ルピアは大国の王女だ。秘密だけれど、滅んでしまった魔女の末裔で、『婚姻相手の怪我や病気をその身に引き受け、完全に治癒する』魔法が使える。
「けどねー、痛みや苦しみもそのまま引き受けるから、よっぽど相手を好きでもない限り、身代わりなんてできな
いから!」と周りを説得し、幼い頃から恋をし続けてきた隣国の王フェリクスに輿入れする。
彼のことを一途に思い、気持ちを隠そうともしないルピアのことをフェリクスは好ましく思うけれど、……誤解から彼女が裏切ったと考え、冷たく当たってしまう。
―――そんな彼の身代わりとなり、ルピアは深い眠りについた。
「……いいよ、ルピア。君にとって苦しみでしかないのなら、私への思いを忘れればいい。だが、私はずっと君を愛するし、必ず君を取り戻すから」
夫のことが大好きな妻と、妻のことがもっと大好きな夫の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 22:00:00
348143文字
会話率:29%
主人公の陽炎は望まれない子供としてこの世に生を受けた。
産まれたときに親に捨てられ、人買いに拾われた。
奴隷としての生活は過酷なものだった。
主人の寵愛を得て、自分だけが境遇から抜けださんとする奴隷同士の裏切り、嫉妬、欺瞞。
陽炎は親のこ
とを恨んではいない。
――ただ、諦めていた。
あるとき、陽炎は奉公先の客人に見初められる。
客人が大枚を払うというと、元の主人は快く陽炎を譲り渡した。
客人の肉奴隷になる直前の日に、不思議な妖術の道具を拾う。
道具は、自分の受けた怪我の体験によって星座の名を持つ人間を生み出す不思議な道具で、陽炎の傷から最初に産まれたのは鴉座の男だった。
星座には、愛属性と忠実属性があり――鴉座は愛属性だった。
星座だけは裏切らない、星座だけは無条件に愛してくれる。
陽炎は、人間を信じる気などなかったが、柘榴という少年が現れ――……。
これは、夜空を愛する孤独な青年が、仲間が出来ていくまでの不器用な話。
大長編の第一部。
※某所にも「ベルベットプラネタリウム(略称)」というタイトルで載せてあります。一部残酷・暴力表現が出てきます。基本的に総受け設定です。
女性キャラも出てくる回がありますので苦手な方はお気をつけください。
※流行病っぽい描写が第二部にて出ますが、これは現実と一切関係ないストーリー上だとキャラの戦略の手法のうち後にどうしてそうなったかも判明するものです。現実の例の病とは一切関係ないことを明記しておきます。不安を煽りたいわけではなく、数年前の作品にそういう表現が偶々あっただけです。この作品は数年前の物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 20:54:08
238696文字
会話率:38%
都内の私立共学高校に通う高校2年生17歳の聖来(セイラ)は寝坊し、いつもよりせわしない通学をしていた。途中、乗り込んだエレベーターで老婆に出会う。老婆と目が合うと...気付くと異世界に転移し、伯爵令嬢となっていた。
無事に元の世界に戻るべ
く手がかりとなる“魔法”について調べながら、学園生活を送るが、ひょんなことから王子達と出会う。妙に気に入られ困っているとやさしい兄も手を差し伸べてくれ...令嬢とのバトルやイケメンたちとの甘酸っぱい想いを体験しながら帰る方法を模索する。
後半は、魂が入れ替わっていたセイリーンとセイラが無事、元に戻れるのかについて王子や兄などを巻き込みながら物語は新たな展開へと進んでいく。
せっかくならば、異世界で得られた知識を元の世界でも活かしたい!特にモテスキル!という、ちゃっかり思考を持った少女の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 07:00:00
137085文字
会話率:57%
凡庸なみなさん初めまして! あらすじ説明という大役を任されたこの作品のメインヒロイン、誰もが崇める完璧美少女であるところの十六夜躑躅(いざよいつつじ)だわ!
そう、私は躑躅! 仕方ないから無知蒙昧な愚衆のために教えてあげるけど、『ツツ
ジは「躑躅」と書くが、「見る人が足を止めるほど美しい」という言われに由来する。「躑」と「躅」はいずれも、たちどまる、たたずむ、の意である。』のよ。だから私は生まれながらの美少女なんだわ。分かる? wikipediaから引用したわ!
