「私、メリーさん。今日、不思議な人間に出会ったの」
都市伝説であるメリーさんが出会ったのは、背後に立っても慄かず、一杯の味噌汁を差し出してきた人間。
その味噌汁を飲んだメリーさんは、初めて食べた料理に衝撃を受け、もっと色んな料理を食べ
てみたいと願い始めた。
片や、毎日を生き延びるべく、試行錯誤を繰り返す楽天家な人間。
片や、ただ料理を食べたいが為だけに、殺す事が出来ない人間の家に毎日現れる都市伝説。
互いに嚙み合わないずれた思考が平行線のまま続くも、一つの思いだけが重なっていく日常。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 17:14:20
328715文字
会話率:50%
大地の奥底に封じられている神様は思いました。
『なに? いま異世界冒険って流行ってるの?』
彼は地上にいくつもの目を持ち、この世界が正しく成長しているか監視しています。
とは言え、さすがに異なる世界を見通す目など持っていません。
しかし
、自分が見通せない世界だからこそ興味があります。
『ならオレの眷属送り込んじゃえばよくね?』
自分と繋がりのある眷属の目を通せば、異世界の様子は自分にもわかるでしょう。
そして彼は自分の命令を聞きそうな、運の悪い眷属にその指令を与えたのです。
「あ、あなたはもしかして私たちの造物主様!?
い、いきなりですね、そ、それで私にその人選を行えと?」
『あー、いやいや、一人でやんなくていいよ、
向こうに送るのも一人にする必要ないし、
こっちの世界に影響なさそうな人物、適当に見繕ってさ?』
「わ、我らが主はアバウトなんですね・・・わかりました。
じゃあ、知り合いの子と相談してちょっとやってみます。」
他力本願、責任転嫁、いきあたりばったりの精神で行われたその計画は、
まず最初に、一体のお人形さんに対して行われました。
そのお人形さんは、見たこともないお屋敷の中で、
お尻をあげたポーズで這いつくばっていました。
気が付いたらいきなり、そんなところに飛ばされて、
自分がどんな態勢でいるかも、今は後回しにするしかありません。
現状認識も何もできていないまま、
薔薇の刺繍の黒いドレスの裾が膝下から床に拡がっています。
それでも、やがて彼女はゆっくり立ち上がりました。
ここがどこだかわからないけども・・・
そして思考回路も正常に作動するようになると、彼女は自分の仕事を思い出したのです。
この場所がどこであろうと自分のすべきことはただ一つ・・・
それは、
かつて大地の底に封じ込められし冥府の王が与えた崇高なる使命。
「私は鎌を振るう、汚れた命を絶つために・・・。」
そう、最初に送られたのは、都市伝説の主、「私メリーさん」!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 14:00:00
2155889文字
会話率:18%
薔薇の刺繍のドレスを纏い
か細き腕には一振りの鎌
その冷たい瞳に魅入られた者に
逃れる術は ない
私はメリー…いま、あなたの後ろにいるの…
呪われた人形メリーの都市伝説。
その他の13階段や、エミリーの赤い手袋など、関連する都市伝説
、物語をも巻き込み、
さらには中世ヨーロッパの伝説や、
神話の世界にまで足を踏み入れることになるでしょう。
なお、シリーズ化するか、
一つの物語にまとめてしまうかは今も悩んでますが、
メリー編が終われば主人公も変わります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-09 23:11:20
1547333文字
会話率:14%
【書籍版、新紀元社様より第一巻好評発売中です】
「あたしメリーさん。いま……」でお馴染みのメリーさんが、ちょっとした手違いで異世界へ転移してしまった! 頼れるのはメリーさんの標的だった『俺』との通話のみ。
全体的にポンコツであるメリーさんが
、『俺』の適当な助言に従って異世界で頑張る!
