龍見徹、38歳。独身。
うだつの上がらない日々を、異世界転移してえ、と妄想しながら過ごしていた彼は、ある日熱中症っぽい症状でうっかりブラックアウトする。
彼は眼を覚ました先にいた、これまた胡散臭い神様(自称)にそそのかされるまま、異
世界転移を、やった! これで勝つる! とばかりに受け入れる。
チートつきで人生のリセットボタンを押せたと思ったのもつかの間、何とそこは結構な日本人が転移してきた世界であった。
知識チートできそうなものは、すでに使用済み。
貰ったはずのチートはクセが強い。
そればかりか、そこには腐れ縁のライバルも転移していることが判明する。
「何このクソゲー」
などと、今さら文句を言ってももう遅い。
上手い話には裏がある? 甘い希望を裏切られたまま、クーリングオフもできない龍見徹の明日はどっちだ!?
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 01:07:26
26895文字
会話率:26%
大人気アイドルのライブで知り合った彼女は、俺の目の前で『喰われた』。
たった独りでチケットを手にやってきた、人気急上昇中のアイドルグループ〖Muse!〗の結成1周年記念ライブ。そこで俺は、そのチケットを見て話しかけてきた女子高生風の女の
子と知り合った。
お互い同じライブをぼっちで見に来た同士ってことで名前も名乗り合わぬまま仲良くなり、席が違うから一旦は別れたけれど、ライブ終わりに姿を見かけて再び声をかけた。今見たライブの感動を語り合いたい彼女に促されるまま歩き出したその時、言いようのない不安感に襲われる。
「おい、君!」
「えっ?」
彼女が振り返った瞬間、さらにその向こうから現れた大きな口だけの異形の怪物が襲いかかり、彼女の脇腹を食いちぎった!
「いたい……わたし、死ぬの……?」
どう見ても致命傷だった。ひと目見てもう助からないと分かってしまう。
「死にたくない、か」
そこへ突然現れた黒づくめの謎の男。
男は言う。「“人形”として浅ましく生きるか、人として尊厳をもって死ぬか、最期に選べ」と。
そして男の背後に現れた6人の人影。それは先程までステージで躍動していた〖Muse!〗のメンバーたちだった⸺!
彼女たちは何者なのか。あの化物は何なのか。
訳も分からないまま拉致された俺は、彼女たちの“マスター”として、共に戦いつつひとつ屋根の下で彼女たちと共同生活を送ることに!?
◆スクエアエニックス様より2017〜2021年に配信されていたスマートフォン用タップアクションRPG『プロジェクト東京ドールズ』の二次創作として書いていた未発表作品を下敷きに、作者独自の世界観と設定で新たに再構成したオリジナル小説になります。
設定の一部を二次創作から流用しているため若干似通った部分がありますが、盗作等ではありません。ただしなろう運営及びスクエニ様よりご指摘を頂いた場合には削除するかも知れません。
◆作者の作品は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。どの作品も独立しているのでそれぞれ単品でもお楽しみ頂けますが、合わせて読めば二倍楽しいです。多分。
◆この物語はフィクションであり、実在の人物、団体、企業、国家などとは無関係です。また法令違反や暴力行為を推奨するものではありません。
◆なろう限定公開となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 19:00:00
323919文字
会話率:49%
※この作品はカクヨムにて先行投稿しています。
カクヨムジャンル別日間ランキング:4位獲得
カクヨムジャンル別週間ランキング:6位獲得
カクヨムジャンル別月間ランキング:10位獲得
主人公……冴木唯(さえき ゆい)は4月からはれて、高校生
になった。
が……入学してから数週間、彼は誰とも関わろうとはしなかった。
そのため、彼は既にクラス内での陰キャボッチが確定していた。
しかし、それは彼が望んだことである。
「俺はリアルの人間なんてもう信用しない。希望は……二次元にある」
三年前に家族(義母、義姉)に捨てられたことが原因で、高校生にしてすっかり人間不信になっていた主人公。
が……そんな彼のもとに昔仲が良かった幼馴染たちが現れる。
3年ぶりに再会した幼馴染たちはみな誰もが魅了されるほどの美少女になっていた。
超人気だったのに何故か——原因は主人公——突然引退した元アイドル、学校一のハーフ美少女、超人気配信者の美少女……。
そんな超絶スペックの美少女たちは実は昔からずっと主人公のことを想っていた。
そして、3年間主人公に会えなかったためにより一層彼女たちの想いは強くなっていて……。
まあ……ようするに彼女たちは元々ヤンデレだったのだが、3年間の熟成期間を経て、ヤンデレ濃度がやばいことになっていた。
当然、彼女たちは主人公に再会したとたんに、持前の美貌を駆使して、主人公に猛烈に迫ってくるのだが……。
「陰キャボッチの俺にこんな美少女が言い寄ってくるだと……そんなことがリアルで起きるわけがない。絶対に裏があるに決まっている。俺はもうだまされないぞ……」
と、人間不信な主人公は美少女たちのアタックを徹底的に無視する。
……結果、幼馴染の美少女たちのヤンデレ濃度は臨界点を突破することに……。
人間不信の無自覚主人公と幼馴染のヤンデレ美少女たちとのドタバタラブコメここに開幕!
