誠は普通の高校二年生だったが、他の子とは違う秘密があった。夢の中ではあるが、幼少の頃から長い耳のお姉さんと飽きるほど会話をしてきたのだ。そして夏休みの初日、彼女は願いの言葉を告げた。『私達を助けて欲しい』と。誠の答えは当然、決まっている。だ
けど異世界で待っていた状況は予想と違っていて……
旧タイトル:積み上げた見栄は空よりも高く
※二〇一八年五月十六日(水)タイトル変更しました。
<本作品の特徴>
・科学ではなく魔術で時空間制御まで成し遂げた異世界が舞台。
・お姉さんは街エルフという長命種。
・誠経由で現代文明知識は十年間に渡って伝えられており、多くの影響を既に与えている。
・誠は本好きなだけの高校二年生。一般を逸脱するような技能は持ってない。
・スキルシステムのような便利な仕組みは存在しない。
<手っ取り早く読みたい人は>
四章は、そこから読んでもわかるように、最初の数パートで一章から三章までの粗筋、キャラ紹介をしているので、そちらから読んでみるのも良いかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 21:10:00
3832554文字
会話率:40%
物心がつくにともなって、しだいに思い出されていく前世の記憶。
現代日本で生きていたはずの俺は、ハーフエルフの"ベイリル"として異世界に転生していた。
長き寿命と付き合いながら、このままのんびりスローライフも悪くな
いなと考える。
しかし突然――住んでいた街は大火と鮮血に染まり、奴隷に身をやつし買われた先は……カルト教団だった。
環境が変わり、心境が変わり……意志を新たに生きることを決心する。
命短し儚く散らすなど冗談ではない。教団だろうが踏み台にして、やりたいようにやってやる。
地球でも遠い夢物語だったような、はるか未来の果てが見たい。
長命の有効活用。現代知識を存分に振るって、世界に変革をもたらすのだ。
魔術で、科学で、文化で、宗教で、外交で、そして武力で――人類の進化と大いなる発展をうながしていこう。
自分は神様でも、魔王でも、勇者でも……英雄でもなければ天才でもない。
だからこそ己だけの方法で異世界を駆け飛び巡り、どこまでも高みへ成り上がろう。
この新しくも長き長き人生を、誰よりも最高に謳歌してやるのだと。
刮目せよ、敬聴せよ、喝采せよ――これは一人の男と仲間が織りなす大河ドラマであり、世界を舞台にした文明譚。
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細かい追記や修正は随時おこなっていく予定です。この作品は他サイトにも投稿しています。
物語に関わる大きな改稿をした場合は、活動報告でお知らせします。
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週2回 更新中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 09:00:00
1738200文字
会話率:43%
真っ暗な宇宙を一人で旅するシエルさんはお父さんの遺してくれた小型宇宙船に乗ってハンターというお仕事をして暮らしています。
ステーションに住んでいるお友達のリンちゃんとの遠距離通話を楽しみにしている長命種の145歳、趣味は読書、夢は自然豊か
な惑星で市民権とお家を手に入れのんびり暮らす事!。
「宇宙船にずっと引きこもっていたいけど、僕の船はボロボロ、修理代や食費、お薬代・・・生きる為にはお金が要るの、だから・・・嫌だけど、怖いけど、人と関わってお仕事をして・・・今日もお金を稼がなきゃ・・・」
※時々鬱展開やスプラッタな要素が混ざりますが、シエルさんが優雅な引きこもり生活を夢見てのんびりまったり宇宙を旅するお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 20:18:04
28168文字
会話率:69%
「嫌だ・・・みんな僕をそんな目で見ないで!、どうして意地悪するの?、僕は何も悪い事してないのに・・・」
真っ暗な宇宙を一人で旅するシエルさんの身体は宇宙生物の幼虫に寄生されています。
昔、お友達を庇って宇宙生物に襲われ卵を産み付けられた
のです、それに左目を潰され左足も食べられてしまいました。
お父さんの遺してくれた小型宇宙船の中で、寄生された痛みと快楽に耐えながら、生活の為にハンターというお仕事を頑張っています。
読書とたった一人のお友達、リンちゃんとの遠距離通話を楽しみにしている長命種の145歳、寄生された宿主に装着が義務付けられている奴隷のような首輪と手枷、そしてとても恥ずかしい防護服を着せられて・・・。
「みんなの僕を見る目が怖い、誰も居ない宇宙にずっと引きこもっていたいけど、宇宙船はボロボロ、修理代や食費、お薬代・・・生きる為にはお金が要るの、だから・・・嫌だけど、怖いけど、人と関わってお仕事をして・・・今日もお金を稼がなきゃ・・・」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 21:15:49
22870文字
会話率:61%
ファンタジーな魔法がありつつも、人類は未だ進化途中の世界―――。そんな世界にドラゴンの身体となって転生した男が、時にロマン溢れる城塞都市を作ったり、時に新しい魔法を発見したりしながら、千秋万歳の世を生きる物語。
最終更新:2024-03-02 16:03:41
8104文字
会話率:4%
勇者により、魔王は倒された。
魔王軍の残党は二つに分かれ、一方は人間との戦を続け、もう一方は人間との共存を目指した。
