伯爵家の娘であるアイラは家族と使用人に虐げられていた。
父親が使用人に関係を迫って生まれたことから、アイラは厄介者として地獄のような環境で生きる事を強いられる。
そんな最悪な生活でも、壊れたピアノはアイラの味方だった。
子供の頃から
毎日ピアノに触れることを心の支えにしている。
ある日、家族に支度金を目的とした婚約を冷酷と噂される公爵と結ばれてしまう。
半ば身売りのような形で結ばれた結婚に、アイラは不安な感情を募らせる……
しかし、待っていたのは本当は優しい公爵であるベンに溺愛される日々だった。
「アイラはピアノの天才だ!」
さらに、アイラはベンの前でピアノを演奏したことがきっかけでピアノの才能が発覚した。
ピアニストとして頭角を表したアイラは、ベンが指揮する音楽団に入団する。
そして、幸せの音をピアノに乗せて王国に響かせる。
一方、元家族達はアイラに対する数々の悪事が明るみになり、段々と報いと崩壊が近づく……
これは虐げられていた令嬢が不器用にデレる公爵様に溺愛されながら、王国一のピアニストとして幸せになっていく物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 22:11:27
99576文字
会話率:48%
カレスティア王国の侯爵令嬢エレナ・ディアスは、クルス王太子の婚約者候補を選ぶ夜会に参加していた。
美しく誰からも愛される双子の姉リアナといつも比べられ『じゃない方令嬢』と呼ばれて蔑まれているエレナ。ところがその晩、クルス王太子は一番にエ
レナにダンスを申し込んだ。夢のような心地のエレナ。
しかし、遅れて現れたリアナにクルスの心は奪われてしまう。リアナはその日のうちに婚約者に決まり、一方エレナは辺境の老男爵へ嫁ぐことを父から命じられる。
誰からも顧みられないエレナは、せめて辺境では嫌われないことだけを願って旅立った。
しかしその道中、エレナは命を狙われる。助けてくれたのは美しい黒髪の青年でーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 08:25:06
61805文字
会話率:53%
妖精が見える目を持つケイト。その目のせいで周りの人間に虐げられるが、健気に家族を支えて生きてきた。そんな彼女がひょんなことから妖精の国に迷い込んでしまう。
こちら、【連載版】となります。
短編版から大幅に加筆修正しました。登場人物の台詞等
に変更があります。
妖精の世界を重点的に恋愛要素も含めたファンタジー小説の予定です、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-18 16:11:08
16332文字
会話率:50%
妖精が見える目を持つケイト。その目のせいで周りの人間に虐げられるが、健気に家族を支えて生きてきた。そんな彼女がひょんなことから妖精の国に迷い込んでしまう。
最終更新:2022-12-12 16:17:46
6155文字
会話率:37%
伯爵令嬢のアキエーサ・イカゾノスは日ごろから、義妹のワカマリナと義妹を溺愛する両親に虐げられていた。屋敷では使用人のように扱われ、ドレスやアクセサリーなども奪われるばかりか、アキエーサの婚約者までもが妹にばかり優先する。義妹を溺愛する両親の
決定で、いずれ婚約破棄されることも決まっていた。だが、肝心のワカマリナが突如として行方不明となり、両親も婚約者も大騒ぎ。義妹を溺愛する人たちの身勝手な証言で行方不明事件の重要参考人にされそうになったアキエーサは、そしてワカマリナは一体どうなるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 11:00:00
323779文字
会話率:56%
乙女ゲームの設定では悪役令嬢だった公爵令嬢サエナリア・ヴァン・ソノーザ。そんな彼女が行方不明になるというゲームになかった事件(イベント)が起こる。彼女を見つけ出そうと捜索が始まる。そして、次々と明かされることになる真実に、妹が両親が、婚約者
の王太子が、ヒロインの男爵令嬢が、皆が驚愕することになる。全てのカギを握るのは、一体誰なのだろう。
※他サイト投稿済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 04:00:00
189450文字
会話率:64%
*短編(「王太子は不幸体質な公爵令嬢とハプニングを楽しみたい」)を長編用に(短編前後の話を追加して)創り直したため、短編とは違う構成(主にアリシア視点)になっていますが、話の内容はほとんど変わっていません。ご了承ください。短編を読んでいなく
