厭世的な高校3年生の相川ふづと異世界と交信ができる隣の席の市村楓。終業式の前の日、二人は空き地へ行き第一世界と交信をする。友人のいない二人の歪なコミュニケーションはすれ違いばかり生み出してしまう。そんな中、二人には大きすぎる壁が立ちはだかり
答えを迫られる。歪な二人はどう解決するのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 13:36:32
3354文字
会話率:29%
コールドスリープからレイヤ・ヨウミが起こされたのは、予定より半年も早くワープアウトしたからだった。しかし宇宙船ハラルドハラルの感情型人口知能ハラルは、間違いなく海王星軌道までおよそ二千三百億キロの地点だと言う。
その先にある地球を偵察
したところ、時間軸は二十世紀後半から二十一世紀前半辺りと判明した。しかも第二次世界大戦では日本・ドイツ・イタリアの三国間同盟軍が勝利した世界だ。
レイヤはそこがパラレルワールドで、元の世界に戻るのは絶望的と結論づけだ。となればあの地球に上陸するしかない。
宇宙船を浦賀水道の海底に隠し、長期間の惑星探査で使用する居住用ポッドで美しい女性の姿を模したハラル型ドールと、彼女の双子の妹として作られた瓜二つのルラハを伴い上陸を果たす。
日出(ひで)村という村のすぐそばの空き地を手に入れて、村民として三人の生活が始まるのだった。
本作は第一章(全十四話)でいったん完結します。
人気が出ればブラッシュアップして改めて連載を開始します。そのためタイトルにプレビューをつけてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 08:53:01
42072文字
会話率:73%
「いつでも、康二のこと、見とるから」
会社が倒産し、妻に浮気をされ、離婚した中年の男は、唯一の味方だった母を亡くす。自己破壊衝動を抑えきれなくなり、夜の町を歩くと空き地においしそうな匂いのする食べ物屋があり……。
小説家になろうとカクヨム
に投稿しています。冒頭、とても主人公が死を選びたいことを匂わせる表現がありますのでお気をつけ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 22:24:16
3927文字
会話率:34%
――おお、また流れ星だ……。
吹き抜けた風が背の高い雑草と彼を撫で、過ぎ去っていく。左右、雑草が生い茂る空き地。道路の真ん中で自転車にまたがる彼は夜空をただぼんやりと見上げる。流れ星を見つけても、もう何かを願いはしなかった。朝、起きた
ばかりのようにどこか夢心地、陶酔感が彼の脳を満たしていた。
……だが、曇ったガラスを拭うように遠くに見えるその光が彼の意識を照らし、脳を覚醒させた。
「ミサ……イル……?」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-14 11:00:00
2840文字
会話率:31%
酒が入り、少し頼りない足ながら良い気分で夜道を歩いていると
妖艶な明かりが目に付いた。
「見世物・・・・・・小屋?」
マンションの建設予定地と書かれた看板のその向こう
中規模なテント、取り付けられた赤い看板に
黒い文字でそう書かれていた
。
聞くには聞いたことがあるが今の時代、これは珍しい。
恐らくサーカスの一座のように空き地を転々とし、全国を回っているのだろう。
入場料も、そう高くはない。
せっかくだと思い、僕は中に入ることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 10:00:00
1435文字
会話率:15%
猫たちが集まる空き地。昼下がりお昼寝する。猫にゃあにゃあ
『仙道企画その6(ボカロ企画その3)』
最終更新:2024-04-04 06:46:44
898文字
会話率:0%
ルルノン王国の王の命により、勇者オロロイとその一行は、ついに魔王ドナルガナルを倒した。
こうして魔族の国である魔王国は滅亡し、魔王領もルルノン王国の一部となったのである。
しかし勝者である筈の王はいま正に苦悩していた。魔王国であった
魔王領の領民は勿論すべてが魔族である。
勇者のお陰で戦争には勝ったが、魔族は人間より遥かに強い力と魔力を有している。
侵略者である我々人間を確実に恨んでいる魔族の領土に普通の貴族を領主として派遣したとしてもすでに末路は見えている。かといって、戦勝国としてこのまま空き地を放置して置くわけにもいかない。
はてさて、どうしたものか…
「陛下。勇者一行が王都に凱旋いたしました」
「ああ、そうか。ご苦労……いや、待てよ。そうか。その手があった。勇者一行に魔王討伐の褒美を取らす。急ぎ謁見の準備をいたせ」
これで肩の荷も下りるというものだ。魔族を抑え付けるには格好の手駒じゃないか。
なに魔王領自体に魅力はない。魔族が厄介で広いだけの貧しい痩せた土地だ。形だけでも統治者を置ければ、わが国での魔石の独占も叶うというもの。我ながら何と賢いことか。偉業を成した偉大な王としてわしの名はきっと後の世まで語り継がれることになるであろうな。
この、コロロン・ハンプダンプ・ルルノンの名が。
ふっふふふっあーはっはっはっ!
