二人の女神に祝福されしクルシウス大陸。その北部には魔族と呼ばれる者達の国、アルカンディア帝国がある。
長きに渡りその帝国の一角を支えて来た獣王将軍ガデラインの長女であるペルディータは魔力があっても魔法自体はからっきし。しかしその代わりに物を
自由に動かす不思議な力を持っているのだが、何故か父親からはその力を極力使わない様にと常々注意を受けていた。割と便利なのでうっかり使ってしまう事がしばしばあり、今では父親どころか専属メイドにまで怒らる始末である。
そんな彼女の夢は立ち遅れてる自国のファーマシスト(薬師)に憧れ独学で専門書や薬草を集めて勉強をしていたが、文武両道を旨とする父の教育方針で日課としてやっている剣術や多様な座学の合間にするしかなかった。
悶々と日々を過ごす十五歳のある日、嘗ての敵でもあった人族の国、マージナル王国の王立学園へ皇女殿下の名代として留学する事を打診され、国外への憧れも相まって魔族の者として初めて学園へ行く事になるのだが……。
そこで出会う聖女のルームメイトやその婚約者の王子、そしてやたらと気に掛けてくれる見覚えのある青年との学園生活が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 08:36:29
210572文字
会話率:57%
人類を滅ぼそうとした魔王を勇者パーティーが倒した。
だけど、魔王の死の間際の呪いを受けた勇者も亡くなってしまった。
悲しみに暮れた仲間の1人の魔法使いが、未来に再び出会う願いを込めて、勇者の魂を未来に転生する秘術を使った。
それから500
年・・・
人類を救った勇者達は伝説となり語り継がれる事になる。
とある町に伝説の勇者に憧れた1人の少年(レンヤ)がいた。夢は勇者のような立派な冒険者になる事だった。
しかし、レンヤが成人の日に受けた女神からの祝福は無能と呼ばれるものであり、到底、憧れの冒険者には不向きだったが、憧れた勇者になりたい一心で冒険者となり旅に出た。
周りからは無能と呼ばれる日々が続いたが、レンヤは挫けなかった。
そして3年後、青年となったレンヤは相変わらず無能とバカにされていたが冒険者を続けていた。
ある辺境の町で評判の悪いパーティーに目を付けられ、強制的にかつての魔王がいた遺跡となった魔王城へと荷物持ちとして連れていかれてしまう。
そこで強大なモンスターに襲われパーティーが全滅になりそうになったが、パーティーの魔法使いから麻痺の魔法を受け動けなくなり、モンスターの餌として置き去りにされてしまった。
辛うじてモンスターから逃げ出す事が出来たが、遺跡に取り残されてしまった。
その遺跡の中で500年前に君臨していた魔王の娘と偶然出会い、お互いに心惹かれてしまう。
再びモンスターに襲われ絶体絶命の状態になった時に、レンヤは自分が何者であったかを思い出す。
レンヤは人類を脅かす驚異から世界を救う使命を女神から受け、魔王の娘とかつての500年前の仲間(押しかけ女房)達と共に強大な敵に立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 05:55:08
1613889文字
会話率:40%
ボーイズラブ同人を愛する腐女子の女子大生、高瀬真琴は、コミケットに出す新刊漫画の追い込みで三日間貫徹をした結果、過労死してしまう。
次に目が覚めた場所は、西洋風パン屋の二階で、見たことの無い西洋風の兄がいた。
そして自分も西洋風美少女にな
っていた彼女は、自分がBL同人漫画を描いていた乙女ゲーム「光の空へ祝福を」の主人公、マコト・キンボール(ディフォルト名)に生まれ変わっていた事に気づき愕然とする。
ゲーム通りに、魔力属性鑑定式で規格外の光属性を得たマコトは男爵家にもらわれ、三年の間、マナーや学問にいそしみ成長していく。
アップルトン魔法学園の入学式前夜、マコトは、ある決意をする。
「親友キャラとの友情エンドを目指そう、修羅場とか面倒くさいし」
だが、その願いもむなしかった。
入学初日の王子さまとの出会いイベントを避けるために早めに登校した先で、親友キャラのカロルに絡む、悪役令嬢ビビアンの姿をマコトは発見してしまう。
思わず介入してしまったマコトに、ビビアン嬢は激怒し、子飼いの騎士、マイケルにマコトを打擲(ちょうちゃく)するように言うのだが……。
乙女ゲームの世界に生まれ変わった腐女子が、イケメンどもにも目もくれず、親友ポジションのヒロインと百合っぽくいちゃいちゃしたり、正統派悪役令嬢と派閥抗争したりするお話です。
だまされたと思って、五話目までお読み下さい。
とてつもないドライブ感と没入感をお約束しましょう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 02:08:37
2839360文字
会話率:46%
前世、神様の手違いにより、事故で間違って死んでしまった私は、転生した次の世界で、イージーモードで過ごせるように、特別な力を神様に授けられ、生まれ変わった。
ーーー筈が、この世界で、呪われていると差別されている紅い瞳を宿して産まれ
てきてしまい、まさかの、呪われた子と、家族に虐められるまさかのハードモード人生に…!