ても楽しめますが、短編を読んでから長編を読んでも、変化の違いが楽しめてお得です。
公爵家の公女(令嬢)のアリシア・メロディアスには、妹のヴィヴィがいる。小さい頃から大切な物をヴィヴィに譲っていたアリシアは、成長していくにつれて、ヴィヴィの要求が大きくなっていることに辟易していた。ヴィヴィは両親の魔法の力を色濃く継いだ<原性遺伝子>を持っていて、両親(ローランドとリーサ)には可愛がられている。比べてアリシアは<零性遺伝子>を持っているため、病弱で早死にしやすく、将来何も成せないと言われて、心ない言葉をかけられる日々を過ごしていた。
そんなある日、アリシアがルイス・キャロ・ヴェイン王太子の婚約者に選ばれてしまう。そのことを知った両親やヴィヴィは、時間をかけて壮大な計画を練り、アリシアに呪いをかけた。
「ごめんね、また欲しがっちゃって」
王太子の婚約者という立場が欲しくなったヴィヴィは、アリシアにそう言った。王国の前例に倣い、アリシアを婚約破棄させてヴィヴィ自身が婚約者なるという計画は、こうして動き始めた。
呪いという秘密を抱えたアリシアは、その秘密が暴かれることを怖れながらも、その年16歳になる王族と上位貴族の義務であるファウスト王立学院に入学する。ルイスと距離を置いていたアリシアだが、ローズ・マインベルク伯爵令嬢のおかげで、2人の距離はぐっと縮んだ(短編部分)。楽しい学生生活の訪れを感じていたが、1年後にはヴィヴィが入学してくるのだ。気が重くなるアリシアに対し、ルイスは悪戯に笑った。
主人公アリシアと裏主人公ルイスのささやかな(?)仕返しが始まろうとしていた。
下記短編の連載版です。
https://ncode.syosetu.com/n6098hp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-27 09:17:21
191519文字
会話率:43%
実母であるカディアを亡くした伯爵家の令嬢アグネス・キャンベル。悲しみに暮れていたアグネスが立ち直ろうとしていた時、実父のトリスタンが再婚した。
一緒に暮らすことになった継母のシャーリーンとその娘シンシアに虐げられる日々を送るアグネスは、出
会ってすぐ、シンシアの悪行により命を落としてしまう。しかし、時間は死ぬ少し前に遡った。
シャーリーンやシンシアに虐げられる日々に耐え、時には耐え切れずに命を落とす。運よく天寿を全うできても、時間はいつもシャーリーンやシンシアと出会った時に戻ってしまった。
そんなタイムリープを繰り返したアグネスは、
「もう耐えない!」
と言って、教会を目指す。トリスタンやシャーリーンやシンシア三人の性根を叩き直すことにしたアグネスの味方は、意外な人物で……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 20:31:46
33834文字
会話率:42%
伯爵令嬢のアニア・パルシスは婚約者であるバイル王太子に王宮へと呼び出されると、なぜか妹のリゼラとバイルとのイチャイチャを見せつけられるのでした。
そしてバイル王太子の口からアニアとの婚約破棄を宣言されるのでした。
さらにはバイルはアニア
の心の拠り所である聖女の地位まで奪ってしまうのでした。
アニアは父のパルシス伯爵に助けを求めましたが、アニアの父までバイル王太子の肩を持ちアニアの追放に賛成してしまうのでした。
アニアは最後に妹のリゼラに助けを求めましたが、リゼラこそがこの追放を企てた首謀者だったのでした。
アニアはリゼラの自分への悪意を目の当たりにして愕然しますが、リゼラは大喜びでアニアの追放を見送るのでした。
信じていた人達に裏切られたアニアは、絶望して当てもなく宿屋生活を続けるのでした。
そんな時運命を変える人物に再会するのでした。
それはかつて同じクラスで一緒に学んでいた学友のクライン・ユーゲントでした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 17:22:19
32407文字
会話率:43%
公爵家の令嬢リーゼロッテは姉妹の中で唯一の黒髪で、それは彼女だけが身分の低い母親から生まれた身であることを示していた。リーゼロッテは家同士の都合で婚約させられ、義妹たちからは虐げられていた。ある日、義妹たちの行き過ぎた悪ふざけによって、リー
ゼロッテは橋の上から落とされてしまう。