そんな私だから! 美少女だから! 相応の悩みってものもたくさんあるんだわ? 例えば……どうして生きているのかも分からない、ゴブリンみたいな角ばった顔した女どもからの僻みとか! 神様がありあわせのガラクタで作ったとしか思えない、ジャンクみたいなへこんだ顔面の男たちからの求愛とか! 私がかわいすぎるばっかりに、困っちゃうわ! 困らないけど!
でもそんな悩める経国の美少女であるところの私、十六夜躑躅が抱える当面の懸案事項として第一に挙げるとしたら、それはやっぱりストーカー被害よ。
あ、平気だわ? そんな不安がらなくてもいいのよ。私がこれまでに何人のストーカーを捕まえてきたと思ってるのかしら? もう慣れたものなんだわ! 今までだってそうだったもの、今回もきっと楽勝! ……え、油断しすぎ? えへへ、それはあなたが顔面弱者だからそう思うだけなんだわ? 強者は驕ってこそ強者、クイーンはいつだって頂点でふんぞり返ってないといけないのよ! それが上に立つ者としての責務なんだわ! 私は戦わずして勝ちをもぎ取る史上最強の美少女JK、十六夜躑躅! 万歳! じーくはいるだわ!
……まあ、今回のストーカーさんは、少しだけ根性があるみたいだけど……。むしろそれくらいじゃないと張り合いがないわ。ド根性見せてみなさい。ゲコゲコ。
嗚呼……まこと罪な女、十六夜躑躅! 負けるな躑躅。めげるな躑躅。強かに、艶やかに、いつも一番に咲き誇れ! あなたの名声が全宇宙に轟く日は、もうすぐそこなんだわ!
※というわけで、犯罪からはじまるルッキズムラブコメ『セカイでいちばん麗しきもの! ~美少女JKをストーカーしてるのが本人にバレたけど、イケメンだったから許された。それどころか、逆に付きまとわれて面倒だ~』、はじまりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 18:10:00
478154文字
会話率:56%
デブでブスな令嬢ジュリア。「私に足りないのは美貌と愛嬌だけよ」と豪語し結婚などとは無縁で優秀な領主としての道をばく進する彼女に突如求婚してきたのは魔王殺しの英雄ルディ。はたしてこの求婚は本気のものなのか、なにか裏があるのか。ジュリアとルデ
ィの人生を賭けた攻防が始まる。
この作品はアルファポリス、カクヨムにも掲載させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 16:12:02
79564文字
会話率:32%
「ここ……どこ?」
普通の女子高生レナは、気がついたら草原にいた。ギルドを訪れると、適性職業は『魔物使い』のみだと言われる。
現代っ子のステータスはとても貧弱だったが、[運:測定不能]というたぐいまれな幸運と、【☆7】激レアギフトを武器
に、厳しい世界をなんとか生き抜く。
可愛いレア従魔たちと、のんびり生活したいだけなのだが……トラブルはこれでもかと舞い込んでくる。
これは、気弱で優しい少女が異世界仕様に成長してやがて女王様と呼ばれるようになり(風評被害)魔物たち(魔人族含む)から『従えてぇーー!』と従属求愛されつつ旅するお話。
コメディ要素多いです。
※
○底辺から、そのうち最強従魔たちのご主人様へ(成長早めです)。
◯従魔は、弱い種類からつよーい希少種へレアクラスチェンジ
◯狩って採って食べて、ゆるーい異世界旅がしたい(希望)。
○イラスト有りのサブタイトルの横に★印をつけてあります
◯個人小説サイトにも転載しております。
【書籍化】TOブックス様から七巻発売決定!! 2021年1月9日です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 20:52:07
3236715文字
会話率:31%
留学代理店に務めるハルカは、わけあって魔法の王国エレスメイアの現地サポートオフィスに駐在することに。生徒さんのトラブルを解決したり、自らの恋に悩んだり、最強竜に求愛されたり、波乱万丈な毎日を送る中、運命は思いもよらない方向へと彼女を導いてい
くのでした。【注意】異世界が舞台ですが転生、転移、ゲーム的な要素はありません。人外キャラクターが多数登場します。以下の要素が苦手な方はご遠慮ください。全て出てくるとは限りませんが保険です。[人外、異種間恋愛、同性愛、ポリアモリー、性転換]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 22:22:48
