20世紀末に起こった悪魔との最終戦争は、魔法少女達の活躍によって人類側が勝利した。しかし、人類の新しい敵となったのは、人でなしと化した魔法少女達であった。最愛の人を魔法少女に奪われた女の子、村雨ツグミは、凍てついた記憶を開放し、人でなしを闇
に裁く。21世紀をむかえた魔法少女達の『その後の物語』が今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 14:47:14
1052103文字
会話率:59%
トレーディングカードゲーム。
人種性別国籍年齢その他を問わず、カードを通じて相手と戦うことができる文化が20世紀末に生み出されてから半世紀ほどが過ぎた日本。
「カードは人生の楽しみのひとつ」ではなく、「人生はカードをするための道具のひとつ」
と理解したカードキチガイ、紙莫迦――カミバカ――が今日もまた全力を込めてカードを引き、カードを出し、カードに笑い、カードに泣く。
無実の罪を押し付けられそうになった女子高生・伊藤ステラと、それを救うべく奔走する女刑事・織宮翼。
悪人たちの仲違いにより、カードに勝てば無罪となる奇妙な事態へと追い詰められる。
窮地の中、カードゲームを楽しむ余裕などあるわけのない状況だったが、突如として現れた奇妙なホームレスが、状況を変えていく。
カードに笑い、カードに生き、カードこそが生きる意味。
紙莫迦たちのフロンティアを、今日も紙莫迦たちが行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 23:50:00
44796文字
会話率:32%
2016年、日本。20世紀末に突如として現れた“魔人”と呼ばれる異形の存在によって、世界の人口は一千万人にまで激減した。“魔人”は人間よりも身体能力が高く、人間が持つものとは比較にならないほどの魔力を秘めている。そして、そのほとんどが“ブレ
フト”という不思議な力を授けられたーーー。家族を魔人に殺され、東京の孤児院で育ったアリス・クリアベールはある日、“魔人”からの襲撃を助けたノアと名乗る人物に告げられる。「君のお姉さんは生きてる。一緒に探さないかい?」人間として最底辺なアリスと自称“最高の師匠”のノア。そんなアリスとノアによる“魔人殺し”の旅。
※伏線とかミスリードとかあるので、ぜひ楽しく考えながら読んでください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 09:00:00
24784文字
会話率:56%
2000年問題とは何だったのかを何となく軽く解説しようかなと。
問題そのものは少し調べればわかるかと思うけれど、実際にどういう作業が行われたのかを。ジャンルが無いのでヒューマンドラマになったけど人間同士の会話シーンは今のとこ想定してな
い。
過去の人類との対話的な意味。
当時のプログラマが何を思っていたのかなんてわからないけど、実際に20世紀末に2000年問題に対応したプログラマの1人として、「あくまでも個人の感想です」レベルの話になるけど、そういう説明をしようと。
その為の仮定としてリアルに2000年問題を描くのはあまりにもどうかと思うので、現代ではネタ扱いの1万年問題が実際に発生したという想定で、プログラマが愚痴をこぼして作業してる、そんな感じ。
3話もあれば終わるはず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 01:26:21
10437文字
会話率:7%
20世紀末、とある地方の山奥に「退魔村」という集落があった。その村は現代社会に溶け込みながらも、村人全員が退魔師としての力を持ち、日本全国の悪霊を浄化するという使命を背負っていた。この村の退魔師は男女一組となって互いに助け合い、任務にあたっ
ている。ある春、退魔村から一組の退魔師が都市部の高校に進学した。二人の名は、山坂早馬と月宮聖菜。自分の力を村に認めさせるため、そして自らの野望を叶えるため、少年と少女は戦いに身を投じていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 17:21:44
138433文字