※しばらくは毎日二回(8時、17時)更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 16:50:00
55496文字
会話率:8%
全てには表裏がある。
世界もまた然り。
不自由ながらも豊かに幸せに希望に満ち溢れる世界が『表』。
『裏』は表で定めた法律が通じない無秩序、非常識、何でもありの世界。
そんな裏世界に、殺人を犯しても咎められない許可証があった。
殺人許可
証――通称、ライセンス。
裏世界の規律として存在するその許可証を手に入れ自分の目的を達成するため、
永遠名冬(とわな ふゆ)は、許可証取得試験へと挑む。
それは、世界全てを巻き込む『世界樹事変』と呼ばれた戦いの始まりであった――
この物語は、彼が世界そのものに巻き込まれていく、世界改変の物語。
-------------
※カクヨムにて先行公開している作品となり、最新話はカクヨムとなります。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890238672
また、私の別作品
『刻旅行 ~世界を越えて家族探し 戦ったり、恋したり、露出に目覚めてみたり?~』
https://ncode.syosetu.com/n9367gi/
に連なる話でもありますが、単品でも読めると思いますが興味があれば是非。
■近況
カクヨムコンテスト5中間突破(新規投稿)
カクヨムコンテスト6中間突破(既存投稿)
© 2019 tomohut折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 08:10:00
729359文字
会話率:31%
全てには表裏がある。
不自由ながらも豊かに幸せに希望に満ち溢れる世界が『表』。
『裏』は表で定めた法律が通じない無秩序、非常識、何でもありの世界。
そんな裏世界に殺人を犯しても咎められない許可証があった。
殺人許可証――通称、ライセン
ス。
裏世界で日夜仕事を受けてきた殺人許可証所持者『永遠名(とわな)カヤ』。
彼はとある出来事以降、殺しに嫌気が差していた。
……なので、裏世界最高機関『高天原』の最高幹部の一人にお願いして、休暇をもらうことに決めた。
休暇の条件は三つ。
・一週間でこちらの提示した依頼を全てこなすこと
・休暇先はこちらが指定すること
・とある組織を壊滅させておくこと
彼は頑張る。
休暇を取る為に。
頑張って休暇を無事取ることができた殺し屋さんの、結局滞在先で裏世界と関わってしまった数日間のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 08:00:00
101191文字
会話率:35%
大学三回生。21歳。処女。
若槻鱗は、ひょんなことから自宅アパートの便所で孤独死してしまう。
「 おお鱗よ。死んでしまうとは情けない 」
呼びかけに目覚めると、目の前にはポテチ片手に鎮座するイケメン英国風紳士(身体は七福神恵比寿)。
自
らを〝真実の神〟と名乗る男は鱗に一つの提案をするのであった。
「——表があれば裏がある。表裏一体というよりも、これは〝可能性〟の裏返しだ。
いつ、いかなる存在においても「もしも」という可能性は示され、観測されている。
お前も、私も、この世界を創った「神」でさえも」
鱗が生きていた世界と別の世界。
「一」の世界と「二」の世界と呼ばれる二つの世界。
その狭間に在る「世界境界」は二つの世界を繋ぎ合わせる鎖のような役割を果たしているが、曖昧かつ不安定な繋がりしか保てないため、時おり「一」の世界から一時的なパスを通して繋がりを復元する必要があるのだという。
「…というわけで鱗よ。お前を「二」の世界へと送る。
無論、拒否権はない。すまんが、もう一度だけ生きてくれないか。
生涯最期の景色が便所なぞ——ぶふぅっ!…納得がいかんだろう」
若槻鱗は決意した。
必ず、この邪知暴虐な男にドロップキックを喰らわせると。
「二」の世界。
それは二つの大神と龍とエルフと人が築いた幻想世界。
真実の神から貰った「かえる力」を携え、不思議な少女と共に若槻鱗は‥
「ねえ マ~ちゃん! 「ふぅ~」ってして♪」
‥再び、生きていく?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 14:45:51
184281文字
会話率:32%
「リーン、貴様の婚約は破談となった」
ルトリケの王太子である自分と北の大国カラチロの皇女との婚約を一方的に破談にし、隣国レキラタに侵攻した父王。
その結果、ルトリケは戦争に敗れ、国力は衰退し、政治も腐敗した。
三年後、リーンは父王を玉座から
引きずり下ろす。
ただ、国の復興に心を砕くも、偉大過ぎた高祖父の影響もあり、国民の人気はいまひとつだ。
何とか国民の信頼を得たい、そう思うあまり、お抱えの魔術師は夢見にしたがって、とある人物を探そうという奇策に出る。
しかし、やっと名乗り出た女性はどうにもこうにも怪しすぎた。
確かに何か裏がある。
一方、宰相は王の結婚を画策。
結婚相手もいないのにどうするんだと焦るリーンに、宰相は意外な少女の名を挙げた。
だがその少女には公にはできない秘密があって―
隣国や北の大国の思惑も絡まるなか、リーンはルトリケをうまくまとめていくことはできるのか。
※これは若き王の初恋が実るお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 21:31:25
525669文字
会話率:31%
ラントベル王国の王女アイネによって異世界に召喚された主人公の初瀬祐太郎とクラスメイト。
唯一の生産職だけど高待遇で迎えられ、快適に過ごす初瀬だが、いい話には当然裏があるのだった。
最終更新:2024-04-30 22:51:56
8984文字
会話率:46%
デブでブスな令嬢ジュリア。「私に足りないのは美貌と愛嬌だけよ」と豪語し結婚などとは無縁で優秀な領主としての道をばく進する彼女に突如求婚してきたのは魔王殺しの英雄ルディ。はたしてこの求婚は本気のものなのか、なにか裏があるのか。ジュリアとルデ
ィの人生を賭けた攻防が始まる。
この作品はアルファポリス、カクヨムにも掲載させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 16:12:02
79564文字
会話率:32%
【注:ファンタジー要素は先生だけです】
理由も目的も、自分が選ばれた条件もわからない……
対価は、きちんと支払われる。
その報酬は…破格。
……だけど、絶対に良からぬ裏があるに違いない。
「いいえ、それは無いわ」
信用の置ける人間
からも、あっさり否定されて
僕はいったいどうすればいいのだろう…?
「だから、仕事してって…言ってるでしょう?」
異常な状況の中で、堅実に健全に過ぎていく労働の日々。
学生の本分は学業です。
でも、この生活って学校ほとんど関わってきませんよね……?