8歳で遂に森に捨てられた私ーーキリアは、そこで、同じく、呪われた紅い瞳の魔法使いと出会う。
同じ境遇の紅い瞳の魔法使い達に出会い、優しく暖かな生活を送れるようになったキリアは、紅い瞳の偏見を少しでも良くしたいと思うようになる。
実は神様の祝福である紅の瞳を持って産まれ、更には、神様から特別な力をさずけられたキリアの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 00:05:17
132130文字
会話率:50%
仮想世界の発展から早百年前、その中でも特に賑を見せる娯楽界隈、そのトップに君臨するケイオス・ドリーム社は新たな新作タイトルを世に産み落とした
"Fantasia・ Another・ World"
プレイヤーは女神の祝
福を受けた使徒として世に降り立ち、日に日に強大化する悪神の眷属、"魔物"の脅威に立ち向かう、そんなシナリオ
しかし、主人公はそんなプレイヤーとは真逆、人類の敵対者として、世界に降り立った
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 23:51:32
523465文字
会話率:61%
フェリー・ハートニアは不老不死の魔女である。
殺し屋の青年シンへ自分を殺すよう依頼し、死ぬ方法を求めて旅を続けている。
誰にでも平等に訪れる「死」を、自分も迎えるために。
そして、自分の罪を清算するために今日も二人は旅をする。
最終更新:2024-04-27 23:45:08
2724614文字
会話率:23%
「神が認める合種を創ること」に執着する合種エルフの錬成術士ティアと、そんな彼女を補佐する雇われ冒険者の只人、アヨの日常を描いた話。
ダンジョンで女の子を拾ったり、いつの間にか家族になっていたり、日常は変化していく。でも、きっといい方へ向かう
はずだ。
合種──魔力を持つ生命体に現れる、先天的な異常を持つ者。他種族の特徴を持つ変異体。
「私はこれでもエルフなんだ、合種だけどね」
耳の尖っていない錬成術士はそう言った。
「そして、合種だから神の祝福も適応外……寿命も只人より短い始末だ」
「それが非常に腹立たしい、そう、だからね、私は神に認められる合種を創り出すのに生涯を捧げるのさ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 22:02:28
25766文字
会話率:57%
成人の祝福。
人族が16歳の誕生日に職業とスキルを得る事が、そう呼ばれる。
その得られる職業とスキルは、本人の素質、努力、神の気まぐれで決まると言われている。
そして、その得た職業とスキルで、その後の人生は大きく変わってしまう。
だが、それを打破する事も世界の理には有る。
それは、世界に勇気を示す事。
だけど、そのハードルが高すぎて、強くなれない人族。
そんな異世界に、神らしき存在が裏技を使う事によりチート職業勇者職を与えた者が居る。
そして、その神らしき存在に、勇者だとバレルと権力者に抱きかかえられ、強い力の影響の及ぶ範囲が狭くなるので、出来るだけ隠れてと指示された。
なので、主人公は同じパーティの友人にも嘘をつくことに。
隠れ勇者イサムは、今日も偽り・嘘をつき続けます。
残酷な描写があり、嫌な性格の人達も出て来るので、そう言うのが苦手な人は避けた方が良い作品です。
お題をもらって書くのも良いかも、と急遽描いた作品です。
推敲は不十分で、プロットは他作品からの流用で不十分なのですが、期間制限があるので、とりあえず投稿してみます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 22:00:00
164585文字
会話率:18%
美しい歌声で人々の病や怪我を治してきた、たった一人の聖女、キャンベル・ノイージアは魔族という謂れのない罪で偽聖女の汚名と共に、魔塔へ幽閉される。
王太子との婚約は破棄され、真の聖女であるというセイレンと新たに婚約を結んだ。