会話率:31%
20世紀末、世界各地の有名な観光スポットがダンジョン化するようになった。
日本でも富士山、白山、立山などの霊峰、京都・朱雀門跡や姫路城などの歴史的建造物などが次々とダンジョン化した。
ダンジョン内に棲む害獣による周辺地域への被害が続発し
、事態は警察や自衛隊のみでは対処しきれない状態に。これを重く見た政府は各地の猟友会と連携しハンターギルドが設立されることとなった。
周囲はダンジョン特区と命名され、火砲や刀剣の使用制限が大幅に緩和されたハンターライセンスの交付や高額な害獣の駆除報酬、ダンジョン内の貴重な鉱石などに世間は一攫千金に沸い
それから三十年余り。
ダンジョンのある風景が生活の一部となり、次世代の担い手育成を兼ね学校教育の場にも積極的に取り入れられた結果、多くの優秀なアタッカーたちが発掘され活躍することとなる。さらに多くの企業所属の社会人アタッカー、スポンサーが付くプロアタッカーという物が現れ、その職業的な人気は動画配信により絶大な物となっていた。
南国宮古島市。カママ嶺公園災害特別指定地域、通称『シーサーダンジョン』にほど近い私立南国宮古島学園。
全国中学ダンジョンアタック選手権大会準優勝チームのアタッカーだった市川香澄は同校ダンジョンアタック部の「撮影係」。しかし、入部して一か月も経たない五月の連休に部長の京極櫻子と揉めてしまい退部することになってしまった。
溜まったストレスをハンバーガー屋で発散している時にへんてこな先輩に声を掛けられる。
キャッさんと呼ばれるキャサリン・楠木・アンダーソンは、なんと全米中学ダンジョンアタック選手権大会最優秀選手で世界メジャーダンジョンのひとつ『自由の女神ダンジョン』経験者だった。
失ってしまった自信を取り戻すため、まどかとキャッさんのダンジョン活劇、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 18:33:52
8529文字
会話率:58%
20世紀末、僕たちは自分たちの代わりをしてくれるソフトの開発に成功した。けれども、そのソフトが成長して完成するまでに一世紀が必要だった。僕らは冷凍睡眠して待つことにした。
22世紀、目覚めた僕は、世界の主になっていた。
余談
作中の引用ら
しきもの、エピソードらしきものの大半は実在するか、その近似品が存在します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 12:58:31
220923文字
会話率:24%
20世紀末。ピラーと呼ばれる天にも届く塔が出現し、人類の中に「スキル」と呼ばれる能力を発現する者が出現する。
軍でも歯が立たないピラーにスキルを持つ能力者――探索者が挑み、青い宝石を持ち帰っていた。
「青い宝石」が原子力や火力に変わる新たな
エネルギーとなり、人類の生活は一変する。
そんな世の中で、最低ランクのFランクスキルと判定された滝蓮夜は絶望の淵にあった。
父がピラーで死亡し、続いて母が病に倒れ、ショックからか妹が自殺してしまう。
自暴自棄になった彼は死ぬつもりで二度目のピラーに挑む。
彼はそこで自らのスキル「吸収」の真実に気が付き、覚醒。その結果、前人未到の300階にまで到達するも致命傷を負う。
「もう少し自分の能力に気が付くのが早ければ……」
悔いるも失ったものはもう戻ってこない。後悔の中、彼の意識が閉じる。
閉じたはずだった。
気が付くと彼は18歳の頃に回帰していた。
半信半疑、これは夢か幻か。
それでも。
「まだみんな生きている」
彼は今度こそ家族全員を幸せに導くことを誓う。
まずは、8日間の間に父を救えるだけの実力をつける!
滝蓮夜のリベンジマッチが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-01 09:55:08
142774文字
会話率:42%
20世紀末に都内の信金に就職した勝は、取引先のマルヲ酒店の社長と常務、それぞれと巨人戦を観に東京ドームへ。そこにはとても可愛いビールの売り子がたくさんいたが、冴えず少し変わった美樹に勝は惹かれる。
一途な勝に信金の同僚や酒店の常務などが応援
するが、果たして恋は実るのか?
