チームLemoneの漫画合同誌「Lemone Express」に寄稿した短編です。
「目を覚ませば、誰もいない列車のボックス席に座っていた。
ここはどこかと車内を見回してみたが、見覚えのある車両ではない。
そもそも、自分のことすら覚え
がない。」
記憶の無い主人公。どこを走っているのかもわからない列車。
やがて現れる、兎の姿をした車掌。車掌が語る列車の正体。
そして主人公が選んだ未来は――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 21:57:18
4995文字
会話率:51%
【模様替えコントローラー】を、手に取る。
それは、部屋と連動している。
部屋の柱に、フックで掛けてあって、コードで部屋と、繋がっている。
まるで、エアコンのリモコンの様だ。
【模様替えコントローラー】には、パネルボタンが九つ、並んでいる。
縦三列× 横三列の、計九つ。
上・三つと中・三つは、デフォルトで、模様替え用の空間が、設定されている。
機械に弱い人でも、これら六つのボタンを押せば、容易に、部屋の模様替え(空間替え)ができる。
下・三つは、フリー。
自由に、自分の好きな空間が、設定できる。
でも、それらは、使っていない。
今のところ、六つのローテーションで、充分だからだ。
しかして、そのローテーションも、飽きて来ている。
ローテーションが、何廻りもしてるから、飽きて来ている。
使こうてみるか。
【模様替えコントローラー】に、テキトーに、座標を打ち込む。
Xどったらこうたら、Yどったらこうたら、Zどったらこうたら。
砂嵐が、走る。
部屋全体に、砂嵐が、走る。
草原の風景は、消え去る。
大きくブレていた砂嵐の波が、小さくなって来る。
ブレの波が、小さくなる。
小さくなり、落ち着いて来る。
安定し出した砂嵐の波は、像を結び出す。
それは、うすぼんやりした輪郭を、まず結ぶ。
輪郭が、目に見えて、ハッキリとし出す。
それに伴い、色も、付いて来る。
最初は、白黒だった。
それらに、ほのかに、色が付いて来る。
モノクロがに、淡いパステル調の色が付いて来る。
薄赤、淡青、浅黄、黄緑。
それらの色が、徐々に、濃くなって来る。
深紅、紺碧、麻黄、真緑。
砂嵐は、いつの間にか消え、部屋は、新しい風景を映し出す。
形のハッキリした、色合いも冴えた風景を、映し出す。
どこや、これ?
新しい模様替えの地は、岩場。
岩が、ゴロゴロ、そこら中に、転がっている。
岩と岩の間に、かろうじてと云う感じで、土の見える地面がある。
ひと際大きい岩が、ある。
岩の上に、細い岩が、立っている。
いや、突き刺さっている感じ。
よく見ると、岩では無い。
木か?
木、でも無い。
もっと、硬質。
それは、よく見ると、真っ直ぐでもなかった。
少し反りが、ある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 10:17:22
54526文字
会話率:18%
「あらすじって何書くぴょん?」
「内容を簡潔に『読まなくてもいいや』と思わせるぐらいの説明をしよう」
「月から地球に迷い込んだ私がこの底辺地球人と会って仲良くも悪くも成らない話ぴょん!」
「いいぞ、その調子だ、読む気が失せてきた!!!」
「
あとぴょんね、月の兎は皆家は餅で出来てるぴょん」
「本編でも聞いたことないんだけど」
「初おろしぴょん!」
「もっと!もっと聞きたい!月のこと!!!!」
「そうぴょんね、あっ面白い話あるぴょんwこないだ来た衛星がぴょんw太陽光パネルを太陽が無い方向に着陸してたぴょんww」
「・・・・・・・・・」
「ど、どうしたぴょん?」
「え?い、いやそれ母国で打ち上げてたような・・って」
「・・・・・」
「・・・・・・」
「失敗は成功の途中経過ぴょんよ・・!」
「絶対お前の家にロケット追突させてやるからな」
「焼き餅ぴょん」
短編→連載保留折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 23:27:03
4631文字
会話率:85%
銀河鉄道の夜のカムパネルラ視点のお話。現時点で思いついた場面。
最終更新:2024-01-05 22:37:07
979文字
会話率:35%
銀河鉄道の夜のカムパネルラ視点のお話を書きたいのだけれど、版権はだいじょーぶかなーっと思ってます。
最終更新:2023-12-31 23:32:47
477文字
会話率:0%
非接触でテンキーが押せる?空中に浮かぶパネル
キーワード:
最終更新:2021-02-18 19:35:02
604文字
会話率:0%
私は母艦アースの運航を担っている。
制御パネルには、黒背景に赤文字で[ERROR]行が複数行出力されている。
終わりの時が近い。
私は職務放棄し、母艦アースの最下層に行くことにした。
そこは人類の最後の砦、大好きな静寂の空間だった。
最終更新:2023-10-06 19:52:43
1150文字
会話率:0%
ノリで視聴者参加型クイズ番組に応募したらテレビ出演することになった話の続きですが、単発でも読める作りになっています。
人生で初めてのテレビ収録にドキドキとワクワクがとまらない。
クイズに答えることを忘れる勢いで楽しんでる飴矢、大丈夫か?