聖女として力を尽
くしてきたキャンベルを人々は罵倒する。「なら聖女なしで暮らせばいい」キャンベルは魔塔で快適に暮らすことを心に決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 21:47:04
28905文字
会話率:40%
祝福をもたらす聖女として産まれたイェーナは貧しさ故に公爵家へ嫁ぐ。
公爵は身体が弱く、聖女の力で回復する。
「生きていようが死んでいようが構わない。僕に関わらな」という影のある公爵だったが、少しずつ二人の距離は縮まってゆく。
しかし、イェー
ナの身体には異変が起きて…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 23:47:25
8616文字
会話率:34%
セレーネ教の司祭エドウィンは、人々の女神への願いを集め総本山へ持ち運ぶ請願者に選ばれる。
世界中を旅するため、護衛の女性レイラとともに旅立つ。
しかし初日からひったくりの子供に財布を盗まれたり、獣と人間の特性を持つ獣人の少女にまとわりつかれ
たりしながら、旅をするはめに。
とある街のセレーネ教の教会の司祭クリストファーはとても人柄がよく、教会も豪奢なものだった。圧倒されるエドウィンだったが、クリストファーには誰も知らない裏の顔があるようで…。
女神の請願を受け取るエドウィンが見る世界とは。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 21:25:40
5219文字
会話率:61%
孤児である転生者エディと親代わりでエディのことを好きすぎるハーフエルフのシスターマルグリットのドタバタ冒険劇。
祝福の儀で「糸」の能力を授かり糸使いとなったエディが前世の記憶を使いながら成長する物語。
※カクヨム、アルファポリスにも掲載し
ています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 20:20:00
1061317文字
会話率:63%
「貴様は出来損ないだ、二度と我が家の敷居を跨ぐなぁ!」魔法が全ての国、とりわけ貴族だけが生まれつき持つ『血統魔法』の能力で全てが決まる王国でのこと。とある貴族の次男として生まれたエルメスは、高い魔法の才能がありながらも血統魔法を持たない『出
来損ない』だと判明し、家を追放されてしまう。失意の底で殺されそうになったエルメスだったがーー「血統魔法は祝福じゃない、呪いだよ」「君は魔法に呪われていない、全ての魔法を扱える可能性を持った唯一人の魔法使いだ」そんな時に出会った『魔女』ローズに拾われ、才能を見込まれて弟子となる。そしてエルメスは知る、王国の魔法に対する価値観が全くの誤りということに。5年間の修行の後に『全ての魔法を再現する』という最強の魔法を身につけ王都に戻った彼は、かつて扱えなかったあらゆる魔法を習得する。そして国に蔓延る間違った考えを正し、魔法で苦しむ幼馴染を救い、自分を追放した血統魔法頼りの無能の立場を壊し、やがて王国の救世主として名を馳せることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:44:47
1217626文字
会話率:33%
田舎の集落に住む『江戸四十八手』に夢中のハーフエルフの少年アイザックは、夢の中で性と愛の女神エロティアより祝福を授かる。
「これはまあ、なんと立派な、、、」
「ふふふっ、試させてもらうとしようかのう」
これは、一人のハーフエルフ
の少年の愛の物語。
幼い少女のような女神さまを悦ばせたり、幼馴染のハーフエルフと仲良くなったり、小生意気な貴族令嬢の呪いを解いたり、愛ゆえに魔獣へと堕ちた聖獣を救済したり、豊満で性的魅力に溢れたショタ好きで妙齢の女呪術師に愛を教えたり、服だけ溶かすスライムに襲われたり、エルフの女騎士をわからせたり、精霊女王の森を救ったり、エルフの女王とエルフの女騎士の百合の間に挟まらないように頑張ったり、様々な仕掛けのある神殿の探索をしたりと、愛と出会いそして別れを描いた物語である。