心温まる笑いと感動のラプソディ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 15:50:16
8649文字
会話率:67%
作者名:紅雲六花の爺 【短編三話】一話目:近世の軍隊、海軍ものです。二話目:現代、北海道の青春ものです。三話目:20世紀末の軍隊、陸軍ものです。
最終更新:2021-11-30 17:40:59
10053文字
会話率:31%
時は20世紀末、東京の片隅で。
少女は踏切脇の骨董品屋で、奇妙な古い一輪挿しを見つけた。その表面にはびっしりと、古い護符が重ねて貼り付けられている。少女は一枚、また一枚と護符をはがし、そこに封印されていた何かを解き放った。
広松徹(ひろ
まつとおる)は史学科卒の塾講師。妻と6歳の息子がいる。趣味は呪術を陰陽道。彼は鬼となった少女を救うため、独自に調査をはじめる。
遥(ハルカ)は国文学科に通う私大一年生。リア充な学生生活夢見て大学デビューを目指したものの、社交的な自分を演じられず疲れ果てている。現実逃避したくてしょうがないある日の夜、誰もいないはずの一人暮らしのアパートに、夜響(やきょう)と名乗る「鬼」があらわれた。夜響は空を飛び、月まで連れて行ってくれる。
※ごく軽いものですが、女性同士の恋愛をにおわせる描写があります。
※舞台が90年代のため未成年者が飲酒する場面がありますが、当時のリアリティを描いたためです。著者は未成年飲酒に賛成するわけではございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 22:08:41
115685文字
会話率:46%
『ゾンビvsヴァンパイア』
本報告書は、太平洋側で蔓延する疫病
『ゾンビ』に対抗しうる亜人種、
『ヴァンパイア』の行動を調査し
結果をまとめたものです。
但し調査対象に確証は一切ありませんので、
通例の従い秘匿化処理を行ってください。
1990年2月 特殊作戦セクション・サービスZ
提出者 グラーヴ
――――――――――――――――――――
※本作はフィクションです。
実在の人物や団体・地域・製品などとは
一切関係ありません。
※作中には差別等の表現が含まれていますが、
当時の時代背景や価値観を反映させたもので、
差別等を肯定や助長するものではありません。
予めご理解の上、ご鑑賞ください。
――――――――――――――――――――
他サイトでも重複掲載。
https://shimonomori.art.blog/2021/07/16/rotten/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-16 18:03:05
9276文字
会話率:18%
投げやりな気分のアンリは、新宿駅頭でヘンな外国人っぽいおっさんに出会った。おっさんは空から降る、恐怖の大王を阻止するために今世生きていると言った。恐怖の大王が流行した、20世紀末生まれのアンリには、よく分からない内容だったが、ミッシェルとい
うおっさん、ひょっとして、有名な予言者だったのだろうか。R15は、保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 14:24:40
3128文字
会話率:30%
そう遠くない近未来
東アジアにおける軍事情勢は激化していた。
20世紀末、ソ連崩壊後に朝鮮半島に誕生した統一国家「高麗連邦」は過激な民族主義を燃え上がらせ、日本に対して軍事衝突の危機を高まらせていた。
日本においても高麗連邦やイスラム
系国際テログループの台頭など、激化する国際情勢に対応するために、21世紀に入ってまもなく憲法9条を改正し、これまでの自衛隊を「日本国防衛軍」という名の国軍へと発展させた。
日本と高麗連邦、両者の間には対馬周辺の領有権を巡る、根深い外交上の対立が続いていた。
そして平成から令和へと年号が新しく変わった時、高麗連邦はこれまで日本に対して研ぎ澄ませていた牙をむく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-08 15:17:10