奴隷のようで、しっかり健全。
そして一部、不健全。
先生から提示された、僕のアルバイト──
「秘密は守って貰うわよ? これだけは絶対に」
危険なようで厚待遇、不思議な共同生活コメディ──開業します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 12:10:00
192929文字
会話率:29%
これは優しい物語。
いかつい顔に立派な体躯を持ったがゆえに、中学三年間まったくモテず、受験に失敗して男子校へ行くことが決まった。
「このままでは、一生モテない!」
「だったら、モテモテの人と人生を交換しませんか?」
嘆く主人公の前に現れた
のは女神。どうやら女神お気に入りのイケメンが、モテすぎて困っているので、モテない男性を探していたらしい。
「モテ男と人生を交換? 何か裏があるんじゃないの?」
「まさか。本人はイケメンで高スペック。家はお金持ち。家族や周囲は、優しい人ばかりですよ」
「まあいいや。多少の不都合があっても、一生モテない人生よりマシ。不幸があれば、気合いと根性で乗り切ってやる!」
そう告げてイケメンと人生を交換したのだが……
「女神っ! てめぇここ、日本じゃねーだろっ!」
「失礼な。ここは日本ですよ。平行世界のですけど」
そうここは、とある理由により男性が極端に少ない世界の日本。
「そりゃ、この世界のどんな男と人生を交換しても、意味ないわな……ん? ということは」
この世界の男性は、だれでもモテモテ。ゆえにモテない女性の心は、本当の意味で理解できない。
「モテない者の気持ちが分かるのは、男の中で俺だけなのか」
そう気づいた彼は、周囲の女性との関係を考えるようになる。
これはハーレム環境にある男性が、周囲の女性を幸せにしようとする物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 18:00:00
1141022文字
会話率:35%
笹野優太はごく普通の男子高校生である。彼は平凡な人生を生きること幸せに感じ、なんの変哲もない日々を過ごしていた。
そんなある日、彼は学校一の美少女である月野雅に告白される。平凡を愛する彼にとって、予想だにしないこの展開に驚き、そして怪
しんだ。
「だって、君は今日転校してきたよね?」
初対面での美少女からの告白、きっと裏があるに違いない。彼は月野雅の真意を探るため、あえてその告白をOKした。
果たして、月野の目的は。静かに、平凡だった日々の歯車が動き始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 04:28:32
2854文字
会話率:50%
「俺はお前を愛さない、それと婚約の解消はしないからな。都合故、お前との婚約を受け入れたんだ。だから俺に愛を求めるなよ」
私はレイフ様の言った事が理解できなかった。
愛さないのに婚約した?
なぜそうなってしまっているんだ。
「理解しろハーマリー。愛してない相手に笑顔を見せられても意味がないんだよ、気持ちが冷めるだけだ」
「それはどういう……」
「黙れ、余計な事は言うな。もうこれで用は済んだ、じゃあな」
そう言ってレイフ様は去っていってしまった。
せっかく婚約になったのに、これはなんだのだ。
私に一体何が足りなかったというのだ。
いや、何か裏があるはず、私はレイフについて調査を進めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 18:03:32
5264文字
会話率:35%