ーーその大きさと勢いは彼女の想像をはるかに超えるものだった。その大きさと勢いに、彼女は驚きとともに、何かを感じてしまった。
ーーそこには、美しい巨大なxxが待ち構えていた。先ほどまでxxxの中に収まっていたそれは、まさにxxと呼ぶにふさわしい迫力を露わにし、xxxとの行為の中で生じたヌメリが光を放っていた。
愛と欲望の戦場で、ハーフエルフの少年は何を選び、どう生きるのか。
エロティシズムとファンタジーが交錯する、アイザックの物語へようこそ。
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ノクターンノベルズに投稿したR18版をR15版として修正したものです。
R18版はこちらです
https://novel18.syosetu.com/n3442ih/
この作品はノベルアッププラスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:10:00
107631文字
会話率:18%
「――俺の花嫁になってほしい」
貴族学園の卒業パーティーで、第一王子アルフレッドから婚約破棄を言い渡された公爵令嬢のマリアヴェーラ。高貴な言動と華やかな美貌から『高嶺の花』と呼ばれる彼女は、本当はかわいいもの好き。
アルフレッドと甘い恋に
も憧れていたのに、彼は気づかずに小柄で愛らしいプリシラ嬢に惚れてしまった。
二人の間を祝福して会場をあとにしたマリアは、誰にも見つからない裏庭で大泣きする。すると、ガサリと茂みが揺れてパーティーをさぼっていたアルフレッドの双子の弟、第二王子レイノルドに見つかった。
よりによって、街の悪党とつながっていると噂される悪辣王子に素顔を見られるなんて。
動揺するマリアに、レイノルドはとつぜん求婚してきて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:00:00
151825文字
会話率:34%
――この世界には、ロジックと呼ばれる生命の生き様を記したテキストが存在する――
異世界に産まれ直し、第二の人生をアレウリス・ノールードとして歩み始めたが、成長するに連れて、一度目の人生そのものは夢で見た世界だったのではと思い始めた十二歳
の頃、村に訪れた異端を拒む者たちにより裁判に掛けられ、罰として異界の穴へと堕とされる。
それから五年後、二人の冒険者が異端審問会の調査のために、彼と同じ異界へと堕ちる。
異界で五年を過ごした少年の心は荒み切り、物乞いの少女は生きる術すら考えられないほどに心身が衰弱し切っていた。冒険者たちは二人を連れて、異界からの脱出を図る。
そして一年。十八歳となったアレウリスはかつて自身を救ってくれた男のような冒険者となるべく、少女と共にギルドへと足を運ぶ。
これは異世界に産まれ直した意味を求めて冒険者となり、神官を憎み、そして異界を壊す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 18:00:00
3123720文字
会話率:61%
次期候爵であるエルメス・グラクルス・メルクリウス
は嵐の晩に愛人による妻の殺害現場に遭遇してしまう。状況を理解する間も無く、落雷に打たれ、意識を失ってしまったエルメスが目覚めたのは15年前の候爵家。
死に戻った理由も何で15年も遡ったのか
も解らないけど、取り敢えず、家門の凋落を避ける為、奔走するエルメスは徐々に国を覆う陰謀の渦に巻き込まれて……行くけど正直そんなことはどうでもいい!!
体面の為に娶らされた醜女が実は帝国一の美少女で祝福を齎す尊き乙女ってどういうこと!?
何でそんな娘が俺なんかのとこに嫁に来ちゃってんの!?
ていうか、君、そんなに若かったの!?というか、幼かったの!?
そんなの俺ロリコンじゃん!?ペドフィリアじゃん!?