千年を経て、当時を知る長命種らは今、真実を語らう…はずだった。
一人のエルフが誰も知らない歴史を騙る。誰が為に。
※作
者の都合により当面執筆を進められず、年度中は4週間間隔での投稿をさせていただきます。
※随時改変等行われます。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 14:00:00
5150文字
会話率:38%
彁とは
古来より壥国各地に自生する槞の実を乾燥もしくは醗酵させ、熱湯や水で成分を浸出させた嗜好飲料で、歓談や宴の席などには欠かせないものとされている。
乾燥させた槞から作られたものは覚醒作用を持ち、眠気覚ましや集中力を上げる為に飲まれ、醗酵
させた槞から作られたものは食欲と血行の促進、ストレスの緩和などの効果を持つ一方、酩酊や一時的な思考能力の低下、吐き気を招く事もある。
古代壥神話では蛇の怪物ウッタラヴが最初に造り出し、自身を彁の魔神としたとされている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 00:23:11
728文字
会話率:68%
休日を持て余すレナ。
偶然入った店は「長命種族との恋愛」をコンセプトに営業するカフェだった。
最終更新:2023-09-15 21:53:52
1825文字
会話率:41%
君は変わらないね、と呟いたあなたのことが私は未だによく分からない。
もっと知っておけばこんな思いはしなくてすんだのでしょうか。
最終更新:2023-07-23 22:09:02
621文字
会話率:24%
【急募! エルフの嫁と添い遂げる方法!】
ドラゴンも倒して、エルフの相棒に告白してハッピーエンドだと思っていた。
でも、人間の男なんてすぐ死んでしまうから嫌だと断られてしまう。
失意のどん底から立ち直り、僕はもう一度彼女を追いかけてプロ
ポーズをする決意を固める。
追いかけて再会するなかで、気になる嫁エルフの過去の話は、僕自身の話と繋がっていくのだった。
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切なくない(多分)長命種ラブコメです。
前後編で完結の短編です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 14:00:00
12227文字
会話率:51%
生まれ変わったので昔の恋人に会いに行くことにした。
三百年経っても長命種の彼はまだ生きていた。『私の分まで生きて······』なんて、頭の湧いた遺言を守ってだ。クソみたいな世界に置いて逝った挙句、後追い自殺を許さなかった私の遺言を。う
あー黒歴史恥ずかしいっ。思い出しちゃったよ、前世のこと!
そして同時に私は事の重大さを知る。
······三百年? あれから三百年経ってて彼はまだ生きている? あんなに死にたがっていたのに、彼はまだ生きていたのだ。
私のせいかもしれない。死んでも良かったのに。なんなら私が殺しておけば良かった、あの日あの時。私のせいで彼が苦しむくらいなら、あの時心中しておけば良かったんだ!
後悔と、罪悪感と、嫉妬、それらがすべてが殺意に集約する。その根本にあるのは愛だから、ロミジュリだって四日で成し遂げた愛の証明を、私は三百年越しに果たしにいこうと思ったのだ。
「いや誰やねんッ!!」
「え? 何、大丈夫? 初対面でいきなり『私たち、何処かで会ったことない?』なんて聞いといて泣く?」
「あなたの名前、当ててみましょうか?」
「分かった、あんた瑠璃の眷属だろ」
「死にたい」
「千代しか好きじゃない」
「ああ、もう、殺しておけば良かったんだ!」
本編五話完結済。······プラス、多分後日談((コソッ))
前世では喪服が似合う儚げ幸薄美青年だったのに、三百年で彼が変わってしまって混乱する、殺意高めな過去依存転生少女と、ピアスバチボコに開けた、三百年経っても彼女が死んだことを受け入れられない、やっぱり過去依存な男の話です。最高。
*ヒーローは終始人型です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 09:09:16
25503文字
会話率:38%
ある、冒険者や魔王がいるごく普通の異世界で。
冒険者の中でも伝説級の存在とされる“アルカンシエル”の一人であるリーヴァ=ベイセルは、ある事が原因で頭を抱えていた。
それは、“別れに耐えられない”こと。
元人間ではあるが、アルカンシエ
ルになった時に寿命を超越した人外の存在になったリーヴァにとって、不老不死ではない人間達と関わるのが、とても辛くなっていたのである。
これは、別れが嫌いなバケモノ級の強さを持つ冒険者が、自分と同じ不老不死の者達をオークションで買い集めて(本人の知らぬ間に)魔王として無双しちゃう系の話である__折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 13:00:00
6737文字
会話率:41%
戦火から逃げるなか、親とはぐれ孤児となった2人の少年は、「龍」に拾われて育てられる。
十数年後、成長した2人は立派なヤクザになっていた。
ヤッパを使うアラシとチャカを使うレツ。2人は失われた自分達の国を取り戻す為、大陸の覇者・アトレイ
ア帝国に戦いを挑む。
現代知識を活かしてシノギは情報商材、ネズミ講、花屋に薬屋、賭場に風俗、みかじめ料。シマを広げて兄弟分を増やし、ハクイスケを連れたら、アヤつけた相手にはドス持ってかちこんで、成り上がれ!
