世界が終末を迎えてから四ヶ月。変異型狂犬病の感染者たちは、狂暴な屍である「保有者」に転化し、辺りを彷徨っていた。転がる死体、放置された自動車、廃墟になった街。そんな中、「少年」はたった独りで日々を過ごしていた。保有者を殺し、本を読み、野菜
を栽培。「もう遅い」と諦めを抱きつつ、かつての仲間が遺した「ルール」通りに平淡な生活を送る。時を同じくして、ある悩みを抱えた「少女」が街を放浪していた。失った仲間を想いながら保有者を殺し続ける少年と、葛藤を抱えながら生存者を探し求める少女。終末の街で二人が織り成す日常とは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 20:06:52
272577文字
会話率:8%
※手元では完結済みの作品です。よって、エタりません。
※暗いエピソードもありますが、ハッピーエンドを確約します。
「トライ、お前はこの勇者パーティーから抜けてもらう」
はあ。代わり映えのしない言葉に、僕は飽き飽きとする。これで僕は勇者
に17327回追放されたことになる。それも当然。だって、戦闘では全く役立たずの不遇職、盗賊なんだから。
追放される際に、帰ってきたら話したいことがあるという、勇者のパーティーの一員であり、幼馴染のキュア。彼らの帰還を待っていたが、ダンジョンのボスとの戦闘に敗れ、必ず変わり果てた姿で帰ってくるのだ。
彼らを救い出すために、ユニークスキル【死に戻り】を駆使して、僕は命を繰り返す。17327回勇者から追放されても、勇者たちを救って見せる。僕は絶対に諦めない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 17:22:13
67067文字
会話率:46%
世界各国から"遠隔の暗殺者"と恐れられているケイダの正体はセミだ。
ケイダは女神から授かった狙撃能力を駆使してあらゆる戦場で暴れ回る。
「狙うのは上官と魔導士ですね」
そう語るケイダのせいでこの世界の戦争は変わってし
まった。
今では誰が上官で誰が魔導士なのか見た目では分からない。
そんなケイダだが、初めから強かったわけではない。
前世では長年を病院で過ごして体力がなく、真夏に騒ぐセミに憧れてしまうほどだった。
なんの因果かそのセミに転生してからは、地中で何年も過ごし、己の力を磨いた。
幼虫期から魔力を増やすため鍛錬を続けていたので、成虫になった時、ケイダは異常な力を有していた。
人になって狙撃する力を女神から授かったケイダは生まれた森を出て、少女ソラナに会う。
金髪碧眼スレンダーが大好物のケイダは自分に助けを求めるソラナに一目惚れし、彼女を守ることを約束する。
ソラナは芋の煮っ転がしが大好物の田舎娘だが、時折高度な淑女教育の片鱗を見せつける。
「ケイダさん、あなたに隠していたことがあります」
「僕も話したいことがあるんです」
「「実は⋯⋯」」
転生セミの狙撃が少女を救う!
セミがスナイパーとして活躍する予測不能な異世界ファンタジー!
※スナイパーになるのは20話を過ぎたあたりからです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 19:52:29
147837文字
会話率:17%
毎週月曜日19:00更新予定
(作者都合により隔週になる場合があります)
「メイド、いりませんかっ!」
そういって押しかけてきたのは、メイド姿の同級生――絢香だった。
ひょんなことからメイドになった彼女は「従者ですから!」と、登校
から授業、そして下校に至るまで俺のそばから離れようとしない。
そんな彼女が「学校イチの美人」なもんだから、周りの視線が痛いことこの上ない。
あと、トイレと風呂にはついてこなくていいからね!?
彼女の妹の涼香ちゃん。幼馴染の茉莉に、先輩の美琴さんまでやってきて。
どうやら両親にまで許可はとってるらしく、もはや逃げ道などどこにもなくて。
俺をお世話したい人たちとの、ハチャメチャ主従同棲生活。よーい、スタート!