超合金級の図太い神経を持った主人公と、(物理的に)ヤバい幼女が織りなすハチャメチャコメディ。
本編完結しました。カクヨムでも掲載しています。
(書籍版2巻2021年2月4日発売が決定しました~♪)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 11:45:33
950387文字
会話率:52%
「婚約破棄だ! 理由なら自分の胸に聞いてみろ!」貴族が多く通う学園の昼休み、中庭に響いたウスターシュ伯爵令息の突然の婚約破棄宣言にジラルディエール伯爵令嬢オレアナは愕然となり呆然とした。そしてその目がウスターシュの隣に侍る双子の妹ブリジット
へと向かい、すべてを理解したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 00:01:46
11328文字
会話率:41%
「あたしメリーさん。いま……」でお馴染みのメリーさんが、ちょっとした手違いで異世界へ転移してしまった! 頼れるのはメリーさんの標的だった『俺』との通話のみ。全体的にポンコツであるメリーさんが、『俺』の適当な助言に従って異世界で頑張る物語り。
最終更新:2018-05-08 18:00:00
6187文字
会話率:47%
とある深夜。大学二年生の飯伏真宏(いぶし まひろ)はレポートの締め切りが翌日に迫っており、必死に作業を行っていた。そんな時、スマートフォンから着信音が鳴り響く。しかし、飯伏はレポートを優先する為に着信をスルーするが、不思議な現象が発生する。
『もしもし、私、メリーさん。今、貴方の後ろに居るの』
勝手に通話モードになったと思ったら、かの有名な都市伝説のメリーさんが飯伏の後ろに立っているというのだ。
そこで、飯伏はメリーさんの姿を見ると、そこに佇んでいたのは金髪の美少女。
それこそ、あまりの恐ろしいビジュアルに気絶なり絶命するなり予想をしていたのに、これといって何も起こらない。すると、眼前に居るメリーさんは困り顔で口を開く。
「あの……私、いつ消えるんでしょうか?」
これは、何故か消失しない都市伝説メリーさんと同棲しつつ、仲を深めていき、メリーさんを成仏させるまでの物語。
手料理を振る舞ってもらったり、一緒にお出かけしたり、のんびりと同棲生活を堪能しつつ、メリーさんの未練を解決していきます。
金髪美少女×同棲ラブコメ 金髪美少女との同棲生活 始まります!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 23:20:00
108511文字
会話率:36%
ある日、知らない番号? からの電話があった。
電話の相手は、『メリーさん』を名乗る少女(推定)
なんともあやしい存在との、交流とも呼べないなにかが始まる。
果たして、現実に存在する相手なのだろうか……?
この作品は、同じなろう作
者の《しろきち》さん(ID:1770674)とのメッセージによる雑談のなかで着想を得ました。
他にも、お友達との雑談からヒントを得たり、多くの方からの情報提供によって支えられています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 20:00:00
171499文字
会話率:22%
メリーさんの電話で有名な怪異であるメリーさん。彼女が、襲撃した先は研究で忙しい大学教授!