義妹たちは死んだと思い込み、婚約者はそれを事故として処理していたようだったが、リーゼロッテは水路で生きていた。そこで偶然拾った黒薔薇の柄の仮面をつけると、自分以外の人間に変身した。リーゼロッテはその魔法の仮面を使って貴族社会へと舞い戻り、自分をいじめてきた義妹たちを断罪していく。
義妹たちの筆頭であったエリシアの婚約者である王太子ステラーシュはリーゼロッテの正体に気づいてしまう。しかし彼もまたエリシアの横暴に頭を悩ませており……
「本物のエリシアよりも、偽物の君と結婚したい」
かくしてリーゼロッテは偽物のエリシアとして、王太子から溺愛されるが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 19:14:05
43555文字
会話率:43%
リリアベルは、生まれつき身体に百合の紋章を宿した聖女だった。
けれども、人の感情がオーラとして見える特殊能力があるのを、婚約者のアーサー公子からは疎ましく思われている。
「お前とは婚約破棄して、妹のララローズと結婚する!」
華やか
な仮面舞踏会の夜、とうとう高らかに宣言される。
その上彼は、聖女の証まで嘘だと疑ってきて……?
「今ここでドレスを脱ぎ、印を見せてみろ」
乙女の肌を大衆の目にさらすわけにはいかない。
抵抗するもむなしく、背後から捕えられ、絶体絶命のピンチに――。
「やめろ!」
そこへ、仮面をつけた見知らぬ男性が現れたのだった。
※連載小説の形で更新しますが、1万文字程度の短編となります。お気軽にサクサクと読んでいただけますと嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-24 06:18:24
26927文字
会話率:40%
当主であり伯爵令嬢のカチュアはいつも妹のネメスにいじめられていた。
物も、立場も、そして婚約者も……全てネメスに奪われてしまう。
度重なる災難に心が崩壊したカチュアは、妹のネメアに言い放つ。
「実家の事はすべて任せます。ただし、責任は一切
取りません」
そして彼女は自らの命を絶とうとする。もう生きる気力もない。
全てを終わらせようと覚悟を決めた時、カチュアに優しくしてくれた王子が現れて……
※全四話です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-21 18:25:09
15514文字
会話率:46%
伯爵家の長女ナディアは、家族から冷遇されていた。実母亡き後、父は後妻とその娘である義妹ジゼルを迎え入れ溺愛し、後妻はナディアを使用人以外の扱いをしていた。そんなとき義妹ジゼルに狂犬と呼ばれる恐ろしい王子の侍女になるよう、国から打診がきたが拒
否。代わりにナディアが狂犬王子の生贄として行くことに。そして噂通りの傲慢な態度の狂犬王子クロヴィスは、初対面からナディアを突き放すような命令をしてきた。けれどもその命令がきっかけで、狂犬王子はナディアに興味を示して――
◇毎日投稿
◇感想欄閉鎖中。完結後に開放いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-11 00:00:00
101257文字
会話率:45%
「レイア、婚約破棄の理由は分かっているな? お前が裏で妹のジルをイジメているとは思わなかった。聖女であることがそんなに偉いのか?」
公爵家の嫡男であるフィリップは伯爵家の長女であるレイアと一方的に婚約破棄をする。
彼女が妹を虐めているなど
事実無根であるが、ジルは自虐しながら周囲から同情を買うことが上手く、しかも容姿端麗なのでフィリップは完全にジルの味方だった。
「信じて頂けないのなら結構です。これから結界を張りに行かねばなりませんので」
信頼関係を築けない者と結婚しても続かないと思ったレイアはあっさりと婚約破棄を受け入れ、そのまま聖女としての職務を果たしに森へと向かう。
「君が妹を虐めているという聖女なのかい?」
その後、レイアはこの国の王太子であるエリックに声をかけられる。
正義感が強い彼は友人の話を聞いてレイアは聖女として相応しくないと思ったのだ。
そんなエリックだったがレイアに絡んでいるうちに、人となりを見て興味を惹かれるようになり、いつしか自分の妻にしたいと思うようになる。
1/30、2/1、2/2日間ランキング総合1位。
2/3〜2/6週間ランキング異世界恋愛1位、
2/5〜2/6週間総合ランキング1位。
2/18月間総合ランキング7位。
応援ありがとうございます!
