創業百年を迎え心が宿っていた老舗デパート。彼が静かに眠っていた時、突然の爆発事故に巻き込まれてしまいあえなく崩落。気まぐれな女神の同情とお見舞いで、人間の姿とそこそこの強さと石の頑丈さを与えられ、異世界に転生させられます。ただ「現世の元の建
物に戻してくれ」という彼の希望は無視をして。
偶然最初に出会った性格も優しく見た目も可愛いが、ポンコツな美少女行商人の危機を助け仲間になり、一緒に冒険したり商売をしたり戦争に巻き込まれたり、色々な人々に出会い異世界スローライフを過ごす内に、主人公の石と鉄筋で出来ていた無機質な冷たい心が少しづつ変わっていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 00:03:30
1795257文字
会話率:62%
会社勤め女性『姫川 霞』彼女は38歳という若さで事故によって命を落とした。そんな彼女が次に目を覚ましたのは、白い霧のかかった非現実感を纏った空間だった。そこで彼女は、魂の管理人を自称する少年と対面し、これから自分は転生することを告げられる
。当初は、彼が出した提案に意味を見出せなかった彼女だったが、彼の言葉を交わす中で、自身が目を背けていた感情に気付き、彼女は転生を決意する。
これは、一つの傲慢な魂の物語。不条理を受け入れず、諦めという名の枷を外された歪な魂が己の望む人生を歩み直す為の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 23:35:09
35590文字
会話率:51%
魔法と剣の世界、イメスト。そこでは魔法と剣術を組み合わせた技を使う「魔剣士」を目指すものが多かった。そんな世界の田舎町で魔法も剣術も不才で、天才植物学者の見習いをしていたアロード・ミルアリアは記憶にない花を見つけて研究のために持ち帰ろうと
した。
その瞬間、自らの手が輝き、その光は全身へ。そのまま気絶したアロード、起きるとそこは家のベッドの中でとにかく水を飲もうと冷蔵庫に手をかけると、冷蔵庫を粉砕。自分の体がおかしいことになっていると気づいたアロードは病院に行くと、魔法と剣術の才能が驚く程に伸びていることが分かる。
一度は諦めた道を歩み直し、世界を知り、敗北を知り、恋を知る...そんな少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 23:10:29
51226文字
会話率:42%
――『史上最強少女」登場――
・ 大した魔法も持たず/ ロリも裸も巨乳もなく
・ハーレム も癒しもスローライフも無い
・そしてゲーム要素も……ザマァすら無い。
だが規格外の獲得能力=『万倍の速さと力』で活躍、そしてあり得ぬほど圧倒的な強敵に
挑む。
そして真の愛と友情を追い求める姿を描いた、そう、今までの異世界ものへのアンチテーゼの塊の様な作品。
テンプレ異世界に飽きた方、どうぞ世界最強の兄妹愛を応援してやって貰えたら。
――――――――――――
命よりも大切な存在を失った絶望から再起を目指して異世界で立ち上がる少女のバトル成長譚。
死力を尽した果てに見出したものとは―――
かつて命をかけて守り合い生きていた兄妹。兄は約束通り妹を守り切って他界。妹は自分にとっての全てを失って闇落ち。だが絶望の果てに再起を一大決心。
少女は今一度、諦めることを止め立ち上がる。すると運命の歯車が大きく回り出した。
あの人の放った【今できることをやり抜く】という言葉を胸に『人生取り戻し』へ、いざ始動。
心に抱えた大きな傷を、出逢い、絆、友愛、闘いで乗り越え成長してゆく。
そして忘れ得ぬ約束と待ち受ける運命の荒波に、その心は再生を果たせるのか――― 。
***
異世界では街に潜む何万もの魔物退治の使命を授かる。そこでは数多くの女子が日々拐われて行くという事件が百年以上続いていた。
【獲得能力】=万倍の物理パワー = 最強
少女は、転生で得たチートの力を全開放。それは唯一の取り柄 = カラテを生かすため、【物理的な力を万倍以上】にも引き上げられるというものだった。
少女は早速活躍に奮い立ち、不器用ながらも無理して明るく振る舞うが常に斜め上へ。新天地でもポンコツぶりを発揮。 更に不幸体質とも思える過酷な出来事にくじけそうになる。
だがそんな少女にも絶対的な相棒が現れて。
異世界の使命と冒険の中で、奮闘しながらも、友情、喜び、楽しみ、痛み、傷つき……それでもなお懸命に歩み続けると、まるで運命の糸に手繰られる様に数々の出会いにより導かれ、成長と気づきを得てその世界の大問題の核心へと近付いて行く。
剣と魔法の世界でそんな彼女を待ち受けていたものとは―――
***
※ 完結済 文庫本1.5冊程度。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 23:10:03
116552文字
会話率:39%
恐怖で世界を支配し、『征服王』と呼ばれ恐れられた魔王ヴィンセント・グレイスが勇者により滅ぼされてから500年。
悪逆非道なる魔王に操られ、殺戮を繰り返していた魔族は、人間の世界デュアルソレイユへの侵攻をやめ、魔界セレネと人間界デュアルソ
レイユは、共生の道を歩みつつあった。
そんな時代、平凡な人間(と本人が思っているだけでいろんな意味で破天荒)に生まれた少女ヴィクトリアには、とある秘密があった。
それは今は魔法が使えないものの、前世が魔王ヴィンセント・グレイスであるということ。
このことは絶対秘密にして、今世は平凡に生きてゆく!