果たしてメリーさんは無事に生還することが出来るのか!?(出来はする)
※短編予定だったものが長編化したものです。24話で完結します。完結まで毎日
、6時と18時に投稿します。1話の文字数はおおむね2000-5000字程度です。
※R15や残酷な描写有は保険です。どれくらいがアウトなのか筆者には判断がつきません。
※この作品にはメタネタがそこそこの頻度で出てきます。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 18:00:00
92662文字
会話率:64%
主人公である吾妻慶次は、同じ大学の仲良しメンバーである誠一の失恋を励ますために合コンを企画する。
それには彼女であるめぐみにも協力してもらい「新たな出会いを以ってして立ち直ってもらおう!」との魂胆であった。
結果的に合コンは大盛り上がりであ
った。
そんな席において、人生でも数えるほどしか飲んだことがない青年は、つい勧められるがままに飲み過ぎてしまい・・・。
場面は盛り上がった一次会から場所を移したカラオケルーム。
お酒に酔って不覚にも記憶がブラックアウトした主人公はそこで目を覚ましたのだが・・・。
※カクヨム様でも投稿をしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 13:00:00
67918文字
会話率:22%
あなたはメリーさんを知っているだろうか。
多くの人が知っていると思うが改めてメリーさんについて振り返ろう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ある少女が引越しのとき、古くなった外国製の人形、「メリ
ー」を捨てた。
その日の夜。少女に電話がかかってくる。
「あたしメリーさん。今ゴミ捨て場にいるの…」
少女は恐ろしくなって電話を切った。だが、すぐまたかかってくる。
「あたしメリーさん。今タバコ屋さんの角にいるの…」
そしてついに「あたしメリーさん。今あなたの家の前にいるの」という電話が。
怖くなった少女は恐怖を振り払い玄関のドアを開けた。
だが、誰もいない。誰かのいたずらかとホッと胸を撫で下ろした直後、またもや電話が…
「あたしメリーさん。今 あなたの後ろにいるの」。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これがメリーさんの話だ。
これは昔からある有名なお話だ。
しかし、時がたつにつれこの話は聞かなくなってしまった。それはなぜか…。
そう、メリーさんは異世界に行ってしまったのだ。
そしてこれは、そんな異世界転移してしまったメリーさんのお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 18:00:00
18995文字
会話率:47%
私は柳田君の事が中学校の頃から好きだ。
高校に入り、柳田君と同じクラスになれただけではなく隣の席になれた時、私は神に感謝した。柳田君とは住んでいる世界が違うので会話はないけれど、毎日が幸せだった。
そんなある日「なあ。天野って動物を飼ったこ
とある?」と声をかけられた。猫を飼っていた私は、捨てられていた動物が付いて来てしまって飼うことになった彼の相談を受ける。もちろん断るはずがない。
そんな彼は、拾ってしまった動物の写真を見せてくれた。
「名前はメリーさんなんだって」
こうして市松人形のメリーさんと柳田君と私の、不思議な交流は始まった――。
ホラー系コメディ、ちょいラブな物語です。題材はホラーですが、コメディー色が強すぎてあまり怖くはないと思います。
一話一話が短いですのでご注意下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 07:08:16
180398文字
会話率:39%
メリーさんのこと騙せ
最終更新:2023-12-09 02:00:00
937文字
会話率:63%
「もしもし」
「よかったー、番号合ってた! 私メリーさん。いま駅前のマグルスにいるの。すぐ来てくれる? あっ、お金も忘れないで。いま新発売の縦置きバーガーがキャンペーン中な――― …………」
現代に生きる都市伝説のメリーさんがスマホを
落としてしまったお話です。
※本作はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 13:24:33
8872文字
会話率:41%
『私、メリーさん。東口西一番出口って結局西なの、東なの……ん』
「現代の迷宮だからあきらめろ」
最終更新:2023-11-29 17:00:45
1848文字
会話率:65%
『私メリー。ダイエットは下半身から!』
「どうした急に」
最終更新:2022-01-08 09:32:32
1538文字
会話率:64%
『私メリー。変な駅に着いた』
「だからって僕に電話かけてくんな」
最終更新:2021-11-25 18:50:14
1766文字
会話率:64%
「もしもし、わたしメリー。今あなたの後ろにいるの」
あの子が来たのだと、後ろを振り向く。
そこに居たのは……
最終更新:2023-11-16 22:00:00
778文字
会話率:9%
『貴方の家』に行きたいのに、なかなか辿り着けないメリーさん。
今度こそはと、頼れる仲間を引き連れての決行だ。
果たして彼女は、今度こそ唐木田の呪縛から解き放たれるのか!?
最終更新:2023-11-06 00:31:56
2509文字
会話率:0%
メリーさんが頑張って、対象者の家を目指します。
最終更新:2018-06-26 23:09:04
1892文字
会話率:49%
電話が通じる相手はメリーさんだけ! きさらぎ駅から俺は脱出出来るのか?
