奈良時代初頭。日本は理想の国家を目指して試行錯誤をしていた。
そのような中、百済貴族の末裔・椎野連忠勇と被差別民出身の官吏・池上君大歳は、それぞれの立場から政治の中枢に近づくこととなる。
※史実を基にした作品ではありますが、あくまでもフ
ィクションです。歴史上の特定の学説が正しいと主張するような意図では執筆されていません。また、現代の人物・事件・思想等とは一切関係がありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 00:30:29
20973文字
会話率:57%
天逆毎(あまのざこ)との戦いで、日本は人も化け物も死に絶え、山も川も人の生きた証さえも失った。須佐之男命の力を失った和也を連れ、芹那は再び奈良時代へと戻る。
最終更新:2021-11-26 13:27:31
62938文字
会話率:55%
奈良時代の日本から戻った和也と芹那。
いつもと変わらぬ風景であるはずの日本。
けれどそこは、奈良時代に変えることのできなかった時の流れがそのまま受け継がれた世界だった。
最終更新:2021-09-28 10:55:30
133049文字
会話率:45%
日本の本州の形に似ている中和(なかわ)の地を治めている中和国(なかわのくに)草分王(くさわけのおう)の末子・阿子(あこ)。
不思議な力を持つ阿子が千五百万(ちいよろづ)の神々の頂点に立つ神王(しんおう)の息子・須王(すおう)と婚姻の儀を結ん
でしまい……。
彼女を次期神王の妻として認めない神々から与えられる試練に夫婦(未定)の2人が立ち向かう話です。
和風ファンタジーを目指しています。
地名、人物名を『風土記』から引用しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 19:24:00
106032文字
会話率:32%
パワハラ受ける
嫌われ者主人公の話
呪術を使い復讐する。
最終更新:2021-09-27 17:41:23
1666文字
会話率:0%
淑麗は夫の跡を継ぎ、帝となった。それには、一つの秘められた契約が絡んでいる。
決して、子を産まぬこと。
その約束を守ることだけが、平穏な日々を送るための約束事。しかし、人の心は止められない。淑麗もまた――
※自サイトにて公開中
最終更新:2021-09-24 14:32:16
7186文字
会話率:37%
★その後のお話がスタートしました★
仮想敵国の王子に恋する王女コトリは、望まぬ縁談を避けるために、身分を隠して楽師団へ入団。楽器演奏の力を武器に周囲を巻き込みながら、王の悪政でボロボロになった自国を一度潰してから立て直し、一途で両片思いな恋
も実らせるお話です。
王家、社の神官、貴族、蜂起する村人、職人、楽師、隣国、様々な人物の思惑が絡み合う和風ファンタジー。
★作中の楽器シェンシャンは架空のものです。
★婚約破棄ものではありません。
★日本の奈良時代的な文化です。
★様々な立場や身分の人物達の思惑が交錯し、複雑な人間関係や、主人公カップル以外の恋愛もお楽しみいただけます。
★二つの国の革命にまつわるお話で、娘から父親への復讐も含まれる予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-06 13:01:11
610746文字
会話率:41%
星姫のように身分の低い生まれであっても、見事な布を織る技術を身につけ、慎ましやかに過ごすことが出来れば、必ずや良縁に恵まれると、そう言い伝えられた物語。
もうすぐ七夕なので、七夕モチーフの童話調の物語をお披露目です。
煌めく夜空、静かな海
、淡い恋心と一緒にどうぞ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-16 15:02:06
9186文字
会話率:19%
山部赤人は天智天皇の第七皇子志貴皇子に仕える帳内(ボディーガード)。万葉集を代表する歌人が神々の力を駆使して戦ったり事件を解決したりします。
最終更新:2021-06-15 23:00:00
2156文字
会話率:43%
今度の舞台は奈良時代の平城京。英麻は、急に自分にだけ刺々しくなったハザマの態度に戸惑いを隠せない。そんな中、英麻と五人目の宿主、藤原光明子にメビウスの魔の手が忍び寄る。
※この物語には歴史上の人物や出来事が登場しますが、それらの描写には一
