過去は問いかける
不思議の森は鎮守の森
注連縄の内側で神を守る狛犬は
夜になるとお面をつけて踊っているそうな
風の旅人は帽子の内側に
五億年前の林檎を隠していて
たまに刻を超えて
風を届けに行くらしい
船町の洗濯物は夏の香りすなわち潮の香
り
子供達のはしゃぎ声が
今でも響き渡る古き通り折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 17:00:29
2654文字
会話率:0%
【本編は完結しました】
【※本作品は同名作品のリメイクとなり、こちらが本編となります】
彼女は激しい渦の中で、夢を見る。
優しい両親……貴族のような生活……大きなお城。
ふてくされた男の子……。剣を握る少年。
そして……
彼女の前に跪
く、数千もの『異形の化け物』達。
甘い血潮の香り……。巨大な漆黒の獣。
その瞳に映る……金色の猫。
そして彼女は目を覚ます。現代に生きる一人の少女として。
テンプレストーリーの中に何気ない顔で潜む『悪魔』の日常をご覧下さい。
通常パートとシリアスパートの落差にご注意ください。悪魔的描写がございます。
この作品は『悪魔公女 〜ゆるいアクマの物語〜』の第二部となります。
前作を知らなくてもたぶん大丈夫です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 22:21:33
787703文字
会話率:39%
勉強とか、成績とか、友人関係とか、担任との相性とか、家族との関わり方とか、そんな事を考えるのが嫌になって、だから1人になれる場所が欲しかった。
重い重い鍵の壊れた金属の扉。そこをゆっくりと開くと、少し開けた屋上に出た。フッと風が吹くと、微か
に潮の香りがする。開けた屋上にある古ぼけたベンチ。そこに少し腰をかけると、微かに人の声がしてきた。初めは校舎の中にいる人のものかと思ったが、どうやらそうではないらしい。確実に近くにいる。そう思って辺りをぐるっと見回してみたが、人が隠れれそうの場所が見つからない。やはり勘違いなのか?とそう思った時に、屋上の入口扉よりも上から声がした。
「あれ?ここに人が来るなんて珍しいね。お客さんかな?」
そう言った彼女のリボンは青色で一個上の先輩だと分かり……。
この作品は、僕が普段連載している「普通の男子高校生である俺の日常は、どうやら美少女が絶対につきものらしいです。〜どうやら現実は思ったよりも俺に優しいようでした〜」のサイドストーリーです。ちなみにこの連載作品を読んでいなくても、全然読めるようになっておりますのでぜひご一読ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 01:48:15
288159文字
会話率:51%
ナレーション
ここ、青葉原学園には最強最高の完璧超人、青葉原修斗(あおばはらしゅうと)がいた。
そして今日、青葉原修斗の伝説が始まる!
…………………………………………
「潮の香り、波の囁き、そして広がる青い空、そこにたたずむ俺、ああ
…美しい」
「なんとカッコいいのか、俺は」
そう自惚れているのは青葉原修斗、完璧超人(笑)であり皆から慕(わら)われている天才である。
そんな修斗は今、悩んでいる。
もしかして俺学園長の孫だから気を使われているんじゃないか?
かっこよくいられてないんじゃないか?
そう悩んでいた!先程までは…。
このすごくいい雰囲気の漂う空間に、一人で立っているという状況にすべてどうでも良くなり自惚れを話し始めるまでは……だ。
修斗は別に嫌われているわけじゃない!慕われていないわけでもない!
ただ残念がられているだけである!
ナルシストで自分が大好きなところさえなければ完璧なのにと!
強い!優しい!カッコいい!素敵な三拍子の揃った人間なのだ!
今回はこんな青葉原修斗の素敵な日常をご紹介しよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 16:04:35
6634文字
会話率:53%
電話を終えると潮の香りがして…
最終更新:2021-10-16 22:32:42
1737文字
会話率:59%
遥果 <はるか> が差し出す傘に入る
夕映 <ゆえ> の甘く掠れた声。
奏多 <かなた> と抱き合うと潮の香りがしてくる。
ゆらゆら揺れて波の中。引きずり込まれ溺れていく。
三人が絡みあう、ひと夏の海辺の物語。
*この作品は、note、
カクヨム、エブリスタにも掲載しております。
©️水菜月2021.