ついでにオセロも苦手なのに25枚のパネルを取り合わないといけないし、予選と違ってチートな兄もいないし自力で答えないといけないしで、さぁ大変!
※感想がメインでクイズ内容にはほぼ触れていません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 12:00:00
5402文字
会話率:2%
日曜の昼下がり。
4人の参加者が25枚のパネルを取り合う某クイズ番組を見ていた。
番組終盤のお知らせで、居住地で予選会があって募集している?
優勝したら海外旅行プレゼント!夢があるなー。
とりあえずノリで応募してみた。
兄弟姉妹ペア大会も
募集していたので、ついでだから頭がいい兄も巻き込んでおく。
兄貴頼むぜ!とばかりに。
予選会当日。
ノリだけできた自分に二日酔いの兄。
どうしてこうなった。
でも、こうやって番組の裏側みたいなの体験できるのめっちゃ楽しい。
緊張?しないしない!
完全に好奇心が勝っている。
予選編です。想定より長くなってきたので本戦編はまた続編にて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 12:00:00
4161文字
会話率:6%
タッチパネル注文を導入している飲食店のカウンター席で発生したある現象。
しょうもない失敗談ですが、笑っていただけると幸いです。
最終更新:2023-09-14 19:19:49
3130文字
会話率:19%
頭の中には部屋があって、そこでは日夜人々が働いている。床に生えたキノコを椅子にして、壁いっぱいに並んだスクリーンパネルを見ながら、あちこちのボタンやつまみを調整して、外の世界と繋げている。
今日、部屋の持ち主は、どうも調子が悪いようである。
中の人々は奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 21:38:59
3249文字
会話率:58%
主人公、アスカは普通の生活を送っていたが、ある日突然、「バーチャルコードオンライン」というシステムから謎の力を手に入れる。物語は、彼女が命を落としかけるほどの重大な事故に巻き込まれたことから始まる。車が彼女に向かって突進してきた際、彼女は暗
闇へと落ちる。そして、病院で目を覚ましたとき、友人のリカと共にいることに気付く。だが、彼女を困惑させるのは、目の前に現れた青い光のパネルで、その上には奇妙なメッセージが表示されていた。アスカはそれが現実だと信じているが、リカには見えない。混乱した心情の中、アスカは現実の世界と、自分だけが見ることのできる世界との間に閉じ込められ、新たな力の真実や、自分が幻覚を見ているのかどうかを追求し続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 07:54:09
1393文字
会話率:17%
銀河鉄道の夜において貴重な名有りキャラでありながら、銀河鉄道に乗り損ねたため、序盤と終盤にちょっとだけしか出番のないキャラ「ザネリ」
このキャラは漫画化作品などでは少年として扱われるものの、「くすっ」「ひらっ」という擬音やジョバンニの反応
から女の子説も根強く存在する面白いキャラです。
ザネリを少女として描いて、場合によってはカムパネルラも女の子にしてジョバンニとの三角関係を描いた作品とか既にいくらでもあるだろうと思ったら最低でもネットでは軽く検索した程度じゃ見つからなかったので、ChatGPTの力を借りて、せめて原作でのザネリ登場場面ぐらいは女の子だとすると、こうだよなという感じで。
銀河鉄道に乗せてあげられればいいんですけどね、その力量が当方に無し。そしてその展開の場合、楽しい旅ではあっても、哀しい話にしかならないんですよね。
ザネリはボーイッシュな一人称ボクの女の子か、リーダー気質の気の強い女の子か、どっちだろうと考えて今回は後者を選択。原作読む限りだとリーダー気質というかジャイアンみたいな感じだけど、実際どうなんだろう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 23:37:50
3125文字
会話率:22%
持続可能な開発目標・SDGsに
完全適応した。
100%リサイクル
100%カーボンフリーの停泊させリゾート基点として運用しコロナ禍でも常夏の島ハワイのような気候の旅行をパスポートなしの国内旅行として楽しめるお話です。ヨットハーバーや
ホテルヘリポートなど備えた大規模施設である。
ゴミも処理施設で処理し太陽光パネルと波力発電等のクリーンエネルギーで賄います。喫水行きにはマングローブを植えて炭素固定を推進します。メガフロートを基点に近隣の島々にこがたボートやヨットで上陸したりダイビングをたのしみます。