佐々田夏瑪(ささたなつめ)16歳。深旭(みあさひ)高校に通う高校1年生。
ほぼ帰宅部同然とウワサされる、『生物研究部』なる部活動に入部した彼は、部員である3人の女性とともに、華々しい青春を送る。……はずだった。
彼女たちには、裏がある。
そ
して、彼にも。
一筋縄ではいかない、恋と疑いの日常系青春ラブコメディ。
この作品は「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 07:00:00
58499文字
会話率:51%
ナタリアはダドリー伯爵家の次女。
家族仲は非常に良いが問題を抱えている。
ここ数年の度重なる天災により領地経営に行き詰り、借金を重ねていた。
領民・一族総出で頑張っているものの、先の見えない日々。
そんななか、うっかりいきおくれて二十歳にな
ってしまったナタリアに縁談が舞い込む。
それは、大貴族ウェズリー公爵家当主との婚姻。
借金の一括返済と資金援助を行う代わりに、早急に嫁いでほしいとの打診。
夫となるウェズリー公爵は30歳。
美丈夫で名をはせていた。
「・・・なんか、うますぎるよな」
「どう考えても裏があるとしか・・・」
誰もがそう思う中、ナタリアは決断する。
「背に腹は代えられないでしょ」
身一つで嫁いだナタリアを待ち受けていたのは…。
「ああ、やっぱりね」
辺境で育ち、限りなく庶民な伯爵令嬢ナタリアは、果たして恋愛にたどり着けるのか?
ちなみに、恋愛物語です。
何があっても・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 23:30:00
156857文字
会話率:33%
長きに渡り戦争を続ける二つの国。『エイブ国』と『レオネ国』。
これら二つの国々には、数多くの傭兵達が味方していた。
そんな中、金次第でどちらの国にも味方する傭兵団、『亡者(ファントム)』のリーダー、ディナルの元に、エイブ国からの依頼が
入る。依頼の内容は、レオネ国との和平交渉の使者の護衛。
仲間達と共に、使者の少女、ルシアを護衛しながらレオネ国へ向かうディナル達であったが、そこに強力な傭兵達が現れる。
果たしてディナル達は、任務を果たせるのか。
そして……エイブ王国の思惑とは、『護衛』の依頼に、どんな裏があるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 20:55:33
6252文字
会話率:22%
「――うるさい。俺だって、好きでお前にこんなにも惚れている訳じゃない……」
「か、可哀想なエドガルドさま……」
◆◆◆
悪女の汚名を着せられて、神殿を追放された聖女メアリ。けれど、命懸けで働いても給金すら貰えない日々から解放された
当のメアリは大喜びだ。
「これからは、悪女として生きてみせましょう」
メアリは売り飛ばされた先から逃げるため、魅了魔法を使って逃げ出そうとする。しかしメアリを買った相手こそは、強国の冷酷な第一王子エドガルドだった。
エドガルドは『他者の魔法が一切効かない』という体質で、その特異性と残酷さから、呪われた王太子として恐れられている。彼は、「俺の妃となり、悪女として振る舞え」と持ち掛けてきた。
確実に何か裏がある、怪しい取引だが……
「――それは、私を悪女として雇ってくださるということでしょうか!?」
「……は?」
嬉々としたメアリの反応に、困惑を見せるエドガルド。
そんなふたりの視線が重なった瞬間、魅了魔法が発動してしまった。
一瞬慌てつつも、エドガルドには魔法が効かないことを思い出してほっとしていると……?
