この作品は古典『源氏物語』の現代語訳ではありません。
むしろ徹底した古典『源氏』離れに特徴があります。
実際の平安王朝時代に光源氏が実在していたら……そんな設定のもとに書かれています。
そういう意味では現代文学の歴史小説です。
登場人物
設定も、古典『源氏』とは大きく違います。
しかも登場人物の大部分は歴史上の実在の人物だったりします(実名は伏せてあります)。
また平安時代の「恋愛小説」でもありません。あくまで平安時代の「政治小説」です。
※ ※ ※
帝の皇子でありながら源の姓を賜って皇族から出され、一世の源氏となった彼は世に光源氏の通称で通っていた。
その父が雷に打たれたと聞いて宮中に駆けつけた時は父帝は瀕死の状態で、そこで自分を皇族から外した父帝の御真意を源氏は聞く。
それでも彼は、それから平安朝のどろどろととした権力争いの世界に巻き込まれていくのは避けられなかった。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 21:00:00
425708文字
会話率:39%
平安末期、伊勢平太と遠藤持遠は武士としての若い同僚である佐藤義清の芸術論の押し売りに閉口し、歌の道に命をかける覚悟があるのかと問い詰めた。そんな折、持遠に長子が誕生。だがその直後、「覚悟」を決めた佐藤義清は職も妻子も捨てて、歌の道に専念すべ
く出家した。
そして遠藤持遠の長子は成人して盛遠と名乗るが、とあるとんでもない事件を引き起こし……。
さらに伊勢平太は後に権力の頂点に……。
三者三様の「それぞれの秋」。
この作品は「歴史小説フリマ(http://www5b.biglobe.ne.jp/~freema/index.htm)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-03 13:10:34
31996文字
会話率:61%
高校三年生の小島美千子は生物部の部長。趣味は蝶の幼虫の観察。理系志望なので古文は苦手。
そんな美千子が母親に京都での着物ショーに平安時代の十二単のモデルとして駆り出され、下人役の幼馴染みの隆浩とともに出演中、ステージの上ではしごから転落。気
がつくと夜の尼寺の庭に隆浩とともに倒れ、言葉が通じない尼僧たちに介抱されていた。
翌日、美千子と隆浩は東山に登って京都を一望するも、眼下に広がっていたのは昔の平安京。
タイムスリップしたことを知ってパニックとなった二人だが、美千子は十二単を着ていたので貴族の姫として扱われ、尼僧の兄の老人である大納言に養女として引き取られた。
現代の小市民の一女子高生が、平安時代の貴族の娘に……。
ところが、この大納言、蜂を飼うのが趣味で、それに誘発されて蝶の成長の観察という自分の研究テーマへの意欲が、平安時代において再燃した美千子だった。
この作品は「歴史小説フリマ( http://www5b.biglobe.ne.jp/~freema/index.htm )」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-02 22:55:35
75742文字
会話率:44%
【毎日更新】
転生先は平安時代の武官の家柄!?
かと思ったら魔法アリ!魔獣アリ!の異世界だった!?
前世で家族への後悔を抱えている俺は、今世では家族の為に全力で生きてやる!
数百年以上も魔族と戦争をしているヒノ国。
家族を守る為にも強くな
ろうと決意するのだが、俺の魔法は庶民にも及ばない静電気程度の威力しかない。
三歳から烏天狗の師匠の下へと預けられ、厳しい修行の毎日。
絶対に家族を守れるくらい強くなってやる!