処理できないゴミは本土に持ち帰り処理しま折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 16:26:07
1901文字
会話率:0%
図書館で「銀河鉄道の夜」を手にした少女ミライが、その物語の世界に迷い込むファンタジーです。本の中でジョバンニとカムパネルラに出会ったミライは、銀河鉄道で無数の星々を訪れ、困難を乗り越えながら友情を深めます。
最終更新:2023-05-17 16:02:46
1797文字
会話率:29%
虹の橋を渡った愛猫が、六匹の子猫になって今日戻ってきた。 けれども、どことなくの面影はあるものの、天寿を全うした〝大福〟ではなく、よく似た子猫たちで、なにか違うというふわっとした感覚と可愛さで天秤がしなる音が心の中でしたようだった。
部屋と言うのにはやや手狭な納戸の四方は棚が占拠していて、そこには銀色の筐体になにやら数字やボタンが並んでいる操作パネルらしきのが着いている機械や、水槽を逆さにして照明を付けたかのような機械の中に、ビーカーや試験管などが並び、日が長くなったと言え、春先の夕方は暗くなるのが早く、その部屋の煌々(こうこう)とした明かりと合わせ、なにやら世の中から完全に浮いているように感じた。LEDの純白に近いような照明で部屋中を照らし、その中の大ぶりなジャムの瓶みたいな容器の中に薄桃色っぽい色合いの液体が入れられ、そこに五〇〇円玉ぐらいの大きさの四角い透明な幕が浮かんでいる。 規則正しくヒクヒクと動き、なにやら切手とクラゲを足したような感じだが、これが〝大福の一部〟だと言う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 19:13:11
12144文字
会話率:2%
日本人俳優の朝比奈雄馬は映画の聖地、ハリウッドにやってきた。しかし、いざ俳優活動をしようにも知り合いのいない新地では映画業界に入ることさえ難航してしまう。
最終更新:2023-04-06 20:35:27
45410文字
会話率:53%
重い甲羅を背負って、亀は歩く。
最終更新:2023-02-28 07:00:00
373文字
会話率:0%
俺はいわゆる一般的な会社員。
ひょんなことから死んでしまった。
そんな俺に神はチャンスを与えられた。
それは人間をコントロールパネルして半分まで減らすこと。
こうして俺の物語は第二章を迎える。
最終更新:2023-01-23 20:36:12
38985文字
会話率:35%
魔物を狩るハンターでありながらひとつも魔法を使えないリルカ。共にチームを組んだメンバーに裏切られ、強大な魔物とダンジョンにひとり取り残されてしまう。だが、絶体絶命の窮地に立たされたリルカは、自分だけがもつステータスパネルの力に気づく。リルカ
のステータスパネルは単に能力値を表示するだけではなく、あらゆる攻撃を防げる最強の物理壁だったのであった。新しく手に入れた力、そして家出少女・ココとの出会いが、リルカのハンターとしての人生を大きく変えていく。やがてリルカは諦めかけていた夢を再び追い、世界を創造した女神が住むとされる伝説の浮遊宮殿・エルディアを目指す。
※第一章(30話弱を予定)完結までは毎日投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 18:00:00
90530文字
会話率:29%
前世で日本人だった記憶を持つ主人公はジョヴァンニ・カンパネルラとして異世界転生してしまった。
前世の記憶は知識や教養などは何となく覚えているが、自分が誰だったかなど個人的な事は何も思い出せない。
ある日ジョヴァンニは幼女の姿をした女神様に呼
び出され「勇者になれ」と命令される。
なら、異世界転生もののお約束……チート能力は?
そんなものはない?
お前は雑魚だから死なないように頑張れと?
女神様それはあんまりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 03:35:23
68001文字
会話率:19%
屋根裏のない家ができた。
ソーラーパネルもスケルトン化し、日光を有効活用できるようになった。
自然に生きることを目的とした家。
その家で、R氏とY氏は野菜を作りはじめた。
最終更新:2022-12-28 12:52:28
960文字
会話率:37%
原子力発電の未来。原子力発電の真実・闇・デマetc.
最終更新:2022-09-18 20:02:32
4108文字
会話率:2%