皇9代の系譜は両書が7・8世紀に編纂されて
いく過程で、当時の朝廷の立場を正当化するために「創作」されたものであることが通説となっている。
しかし筆者は、両書の該当記述を読むことを繰り返していくうちに、初代神武天皇から9代開化天皇までの9代そのものの実在・架空までは分からなくても、系譜伝承そのものが7・8世紀になって突然創作できるものではないのではないかと考えるようなった。
それをきっかけに、本作では上記の古代天皇系譜伝承そのものが古代に形成されて語り継がれてきたことに対して論じていこうと思った。
特に『古事記』『日本書紀』のいわゆる『記紀』に記されている古代天皇系譜伝承の「古代史的意味」についての一説が、また出現する!! ……であろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-22 13:45:12
43482文字
会話率:17%
日ノ本には、古来より「オニ」と呼ばれる者たちが居た。辺境の地に住み、古代から朝廷に忌み嫌われ、数々の英雄談において「悪役」として登場する彼らの本当の正体は、「現世」と「隠世」の境界を守護する者たちであった。
幕末の動乱期に入ってきた吸
血鬼という脅威に日本は晒される。
その事態に対処する為に創設された無名の組織を受け継ぎ、現代まで続く政府機関が「鎮守府」。吸血鬼に対抗できる「オニ」を育成し、その脅威を駆逐する為の機関である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-23 09:28:29
3854文字
会話率:39%
平安朝、末期。
藤原氏によって古代以来より、ばらばらだった日本は完全統一され、日本の長きにわたる豪族時代は終わりを告げ、大和朝廷による一国支配がはじまる。
朝廷の中でも、特に活躍した貴族である藤原氏は、藤原道長の時代にその隆盛を極め
るが、度重なる出兵と重税に疲弊した民衆は、その支配に対して不信感を募らせるようになる。
そんな民衆の態度を敏感に察知した藤原道長は、やがては密告制度を導入した圧政を行うようになり、その支配を盤石なものにする一方で、民衆の反感を増々買うようになっていく。
やがて、道長の死とともに民衆の怒りと憎悪は爆発し、各地の勢力は相ついでを反乱を起こし、やがては三つの勢力にまとまっていく。
平清盛を当主とする平氏。
源義朝を棟梁とする源氏。
橘義賢を首魁とする橘氏。
平安朝の終わりとともに現れたこの三家による生き残り合戦は、熾烈を極め、やがて後の日本の形成にまで深く関わる影響を残すことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-21 15:42:33
832文字
会話率:0%