そう決意していた彼女の前に現れたのは、かつての部下である美形魔族の臣下たち。しかもそのうち一人は、愛する者の魂を見抜く力を持つと言われる金色狼で、ヴィクトリアの正体をヴィンセントだと言い当て、そのまま無理矢理魔王城に連れて行かれてしまい……!?
前世魔王の主人公「今の私はただの人間だから関わらないで!」
前世の宰相(臣下)「貴方の全てが欲しい」
前世の育て子(臣下)「こんな子猿があいつのわけないだろ」
前世の育て子の友達(臣下)「全ては陛下のお望みのままに」
500年前、死ぬその瞬間まで、誰も信じることが出来ず、自分は嫌われていると思っていた。
そのはずなのに、かつての臣下たちが自分に向ける感情は、悪意ではなく好意のようで……?
主人公の元臣下たち×普通の平凡な人間に生きたい主人公+αのお話(※前世魔王の時点で平凡とは程遠い)
主人公至上主義メンバーが主人公の敵には容赦がないため、割とサクッと血生臭いのでご注意ください。
ヤンデレと一途が紙一重。基本的に愛が重い。
(いろんな意味で)ドキドキできる話にしたいなと思い書いています。
(『魔王様の言うとおり!』というタイトルで掲載していましたが、表示されたときに内容が見づらいかなと思って現在は削除しています。カクヨムにも掲載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 22:56:46
195008文字
会話率:36%
魔族の少女サラは生まれた時から声を出すことができなかった――。
言葉を頭では理解しているが、どうにも声を発することだけができない。
その事実からショックを受け、城のとある一室、つまりは自分の部屋に閉じこもる生活を醜くも続けていた。
(
こんな自分ではだめだって分かってる)
でも、何も変わらない、変えられない。
今日も暗く狭い部屋。
こんな生活を過ごすことに、生きる意味などあるのか。
疑問が湧く。
できるのは明日を待つことのみ。
それが、私の世界だったはずなのに・・・。
そんな風に過ごしていたある夜、森が騒がしくて気になってしまった少女は外に出てしまう。
予期せぬ冒険、初めての外。何もかもが新鮮に見えて、見とれながらも歩みを進めていく。すると、森の中で倒れていた人間の女性に出合う。
種族が違えど見た目も違う。なのに、不思議と惹かれてしまう。
その出会いが少女に何をもたらすのか。不幸な少女は、幸せになれるのか。
これは、そんなお話。
※暗いです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 22:50:27
95952文字
会話率:11%
「そもそも私は、お嬢様への贈り物ですので」 そう言って微笑む美形の青年シオンは婚約破棄を宣言された直後の伯爵令嬢アンジェの前に突然、執事の姿でしかもドラゴンに乗って現れた。
シオンは、アンジェの死んだ祖父の親友で王家と並ぶ財と軍を持つと言
われる辺境伯に派遣され、アンジェを聖女にすることが宿題だと告げる。
一年前、王立学園高等部の入学前検査で巨大な魔力が見つかり、アンジェは本人の望まぬ魔法学科に入学させられるが、魔法は使えず落ちこぼれ、優等生にはいじめられ、進級にも失敗、さらに家業の商会は倒産寸前で融資目当てで婚約させられたりと絶望の日々が続いていた。
シオンは文武両道で超有能。その手腕で商会を立て直し、禁術の暗黒魔法を使って封印されていたアンジェの魔力を解放していく。
アンジェは光、風、炎、それぞれの魔法の頂点に立ち聖女の称号を持つ三人、通称王立聖女隊の注目を受けるほどになり、聖女への道を歩み始めた(~第一章:学園編)。
アンジェはどんなときでも自分を助け、支えてくれるシオンへの想いを強めていく。告白することはできないが信頼で結ばれた主従の穏やかな関係を心地よく感じていく。
しかし、シオンは自らの正体と背負うべき二千年におよぶ一族の宿命を隠し続けていた。それを知ったアンジェは宿命を断ち切るため覚醒した大聖女の力を使い、シオンと共に巨大な敵に戦いを挑んでいく。
内気な少女の純愛と成長を描く全三章のヒロイン・ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 22:03:53
196782文字
会話率:32%
