カズたちはエルミダス基地にほど近い空軍基地に到着していた
それは、そこで待っている三五FDIや三八FIに[稽古]を付ける為である
ゼロフォーがまずカレルヴォと戦うが、ここでもゼロフォーが勝利を収める
続いてカレルヴォとゼロフォーのペアとの対
戦で三五FDIも三八FIも撃墜、という結果になった
その説明をする中でカズは[今まで通りの戦い方ではこれから先やっていけなくなる場合だってある。その時になってから慌てては困る]という話をした
一方のゼロフォーは心の中にもやもやした感情を抱くようになる
これは一体何なのか? そう問う彼女にカズは[心に彩(いろ)が付き始めた証拠じゃあないか]と言って支持してくれた
ゼロフォーは戸惑うと共に、自分は人間なのか、兵器なのか、それともその極端な思考を直せという命令なのか悩んでいた
そんな模擬戦をした帰り道の最中に、ヨーロッパに人型が出た、という話が舞い込んできたのである
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 18:00:00
58725文字
会話率:35%
第1次アスティア当方戦役から半年が過ぎ、暖かい春の日差しが確かな平和の訪れを告げていた
戦争に勝った所で、国内は特に変わりなかった
変わった事と言えば連邦軍先進戦争研究局の人間が過労死寸前の顔で働くようになった事、軍全体が軍縮に舵を切ったこ
とくらいか
何はともあれ、グーズ達は新しく第14親衛防空軍に編成された「独立強襲第1戦闘飛行団」に編入され、懐かしの地ランドバルデン戦略空軍基地へと帰還を果たしていた
さて読者諸君、こんな言葉はご存知だろうか
「平和とは、次の戦争への準備期間である」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 17:33:50
7882文字
会話率:65%
この作品はハーメルンにも連載中です
https://syosetu.org/novel/272261/
現在改稿作業中
不定期更新
本編
あらすじ
空軍編
プロローグ
「地球で最後に目撃されたのは」
1章異世界転移
「神からの依頼?何だ
それ」
「彼と実際に会った人は」
2章救出任務
「わかった、やろう」
「八重島鷹=、サガミという式が成り立つのでは?」
3章再会
「この縄を外せ」「だめ」
「この女性のせいで?」
4章角笛
「集団失踪?きな臭いな」
「日本国が転移したのか?」
5章再臨
「10に増えた?馬鹿言うな」
「ヤタガラスは異界にて再臨せりか。」
6章再会/帰るべき場所
「懐かしい味だ。だが、戻らなければ」
「帰りたくなかったんじゃない、帰れなかったんだ」
海軍編
不明
陸軍編
不明
以下作者の感想
「色々詰め込みすぎた、完結出来りゃ偉業だな。
メシテロはやり過ぎた。色々ふざけすぎた。
この小説には以下の要素があるためご注意ください」
ヤンデレ
メシテロ
ガバガバミリタリー描写
ご都合主義
テンプレ多様
主人公最強
など
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 21:38:49
100377文字
会話率:24%
突如、昆虫の化物に襲撃されたとある地方都市。
たまたま居合わせた6人の士官候補生は駆けた、小さな命を助け出すため。混乱の街を疾走し、市中に破壊を振りまきながら。
そんな彼らは紆余曲折を経ながら次第に友誼を結び、時に周囲を戦慄させつつ
、共に一人前の軍人を目指してゆく。その中には、竜神の加護を受け、後にクーリル諸島の英雄として名を馳せる南部隼人がいた。
大切な「約束」を果たす為、そして憧れ続けた大空を目指す為。
隼人は5人の同期たちと共に数々の苦悩や試練を乗り越え、隼人は修行の日々を送る。
しかし、このライズ世界は二つの陣営に分かれ、世界大戦の足音は一歩一歩と近づいて来る。未だ血を知らぬ候補生たちもまた、陰謀の毒牙に晒されようとしていた。
これは、後の方舟戦争に身を投じ目覚ましい活躍を歴史に残す、未来の英雄たち。その恋と友情の日々を描いた記録である――。
※本作は戦記小説『王立空軍物語』の第二部に当たります。第一部『鋼翼の7人』をご覧になりたい方はタイトル↑の「シリーズ」から飛んでください。
※今回はそれなりの長編となるため、章単位での投稿となります。
※「カクヨム」にも掲載しています
※ホームページに解説記事や企画などを公開しています。
https://jyushitai.com/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 19:00:00