15980文字
会話率:40%
注意:このお話は実在する如何なる香川県やゲーム依存症防止条例とも無関係です
20世紀末から21世紀初頭にかけて極東ZIPANGのある都市KAGAWAで制定されたとされる電子遊戯規制条例。
ゲームやネットワークから子供を隔離することによ
り、市民のIQ/EQの向上を目的としたその条例は多数の反対意見を無視し、賛成多数により可決された。さらにこの条例は厳粛な執行、より効果の向上を見込み、適用範囲は肥大化し、ついにはあらゆる娯楽を破壊しうる退廃文化排除条例へと姿を変えた。
ここに至り規制を嫌った諸企業はKAGAWAから撤退、さらに大規模な地殻変動、KAGAWA側からの外部からの干渉禁止措置により、KAGAWAはZIPANGの所属のままに実質的に独立をしてしまう。
人々はKAGAWAのことをこう呼んだ。
《封印都市》
これは封印都市の中で娯楽を求め、戦う者たちの物語である。
(自転車操業で書きます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-22 00:32:14
2979文字
会話率:27%
20世紀末に大規模な地殻変動で壊滅したパラレルワールド日本、の百年後 を舞台にした近未来SF設定の青春ライトノベル。
10年以上前に書いた作品です。置いておきます。
最終更新:2020-02-04 12:06:35
193083文字
会話率:56%
※サイドストーリーのなりゆきでタイトルが浸食されています。
※この物語には、本編のほかKAWTがあります。
本編は、地味で低気圧風、省エネ型ロー・テンションなノンフィクションです。ゆるゆるとおつきあいいただければ幸いです。
KAWTは、着
地不明で無軌道な異世界です。ファンタジー要素が好みの方にはKAWTをオススメします。
(KAWTは本編の間にあります)
創造主令嬢、悪役先輩、男装美少女英霊、転生、双子エルフとかでて来ないはずだったのに、突発的サイドストーリーの暴走が……
―――――
桃和「はろー、わたしは桃和」
桃和「就職活動どうだった? わたし? そりゃもう楽勝で全滅よっ。この売り手市場のご時世に優秀で美人で性格もいいわたしがなぜ全滅したかというと……あれ? 違った。そうじゃない。えーと、……そんなわけで!」(どんなわけだ?)「これはわたしの父さんが、今のわたしと同い年だった頃のお話ですっ」
199X年、職場のパワハラに満ちた青春を過ごす、新入社員。
就職氷河期世代の、ノスタルジックな何気ない日常を描く。
瑞々しくて初々しい、パワハラ・ダーク・お仕事ノンフィクション・ライトノベル。
桃和「ちなみに、マンモスは出てこないみたい。ラノベだから、きっとメカを擬人化した美少女、ロリ巨乳、魔法少女、超能力バトル、怪異、モンスター、刀剣男子、ガールズバンド、学園アイドルグループ、召喚とか聖杯とか、出てくるんだと思う。知らないけど」(出て来ません)
桃和「なんたって、パワハラ・ダーク・お仕事ノンフィクション・ライトノベルだからね!」
<あらすじ>
ゲームやノベルの空想世界はあっても、まだひとつの世界が圧倒的リアリティを堅持していた時代。僕はVRの夢をみる――22世紀の忘我的没入型VRゲームで20世紀末の新入社員になる。リアルさがウリのゲームで、プレイヤーにはVRの自覚がない。「この現実が未来のVRゲームにすぎなかったら……」
日に日に強度を増すリアルと、違和感。どこにでもいそうな新入社員たちのノスタルジックな何気ない日常に垣間みえる、喪失感、疎外感、流転。個人至上主義の終わりのはじまり――僕は帰れるのか? でも、どこに?? 青春の風変わりな記録。
の、はずだったのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-11 11:28:58
115370文字
会話率:27%
【特攻装警グラウザー外伝・ショート・ストーリーズ ■ https://ncode.syosetu.com/n7173fj/ 】
毎日更新中です!