488201文字
会話率:59%
偽聖女の汚名を着せられ、ベルナレク王国王太子ヘリックから婚約破棄されたフォリア。
ベルナレク王国北方には『魔窟』という魔物の溢れる源があり、絶えずその対処に追われてきたのだった。
平民の出である彼女には、その能力を酷使され、魔窟への対
処に生命をすり減らされる運命が待つかに思えたのだが。
追放された当日のうちに隣国のブレイダー帝国皇太子レックスから求愛を受けて、隣国へと旅立つこととなる。
隣国へと流れたフォリアは『魔窟』のことも後に残してきたベルナレク王国の民のことも忘れて平穏に生きようとする。
反面、聖女フォリアを失ったベルナレク王国は『魔窟』から溢れ出る魔物への対処に頭を悩ませることとなるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 23:19:04
163806文字
会話率:27%
王宮薬師のアンは、国王に毒を盛った罪を着せられて王宮を追放された。幼少期に両親を亡くして王宮に引き取られたアンは、頼れる兄弟や親戚もいなかった。
森を彷徨って数日、倒れている男性を見つける。男性は高熱と怪我で、意識が朦朧としていた。
オオカミの襲撃にも遭いながら、必死で男性を看病すること二日後、とうとう男性が目を覚ました。ジョーという名のこの男性はとても強く、軽々とオオカミを撃退した。そんなジョーの姿に、不覚にもときめいてしまうアン。
行くあてもないアンは、ジョーと彼の故郷オストワル辺境伯領を目指すことになった。
そして辿り着いたオストワル辺境伯領で待っていたのは、ジョーとの甘い甘い時間だった。
本編は『なろう編』です。
糖度高め編は、アルファポリス様、ベリーズカフェ様に掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 07:01:53
102643文字
会話率:31%
にわかシスターとして懺悔室でバイトをすることになったリーニャ。
懺悔を聞くだけの簡単な仕事だと気楽に構えていたが、バイト初日の最初の相手がまさかの皇帝陛下、そして懺悔の内容が重かった。
必至こいてマニュアル対応を試みた結果、「血染めの皇帝」
に懐かれた(懐かれてしまった)リーニャに、平和な日々は戻るのか。
迅速に退路を断って来る皇帝陛下と、その求愛を躱したり躱せなかったりする庶民ヒロインのお話です。
※「(短編)懺悔室バイト初日に皇帝陛下が懺悔しにきました」の連載版になります。
第1章の内容は短編の方とほぼ同じですが、少し加筆・修正しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 18:30:00
103430文字
会話率:55%
昔々、かぐや姫は貴公子たちの求愛への返答とし、五つの宝の何れかを持ってくるよう提示されました。
一つは蓬莱の珠の枝。
一つは火鼠の皮衣。
一つは仏の御石の鉢。
一つは龍の首の珠。
一つは燕の子安貝。
伝説の宝たちは、かぐや
姫の月の力が満ちた言霊により、現世に実在して“しまった”のです。
──時は寛永十四年。
大和国で暮らす竹千夜の元へ、月の使者・哥刈が舞い降りました。
哥刈の頼みは、五つの宝たちを悪用し、既得権益を得る五人の兵たちから宝を回収することでございます。
初代『讃岐造』の意志を引き継ぎ、三十一代目『竹取之翁』を冠する竹千夜は、これを引き受けて日本横断の旅へ立つのでした。
ここに開幕いたしますは、日本最古の物語の延長線でございます。
※肥前文俊(@HizenHumitoshi)様主催第20回書き出し祭りにて特別会場二位となりました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 22:17:09
40584文字
会話率:50%
現実世界に嫌気が差して自ら命を絶った会社員が生前好きだった乙女ゲームのモブ女に転生するお話。
モブ女だから第三者視点で乙女ゲームの世界観に浸れると思っていたらなんと攻略キャラから求愛されるようになり……。
男爵家だけど貧乏令嬢に転生し、この
国の第二王子や、幼馴染、妖精族の王に好意を寄せられる。
何故だが、執事にも怪しい感情を向けられていて…?
乙女ゲームの公式の攻略方法で進めているのに非公式な事ばかり起こる…。
挙句に攻略キャラ全員攻略確定√になってしまった…!!
一体、この乙女ゲームは誰√なのか…?