205068文字
会話率:32%
竜神の寵愛を受けし世界「ライズ」は、ある日突然に異世界「地球」と”門”で繋がれた。世界の壁を越えた交流と貿易は、ライズ世界に多くの富をもたらす。
しかし魔法技術の対価として地球からもたらされたのは、進んだ医学や科学技術だけではなかった
。
ライズの列強諸国はそれぞれが地球の大国と結びつき、彼らが生み出した戦車や飛行機を導入し、軍拡を開始する。
力は不信感を生み、やがて最初の銃弾は放たれた。
クロア公国で起こった泥沼の内戦もまた、ライズ世界を二分する動乱のひとつだった。
物量に勝る帝国派に対し、敗色濃厚な大公派は若き将軍を抜擢する。彼の名はアルフォンソ・アッパティーニ。
「何をしても怒らない男」と嘲笑され、日陰者に甘んじてきた優男だった。
多くの者が彼を侮り、軟弱者に自らの命運を委ねるしかない大公派の運命を嘆いた。
だが、赤毛の将軍には窮状を覆す強い意志があった。
彼が参謀長として指名したのは、舌禍事件でドイツ陸軍を放逐されたヴェロニカ・フォン・タンネンベルク。彼女の作戦こそが祖国を救うと信じて……。
そんなあぶれ者と問題児のコンビが挑むは、勇将ジョージ・パットン。
祖国アメリカが支援する帝国派の勝利をかけて、歴戦の指揮官は2人に牙を剥く。
「好きにやって良いと言うなら、せいぜい派手にやらせてもらうわ」
強敵を前に不敵に笑うヴェロニカは、必勝の策を打ち出す。それはライズに収まらず、地球諸国すら巻き込んだ大作戦だった。
降臨暦942年、ライズ史で名将として語り継がれることになる両者が、初めて相まみえた「イリッシュの戦い」の記録である。
※過去作『イリッシュ大戦車戦 ~王立空軍物語外伝~』を再構成・大幅加筆した作品です。
※カクヨム様でも掲載しています。
※『王立空軍物語』シリーズの設定や一部メカニックは、ホームページにて解説しています。
https://jyushitai.com/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 08:41:11
103965文字
会話率:20%
陽炎の向こうに竜がいる。
これから竜に会って、卵をもらってくる。
彼はそう宣言した。
大冒険はそうして始まる。
竜と夏の日差し、そして忘れられぬ友だち。
きっかけは、ちょっとした意地の張り合いだったけれど。
3人の子供たち
は旅立った。線路の向こうの、高い高い山へ。
そこには、ひとりぼっちの白竜と、復讐の黒いたくらみが待ち受けていた。
これは少年少女と幼い竜の、出会いと約束の物語。
※『王立空軍物語』の舞台である異世界ライズの物語です。登場人物が一部重複します。
※独立した物語のため予備知識無しでお読みいただけます。
※カクヨムでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 19:00:00
53755文字
会話率:31%
ここは日本空軍千歳基地。
2000年に行われた憲法改正により、航空自衛隊は日本空軍へと改称された。
しかし、名前が変わろうが任務は変わらない。
今日もこの基地で防空任務に励むパイロットの1人である三沢 凪中佐。
男と間違えられる率120%で
ある彼女は空軍のエース。
男にも勝る程のイケメンである。
そんな彼女に襲い掛かる理不尽な世界情勢。
大国間の対立に領土問題、核の脅威。
さて、彼女はこの複雑怪奇な世界でどう生きていくのだろうか……
設定資料集はこちら…
https://ncode.syosetu.com/n4758ie/
【ご注意】
・超不定期更新(連続で投稿する事もあれば数か月空く事も…)
・設定不安定(5機が急に3機になってたり…そんな事が多々あります…)
・百合要素が多くなったり少なくなったり緩急が激しいです。
・無線は9割日本語表記(実際は英語なのだけれども…)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 16:55:29
22367文字
会話率:46%
2000年、憲法改正実施され日本国は「軍隊」を持つ事となった。
それにより陸上自衛隊は「日本陸軍」海上自衛隊は「日本海軍」航空自衛隊は「日本空軍」に改称。
そして2018年、エースパイロットを夢見て戦後初の日本空母「赤城」艦載機のパイロット
を務めていた秋月伊吹(関西出身)。2022年、なんと艦隊司令(しかも超エリート艦隊)になっていた!!