面白いと感じましたらブクマと★★★★★を頂けると幸いです。
作者の励みになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 18:45:51
423536文字
会話率:33%
8XX年…平安時代、漁業の盛んな村の海底に…人魚の王国があった。
王国には王子が生まれた。
歌声とハープの音色で王国を守っていたので、
王子は海音 かいと と名付けられた。
海音はすくすくと育ち、人間界に興味を持った。
人魚も妖怪とされ
ていた昔の日本では、人間界と関わりを持ってはならない。
とある出来事がきっかけで、掟を破った海音は少女と密かに会っていた。
その現場を村人に見られてしまいーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 16:26:30
8786文字
会話率:41%
姉へ思いを募らせる帝の思惑によって、後宮へ出仕することになった椎子。
好きな物語でも読んで、さっさと実家に帰ろうと思っていたけど、陰謀に巻き込まれたり、妃に嫉妬されたり、後宮はデンジャラスを痛感する日々。
エブリスタ、カクヨムでも掲載。
最終更新:2024-04-20 13:00:00
80864文字
会話率:44%
桔梗が咲く屋敷に住む女性は、近衛少将との関係で悩むが・・・
最終更新:2023-12-11 13:08:21
3836文字
会話率:35%
土佐の国守の任期が終え、紀貫之は京へ戻る。橙乃は紀家の侍女。途中、新任の国司に呼び止められたり、海賊王と称する藤原純友と出会ったりしてしまう。紀家の侍女橙乃は大事な和歌集を海賊に奪われてしまわぬように、ひそかに胸にしまい込むが・・・婆様「あ
れがないんじゃ」「え?あれって何?」和歌が自然と口をついて来る体質の紀貫之は、和歌の達人、ミリオンセラーヒットを出した有名人で、ちょっと変人。女もすなる日記というものを書き出した紀貫之、海賊、天候不良に襲われる船旅、紀貫之の息子時文が何やら秘めた思いだのを言い出して来たり・・橙乃の旅は波乱万丈。
土佐日記を書きたいと思ってましたが、橙乃の恋愛を主にすると、土佐日記の部分がほとんどカットになりました。雰囲気だけでも楽しんでいただけたら幸いです。一応恋愛物。平安物。時代考証はゆるいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 00:54:17
33863文字
会話率:41%
中国の神の1柱・混沌。彼女に与えられた仕事は「人類を輝かしい繁栄に導く」こと。
どう導けば最も繁栄できるのか? 術を使って未来のシミュレーションを行う中で、どの仮想未来も同じタイミングで滅ぶことに気がつく。
西暦22XX年、地球のエネルギー
を求めてやってくる宇宙からの侵略者――その存在に頭を抱えながらも、シミュレーションを繰り返す日々。
そんなある日「封神演義」という書がやたらと目につくので調べてみると、全ての未来で生み出されていることと、その中に自身が登場することに驚く混沌。
どうせ手詰まりならロールプレイでもしてみるかと封神演義の再現を目指した仮想未来はたちまちエラーを吐き、混沌自身もその世界に引き釣りこまれてしまう。
そこで出会った【みなもとのらいこ】を名乗る女性。
彼女と話す中でその世界が平安時代の日本であることを確認するが、そこは文化も習慣も人間のスペックでさえ混沌の知識から外れた世界だった――――――。
人、神、妖怪。様々な種族が彩る歴史ファンタジーコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 22:48:33
46368文字
会話率:55%
グルメで温泉好きの少年が謎の陰陽師に平安時代へと連れ去られてしまう。
平安篇では少年の成長と冒険が、ユートガルト篇では異世界で陰陽師の謎に迫ります。
最終更新:2024-04-19 17:11:00
662206文字
会話率:61%
時は天元元年、魑魅魍魎が跳梁跋扈する時代――。安倍晴明の弟子となって久しい蘆屋道満は、都で何人もの人を殺しその生き血を飲む”人食い女鬼神”を退治する。そうして、平安京に短くも平穏な時が訪れたと思われた――が、
しかし、暗雲は再び平安京を覆い
始める。――再び連続吸血殺人事件が再発し、犠牲者たちの血が流れる。増え続ける被害者のその状況を見た時、その事件の先に道満への憎悪を宿す”模倣者”を見ることとなる。
一方で、安倍晴明は弟弟子である賀茂光栄との因縁に悩む。光栄は晴明に対抗心むき出しであり、晴明の存在が彼の前途に立ちはだかるものとなっていたのだ。
かくして凄惨な、”連続吸血殺人”事件ははじまり――、それはとうの道満たちすら思わぬ方向へと転がっていくのであった。
「ふん? ――いまさら拙僧(おれ)にそれをことわるとは――、何か企んでおるな?」
「フフフ――、とりあえずは”解決”とするのですよ」
「――は、解決? これでしまいにすると?」
「ええ――、事件は解決いたしました。道満には宴の席を準備して頂こうと――」
蘆屋道満と安倍晴明が、お互いを相棒として平安京の闇に立ち向かう、呪法奇伝ZERO最終編。
”呪法奇伝ZERO~平安京異聞録~”開幕であります!!