部、作者の創作が含まれています。この点を理解した上で読んでいただくようお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-05 14:39:53
48051文字
会話率:48%
原料代を割った安さには
納得がいかない。
最終更新:2020-10-02 22:00:00
495文字
会話率:0%
法導衆とは、奈良時代に端を発し、過酷な山岳修行によって常人の及ばない能力を身につけた謎の教団である。
兵庫県中央部、中国山地の東端に南北十五キロにわたって峰を連ねる笠ヶ岳連峰は、この法導衆の聖地とされてきた。
六十一年に一度、笠ヶ岳山
頂直下の御立岩の基部から地下水が百メートルの高さに噴出する「御水走《オミハシ》り」の当日、法導衆の秘儀「秘蔵曼荼羅書写行」が数百年にわたって行われてきたからである。
この時、「御水走り」の噴出口から採取される「赤苔《セキタイ》」は、古来、不老長寿の妙薬とされ、法導衆の隠然たる影響力の源と言われている。
幕末から明治にかけて、法導衆から離反した鬼伏興起《オンブセタテキ》が立てた求道舎は、法導衆との暗闘を繰り返し、第二次大戦中、軍部に協力して「赤苔」を原料とする化学兵器の精製に手を貸した。
前回の御水走りが終戦と重なったその日、鬼伏は陸軍と協力して、この化学兵器を笠ヶ岳山中に隠匿した。
それから六十一年、御水走りが目前に迫った平成十八年、求道舎は、神通力を持つと言われる当代の鬼伏荒毅《オンブセコウキ》が、本部を笠ヶ岳山麓に移転して、地域社会に浸透しつつあった。
それと呼応するかのように、クーデターの嫌疑のかかる才賀《サイガ》一等陸佐率いる東部方面山岳隊三百名が、笠ヶ岳北方の段が峰北麓で訓練を開始した。
警察庁公安部に設置された「宗監《シュウカン》」の長である石場惣介《イシバソウスケ》は、求道舎と東部方面山岳隊が「御水走り」当日に決行を企てている計画を察知し、法導衆と密接な関係にある宮内庁の朽木彬《クチキアキラ》と事態を秘密裏に処理したい防衛省の協力を得て、求道舎と東部方面山岳隊の監視に入った。
一方、法導衆の戦闘部隊である武僧筆頭を務め、御伏一族と三代にわたる仇敵の関係にある騎堂《キドウ》一族の後継者|界太《カイタ》は、鬼伏に対抗し得る術力の持主ながら、父鉄吾との確執から、儀式警護の任に就く事を迷っていた。
その頃、鬼伏は求道舎から選抜した男女七人に密命を与え、さらには地元の新聞社支局員片桐にある事実を告げて協力を依頼した。
東部を除く各方面山岳隊の連合部隊が、笠ヶ岳一帯に秘密裏に配備され、辺りに一触即発の空気の漂う中、全てが「御水走り」という消尽点《バニシングポイント》へ向けて一気に加速して行くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 18:02:47
440307文字
会話率:24%
「しょうまんいせかいるりきたん」と訓じて下さい。
【警告】本作品は日本国の法律である「著作権法」、並びに国際条約である「文学的及び美術的著作物の保護に関するベルヌ条約」の規定により著者たる一条中納言従三位藤原朝臣公麿が本作品の著作権を有
します。何人たりとも本作品の一部又は全部の無断転載は認められません。
[警告]本作品版权为《版权法》, 是日本的法律,一条中納言従三位藤原朝臣公麿具有版权权利。这项版权受《保护文艺作品伯尔尼公约》国际公约的保护。未经任何人许可, 请勿转载本作品。
[WARNING] This work is copyrighted by "Copyright law", which is the law of the Japan, and Ichijo Chuunagon Jusanmi Fuziwara-no-asomi Kimimaro has the copyright rights. This copyright is protected by the International Convention that "Berne Convention on the Protection of Literary and Artistic works". Unauthorized reproduction of all or part of this work is not permitted.