「いま、俺に何をした?」
「まさか、魅力魔法が効いちゃってますか!?」
呪われた王太子のはずが、何故かエドガルドはメアリに恋をさせられたようで!?
「お前が恋しい。……正真正銘の、この悪女め……」
(た、大変なことになっちゃった……)
◆◆◆
不本意そうなエドガルドは、渋々な割にはとんでもない溺愛をメアリに注いでくる。
メアリはそれを可哀想に思いつつ、せめて立派に悪役令嬢ならぬ悪女を勤めようと頑張ることに。
なのに、元筆頭聖女の力による精一杯の悪事は、うっかり民を幸せにしてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 00:52:17
135167文字
会話率:54%
三次元を憎み二次元を愛する捻くれ高校生・狭間長太郎はある日、学校のベランダから落ちてきた見知らぬ美少女を受け止める。
「――キミが、ボクの王子様……?」
意味不明な言葉を残して姿をくらませてしまった彼女は、白髪で碧眼で巨乳でボクっ娘で美
少女という現実離れっぷり。
更に奇妙なことに、長太郎の名前を知っていた上、いきなり高感度もマックスで……⁉︎
「現実でこんなことが起きるなんて、何か裏があるに違いない。目的は何だ? 彼女は一体何者だ……?」
疑いながらも惹かれていく、
まるで二次元な美少女VSクソッタレ三次元な捻くれ男子の格差ラブコメならぬ次元差青春ラブコメ開幕――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 23:33:55
149644文字
会話率:42%
自分のために生きる悪魔ヘディニス。彼は偶然見かけた塔に幽閉されていた、【罪人王子】ことジール第一王子と出会う。どうやら彼は、無実の罪で閉じ込められてしまったらしい。
コイツは裏がある、面白い話だ。そう思ったヘディニスは、ジールの潔白証明に
協力することになる。悪魔と人間という違いもある中、2人は順調に調査を進めていき・・・。
面白いコトが好きな悪魔×濡れ衣を着せられた王子折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 20:32:35
10545文字
会話率:49%
海に囲まれた埋め立て地に住む17歳の東島 杏真は、日常を壊してくれるような何かを期待しながら過ごしていた。
そんなある日学校一の完璧美少女砥峰 綾奈から学校をサボろうと声をかけられる───
予測不可能なヒューマンドラマ。
最終更新:2024-01-07 19:00:00
12152文字
会話率:46%
平凡な高校生が常人にはない力を手に入れて、学校を襲撃した犯罪者やテロリストを撃退するお話。
大きな戦争が終わって何十年か経った二十一世紀終わりの日本。
ある日、平凡な高校生である裏神守人は友達との雑談の末に校内の旧校舎を探検する。その地下
で見つけた板型の端末機を起動するとアニマと名乗る電子生命体が体内に移り住んできた。以後、あらゆる電子機器を自在に操れるようになりながらもプライバシーだだ漏れの生活が始まる。
裏神守人がそんな落ち着かない生活を始めた一方で、学校を狙う凶悪犯PJ(ピージェイ)がいた。そのPJは電子生命体の強奪を目的に過激派の残党と共に学校を占拠する。事件に巻き込まれた裏神守人はそれに立ち向かうが、主犯のPJには何か裏があるようで……?
普通の高校生だった少年の近未来SF校内冒険活劇!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 00:00:00
117195文字
会話率:68%