電車で寝過ごしてしまった俺は、見知らぬ寂れた駅に着いていた。
周囲には目立つ物なし。電話繋がらず、SNSもつながらず、GPSも死んでいる。
ハイ詰んだー、ここ「きさら
ぎ駅」ですね!
途方に暮れる俺にかかってきた電話は、メリーさんと名乗る少女からのもので……。
メリーさんから一方的にかかってくる電話だけを頼みの綱に、きさらぎ駅からの脱出が始まる。
注)怖くないホラーです。ギャグ・恋愛要素を多分に含みます。
この小説はカクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 21:46:47
4051文字
会話率:47%
「私、メリーさん。今、あなたの後ろにいるの」
と名台詞を吐いて人を殺すメリーさん。
そんなメリーさんに僕も狙われてしまったらしい。
僕は恐怖したが、同時に、メリーさんが僕の後ろにいけなかったらどうするのだろうと気になった。
だから僕は、メ
リーさんの背後に回って彼女の背中に乗っかってみることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-12 11:04:17
3499文字
会話率:28%
首なしライダー事件を解決して3ヶ月経った夏の暑さの厳しい中、出雲美和の新たな事件が幕を開ける。今度の怪異はドッペルゲンガー、それにえっメリーさん。浮かび上がる死のメッセージの数々、突然出られなくなる温泉宿。外との連絡も途絶え。首なしライダー
事件で世話になった鈴宮楓と山南宇宙、閉鎖された温泉宿に取り残された人達と共にこの温泉宿から無事に脱出することはできるのか。怪異ドッペルゲンガーの正体とは。怪異メリーさんとの関係は。謎が謎を呼ぶ。迫り来る死の恐怖の数々に出雲美和は立ち向かうことができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 22:00:00
58198文字
会話率:79%
以前に書いた「私、メリーさん。」に出て来た登場人物で書いた企画作品の第二弾になります。
ジャンルはホラーですが、またしても怖くはないので身の毛もよだつような恐怖を味わいたい方にはオススメしません。
*この物語はフィクションです。出てくる人
名、建物、地名などは実在の物と関係ありません。また、この作品はホラーです。読んで気分を害されても責任を負いかねません。自己責任でお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 00:00:00
3468文字
会話率:55%
以前に書いた「私、メリーさん。」に出て来た登場人物で書いた企画作品になります。
ジャンルはホラーですが、怖くはないので身の毛もよだつような恐怖を味わいたい方にはオススメしません。
*この物語はフィクションです。出てくる人名、建物、地名など
は実在の物と関係ありません。また、この作品はホラーです。読んで気分を害されても責任を負いかねません。自己責任でお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 22:00:00
3332文字
会話率:60%
多分他の作品とは被っていないはず…。思いついたら書いていくので投稿は不定期です。
また、一話のページ数が偏る可能性もあるので、数話溜まったら一気に読むのをお薦めします。
*この物語はフィクションです。出てくる人名、建物、地名などは実在の物
と関係ありません。また、この作品はホラーです。読んで気分を害されても責任を負いかねません。自己責任でお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-11 12:00:00
42411文字
会話率:73%
とある高校の視聴覚室にて、とある部活がひっそりと、廃部の危機を迎えていた。その部活の有志の部員愛桜と樫美夜が一縷の希望として見出だしていたのは、歩く都市伝説、学校の七不思議の七つ目を握る少年とされる帰宅部の少年芥田莉栗鼠。どうして彼はそんな
二つ名を持つのか。彼を取り巻く怪異の正体とは!?夏のホラー2023、久しぶりのくじゃくの長編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 00:00:00
119263文字
会話率:47%
都市伝説や妖怪が人間として存在する世界。
上京してきた風間翔太は、誰にも話しかけられない一人の美少女と出会う。
落とし物探しをキッカケに、お世話したり、特訓(?)に付き合ったり、お出かけしたり。
癖のある管理人や他の住人達に巻き込まれて
わちゃわちゃしたり。
これは、電話から始まる二人のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 18:00:00
6321文字
会話率:35%