モブ女は憧れの乙女ゲームで平穏な日々を送れるのか。
乞うご期待っ!! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 13:25:22
49681文字
会話率:39%
異世界に飛ばされた幼馴染みの二人が銭湯を作って色んな事を始めます。そして主人公が彼女に×されたり女神に求愛されたりする多分比較的平和な物語。
★良くても悪くても評価してもらえると嬉しいです。
※現状旅してないのでタイトル名から「旅」を取り
ました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 01:17:47
956839文字
会話率:37%
恋愛文学のような恋物語が自分にも訪れないかな、という憧れはあるけど姉と同じく親が探した相手とお見合いをして優しい人とゆっくり親しくなって夫婦になれたら嬉しい。
親と決められた相手と結婚するのは古い時代の話で私も選んだり悩む権利がある時代なの
で、地味娘にも優しくて穏やかで文学好きな方を望む。花が好きで私が生けた花を好んでくれる方だとなお嬉しい。
そういう方とお見合いになったら私はお洒落をして少しは美女に近づくように励む。
そのはずが、文学知識はなくて派手でお喋りで騒がしい男性が私に求愛してきた。
地味な私へ初めてお申し込みしてくれた男性はあまりにも意外な人物だった。
「ミユちゃん。すこぶる恥ずかしいのに好きだってきちんと言うたんだけど聞いてた? おお。真っ赤になった。あはは。かわゆい」
私が赤くなって面白いって笑ったってことはからかって楽しいという事。
これが噂の火消しの女遊び!
命の恩人に惚れるのなら分かるけど、助けて一目惚れするって意味不明だし遊び人の言葉は信じられない。
穏やかさを好む私と喧騒が当たり前そうな火消しは噛み合わないので私達の人生の交わりは点で終わるだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 19:23:49
305826文字
会話率:60%
伯爵令嬢のフィオナは以前から憧れていた侯爵令息エミリオと親友のジャスティナが、人目を忍んで談笑しているところを目撃してしまう。
ジャスティナは、フィオナにとって美しくて心優しい自慢出来る幼馴染みだった。だが、そんな彼女とことあるごとに比較
されていたフィオナは、絶望的な気持ちになる。
夜会からの失意の帰り道に『急募:俺と結婚してください』という手持ち看板を持った男性に近づいたフィオナ。自分は勇者だと名乗ったシリルがそんな方法で結婚相手募集をしていた理由は、とんでもない経緯があるようで!?
自己肯定感ゼロ令嬢が、女心にはうといけどスパダリ過ぎる勇者様に溺愛されて幸せになる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 05:30:00
94946文字
会話率:37%
かつて悪辣王女と呼ばれたクレア。故国は滅び、今は帝国皇城の下働きとして働いている。焼け落ちる故国の城から彼女を連れ出したのは、帝国最強の騎士ライノ。彼は幼い頃にクレアに助けられた恩と愛によって彼女の幸福を望んでいるが、本人は決して頷いてはく
れない。
頑固な元王女が、彼女にべった惚れの騎士の求愛を受け入れる覚悟をする話です。よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 14:57:38
61685文字
会話率:40%
ヘスティア王国の男装騎士レラは植民地化の任務を遂行するため、竜人族と呼ばれる異民族の土地に出征した。
男よりも豪傑で剣技にも優れているレラだったが、竜人族の王、“竜王”の前であっけなく敗れてしまう。しかも、騎士団では男装を見破られることはな
かったのに、竜王には女であることがバレてしまい……。
竜人族に拘束されたレラは「命を絶った方がマシ」な酷い拷問に遭うどころか、「降伏して、“俺の女になれ”」と竜王から求愛されて……!?
恋愛経験ゼロの男勝り女騎士が、屈強な竜王から一途に愛されまくる!?