※アルファポリス様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 19:49:31
129326文字
会話率:39%
※書籍化準備中
※毎週水曜更新!
聖女を幾人も輩出した名門エルロン家の長女、リアナは父親が運営しているギルドに所属している。
彼女には生まれつき右手に悪魔の刻印が刻まれており、それが原因で聖女にはなれず冷遇され続けいた。
リアナの父のギルド
はパワースポットと呼ばれており、何故か所属している魔法士の力が上がると有名で、多くの依頼を受けている。
「せっかくのパワースポットも穢れた血が邪魔をして評判を下げる」
リアナは妹のティナが聖女としてギルド入りをするのと同時に勘当され追放されてしまう。
途方に暮れながら隣国まで仕事を探しに行った彼女。
そこで宮廷鑑定士だと名乗る青年エルヴィン出会い、右手の刻印が精霊たちの魔力を吸い込み周囲に分け与えているという事実が判明する。
「自然界の精霊たちから永続的に魔力を吸収出来るなんて、実質的に“魔力が無限”にあるってことだよ。とんでもない逸材だ。リアナなら最高の精霊魔術士になれる」
なんとパワースポットの正体はリアナだった。
新しい才能をスカウトする仕事をしているというエルヴィンはさっそく彼女を王立ギルドに紹介。
無限の魔力を他人に分け与えることが出来る彼女の存在は隣国で大きな注目を集めることになる。
一方、パワースポットではなくなった両親のギルドは次々と依頼を失敗して信用がガタ落ちになっていた。
※アルファポリス様でも掲載しております。
※日間総合ランキング3位(12/24の朝と昼)を獲得しました。ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-24 12:00:00
177092文字
会話率:44%
「これ、もう飽きちゃった」
伯爵家の次女、シルヴィア・ノーマンの姉、イザベラ・ノーマンは飽きっぽくて何でも雑に扱うので、すぐに物を捨てる癖があった。
シルヴィアはそれをもったいなく感じており、独学で再生魔法を覚えてそれを直して大切に使ってい
た。
「また、私のものを盗って勝手に使っている……。もう、あなたは仕方がない妹ですね」
しかしイザベラは自分のものが盗られたと主張し、それを許す健気な姉を演じる。
「よく考えてみれば田舎暮らしは嫌です。辺境伯様の顔にも飽きちゃったし、シルヴィア、わたくしの身代わりになりなさい」
挙げ句の果てにイザベラは婚約者である若き辺境伯フェルナンドにも飽きたと言い出して、シルヴィアに押し付けようとした。
このままだと両家に迷惑がかかると思ったシルヴィアは彼女の代わりにフェルナンドの婚約者になることに。
「シルヴィアが婚約者まで奪った!」
妹が嫁いで行ったあとに、そう騒ぎ立てるイザベラは辺境伯の幼馴染である第二王子に泣きつく。
その頃、シルヴィアは辺境の地で得意の再生魔法を駆使して荒地を元に戻すことに成功し、辺境の聖女と崇められるようになっていたが、そこにイザベラの話を聞いて怒れる王子がやってきて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 12:00:00
187282文字
会話率:41%