その事実に困惑しつつも淡々と職務をこなす伊吹。
それについてくる高校時代からの後輩の三沢七海と共に艦隊を指揮していく!
果たして伊吹は海軍を辞める時、パイロットになっているのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 12:00:00
141023文字
会話率:56%
漫画家が田舎の農家の3男に転生。教育をまともに受けられず、兄とともに家を捨てて立身出世を願い、兵役に若年志願しました。
「漫画家が日清戦争前に転生しました」の再編作品です。主人公1人目線でこの世界を語ることができませんでした。2人に分
けたのは秋山兄弟をイメージしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 15:41:25
40551文字
会話率:50%
欧州の英空軍に配備された日本生まれの戦闘機が飛び上がる!
日独関係が悪化して日本が英空軍に戦闘機を売ったら、というテーマの架空戦記です。にわか知識で雑な作品ですがよろしくお願いします。
最終更新:2024-03-03 20:05:46
106966文字
会話率:42%
ゾイド、帝国軍の空軍機体を語ります。
後から、編集しまくります。
最終更新:2024-02-27 21:58:06
67006文字
会話率:1%
空軍の一翼を担う幹部の一人、グロー・リッチは苛立っていた。敵国マロメナとの国境付近での戦闘に、彼の虎の子の空挺第一部隊が思いの外手こずっていたからだ。劣勢に見えていたが、まだ手はあった。高い高度への砲撃は、威力は随分と落ちる。だから、的確に
飛空艇を補強すれば敵の砲撃に耐えられるようになり、戦況をひっくり返せる可能性が高かったのだ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 12:16:48
2601文字
会話率:28%
ウォーバーズがエジプト空軍と演習を行うべく、アフリカへ上陸。しかし、その演習期間の最中、武装勢力がエジプトを攻撃。
エジプトはスーダンによる侵攻を疑うが、スーダン軍にしては不釣り合いなほどのハイテク兵器での攻撃に、次第に追い詰められていく
・・・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 21:24:09
233784文字
会話率:49%
新たな仲間を得た"ウォーバーズ"が新たな敵に挑む
アブダビ空軍との合同演習の最中、謎の航空部隊の攻撃を受けたウォーバーズ。なんとか攻撃を退けるが、それは単なる始まりに過ぎなかった。
最終更新:2016-08-26 15:26:01
149095文字
会話率:56%
ローク王国の第88王女、スカイは斜陽の国、レーヴェン王国の第2王子で空軍のエースパイロットでもあるディン・レーベンの正室に唐突に嫁ぐことになる。雑な事この上ない婚姻である事を象徴する様に、ディンにはすでに3人も嫁がいた。そんな事、ローク側は
一切調べていなかったのだ。
しかも、彼女達は揃いも揃ってディンに重たい感情を抱いたヤンデレであった。側室に降格された彼女らと時に衝突し、時に逃げ回る日々を送る中で、スカイはディンや彼女たちの苦悩や過去を知り、少しずつ、彼女達やディンとの間で奇妙な絆が芽生えていく。雑に嫁いだ正室と、第二王子でエースパイロットの夫と、ヤンデレ側室×3人の運命やいかに。
*不定期更新です。続きは気長にお待ちください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 18:10:41
107282文字
会話率:56%
戦地へ向かう1人の青年は、18歳の歳に空軍に入隊したばかりの若者だった。
彼には「夢」があった。
真夏のグラウンドに鳴いたサイレン。
飛行機雲の彼方に見た、青の群像。
空に飛び立った彼は、靄に沈む世界の岸辺で、1人の少女と出会う
。
彼女は彼が出会うべき「運命の人」だった。
水平線の海の向こうに、「霧の世界」と呼ばれる場所がある。
未来と過去を結ぶその時空の揺らぎの彼方に、2人が見たものとは——?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 22:07:28
5289文字
会話率:20%
人類は宇宙連合に加盟し、宇宙時代を迎えていた。そんな地球の中の日本。空軍基地が全都道府県に配置され、県境を挟んで近いところにある基地も存在していた。水瀬水基と村崎紫音は日々、戦闘機でスクランブル発射し、担当区域を守っていた。