異民族のふたりが愛と異国間和平を育む、溺愛ときどきアクションの異世界“純愛”物語。
――――
溺愛シーンの他にアクションシーンがあります。
章タイトルに5段階で凡例をつけますので、閲覧の際は参考にしてください。
溺愛:☆ ~ ☆☆☆☆☆
アクション:★ ~ ★★★★★
ほんの少しですが、拷問(現実ではなく夢)、虫・ゲテモノ、食虫(主人公ではなく異民族が)シーンがあります。苦手な方はご注意ください。
タイトルに凡例をつけますので、閲覧の際はご確認ください。
残虐注意(痛いシーンのが苦手な方):※虐
虫注意(昆虫が苦手な方):※虫
<レーティング、キーワードについて>
懐妊エンドの異類婚姻譚のためR15
夢の中の描写だけど、拷問シーンがあるため残酷描写はありますが、全体的には全年齢向けです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 22:20:00
128734文字
会話率:37%
❤短いあらすじ❤
国防の秘密を持つ令嬢。婚約破棄&処刑され、孤児に転生するも、家族と再会し、新たな仲間や恋とも出会い、幸せな日々を手に入れる。一方、亡国に瀕したダメ皇子が過ちに気づき、彼女を奪おうと画策するも、出来のいい第二皇子に抹殺され
る物語。
ざまぁのちハッピーエンドの恋愛ファンタジーです。
サクサク読めます。
処刑・抹殺シーンは間接表現のみなのでR15指定はしていません。
気になる方は、目次※部を飛ばしていただければ幸いです。
❤長いあらすじ❤
「お前とは婚約破棄する! 処刑だ!」
絶対王とされる国王が病に伏し、代わりに執権を握ったのはミラの婚約者であるアドルフ皇子。
国防の要、五大伯爵家のひとつに組する令嬢ミラは、聖なる力を持っているにも関わらず処刑されてしまった。
「私、甦ったの?」
二十一年後、隣国の教会で孤児として暮らすラーラは突如として前世を思い出す。
奇しくも亡命後、貴族としては貧窮した暮らしを送っている家族と再会。
聖なる力を保持したまま甦ったことで、一家は国王の目に留まり、生活は安定。
新しい暮らしの中で、ミラはかつての五大伯爵家と同じ力を持つ、年若い友人たちを得る。
年頃になり社交界にデビューすると、ヴァレンティーノ皇子に見初められ、熱烈なアプローチにドギマギ……。
「その令嬢を奪い返せ!」
ミラを処刑したことで聖なる力を失い、五大伯爵家の信用も失ったアドルフは、亡国に瀕し喘いでいた。
ミラの噂を聞きつけ、取り戻そうと挙兵するも、返り討ち。
なんとか帰国するも、出来のいい第二皇子にラルフに抹殺されてしまう。
「どうか、我が妃に……」
新たに王座に就いたラルフがこれまでの非礼を詫び、王妃として迎えたいとミラを迎えに来る。
しかし、ミラは新しい国での暮らしと仲間、そしてヴァレンティーノを愛していた。
丁重に断って国の立て直しを激励し、改めて祖国と別れを告げた。
「これで私と君を阻むものはなにひとつなくなったというわけだね!」
ミラはヴァレンティーノの求愛を受け入れて婚約。
新たな五大伯爵家として、未来の国王を支えようと、心を新たにするミラだった。
聖なる力を手に入れた王国は、いつまでも平穏な国であり続けたという――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 22:15:58
147501文字
会話率:38%
勇者に同行した聖女は魔王討伐後に勇者に求愛するも同じパーティーの魔術師の女性に勇者を取られ失恋する。
国に帰って来て魔王討伐をたたえられるも、御年二十五歳の聖女様は婚期を逃しそうで焦る。
好みは年下、しかもかなり年下。
しかし年下相手にリー
ドするには経験が必要。
なのでバージンを捨てようとするが……
従者の二人と聖女を含むポンコツ3バカトリオ物語です。
*本作短めのストーリーです。
*コメディーです。真面目に取らないでください。
*エロい表現がありますので、苦手な方はご遠慮ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 06:00:00
9724文字
会話率:55%
伯爵令嬢スプラは、密かに予感していた凶作への備えとして、自身の誕生パーティーでもやし料理を披露する。
しかし、食べ物と思えぬそれに怒り狂った婚約者は、婚約破棄を宣言。
絶望するスプラであったが、パーティー会場には、同じく凶作を予感し
ていた第一王子が参席しており、彼女の知見を評価。
自らのものにすると宣言するのだった。
後に凶作が現実となり、婚約者はこれを後悔したが、もう遅い。
王子の寵愛を受けた少女は、すでに手の届かぬ存在となっていたのである。
※カクヨム、ノベプラにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 07:16:40
109530文字
会話率:23%
伯爵令嬢スプラは、密かに予感していた凶作への備えとして、自身の誕生パーティーでもやし料理を披露する。
しかし、食べ物と思えぬそれに怒り狂った婚約者は、婚約破棄を宣言。
絶望するスプラであったが、パーティー会場には、同じく凶作を予感し
ていた第一王子が参席しており、彼女の知見を評価。
自らのものにすると宣言するのだった。
後に凶作が現実となり、婚約者はこれを後悔したが、もう遅い。
王子の寵愛を受けた少女は、すでに手の届かぬ存在となっていたのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 06:29:20
3317文字
会話率:25%