伯爵令嬢フラウは幼少期に母を亡くしてから、義母のゼファイム家に引き取られたが、義父母となった両親とその娘、妹のアニーから執拗な仕打ちを受けていた。
ある日、ゼファイム家の元へ醜悪公爵、アインズとの縁談が持ち上がる。多額の資金と交換にフラ
ウは嫁ぐことになったが、噂とは全くの別人であるアインズに困惑しながら婚約することになった。「私は君の母に救われた。これは恩返しだから、君を愛するつもりはない」と言われたフラウは、困惑しながらも自由な生活を謳歌し始める。
自由になったフラウは持ち前の明るさを活かし、怖がられていたアインズの印象をガラリと変えたり、長年の夢であった魔法の勉強などを始める。
すると次第に「愛することはないと言ったが、撤回させてもらえないだろうか」とアインズから言われるようになる。
誰にも愛されることがなく、虐げられてきたフラウが人生をやり直し、幸せになる物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 18:07:43
10813文字
会話率:42%
アンナ・リシュリルは、妾(めかけ)の子だからという理由で幼い頃から迫害されて生きてきた。
そのせい、28歳になっても未婚。
貴族は20歳前後で結婚するのが当たり前であるなか、『行き遅れ』『売れ残り』などと妹たちから罵られる。
働き先も
なく、妹の嫁いだ屋敷で使用人として馬車馬のように働かされていた。
しかし、そんなある日。
神に選ばれたアンナは、数百年に一度しか現れない奇跡の存在・聖女と判定された。
しかも、『聖女は王子と結婚すること』と国の規定に定められており、アンナは王子の元へ嫁ぐこととなるーーーー。
「どうせ愛のない結婚よ! あたしですら落とせなかった王子が、あんたみたいな穢れた血の売れ残り令嬢に興味あるわけないでしょ」
過去に王子へ好意を寄せていた妹にはこう馬鹿にされ、自分でも愛などありえない白い結婚だと思っていたが…………
あれ、王子の様子がどうもおかしい?
なんで私と目を合わせるだけで頬を真っ赤にしてるの?
え、昔から妹じゃなくて、私のことを見てた?
辛い境遇で育つも、メンタル強めかつ実は美人(自覚なし)な行き遅れ令嬢がついに幸せな春を迎えるお話。
※短編版の続きです。
ざまぁも間接的なものではなく最終的には直接的なものになります。
溺愛も強化版!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 20:13:35
101268文字
会話率:29%
アンナ・リシュリルは、妾(めかけ)の子だからという理由で幼い頃から迫害されて生きてきた。
そのせい、28歳になっても未婚。
貴族は20歳前後で結婚するのが当たり前であるなか、『行き遅れ』などと妹たちから罵られていた。
しかし、そんな
ある日。
神に選ばれたアンナは、数百年に一度しか現れない奇跡の存在・聖女となった。
しかも、『聖女は王子と結婚すること』と国の規定に定められており、アンナは王子の元へ嫁ぐこととなるーーーー。
「どうせ愛のない結婚よ! あたしですら落とせなかった王子があんたなんかに興味あるわけないでしょ」
妹にはこう馬鹿にされ、自分でも白い結婚だと思っていたが…………
あれ、王子の様子がどうもおかしい?
なんで私と目を合わせるだけで頬を真っ赤にしてるの?
え、昔から私のことを見てた?