「しまった。両親の許可があることを教えたら『母さん今日帰ってくるって言ってなかったじゃん』とクローゼットの中に二人で隠れるってイベントがなくなっちゃう」
「ねえ涼香ちゃん、それって重要?」
第18回書き出し祭り参加作品になります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 19:00:00
657284文字
会話率:40%
大学4年のとき教育学部の私は、附属中学校に教育実習にいった。配属になったクラスで、映画好きをアピールする自己紹介をしたところ、中一の彼から映画に誘われる。断るつもりで彼に電話したところ、私を誘った理由が他にあるらしい。電話では話しにくいから
、映画を見た後ちゃんと話したいという。私の輪郭と声が亡くなったお母さんに似ていて、そのことがきっかけで、私に興味を持ったから、付き合って欲しいと頼み込まれる。それから、彼との映画デートが始まった。翌年の3月には大学を卒業した私は、実家に帰って教員を目指すことにした。彼は電車に乗り込んで実家のすぐ近くの駅まで送ってくれた。
その日から長い長い遠距離恋愛が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 12:35:10
23454文字
会話率:48%
高校一年生の秋。中間テスト一週間となり、放課後にテスト勉強が出来る場所を探し求め校舎を彷徨っていると、クラスメイトの白井さんに「話したいことがある」と連れ出された。
彼女は緊張した面持ちで1枚の紙片を差し出し、「これに見覚えはない?」と僕
に問いかける。教科書に挟み入れられていたと言うその紙片には差出人の記載は無く、『明日の放課後17時に1人でこの教室にきてください』とだけ記載されていた。
指定された時刻には用事があり、呼び出しには応じる事の出来ない旨を差出人へ直接伝えたいと願う彼女の頼みを受け、僕は紙片の差出人探しを始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 07:10:00
20871文字
会話率:52%
現代の人魚である「みいな」は、「けんいち君」と約束をした。
『明日、話したいことがあるんだ』
『わ、私も!けんいち君に伝えたいことがあるの!』
好きだという気持ちを、とうとう告白するのだ。
それにしても、けんいち君の方はなにを言ってくるのだ
ろう……?
台本形式による現代の異類婚姻譚。
台本型のコンテストへ過去応募した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 18:14:49
3799文字
会話率:60%
作者である自分が小説という世界に飛び込んだ際に見つけた交流サイトでのお話。
エッセイとしてそこでの波乱万丈とも言えるお話を残したいと思っております。
活動するに当たって必ずしも良い事ばかりという事はありませんし、場合によっては自分の活動が
脅かされるピンチに遭遇する事もありましたが、あそこでの経験を是非話したいと、そういう気持ちです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 08:07:37
10236文字
会話率:0%
諸事情で再々投稿ぐらいな気がします。
よくある大学生の恋愛の話です。ちょっと違うのは二人は話したことがほぼない。厳密に言えば違うのですが、小説内でも後半の方までほとんど二人の会話はありません。なのに、主人公の男はその女の子に惹かれています
。話したいのに話せない。触れたいのに触れられない。なんとなく想像つきますかね。そんなところです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 21:06:09
14247文字
会話率:28%
勉強が嫌で、引きこもり生活を送っている主人公は、ある日から身内以外の赤の他人と話したいと思うようになり、ボイスチャットが可能なSNSを利用し始める。それから主人公は、そのSNSで着々とインターネット友達を増やし、赤の他人を話しながらゲームを
する楽しさも知る。しかし時が経つにつれ、インターネット友達は受験や就職活動等に本腰を入れ、過疎化してしまう。たっぷりと時間がある主人公は、インターネット友達の誰かが『暇』と書き込んだ瞬間、直ぐに飛んで来る生活を送り、少しずつ暇と言う文字が、主人公にとって魔法のような存在になって行く……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 19:00:00
1359文字
会話率:0%
リドギア王国魔術師団長だった私バーベナは、「この戦いが終わったら、話したいことがあります」と、最年少で魔術師団に入団した部下のギルに言われた。
だがその戦いで私は亡くなった。
ヴァルハラから追い返されて再びリドギア王国に生まれ変わった私は
、今度は貴族令嬢オーレリア・バーベナ・チルトンとして暮らしていた。
そして戦争の英雄として魔術伯爵になったギルとの縁談が持ち上がる。
一度も会わないまま結婚したその夜に、ギルは言った。「貴女を愛する気はない」と。
これは、白い結婚を終わらせようと頑張って空回り続ける夫と、そんな夫によってヴァルハラへの未練を断ち切ることにした妻の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 17:36:40