最終更新:2023-11-15 17:01:52
2647文字
会話率:54%
水瀬は起動部乗務課のパイロット。非常時に空軍基地からスクランブル発射をして、防衛にあたるのが任務だ。そんなある日、相棒の村崎の戦闘機が空中爆発する。
最終更新:2019-01-19 17:21:13
5285文字
会話率:50%
第一次世界大戦時、ドイツ軍最高のエース・パイロットだったマンフレート=フォン=リヒトホーフェン、通称『レッド・バロン』。「真のパイロットは、死ぬまで操縦桿から手を離しはしない」と語っていた男は、その言葉通り、空で命を燃やし尽くした――……
。
――そことは違う次元に、人類と異形の怪物が戦い続ける世界があった。敵は、人の形をしながらにして人にあらず、歩くだけ、息をするだけでも周囲に不快な音を撒き散らすことから、|騒音(レルム)と呼ばれていた。人と怪物は決して相容れず、互いに敵対者であり続けた。彼らとの戦争は、人類の歴史そのものだった。
戦争は、あらゆる技術を劇的に進化させる。とりわけ、世界に棲む動物達の兵器転用は白熱した。犬、馬、鳥――そして飛竜。怪物は人類に先んじて飛竜操作技術を確立させ、航空戦力を組織するに至る。史上初となる空からの攻撃に、人類はなす術もなく敗走を続け、ついには首都までもが陥落。人類も稚拙な飛竜空軍を各地で急造するが、次々と壊滅していった。
やがて辺境の地にまで戦火が伸びたとき、一騎の赤い飛竜が大空に飛び立った。青空の中、敵性飛竜を次々と撃墜していく飛竜を駆る少女の名は、エリカ=エア=レーザ。少し勝ち気で勇敢なだけの村娘だった彼女の中では、かつて『レッド・バロン』だった頃に培った空戦技術が覚醒していた。
竜の中で最も気位が高く、その存在は天災に等しいとまで言われる赤い飛竜に跨り、『レッド・バロン』は今一度、空を駆ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 17:34:13
4804文字
会話率:30%
とある山岳事故で起きた、何の役にも立たない助言の話。
注)
・ウルグアイ空軍機571便遭難事故をモデルにしておりますので、人肉食やスプラッタを連想する描写が出てきます。苦手な方や、凄惨な事故をモデルに書かれた文章が嫌いな方は読まないように
してください。
・基本的に具体的な描写は省いておりますが、一応R15を付けております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 23:22:47
4699文字
会話率:26%
1938年、世界と戦争は一変した。中国とモンゴル国境にて謎の金属生命体が出現、人類に対して攻撃を開始する。『Against Metal Group(敵対的金属群)』と名付けられたこの新たな敵を前に人類は夥しい犠牲を払いながら戦線を膠着させる
。
それから時は流れ舞台は現代の日本、新たに空軍の戦闘機パイロットとなった犬村裕司(いぬむら ゆうじ)は上官や仲間たちとの出会いと親交そして別れを経て一人前の戦闘機パイロットへの階段を駆け上っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 00:26:18
28451文字
会話率:33%
非公式ながらも第二次大戦以降の撃墜王と評される米空軍大尉イー・シーは、見た目の素朴さを覆す凄腕のテストパイロット。特別任官の台湾系米国人である事を理由にあからさまな偏見に晒され、生き辛さを感じながらも達観した人生を送っていた。
その腕と
使い勝手の良さを見込まれ、下知あらば正規兵に任せられない危険任務から使い走りまで幅広くこなしていたが、毎度使い捨て用品の如くこき使われては、ろくな説明もないままねぐらを変わらされる事幾多。またしても不穏な空気にのまれ、任地を伝えられる事なく連行された先は、何と日本の学校だった。
そこで突然目の前に現れた、明らかに学校に相応しくない妖気を纏う怒れる美女の配下となる事を一方的に告げられると、続け様にその紅唇がスパイだの護衛だのと訳の分からない事を言い始め——。
あれよあれよという間に【内閣の事務員】と呼ばれる諜報機関でリッチ(不死の魔術師)のコールサインを持つ絶美の魔性エージェントに仕える事になった流れ者が、良くも悪くも振り回される学園物スパイアクションシリアスコメディー。