この小説に掲載されている文章・写真・イラストの著作権は
作者水菜月に帰属致します。許可なく無断転載、使用、販売を禁止します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 22:00:00
13579文字
会話率:16%
侵攻を信仰が阻む訓練兵・空軍・傭兵・老兵・闇の帝王。それ等の攻撃をかわし、海岸線に辿り着いた猛者達が語る負け戦。
故に私も語る事となった。
海を目指し夜明け前に走り出した自転車が入り込む幻想文学の世界から。
最終更新:2021-02-03 05:26:09
2333文字
会話率:5%
潮の香り。南海の孤島。
南の果ての、パラダイス。
ここはまさに、ユートピア。
最終更新:2020-12-11 21:50:29
4252文字
会話率:47%
コーヒーと潮の香りがする、トイレが近くなるラブコメです。高校生になり鎌倉に引っ越してきたばかりの少年『ソソグ』。彼は趣味のカフェ巡りの最中に尿意に襲われていた。必死に海沿いを自転車で走ると、サーフィンの練習をしている女の子を見つける。トイレ
の場所を聞こうとするがその瞬間、盛大にもらしてしまった。『ナミ』と名乗ったひとつ年上の小さな女の子は、引いたりせずソソグを助けてくれる。ナミは『サーフィンショップの娘なのにサーフィンができない』という秘密があり、今は秘密の練習の最中だったという。ひょんなことから秘密を共有することになってしまった。それからナミはソソグを自分のお店のバイトに誘う。ソソグはサーフィンショップでコーヒーを淹れることになった。お店のナミや店主、常連たちとの交流で、ソソグはコーヒーを淹れることについて真剣に取り組み始める。完結後は新人賞に投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 12:00:00
102167文字
会話率:29%
にゅう麺にまつわる父と子の物語
最終更新:2020-06-16 11:49:20
962文字
会話率:30%
※お知らせ※
題名の変更を検討中です。お手数をお掛けしますが、ブクマなどの対応をよろしくお願い致します。
昔から、おそらく私は人よりにおいに敏感だった。閑静な住宅街にたまにしか通らない車から出る排気ガスはお気に入りだったし、雨上がりの山の
、普通は臭いだろうと思われるにおいも好きだった。私はふとした瞬間に嗅いだことのないにおいがすると夢中になった。今思えば周りは気が付いていない事が多かったかもしれない。
もしかしたら私はなるべくしてなったのかもしれない。
※実在する人物や団体とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-15 20:31:19
69946文字
会話率:42%
新幹線で出会った老夫婦。津波の被害に遭った人たちのようだ。彼らの話を聞いていたら...
最終更新:2019-07-30 14:29:42
637文字
会話率:12%
会社の夏期休暇を利用して、
実家へ帰省した広世海羽(ひろせあおと)。
潮の香りに誘われて懐かしい光景を目にした彼は、
二度と戻らぬ遠い日々へと想いを馳せる。
銘尾友朗様が主催されている「夏の匂い企画」参加作品です。
最終更新:2019-07-20 00:05:57
5437文字
会話率:41%
幼い頃から江藤蓮夏はとてもリアルな夢をみる。
エトワールと呼ばれて、異国情緒あふれる港町で暮らす夢。
燃えるような赤い髪のカルデニアと、姉妹のように育って楽しく笑う夢。
そして、金色の髪に空色の瞳をしたジェラルドと出会い、恋におちる夢。
で
もそれは、ただの楽しい夢。
そう思っていたのに、高校受験の日、懐かしい潮の香りと共にカルデニアそっくりの男子生徒と出会ってしまう。
それから夢の中の人物と現世で次々と出会い、ついにジェラルドと似た人を発見したけれど、蓮夏はまた夢を見る。
いつもと違う雰囲気の夢は、ジェラルドの裏切りとエトワールの悲恋を伝えてきた。
蓮夏は、知りたくなかったジェラルドの本当の姿を知ってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-21 08:52:11
142640文字
会話率:40%
穏やかな波と、潮の香りに包まれた瀬戸内海。