「おい、王様が魔王討伐の褒美をくれるってさ。やったな!行こうぜ、行こうぜ」
「何を貰えるのかな?金貨?宝石?金銀財宝!」
「わしは屋敷と綺麗どころのメイドがいいのう」
「自分は船がいいな。落ち着いたら商いでも始めよう」
それぞれの思惑を乗せて、物語はいまここから始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 19:45:27
81101文字
会話率:30%
その日もいつものように空き地で走り回っていて、ふと海の傍の定食屋に目をやると海には似つかわしくない格好の人影があった。
桃太郎がいた。
最終更新:2023-11-28 12:16:12
983文字
会話率:4%
すっからかんになったあとは、まさかの。
最終更新:2023-11-23 20:00:00
981文字
会話率:0%
何か五月蝿いと思っていたら、近所の空き地に業者の手が入りました。
最終更新:2023-11-10 23:20:55
200文字
会話率:0%
昨今、見た目とは裏腹に増えてきている空き地。
そこに……土管などはありませんでした。
最終更新:2020-12-02 01:27:13
200文字
会話率:0%
赤トンボが落ち葉にしがみつき、駐車場で果てようとしていた景色。
最終更新:2020-08-24 23:20:17
200文字
会話率:0%
都会の中にある空き地の話
「https://note.com/morinoakira/n/nd6243ffeb496」にも掲載しています
最終更新:2023-10-20 15:28:40
2368文字
会話率:8%
原っぱで転げまわって遊んでた子供の頃も。
子供たちを連れて毎日通った公園でも。
息抜きにふらりと散歩に出かけ、立ち止まった近所の空き地でも。
やっぱり探してしまいますね。幸せを運ぶ四つ葉のクローバー。
最終更新:2023-09-06 05:00:00
440文字
会話率:0%
小学校教師の男が通勤の途中で見覚えのない空き地を発見する。そこには片方だけの上履きが転がっていた。架空の児童誘拐事件、誰も座らない空席。「それ」は空白に棲んでいる。
最終更新:2023-08-23 09:07:47
12872文字
会話率:9%
おじいさんが作ってくれたバトンで、なっちゃんは草が生い茂った空き地をひまわり畑に変えます。
最終更新:2023-08-11 10:00:00
2265文字
会話率:8%
かつて、取り壊された廃屋の怪談は収束したが、その空き地から新たな怪談が生まれた。そして、事件は起こった。
(小説サイト「カクヨム」「ノベルアップ+」「野いちご」「エブリスタ」にも掲載)
最終更新:2023-07-26 15:57:01
4725文字
会話率:25%
まだ、パソコンがマイコンという呼び名で呼ばれていた時代。
瑞樹洋一は中学校の帰り道、ふと通り掛かった空き地の中に放置されたマイコンを見付ける。
部活でマイコンをいじっている友人が居る事もあり、洋一はそのマイコンを手に入れる事にする。
マイコ
ンを手に入れた事で変わっていく洋一の生活。だが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 17:00:00
22446文字
会話率:34%
もしも見知らぬ紙芝居屋さんが通学路の空き地や公園に佇んでいたら、気を付けた方が良いのかも知れません。
あなたが、これまで通りの日常を続けたいのなら…
※本作品は、夏のホラー2023参加作品で御座います。
最終更新:2023-07-05 07:07:21
3778文字
会話率:24%
森の空き地に迷い込んだ少女は、翼を持つ猫のような不思議な動物を見つける。その動物に歌を教え、お金を稼ぎ始めた少女だったが、ある日、その動物の持ち主だという男が現れる。
最終更新:2023-06-20 18:06:03
11975文字
会話率:18%
異世界に転移したうつ病の男。
なんとか中古の住宅を買って、田舎暮らしを送り始める。
生活のために、本を書くことを決意する。執筆なら、うつ病でもできる気がする。
ところが隣の空き地でこどもたちが騒いでいる。
夜はとなりの住宅でこどもたちが騒い
でいる。何人いるのか知らないが、大家族だった。
ノイローゼになる。
隣家やこども達に思い切って、「静かにしてくれ!」と伝えた。
ところが逆に住民たちから恨まれ始める。
ついには村長がケンカ腰で乗り込んで来た。
神経の衰弱していた主人公は決意する。
村長の殺害を。
主人公は村長の殺害計画を練り始める……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 13:32:49
9509文字
会話率:15%
虹会桜弘はごく優秀な超絶エリート女子中学生だ。
ばちゅん。桜弘ちゃんとして知られる彼女はある朝の登校中に通りすがりの殺人鬼からヘッドを刎ね飛ばされてしまう。
刎ねられて転がった生首は近くの空き地に都合よく据えられていたドラム缶に謎癒着を
果たした。
春の時節のこと。桜弘はドラム缶生首生物と化したのだった。
お年頃の女の子だというのにスリーサイズがドラム缶と化してしまった桜弘は本来のボディを取り戻すべく地元に蔓延る殺人鬼――『プロ殺人鬼』たちに戦いを挑むことをひとまず決意する。
手も足も出ない桜弘のため小学校時代から仲良しこよしな伊塚叶も触手を差し伸べてきた。ぐにょぐにょ。
桜弘と叶の女子中学生二人連れはプロ殺人鬼に喧嘩を売ってゆく日々を以来過ごすことになる。斯くして超絶エリート女子中学生コンビが織り成す友情連携技が傍迷惑なプロ殺人鬼連中を少しずつ追い詰めてゆくのであった。
すなわちこれは変な世界で珍奇な運命を乗りこなす小娘たちの青春式プロローグに他ならない。
地の文担当者はそう思った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 07:00:00
1195521文字
会話率:33%
互いに速度の異なる人間同士が互いにどのようにみえるか考えました。
最終更新:2023-04-03 11:00:00
729文字
会話率:0%