※尚、この小説は「カクヨム」「魔法のiらんど」「NOVEL DAYS」でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 08:09:52
478856文字
会話率:51%
インメル連邦とオリントリア王国の戦争は、わずか1年で終結した。俺たちインメル連邦第22航空団のメンバーは空を奪われ、今や地べたに這いつくばっている。
今日もいつものように仕事が始まる。捕虜となってから、毎日毎日変わらない仕事だ。
ただ、ふと空を見上げると、そこには違和感があった。俺たちにとって、それは反乱の狼煙だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-14 10:00:00
4387文字
会話率:41%
これは某国空軍で輸送機の搭乗クルーを務める私がまだ新米だった時の話。
最終更新:2023-08-24 20:41:39
1542文字
会話率:49%
オリバーは島国ベネチアの空軍に所属するパイロット。
誰よりも努力し、優秀なパイロットであったが、気が弱く、他人の顔色を窺ってしまう性格で周囲から見下されていた。
そんな彼は隣国との戦争で複数の敵を撃墜したものの、自分だけ逃げた隊長に撃墜ス
コアを奪われただけでなく、虚偽報告をしたと濡れ衣を課せられ、殴る蹴るの私刑を受ける。
手に擦る筈の名誉を奪われたオリバーは狂っていき、自分を認めなかった軍、侵攻してきた敵、逃げ惑い泣き叫ぶだけの民衆、戦時中なのに贅沢三昧の富裕層、全てを憎みだした。
そして、オリバーは民間軍事企業を設立することにした。
理由は単純、強ければ富と名声が手に入り、敵と味方の区別が必要ないから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 19:12:30
7269文字
会話率:30%
「貴方が戦わなければ、済む話でしょ?」
この言葉と共に、国を護る為、敵と果敢に戦ってきた航空兵のギュンターは護るべき国に見捨てられた。
中堅国家のベネチア共和国は陸続きの隣国であり、軍事大国であるローレン連邦から宣戦布告を受けた。
両
国間の戦力差は雲泥の差、誰もがベネチアの大敗を予感していた。
しかし、ベネチア軍は死力を尽くし、連邦軍の一方的な侵略に果敢に立ち向かった。
その中でも、空軍の若きパイロットギュンターは、開戦初日で六機を撃墜するという戦果を上げ、連邦兵から「幽霊」と恐れられた。
だが、悲観的なベネチアの世論は、抵抗など無駄と考え、大国への服従を選んだ。
挙句の果てに、連邦の機嫌を取ろうと、決死に戦ってきた英雄達を戦犯として、連邦に引き渡そうとした。
ギュンターは、深傷を負いながらも隣国へ逃げた。
その国の少女に助けられ、なんとか一命はとりとめられたものの、失意のギュンターは幽霊のように生きることを決意した。
が、止まらぬ連邦の野望、占領されたベネチアの没落……戦争の夜が迫る時、再び、幽霊は夜空へと溶け込んだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 17:00:00
9367文字
会話率:21%
カクヨムでも連載中です
アルタイル連邦と言う軍事大国にシュワルツという名の一人の若きエースパイロットが居た。
幼い頃の夢であったアクロバット飛行隊設立を叶える直前で、友人だと思い込んでいた自分の部下に機体に細工を仕掛けられ、大事故を起
こし片足を失ってしまう。
部下は連邦指導部と繋がっていた。彼らは、孤児であったシュワルツが英雄になる事を望まなかったのだ。
戦闘機パイロットとして必要不可欠な足を失った彼には、慰めの言葉等かけられなかった。
"国民の血税を見世物にしようとした。"
"着陸すらまともに出来ないパイロット"
"栄えある空軍の恥"
同僚、一般市民……誰からもそんな言葉をぶつけられ、失意にかられる彼の元に敵国からの亡命の打診が来る。
彼は祖国を見限り、敵国へと渡った。
そこで彼は赤い翼の戦闘機ラファールを託され、敵国から来た自らを駒では無く、仲間だと思ってくれる人々に出会い、彼らと飛行隊を組むことを決意した。
エースパイロットが再び翼を取り戻したその日は、アルタイル連邦崩壊という歴史の一ページ目となった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-22 12:00:00
142288文字
会話率:21%