辛い境遇で育つも、メンタル強めかつ実は美人(自覚なし)な行き遅れ令嬢がついに幸せな春を迎えるお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 18:10:44
15788文字
会話率:23%
幼い頃の継母からの虐待が原因で、声を失った伯爵令嬢、レイリア。孤独と絶望の中でも、強く、美しく、誇り高く生きようとしていた彼女が、偶然出会い惹かれあったのは、次期公爵であるアイルだった。
騒ぐ継母を跳ね除けて、屋敷に保護され、恋人にな
り、甘やかされ、溺愛されて愛を知ったレイリア。だが同時に、声を失った自分に公爵夫人は務まらないとも確信していた。声を取り戻すため、虐待された恐怖の記憶と戦うレイリアだったが。
俺は、昔の彼女が好きだったんだ。
君を俺の屋敷になんて、連れてこなければ良かった。
静かに離れていく心を悟り、迷惑なのだろうと別れを告げたところ、優しかったアイルが豹変して……?
「他の男のものになるくらいなら、無理矢理だって、君を俺のものにするから」
愛する人に幸せになって欲しい誇り高き令嬢と、彼女を決して手放せない愛が重すぎる次期公爵の、もがくような切ない恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-21 20:30:26
161696文字
会話率:43%
「ヘイデールさんって、本当に素敵な方ね。姉さんが羨ましいわ」
妹はそう言い、私の婚約者を奪おうとしてきた。これまで散々、私の『大切な物』を自分のものにしてきたのに、それでは飽き足らず、『大切な人』まで手に入れようとするなんて。
大好
きだった婚約者ヘイデールは、妹の策略にやすやすと引っかかり、私に疑いの眼差しを向けてくる。私の言うことは信じないのに、妹の言うことは妄信するその姿に、愛情が急激に冷めていくのを感じた。
……そう。
そんなに欲しいの、彼のことが。
それならヘイデールは、あなたにあげるわよ。
もう信頼と愛情は、とっくに無くなってしまったから。
私は、ヘイデールに仕えている美しい執事、ジェランドさんと添い遂げるわ。
※カクヨム、アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 15:02:03
51916文字
会話率:25%
「喜びなさいお姉さま! その使い道のない純潔、ワタシのために有効活用させてあげるっ!」
夜遊びで既に純潔を失っていた妹の身代わりとして、妹の結婚相手であるストラウド侯爵家の嫡男パーシヴァルとの初夜を務めることになったワーズワース伯爵令嬢マー
ガレット。
しかもパーシヴァルは長年の婚約者を喪ったばかりで傷心の身らしく、強引に進められたこの婚姻自体に強い反感を抱いているらしい。
十年以上家族から虐げられて育ったマーガレットに断る権利はなく、冷遇覚悟で妹に扮しストラウド侯爵家に赴くが――待っていたのはまさかの超厚遇で!?
「――俺は、本当の君が知りたい」
諦め癖のある伯爵令嬢と真実を見抜く青年侯爵の、偽りから始まるラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 18:00:00
149370文字
会話率:40%
王立学園を卒業し、数ヶ月後に婚約者フレッド・クライトンとの結婚を控えていた、モニクス伯爵家次期当主リーゼロッテ。
だがその予定は、他ならぬ異母妹アリスにより大幅に狂わされることとなる。よりにもよってフレッドに惚れ込んだ彼女は、可憐かつ無邪気
な振る舞いで彼を虜にし、結果として姉から、モニクス家における存在意義──次期当主という立場そのものを奪い去ったのだ。いつものように、ひとかけらの悪気もなく。
そんな異母妹の振る舞いは勿論、彼女の行動を全面肯定する父親と継母にも、リーゼロッテの情はとうの昔に尽き果てている。もとより恋愛感情など皆無だった元婚約者に対しても、決して明るくはない今後への憐憫があるだけで、未練の類いはどこにもない。
遠方に嫁いだ母方の伯母のもとに身を寄せ、平穏な日々を送るリーゼロッテに、何故かアリスから三日にあげずに手紙が届く。