© 2017-2019 一条中納言従三位藤原朝臣公麿
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奈良時代の人物である「彼」は、その職業柄許容され難い宗教である仏教へ深く傾倒したが為に祭神の怒りを買い、死後に神によって異世界へと流罪にされてしまう。
彼は神が情けでくれた根拠地と特異な能力を利用して、世界を生前の法体系に組み込もうと画策する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-15 21:00:00
189349文字
会話率:58%
古き日本。奈良時代から平安時代にかけて、悪人や妖怪と戦い、やがて蝦夷(えみし)などを従えさせのちに武神・軍神とたたえられる一人の男。時代を動かした妖僧『道鏡』など愉快な仲間を従えて次々と襲い来る敵をなぎ倒すその男こそ―――『坂上田村麻呂』そ
の人である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-03 17:56:09
164343文字
会話率:66%
東京で心に傷を負った安藤真美は、岩手県奥州市に父と共に移り住んでくる。
引っ越しの荷下ろしが済み、見分森の展望台に登り胆沢平野を一望していると、袴姿の奥州市に住む少女、郷右近瑞希に話しかけられる。
聴き慣れぬ奥州市の方言に戸惑うもなんとなく
会話が成立する。
そこへ奈良時代の天平装束に身を包んだ霊妙な少女と遭遇する。
彼女もまた奥州市の方言で話しかけ、何より衣川の天女「小夜姫」であることを告白する。
とある事情で人間界に降り立ったのだという。
岩手県奥州市を舞台とした、人間界に降り立った天女と地元の女子高生と東京からやってきた女の子のちょっと変わった日常青春絵巻。
作者が長年温めていた岩手県奥州市を舞台とした作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-03 22:22:11
108671文字
会話率:65%
あるへんな名前をつけられた皇族の遺言。
最終更新:2019-05-04 00:00:00
2729文字
会話率:0%
羽栗翼と羽栗翔。
奈良時代に実在した、日本人の父。唐人の母から生まれた兄弟についての文章です。
最終更新:2018-12-17 21:37:25
519文字
会話率:0%
時は、奈良時代。
古代の名門物部氏の血を引く石上堅魚は、朝廷の重鎮である石上麻呂を父に持ち、父祖の地である石上神宮の神域で生まれ育った。
だが、父は何故か堅魚を忌み嫌い、唯一の理解者であった腹違いの兄の豊庭も突然姿を消してしまう。
孤
独に育った堅魚は、父の死後一応は家を継ぐものの、何一つ自由になるものもなく、無為な日々を送っていた。
そんな堅魚に、突然宮中から密命が下る。
失われた石上神宮の秘宝、天璽十種瑞宝を探し出し、ある高貴な魂を黄泉国から呼び戻せ!
堅魚は、黄泉国へ通じているという伝説の地、出雲へと旅立つ……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-06 18:29:56
129356文字
会話率:29%
軍師に憧れているおれが逆行転生した先は戦国時代ではなかった。奈良時代って何があるの?戦になるの?そもそも戻れるの?戦国時代や三国志好きの主人公が奈良時代から平安時代の激動の戦いの時代を生き残れるのか。特に能力も何も持っていない主人公がなんと
なくの知識で四苦八苦しながら朝廷軍と戦っていくお話です。がんばって調べていますが時代考証については多少大目に見てください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-12 17:03:13
26579文字
会話率:30%
ひょんなことから古代日本の博多の百姓の子供に転生した主人公。魔法が使いたかった主人公は日本に転生したことを知り、魔法を諦めたが成り上がることを決意した。現代知識を持った百姓の子供が古代日本でどこまで成り上がることが出来るのか!!