海を臨むその町には、岬に抱かれた神社があった。
高校生の桧原直は、その神社で何代目かになる巫《みこ》の少女である。
今年、十二年ぶりに行われる特別な祭で、直は神楽を演じることになるが――
――そんな彼女に夜闇に紛れ、一つの影が迫っていた。
この世のモノとは思えない異形の訪問者。
その出会いは、不思議な夏の始まりを告げた。
民話『猿の生き肝』を元にしたお話です。
神社の神使『猿』と、病気に苦しむ『竜宮の媛』、竜宮に住む『魚人』に関する謎を追う物語。
主人公は『タコ型魚人(人化あり)×女子高生』の二人。
人外と人のボーイ・ミーツ・ガールです。
タコと女子高生を現実的に絡めたくて書きました。合掌
以前、『猿蛸合戦』の題でこちらに載せていたものを、大幅に書き直したものです。
方言が難しいところがあれば、指摘いただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-31 12:15:00
272880文字
会話率:26%
それは血の秘密。
血族にだけ遺伝するという不可思議なチカラ。
事故で両親を失った兄妹が、伯父に引きとられて北海道の片田舎へ。
やたら潮の香りが強い漁師町。
否応なく関わってしまうおかしな人々。
やがて巻き込まれてゆく事件。
澪という小さな町
には秘密があった。
小さな小さな田舎町で、女神と鬼の末裔たちが繰り広げるバトル! 漫才! そして町おこしっ!?
青春異能バトル町おこし伝奇ファンタジー、開幕です。
「なにそのカオスなごった煮。ていうか主人公がヒロインポジっておかしくない?」
「兄さん。いつから自分が主人公だと錯覚していたの?」
※第6回ネット小説大賞 1次落ちでした。しょぼん。
※ネット小説大賞からイラストをもらいました!
※第5回ネット小説大賞 2次落ちでした。無念。
※第4回ネット小説大賞 2次落ちでした。残念。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-23 11:58:40
1047030文字
会話率:33%
その年の正月、小学五年生だった僕は大好きなアイドルが掲載された雑誌を買おうと店に出かけた。そこで出会ったのは……
最終更新:2016-12-31 19:10:50
3018文字
会話率:40%
ワシントン、ロンドン両軍縮会議の内容が、史実とは異なっていた世界―――
“金剛”型の代艦として建造された高速戦艦“紀伊”は、嵐の先に米輸送船団を捉える。台湾の航空隊と激戦を繰り広げる、フィリピンの米航空部隊へ物資を届ける船団だ。だがそこに
は、“コロラド”と“ウェスト・ヴァージニア”の二戦艦が、護衛として随伴していた。
巨砲対巨砲。ぶつかり合う、鋼の旋律。
“紀伊”の艦上に、砲術長深山太一中佐の咆哮が響き渡る。果たして、勝者となりうるのはどちらなのか。
日米戦争最初の砲撃戦の火蓋が、今切られた。
※「小説家になろう」初投稿作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-05 16:26:30
36199文字
会話率:29%
――お前は埋もれかけた宝の鍵だった。
その世界では、長きに渡って世界的な冷戦が続いていた。
国家間の緊張を他所に、自らが望む自由のために悪行の限りを尽くす海賊がいた。
世界的に名を馳せる事になる、宝の鍵を手にした海賊の物語を語ろう。神を恐れ
ず、悪行の限りを尽くし、世界すら変えようとした、狂人たちの物語を語ろう。
ある港で海賊船長が殺人鬼を仲間にした。そこから全ての物語が始まった。
世界で名を轟かす有力海賊との邂逅、海軍提督邸への潜入作戦、ドラゴンや吸血鬼の登場。
凶悪な本性を持つ者たちだけが分かり合える信頼と絆。海賊と言う悪の存在が、徹頭徹尾『悪』としてのし上がって行く様を、海風と潮の香り、血の香りと共に語るダークファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-02 19:56:38
149502文字
会話率:55%
潮の香りとともに刻まれた遠い記憶。入院中のおばあちゃんを見舞う母、そしてそれを迎えるおじいちゃんは何を思う。
※アメーバの私自身のブログからの転載です。
最終更新:2013-04-02 05:16:22
3667文字
会話率:25%