その内容は、自分の行いとその結果を忘れたとしか思えない、あまりにもおかしな代物だった。
*本編全4話。一日一話更新。
*一人称語りですが、一話の中で視点人物が変わることもあります。サブタイトルが視点人物です。
*「好色の報い」の登場人物が名前だけ出てきます。
*現在、続編(?)構想中。むしろそちらを書きたくて考えた話なので、本編が全体のプロローグになるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 18:00:00
63987文字
会話率:49%
エストレア・オリビアは公爵家令嬢の次女だった。傲慢で見栄っ張り、高価なものに目がないが、その美貌だけは「瑠璃の宝石」と呼ばれるほどに美しく、父と母も彼女を溺愛していた。オリビアにはエマという名前の姉がいたが、姉は愛人との子だったため「悪魔の
子」と呼ばれている。父と母はもちろん、オリビアも嫌っていた。——がそれは数日前までの話。オリビアは前世の記憶を取り戻し、自分が「不幸な少女が愛されるまで」という物語の、主人公の妹役だと思い出す。主人公は悪魔の子と呼ばれる姉のエマ。そして自分はいわゆる読者に「ざまあ」と思われる立場であり、最終的にエマが幸せになり、自分は不幸になる。もっと言えば、処刑されることを思い出した。なんとしてでも処刑だけは阻止しなければならない。まずは、姉をいじめることをやめる。そして姉の幸せを自らが作り出せば、なんとか阻止できるかもしれないと思い、姉にこれまでのことを謝罪し、家の者たちにもエマへの態度を改めるように説得する。しかし、本来エマと結ばれるはずの「雷帝」と呼ばれる隣国の王子ハリスに求婚をされてしまい、このままだと処刑ルートまっしぐらで――!?お願い、私じゃなくて、お姉ちゃんを好きになって――!!※甘々です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-18 16:36:08
768文字
会話率:31%
現代日本に、一人の女子大生が居た。
幼い頃は神童と呼ばれ、少女時代には秀才と呼ばれ、大人になるとエリートと呼ばれ。
周囲の人たちにも恵まれ、順風満帆に日々を過ごしてきた彼女を、悲劇が襲う。
失意のまま呆然としていた彼女は、ある日、見慣れない
場所で、現状を認識する。
異世界召喚、姉妹格差と毒妹、悪役令嬢婚約破棄と、テンプレ的お約束がてんこ盛り。
ただし、転生特典チートなんて何もない。形影相弔にして徒手空拳。
でも、拱手傍観はバッドエンドへの一本道、悪あがきするしかない。
“最強の器用貧乏”を目指していた彼女は、真っ暗闇の中で、頭を限界まで動かさんとする。
それと共に、世界が、物語が動き始める。
※ネームドキャラの多くは女性ですが、非処女率高めです。気になる方はご注意を。
※こんな作品名ですが、異世界で社会主義革命は起きませんし、起こしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 17:00:00
389267文字
会話率:30%
伯爵令嬢のリシェルは、王国一の貴公子であるレオーネと婚約中。
しかしレオーネとは幼い頃に一度会ったきり。彼は長らく隣国に留学していた。
その間、義母と義妹に虐げられ続けたリシェルは、レオーネとの結婚を望む義妹に入れ替わりを強要され、名や立場
を奪われたあげく人買いに売られてしまう。
結果、リシェルは素性を隠して騎士団で働き始めるが、上司となったのは、なんと留学から帰国したレオーネ。しかも彼は、義妹のふりをしたリシェルの正体に気付いて、全力で口説いてくる。
「幼い頃に一度会った時から、君に夢中だった」
レオーネの部屋に住まわされ、昼も夜も彼と一緒に過ごし、休みなく浴びせられる甘い言葉に溺死寸前。
けれど諸事情で正体は明かせない。だから溺愛されても困る。だけど次第に彼に惹かれてしまい……。
王国に結婚を決められた二人が、運命どおりに恋をし、幸せになるお話しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 20:06:53
99058文字
会話率:43%