329609文字
会話率:40%
魔術師団長だった私バーベナは、「この戦いが終わったら、話したいことがあります」と、最年少で魔術師団に入団した部下のギルに言われた。
だがその戦いで私は亡くなった。
前世と同じ国に生まれ変わった私は、今度は貴族令嬢になっていた。
そして戦争
の英雄として魔術伯爵になったギルとの縁談が持ち上がる。
一度も会わないまま結婚したその夜に、ギルは言った。「貴女を愛する気はない」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 21:25:01
6317文字
会話率:44%
自分の考えがあるって、そんなにおかしいかな。
テンプレート的会話に疲れているから、もっと伸び伸び会話したいと思う。
最終更新:2023-12-11 17:29:11
550文字
会話率:0%
私が実際に見た夢の話です。
余計な創作は入れず、見た夢を見たままに。
こんな夢を見たよ、と話したいだけのものです。
キーワード:
最終更新:2023-11-29 17:47:15
4881文字
会話率:4%
可愛い僕の婚約者がいつものように話しかけてくる。最近読んだ本について僕に話したいようだ。僕はテラスに射し込む光に照らされた綺麗な彼女の姿を目におさめながら静かに相槌を打つのだった。
最終更新:2023-10-23 21:55:39
4630文字
会話率:11%
わたしのことを思って嘘を吐く君は自分勝手だ
君のことが好きで願いを聞けないわたしは自分勝手だ
動けなかったことへの報いがこれなら
その報いは受け止めるべきだ
動けなかったからこその報いなのだから
この報いはただ受け止めてはだめだ
逆らっ
たからと言って戻れなくても
話したい
日を追う毎に
膨れてく
平気なフリは
本当とウソと折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-10-15 07:00:00
210文字
会話率:0%
僕は倉井進(くらいすすむ)。
クライスという美青年執事アバターで配信をするライバーだ。
ある日フォロワーの一人、ゆっちから「会って話したいことがある」と相談を持ちかけられる。
クライスなら心配りの行き届いた優しい男(設定)だけど、僕本人は口
下手チビのさえない男。
幻滅されるのではと恐れをいだきながらも会いに行く。
そこでゆっちが僕にした相談はーー
不器用な二人のバ美肉(中の人)が奮闘するストーリー。
【作者が考える作品のセールスポイント】
1.作者も推しライバーに貢ぐ人なので、ライブ配信のテンションをぶっこんだ
2.いっぱい食べる君が好き
3.内弁慶すぎる進のヘタレ具合折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 23:22:24
82229文字
会話率:34%
主人公海未は、獣人たちともっと話したいと人獣になる。
しかし不完全な彼女は、お目付役として獣人のハニルと共にすることとなった。
人獣の名前としてイラン、つまり獣人界と人間界の頭文字をとったニックネームを持つ海未と、人間界と獣人界の頭文字をと
った名前を持つハニル。
二人はすぐに仲良くなった。
そんな彼女たちに、ある転機が訪れる。
果たしてその転機とは……?
イラストはイズ@ガラスの水槽さま(@ez_flash)に依頼して、描いていただきました。
そのため、Ai読み込みやコピーなどは禁止いたします。
また、この小説を5ちゃんねるなどに晒すことも禁止いたします。
※この小説は以前、別名義で文学フリマで同人誌として発売していた小説を加筆の上転載したものです。
制作年:2019折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-12 20:00:00
45702文字
会話率:17%
急に始まり急に終わります。
最終更新:2023-09-26 21:08:18
1903文字
会話率:15%
このエッセイは、偏見にあふれてると思います。
先生が見ていたら、ごめんなさい。
二回目くらいから、ちょっとだけふざけ始めます。
少しでも、参考になればうれしいです。
最終更新:2023-09-18 17:14:55
6560文字
会話率:6%
ある日突然、性格最悪な姉の様子がおかしくなった。「本当にごめんなさい。これからの私を見て欲しい」え??人に当たることはなくなっても今度は知識チートだとか言って余計なことをしまくるし、アイデア出すだけでそれ以降は全て人任せ。改心した?いい迷惑
です!!!このまま私の人生食い潰されてたまるか!
悪役令嬢の改心劇に付き合いきれなくなった悪役令嬢の妹は前世の記憶を思い出し、家を捨て冒険者になることを決意する。その先で、今後の長い付き合いとなる今にも死にそうなボロボロの小さな龍と出会う。「あなたの全てをお世話したいのです」な生き甲斐がヒロイン全振りな人型美形な龍と「お互いがお互いを支えて、2人で一緒に幸せを作りたいです」な片方に依存しない対等な関係を理想とするヒロインのチート夫婦による異類婚姻譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 12:56:49
2783文字
会話率:5%