駅の連絡通路に、地元小学生が描いたらしいりんごの絵が飾られていた。
最終更新:2021-04-09 23:21:55
2419文字
会話率:0%
――年越えの粉雪は、降りながら鳴くのです。
雪降る夜のささやかな幻想を綴った掌編。
(第31回 ゆきのまち幻想文学賞 応募作)
最終更新:2021-03-23 19:10:07
3043文字
会話率:20%
侵攻を信仰が阻む訓練兵・空軍・傭兵・老兵・闇の帝王。それ等の攻撃をかわし、海岸線に辿り着いた猛者達が語る負け戦。
故に私も語る事となった。
海を目指し夜明け前に走り出した自転車が入り込む幻想文学の世界から。
最終更新:2021-02-03 05:26:09
2333文字
会話率:5%
【線の雨が、世界を滅ぼす】……雨を逃れて、同窓の女騎士隊長レクイカ麾下の女騎士達に罵られたり蹴られたり時には協力しあったりしながら行く逃避行の旅が、始まる。
最終更新:2020-11-08 20:00:00
85264文字
会話率:41%
信仰、妄想、二次創作、それらはすべて等しく価値がある。という思想を結晶化した短編です。原稿用紙6枚の文芸作品による殴り合いイベント「ブンゲイファイトクラブ2」投稿作。
最終更新:2020-10-25 16:50:59
2224文字
会話率:35%
真実とはひとつなのだろうか。
ジャーナリズムはなぜ真実を求めるのか、いや、求めなければならないのだろうか。
ある不思議な体験を通して、彼らはその神髄に近づく。
シビュラ(巫女)の追憶によって……
最終更新:2020-10-02 07:00:00
1648文字
会話率:66%
2004年に「シャボン玉」が駅メロディに採用された常磐線湯本駅。
サビの部分だけが流れるはずの発車メロディですが、年に一度だけ2番までの全曲が流れることがある、という噂を聞きつけた僕は、その噂を検証しようと常磐湯本町を訪れます。
最初は普通
に行き交う列車を観測していただけの僕、次第に何か違和感を覚えるようになってゆき…。
…物語は切ない結末を迎えます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 16:00:00
5750文字
会話率:27%
ある人が聞き集めてきたような短編集。
最終更新:2020-05-05 02:08:44
14445文字
会話率:9%
短編集『幻想宝石箱』
一粒。文学。幻想。耽美。
1話1000字程度。短編。ショートショート。
最終更新:2020-04-29 15:38:29
6232文字
会話率:17%
或る日、「俺」が目を覚ますと、にこにこと笑う奴と目が合った。
そいつによると、俺の余命は一週間しかないらしい……。
第28回ゆきのまち幻想文学賞投稿作
最終更新:2020-04-12 15:49:35
3190文字
会話率:64%
瓶詰めのものはすべて買うことができる。この世界ではなんでも瓶詰めになっている。手紙、小説、概念、夕暮れ、屋上、無人駅、音楽、発狂、神、後輩。僕は後輩を買った。(noteにも投稿)
最終更新:2020-04-02 21:44:29
11817文字
会話率:46%
青の日には洞窟で壁魚が釣れるらしい。
Tumblr(http://9g9glalala.tumblr.com/)でも掲載しています。
最終更新:2017-07-08 11:58:35
4227文字
会話率:55%
カフェを経営するセルゲイはある日不思議な客を迎えた。時待たずして親友が何者かに殺害され、セルゲイは不思議な客・ヴィズドムィに疑いを持つも、次々と手に掛けられる仲間たち。真実を知るため因縁の地と思しき廃村へ向かったが、そこに待っていたのはヴィ
ズドムィその人だった。「どちらか死ねばそれで終わる、選べ」。時代と偶然に翻弄された二人の男が行き着いた悲劇。
※セルバンテスにて完結済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-01 20:00:00
141209文字
会話率:57%
美香子は三人家族でマンションで暮らしている。平凡な暮らしであるが子供の成長を楽しみに、不安などない生活を送れてたはずである。あの烏賊飛行機が飛び込んでくるまでは…
(フリオ
・コルタサルに)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-26 18:00:00
4351文字
会話率:13%
ゆきのまち幻想文学賞応募作。
最終更新:2019-10-19 20:05:08
1992文字
会話率:4%
広世と呼ばれる異世界の物語…。広世に失われた光を取り戻す為、少年新良は旅に出る。少女秀怜と出会う時、光は再び蘇る。
幻想文学作品。
最終更新:2019-08-31 04:41:25
157435文字
会話率:49%
海の上には、絶望した人々が大勢住んだ、砂糖細工の船が浮かんでいる――。いじめに遭い、人生に絶望した少年は首を吊る。誰も助けてくれない。誰も寄り添ってくれない。人生に対する勇気ももうない。猫の三毛しか、そばにいてくれない。気を失い、目を覚ます
とそこは奇妙な場所だった。部屋はそのまま。しかしドアを開けるとそこは船の上だった。女たちがささやき、泣き叫び、男たちが狂ったように同じことを繰り返すこの船で、少年は小学校時代の同級生の少女に出会う。※この作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-22 23:18:01
73918文字
会話率:47%
雨の日が楽しみな男の子と、不思議な女の人、麗子さんの話。短篇です。
最終更新:2019-05-01 00:08:31
5410文字
会話率:44%
「皐月、不思議な匂いがする。温泉、みたいな?」
瑛太がくんと鼻を鳴らす。皐月は慌てて紅紫色のマフラーを鼻までたくしあげた……。
ゆきのまち幻想文学賞、最終選考に残していただいた小説です。
※この作品は、webサイト「裏路地迷町(htt
p://cyss.sakura.ne.jp/roji_m/)」、「pixiv」「カクヨム」「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-01 18:00:00
3376文字
会話率:28%
魔女バスから逃げてきたという少年に出会った不思議な能力を持つ少女と大人たち。生霊の少年を早く体に戻してあげようと悪戦苦闘する彼らだったが事態は思わぬ方向へ。少年救出作戦の鍵はバスに乗りあわせていた銀髪の男の子がにぎる。はたして霊少年は帰れる
のか?
クセもの揃いのキャラたちが織りなすポップでちょっと切ない物語。SF的な設定なのに友情・家族といった普遍的テーマの青春小説が好きなひとにオススメしたい作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-10 13:45:47
42055文字
会話率:17%
目を覚ますと、枕元に白いヒゲの男が立っていた。
彼の目的とは一体……
注)この作品はエブリスタにも掲載しています。
最終更新:2019-03-02 20:58:03
4067文字
会話率:49%