死に戻りクズ夫の未練満載痛快ロミ夫ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 18:00:00
24937文字
会話率:35%
宝石のように美しい星エリュダイト。
神々が庇護する六つの領域の一つ、人神領域フラタニア大陸の西にある安定した気候を持つ国家エストバース王国。
王家の血を引く大英雄にして人間族の祖父ジェラルド。
天空人(セレスティア)王族と森人王族(ハイ
エルフ)のハーフである祖母プロシア。
二人の実子で神子(イノセンティア)である実母ティアーナ。
宮廷魔術師である人間族の父ライドラス。
その由緒正しき大公爵家の四女として生を受けたのがリヴィアゼア・エル・ファナリア。
生まれながらに大きな祝福を得ていたリヴィアゼアは神子の子であるため、国をあげてその誕生を祝されたが、生まれつき大いなる呪いを受けており大変虚弱であった。
それは非常に強い力を持った神子を恐れた邪神から掛けられた強力な呪いであると解釈され、教会の力を以ってしても解くことは適わなかった。
それでも生きていられるのはひとえに邪神に屈しない強力な神の加護によるもので、邪悪に抗う奇跡の子供として大事に大事に育てられる。
そんな彼女のもう一つの顔は、世界救済の意志を持った転移者である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 18:00:00
956571文字
会話率:16%
赤毛でオッドアイの孤児アンナは、「不吉」と周囲から嫌厭されていた。
しかし、所変われば絶世の美女扱いされる国もある。
ある日、アンナにそっくりの容姿の女神を信仰する王国の大公に見出され、嫁入りを渋りまくる王女の身代わりになるべく花嫁修業をす
ることに……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 17:26:32
32389文字
会話率:16%
ラトナタ王国の八百屋の娘リリーは、幼い頃から憧れていた泉の神殿の巫女になり、神聖な籤引きによって、神女の後継者「若姫」に選ばれた。
充実した日々を送っていたリリーだが、神殿の祭神ラトナに怨みをもつ海の悪魔の陰謀で拉致され、太陽神殿で生贄にさ
れそうになる・・・
6話完結のハッピーエンドです。
結末まで書いて4月27日中に完結するように予約投稿しています。
「豊穣の女神の祝福は、内気な王女様の身代わり修行中」のプロローグを仕立て直した作品ですが、内容がだいぶ変わっており、この作品だけでお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 10:00:00
18447文字
会話率:25%
今回の婚約は王太子だった。彼は発見された聖女様と婚約するためにリラとの婚約を破棄した。それを誰より喜んだのは婚約破棄されたリラ自身だった。
これでようやく自由になれる!
婚約者にはなぜか幸運が舞い込みハッピー・ライラックなどと呼ばれ
、男爵令嬢でありながら王太子と婚約するまでになってしまった。今回も念願の聖女発見がなされたが、リラ自身はうんざりしていた。なにせ自分にとっては幸運ではなく呪いのようなものでしかないのだ。男爵である兄から次の婚約を強要されるのを阻止すべく、今回の婚約でリラは取引をしていた。婚約破棄の代償としてリラ個人に準男爵位を与えてもらったのだ。
自由になれると思った矢先、公爵家のレオン・ソレイユは自分が新しい婚約者だと言い出した。
そんなに幸運が欲しいのかと嫌悪し、どうせすぐに婚約破棄になるとたかを括っていたが、それまでの婚約者と違ってレオンはリラを溺愛しだす。
自由を得るために婚約破棄をさせたいリラと、リラに惚れてしまい結婚したいレオン。
レオンに運命の女性が現れたり、ストーカーされたり、リラの兄がざまぁされたりしつつ、二人の関係が変わっていく。
婚約した相手が幸せになる女 対 そんなひとを幸せにしたい男
※爵位制度は(準男爵)・男爵・子爵・伯爵・侯爵・公爵・王族の順になります。
準男爵は生粋の貴族以外にも与えられる称号です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 16:00:00
355258文字
会話率:42%
第二部「破滅を照らす者:賢者との出会い」
禁域と呼ばれる奇妙な家から脱出した主人公達は、自らを「マーリン」と名乗る老紳士の魔法使いと出会い、あのメモの内容について話をされる。
そして、7月7日に世界が滅ぶ事を知る。
主人公メンバーはそ
れぞれの思いと秘密を胸に、みなで協力して「教団」の計画を止めようとする。
目覚めた「祝福」の能力を駆使して、強敵に立ち向かう主人公達の物語の終着点にあるのは希望か、絶望か、それとも破滅か...
それは、終焉を阻止する勇者達の物語の始まり。
pixivとハーメルンにて投稿済折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 13:05:43
29570文字
会話率:68%