※ 本作品はノベルアッププラスでも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 19:32:48
209164文字
会話率:47%
普通の人には見えないモノ、妖怪や幽霊の類が見える少女、仁南《にな》はその能力ゆえ、妖怪に狙われて困っていた。見かねた祖母は、その分野の専門家である僧侶、重賢《じゅうけん》の元へ、高校の三年間、預けることにした。
しかし、京都に到着したと
たん、迎えに来た遥とともに、妖怪に誘拐されてしまう。その先にいたのは、鬼と吸血鬼、さっそくトラブルに遭遇して前途多難の予感。
平安時代から妖怪退治を生業としている綾小路家の人たちや、縁のある妖怪たち、鬼の珠蓮《じゅれん》と出会う。強い霊力を持つが故に、妖怪がらみの事件に巻き込まれていくが、その過程で、自分の出生の秘密や、右目に宿る悪魔の正体を知っていくことになる。
この物語は、前作『金色の絨毯敷き詰められる頃』で書き切れなかった鬼の珠蓮のエピソードを完結するための物語です。
前作を読んでなくても楽しんでいただけますが、興味を持っていただいたなら、是非、読んでみてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 18:40:08
16367文字
会話率:40%
平安時代を舞台に頼政の詠んだ歌で作ったなんちゃって歌物語です。
歌から話を作っているので詠まれた順などは順不同です。
「俊恵、危機一髪!」は鴨長明の『無名抄』の現代語訳です。
カクヨム、アルファポリスにも投稿しています。
最終更新:2024-04-18 12:00:00
1210文字
会話率:24%
『平家物語』と『源平盛衰記』から源頼政の鵺退治と菖蒲の前の話を現代語訳しました。
ノベマ!、カクヨム、アルファポリスにも同じものを投稿しています。
最終更新:2024-01-01 12:00:00
3106文字
会話率:21%
時は平安と呼ばれていた時代、平和かと思われた京の都にも、物の怪の類が連日連夜、悪さを働こうとしていた。
それらをほとんど未然に防ぐ活躍をしていた、稀代の天才陰陽師『安倍晴明』。
ところが、晴明は「後は任せた」と言い出して、突然(部分的
な)休暇に入ってしまう。
弟子である五人の女の子たちが、師匠の代わりに物の怪退治へと赴くも、思わぬ事態が発生してしまって……!?
新感覚の平安妖退治ファンタジー、ここに幕開け!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 07:10:25
30132文字
会話率:76%
平安時代、女流作家紫式部によって書かれた長編恋愛物語「源氏物語」。その物語の中では、帝の子として生まれるが臣下に下され、そこから大逆転を見せるプレイボーイ「光源氏」と、その周りのものたちの一生が描かれる。
その世界の田舎に暮らしていた中流
貴族の娘は、そんな華やかな人生とはほど遠い暮らしを過ごしていた。
しかしある日、酒豪でどうしようもない父が、大ニュースを連れて帰ってきた。それは、「都への出仕」へ誘われたと言うことであった。彼女はやっとの転機に目を輝かせ、すぐに出仕を決める。
田舎者である彼女にとっては、全てが新鮮な光景。新たな出仕先である「六条院」で彼女を待っていたものとは____折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 22:09:59
16948文字
会話率:30%
源氏物語で、一番ぶさいくとして描かれているのって、誰かって言ったら間違いなく満場一致で末摘花という、お姫様ですよね! 私がトラ転して生まれ変わったのは、どうもそんな、作者から嫌われているっぽい宮家のお姫様です。でも、あれ……? なんだか、原
作で書かれている事と、私の現状が一致しませんね。そうだ、史実の部分と照らし合わせたら、私、お金持ちだし割と美女だ! よし! 生まれ変わってしまったのだし、お姫様お一人様ライフを満喫しようじゃありませんか! 光源氏? え? いりませんよ??? …………って、この世界、源氏物語を下地にしたゲームの世界だったんですか?! がんばれ負けるな末摘花! お一人様ずぼらライフを守るのだ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 17:00:00
13350文字
会話率:19%
――舞台は現代から1000年遡る平安時代。
身分制度が厳しい時代背景の中、身分の異なる3人の男女が、幼い頃を共に過ごした京で、絆を深め惹かれあって行く。
だが、彼等の成長と共に、世間が示す身分の壁が大きく立ちはだかり、幼い頃のように共に過
ごす未来を夢見続けることが難しくなって行った。
そしてある出来事をきっかけに、いつか再び交わる事を望みながらも、各々に生まれながらに定められた道へと進み行く決意を固める。
一人は貴族の姫として、政(まつりごと)に携わる道を。
一人は生まれ育った故郷に戻り、一族や故郷の発展、繁栄に尽力する道を。
そして一人は姫の従者として、生涯をかけて彼女に寄り添い、付き従って行く道を。
それぞれに選択する。
最初はただ純粋に、守りたいものの為、己が信じ選んだ道を真っ直ぐに進んでいた3人だったが、彼等に定められた運命の糸は複雑に絡み合い、絡まり合い、いつしか抗えない歴史の渦へと飲み込まれて行く事に――
『どうして……どうしておぬしらが争わねばならぬのだ?』
これは後に「平将門の乱」と呼ばれる歴史的事件を題材に、その裏に隠された男女3人の恋と友情、そして絆を描く物語。
そしてその絆は、1000年もの長い時を繋ぎ、令和と呼ばれる現代へと引き継がれて行く――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 13:15:27
412079文字
会話率:50%
平成の時代を生きていた主人公が生まれ変わった先は戦国時代で、平安時代以来続く関東の名族小山氏だった。かつて下野国の守護として関東屈指の大勢力を誇っていたが、戦国時代になるとすっかり衰退して下野半国も支配できない有様に。
下野国内は宇都宮氏を
はじめとした国人達による群雄割拠状態で、さらにその周囲には古河公方や関東管領山内上杉氏といった大勢力が跋扈している始末。
果たして主人公は戦国の世でかつての名門を導くことができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 19:10:00
636025文字
会話率:43%
艶やかな京の都。ここでは公卿たちが優雅な生活を送っている。
その生活の端々で、宮中を駆け回る蔵人。
季節の事柄や雅な歌に彩られた宮中で、蔵人のやることは意外と多い。
最終更新:2024-04-16 06:00:00
53879文字
会話率:33%
「異世界転生……マジですか……」
現代っ子(ただしド田舎育ち)が平安時代ぐらいの文明レベルに放り込まれて四苦八苦。
前世知識を駆使して快適な生活を送りたいと思うものの赤ん坊の姿ではままならず。
まずは精霊を巻き込み、そして家族をも巻き込んで
目指すはストレスフリー生活!