出来るだ
け史実に沿うように最初のうちは進めていくつもりですが、題材となる時代が古いため推測による設定などが多分に含まれます。もし、間違いとうがあれば指摘のほどお願いします。それと主人公の生まれた時代は正確には飛鳥時代ですが、大人の時はほとんどが奈良時代を舞台とするため奈良時代を前提として話を書いていたりするので気をつけて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-23 21:40:38
8778文字
会話率:21%
この作品は『えっ、ここは戦国時代じゃないの?ここまで古いと知識で無双とか無理だろ』の主人公、佐久良の弟である佐久佐の話になっています。未来からの転生者である佐久良の影響を受けた佐久佐はこの奈良時代でどうなっていくかを書いた作品です。他の短編
と同じくいずれ書く長編のためのプロットのようなものです。もし、気にいって貰えたら長編のほうもよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-23 21:32:21
1740文字
会話率:0%
『えっ、ここは戦国時代じゃないの?ここまで古いと知識で無双とか無理だろ』の主人公の佐久良の弟の話になってます。時代は奈良時代で未来からの転生者を兄に持った男の成り上がりの話です。これもいずれかく長編のための設定集のようなものです。もし、読
んでもらい興味をもってもらえたら幸いです。
感想や設定の矛盾とうあれば指摘のほどをお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-22 00:45:52
2232文字
会話率:21%
古代日本では、鎮護国家の思想つまり仏教によって特に国内の社会秩序を安定させていくという考えが主流となり、当時の奈良大和の朝廷は法会という仏教行事を定期的に行っていた。
しかし古代日本の政治では、後に藤原道長が代表格といえる摂関政治を主導
してきた藤原氏が当時の政界で次第に力をつけていくことになる。当時の法会は、朝廷が主宰をする法会以外は各有力貴族が独自に行っていた。そのような中で藤原氏主宰の法会であり、『維摩経』を中心とした「維摩会」は藤原氏の権勢が拡大していくに比例して平安時代には藤原氏だけではなく朝廷つまり国家に対する法会に事実上なっていくことになる。
その「維摩会」が事実上の朝廷つまり国家に対する法会になっていく原点として、奈良時代以前後の藤原鎌足そして不比等、仲麻呂の三者と仏教との関わりを見ていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-03 13:17:25
16843文字
会話率:6%
奈良時代初期、希望も誇りもない底辺の若者たちの運命が、一人の国守との出会いによって大きく変わる。恋と青春と陰謀の万葉ストーリー。
下総国葛飾郡(千葉県市川市)。若き志高い国守・高向(たかむくの)大足(おおたり)が赴任してきた。下総国は前
国守と葛飾郡司の圧政で貧困と労役に苦しんでおり、賤民である木葉と龍麻呂ら兄弟姉妹、そして仲間の綾苅(馬の扱いが得意で女たらし)、真熊(すぐに力に訴える)、光藍(私度僧)たちが圧政を訴えようと国守交代の時を狙って飛び出した。大足は彼らを許し、新国守の志に触発された木葉は文字すら読めないにもかかわらず無謀にも女医になりたいと言い出す。大足が木葉の教育係に指定したのは、郡司の甥で地位と名誉を求める高慢な医学生の勝(すぐる)だった。
牧や軍団や鍛冶工房でそれぞれの道を歩み出した下総国の若者たち。しかし、奇妙な出来事が続けて起こり、その裏には前国守の影が見え隠れすることがわかる。他方、木葉に厳しく接する勝と、木葉を口説こうとする綾苅は対立するが、勝は従兄である郡司の息子・徳麻呂から前国守と共に天皇家への謀反をたくらんでおり、毒薬を作るよう頼まれてしまう。医学への情熱を燃やす木葉に次第に惹かれた勝は、一族を裏切りその野望を国守に明かす。そのうちに、下総国では偽の疫病や倉庫の火災や軍団の不服従など不穏な動きが出始める。郡司を追い詰めつつある中、木葉が彼女を妾にしようとする徳麻呂によって呪いをかけられ意識を失ってしまう。綾苅を木葉の側に残し、勝は徳麻呂と剣を交え、倒れる。目覚めた木葉は勝の元へ急ぎ、愛を告白する。葛飾郡の伝説の乙女の助けで、瀕死の勝は一命を取り留め、仲間たちの活躍で謀反の証拠も押さえられた。
数年後、大足の推薦で平城京で研修することになった木葉と勝は、それぞれ女医と女医博士に任じられ、故郷の下総国へ帰還するのだった。
※pixivに重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-27 11:35:39
322677文字
会話率:46%