【1話毎3000字~5000字のショート更新バージョンです、最新版はhttp://ncode
.syosetu.com/n4530bf/の長文更新でおこなわれます】
【著作者:笹月風雲】【掲載元URL:http://syosetu.com/】【無断転載禁止】【以下のサイトでのみ掲載を認めます。これ以外は無断転載です〔小説家になろう/カクヨム/マグネット/セルバンテス/アルファポリス〕】
【イメージPV https://youtu.be/9-QkrTVK6mg 】【毎週金曜日夜9時前後更新】【近未来警察バトルアクション】
■ロボットとアンドロイドが大量に普及し、20世紀末の現代社会から、ハイテク未来世界へと移り変わりつつある、変革の時代、2040年代。日本は大規模な国際経済交流計画『アトランティスプロジェクト』により新たな発展の時を迎えつつあった。/ しかし、それと同時に国際規模の犯罪の流入を招き、日本警察は平和と治安を守るための苦闘を強いられていた。/ 日本政府はついに、アンドロイドによる警官・刑事【特攻装警】の導入を決定する。/ そんなおり、国際テロリストの日本進出を察知した1号アトラスと3号センチュリーは横浜へと向かうが―― / そしてそれは、国際社会の闇に潜む巨大な敵との果てしない戦いの始まりであった。
≪個性的な6人のアンドロイドたちが繰り広げるバトルアクションストーリー≫折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-03 17:00:00
1594818文字
会話率:40%
【毎週金曜日夜9時前後更新】【近未来警察バトルアクション】
■ロボットとアンドロイドが大量に普及し、20世紀末の現代社会から、ハイテク未来世界へと移り変わりつつある、変革の時代、2040年代。日本は大規模な国際経済交流計画『アトランティスプ
ロジェクト』により新たな発展の時を迎えつつあった。/ しかし、それと同時に国際規模の犯罪の流入を招き、日本警察は平和と治安を守るための苦闘を強いられていた。/ 日本政府はついに、アンドロイドによる警官・刑事【特攻装警】の導入を決定する。/ そんなおり、国際テロリストの日本進出を察知した1号アトラスと3号センチュリーは横浜へと向かうが―― / そしてそれは、国際社会の闇に潜む巨大な敵との果てしない戦いの始まりであった。
≪個性的な6人のアンドロイドたちが繰り広げるバトルアクションストーリー≫
【イメージPV https://youtu.be/9-QkrTVK6mg 】
【著作者:美風慶伍】【掲載元URL:http://syosetu.com/】【無断転載禁止】【以下のサイトでのみ掲載を認めます。これ以外は無断転載です〔小説家になろう/マグネット/アルファポリス/カクヨム/セルバンテス〕】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-18 14:57:58
1987486文字
会話率:39%
●注意!!●
※冬童話2019への投稿を企てようとして辞めた作品です。
同企画のほのぼのとした内容を見て、それを元に全く夢も救いも無い最低の作品を書きたいと思い仕上げた短編です。
※その為、冬童話2019への参加表明も作品投稿も行っており
ません。
※このような優しい世界観をクラッシュさせることに不快感を示す方は閲覧非推奨となります。
【あらすじ】
「逆さ虹の森」と呼ばれる人里離れた森林地帯の奥深くに眠る「悪魔の洞窟」。
そこに眠る「財宝」を求めて、共産主義国家の軍勢が迫る。
森の動物たちの運命は?そして、恐るべき共産国家が求める「財宝」とは何か?
とある一匹のキツネがもたらした結末とは?
人間が現実世界での20世紀末レベルの科学技術を有するようになったファンタジー世界の片隅で巻き起こる惨劇を、目撃せよ。
※世界観を作者が現在執筆中の連載小説の舞台と共有していますが、そちらを見なくても特に問題はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-13 23:32:24
8968文字
会話率:22%
20世紀末、ソビエト崩壊の混乱冷めやらぬ中、世界は一つの事件に揺れた。
安寧の儘に眠る筈であった死体が、今までの法を破って起き上がり始めたのだ。まるで生者を恨むように、お前も此方に来いと誘うかのように。
南米に端を発っした人類史を揺る
がす事件は、WHOの初動対応が功を奏し、世界規模でのパンデミックは食い止められた。しかし、未だその脅威が去った訳ではない。各地で死者は例外なく起き上がり、いつ事態が深刻化してもおかしくはない。
WHOの付属組織、死体が動く事態に対応すべく設立された国際公衆衛生維持局は、辛うじて世界の平穏を維持していた。そう、今はまだ……。
「けど、いざコトが始まったら数時間で全滅しそうですよね、ほんと」
「面白い冗談だ。なぁ、後輩」
「いえ、班長、割とゾンビ映画だとデフォです」
これはそんな組織に不本意ながら就職した常識人の物語である。
表紙絵を作成していただきましたので、第一話末尾に掲載しております。
茂木康信氏(TwitterID:@Moginiki )に多謝を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-05 23:12:10
169352文字
会話率:41%