まずはトイレとお風呂ですね!! そして冷暖房完備の快適生活を目指しますよっ。
家族と仲良く平穏、そして快適に暮らす事が目標の元女子高生の奮闘記です。
注意:
・タグにある通り設定が多く、解説もとても多いです。更に超スロー展開です。
・初期は不衛生・不潔な描写が多いです。苦手な方は回避してください。
・不妊や流産といった設定が少し入ります。受け付けない方は回避でお願いします。
・毎週月曜の夜に投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 22:00:00
952498文字
会話率:24%
東大志望の女子高生・私=椿あおいは、親の命令で東大の滑り止め用に関西にあるカトリック系お嬢様大学を受験するよう指示され、その願書を出しにいった関西のとある町で大地震に見舞われ、ビルの中で圧死したかと思われた。
……が、気付いたら、平安時
代の上流貴族のお姫様に転生していた!?
しかも、これって現実の平安時代なの?
もしかしてあの有名古典世界!?
あの有名古典作品内で死亡確定の役柄に転生してしまったらしい私は、東大受験するはずだった全熱量をもって、それに対抗していきます!
~***~***~***~***~***~***~
源氏物語をベースとした、ドタバタ転生ラブコメディー
~***~***~***~***~***~***~
※話の展開上、主人公は上記の事態を徐々に自覚していきます。その前提部分が少し長めで、源氏物語関連に入るのは、第7節最後の方~第八節にかけてくらいからです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 18:23:41
175769文字
会話率:25%
平安時代のようなところで目を覚ました光。自分が光源氏だと呼ばれている事も理解できない状態で生活を始める。従者の惟光に言葉や常識を習いながら、失った記憶の断片を拾う光。
ある時、予知できないタイミングで現実世界へ戻った光は、自分が絵の中に入り
、物語の中で怨霊を退治し、無事先輩を助け出す為に行動していた事を思い出す。
再び絵の中に戻った光は、またしても記憶を失っていた。その状態で怨霊に襲われ、対処方法も分からないまま必死の思いで撃退する。
身に覚えのない結婚に、見知らぬ舅、記憶のない愛人達に囲まれて、誰が味方でどれが怨霊か曖昧な世界。
次に現実世界に戻れるまで無事でいられるかは、光のセンスにかかっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 01:00:00
73005文字
会話率:28%
平安時代、ある一人の男によって神にも等しい妖怪が討伐された。しかし、男の名は歴史に刻まれることはなかった。
現代に2000年の時を経て、運命を背負うことになった青年の人生は…。
この作品は、カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2024-04-14 20:02:08
126286文字
会話率:42%
女子高生が異世界に転移したが、そこは平安時代に現代の流れと分岐したパラレルワールドだった。
分かったのは砂漠化してしまった地球で、人間はドームの中で管理された自然としか生きられなかった。けれど元の世界とは違った機械文明があって、食事以外は慣
れればなんとか暮らしていけるものだった。幸運なことに転移者に慣れている世界でもあったので自分も周囲も馴染みやすく、溶け込めたのはいいが、上位貴族の婚約問題に絡んだり、言い寄ってくる男性がいたりと、なかなか落ち着けない。一番気の合う男性は色々と問題が山積している人なのだが、一部の人達の協力も仰ぎつつ周囲に知られないように恋愛を育んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 23:23:45
215187文字
会話率:25%