たった2人のヤクザは、自分達の国をつくれるのか⁉︎
龍とヤクザの国づくり、開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-08 02:12:11
44819文字
会話率:49%
家に帰ったら、見知らぬとんでもない美形がいて、「約束を果たしにきた」と言ってきた。
愛しいものを見る目で見つめられても、全然全く知らない人なのでこわいばかりなんですけど!?……という話。
あるいは、人外の執着と、人間のしたたかさの話。のよ
うなそうでないような。
※エブリスタ等にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 00:00:19
3067文字
会話率:52%
今年で88歳になる俺は自分の家の縁側でふとボーっとする。その時、妻であるエルフのリリアがお茶を持って、隣に座ってきてくれて……
最終更新:2022-03-15 18:37:19
1677文字
会話率:68%
これはある長命種の吸血鬼と短命種の人間との最期の「刻」の物語である。
※カクヨムにも投稿しています
最終更新:2022-01-06 19:44:02
1799文字
会話率:83%
【エルフのこだわりレストラン】
『長命種族の長所と短所がそのまま反映されていた』
店名にもある通り、とにかくこだわりが凄い。何と言っても新鮮さを追求するため、客が注文してから店員が食材の確保に出掛けるのだ。エルフの彼らにとっては、数時
間なんて待ち時間の内にカウントされないらしい。これほど飲食業に向いていない種族だとは思わなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-22 21:04:24
3158文字
会話率:25%
人類の守護者たる"慈愛"の魔女は、激化する龍災に対抗するため、自身のクローン体に転生者を宿らせる計画を立てた。
二十七人の魂を合成して産まれた少女は世界最高の素質を持っていたが……、その傲慢は世界を蹂躙する。
大
国の重鎮、歴戦の猛者、長命種族の王、宗教組織、召喚勇者 etc...
ありとあらゆる強者達を
傲慢不遜、傍若無人、他人の傲慢を嗤い、他人が理不尽に苛まれる姿に愉悦を得る。
そんな少女が圧倒的な力をもって踏みにじるお話です。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-12 04:26:24
39051文字
会話率:44%
剣と魔法の世界で、顔の半分にアザがある令嬢が王太子から婚約破棄される。表向きの理由は真実の愛を見つけたためだったが、醜い顔の女と結婚はしたくない、というのが主だった理由である。騒動のあと、政略的な意味を持った婚約ではなかったことを知り、王子
は自らの愚かさに気づくことになる。王子とその子孫が、王族特有の持病を解消するには、魔力が豊富な長命種のそばにいることが何よりの手段であった。子孫に長命種の血が混ざれば王族も救われるとしての婚約だったが、今回の騒動により、絶望的となった。王子の血と傲慢さは、悲劇で終わった。一方、王都を離れることになった長命種の令嬢は、冷遇されていた騎士を連れて故郷の森へと戻っていた。令嬢は騎士の実直さに惹かれており、やがて恋を知っていく。 ※アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-02 12:02:00
17809文字
会話率:20%
君はきっと傾世の女だね
彼は突然そう言った――
永遠に近い時を生きた吸血鬼とTS少女の話です。
最終更新:2020-11-23 20:00:00
3281文字
会話率:37%
一度死ぬ前に愛した人は長命種だった。そんな愛した女性に俺は呪いをかけた。
最終更新:2020-08-03 00:00:00
5594文字
会話率:50%
邪神戦役。
後にそう呼ばれる異世界における大戦に身を投じた、主人公甲斐智也。
憑竜機(ポゼッショナー)と呼ばれるロボット兵器を駆り、邪神の眷属を倒し……そして、散った。
邪神を倒せば地球へ帰ることができる。それをふいにして、邪神を倒すた
めに。縁もゆかりもない異世界を救うためにその身を犠牲にした彼を、誰もが英雄と讃えた。
……その真意を知らぬまま。
そう、彼は地球に帰りたくなどなかったのだ。
この世界で生まれ変わる約束を女神から取り付けており、彼のことを知る長命種もいなくなる数百年後には転生させてもらえる……はずが、たったの数十年で転生してしまった。
平和な時代に辺境王国の三男カイ・フォーゲルとして生まれ変わった彼は、憑竜機のパイロットを養成する学院へと入学する。
しかし、大型魔獣が辺境へと追いやられた今では、憑竜機の敵は同じ憑竜機となっていた。
そんなことになっているとはつゆ知らず、対憑竜機戦の実績がない彼は、憑竜機持ちにもかかわらず底辺クラスに配属されてしまう。
平和な時代にあっては不要な対大型魔獣戦闘。
その現実を受け入れ、それでも自らの矜持を曲げず。
彼は底辺クラスで出会った一人の少女を最強の搭乗者(レゾナンス)に育て上げることを決意する。
※プロットを半年ほど放置してしまったので、退路を断つためできている分だけ投稿。
本格的な連載は、07月下旬から8月に開始予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-21 20:00:00
3246文字
会話率:31%