病に倒れた少年が目覚めると、そこは化物が闊歩する異世界だった。
化物に殺されかけた刹那、彼の中に眠っていたもうひとつの魂が目覚める。
次の瞬間――彼の身体は、外見も、その主導権さえも、謎の少女に入れ替わっていた。
奇跡の力を振るい、化物
を退けた少女。
異常事態に困惑し、ときに衝突し合いながらも、覚束ない二人三脚で歩みだす二人。
果たして彼らは、この残酷な生き残れるのか。そして絶望の果てに待ち受ける、世界の真実とは――。
ひとつの身体に、ふたりの魂。
終わりから始まる、二人一役(ダブルキャスト)の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 22:00:00
108265文字
会話率:33%
すみません。。タイトル変更しました。m(__)m
それに伴い、あらすじも変更します。
これは不遇の人生を歩んできた男が『神』なる者の口車に乗せられ、想定外の強大な"力"を持った事で今までとは全く異なった人生を歩み直す
物語である。
とにかく主人公がやりたい放題やっちゃいます♪
倫理観?何それ、な感じで自分勝手な判断基準で自分勝手に思うがまま生きていきます。
自分の仲間はどんなことがあっても守り抜きますが、敵対する者には容赦しません。とことん排除します。
見事なまでのご都合主義満載、妄想含有率1000%の駄文です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 21:30:00
1205104文字
会話率:24%
◇イントロダクション◇
ローティン魔法使少女の地味系・日常系・ふぁんたじーラブコメ。
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◇注意とお願い◇
1.R45(40代以上向き※昭和ネタ)がたぶんに含まれます。
2.方言少女横行。
3.わり
とイラストあり(でも今どき手書き)
どうぞ温かい目でお付き合いくださいませ。
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◇あらあらなすじ◇
ほんのちょっとだけ未来のお話。
あるところに元英雄の魔法少女と、かけだしの魔法少女がおったとさ。
▶【黒姫さま】と姪っ子の【夏川ハナヲ】は魔物(ミニュイ)族の中学生。
▶【黒姫さま】は人間(サジェス)族との戦いで英雄になり、今は大阪東部の街、東大阪で独り暮らし中。
▶【夏川ハナヲ】は苦手な勉強を頑張ってるが、本当は魔法使にも興味があって。
▶【黒姫さま】と【夏川ハナヲ】の絆が深まったのは、人間族の救世主【光の加護者】通称【勇者】が、無敗無敵だった【黒姫さま】をコテンパンに倒し、プライドを傷つけて泣かせてしまってから。
▶実は【黒姫さま】の魔法力はすでに底打ちしてた。
▶かたや、魔法使の才能に目覚めた【夏川ハナヲ】は苦戦する叔母の援けになりたいと、彼女に反対されつつも魔法使への道を歩み始める。
それはそれは、たいそう健気なふたりであったとさ。
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別の世界線、
前作【N2642FH】黒姫ちゃん、もっかいゆって? ~ 異世界帰りの元リーマン魔女っ子なんやけど転生物のアニメっぽく人生再デビューしたいっ ~
の方もよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 21:10:00
7618文字
会話率:36%
「淑女たるもの完璧であれ」
幼い頃からそう言われて育ってきた公爵令嬢レセリカ・ベッドフォードは断頭台に向かっていた。
有能すぎるがゆえに全てを一人で背負い込み、必死であらゆることを頑張ってきたレセリカだったが、それが逆に彼女から人を
遠ざけた。
冷静で、物事を深く鋭く見通せてしまう彼女は冷徹令嬢と呼ばれ、孤立していったのだ。
そして今、気付けば無実の罪で処刑されようとしている。婚約者である王太子を暗殺した、として。
レセリカは最期に祈った。「神よ、どうか慈悲を」と。
首を落とされたかに思えた次の瞬間、レセリカは7歳の頃に戻っていた。
しかも、ずっと後悔し続けていた子どもの頃の出来事が目の前で起きている。
混乱しながらも、持ち前の冷静な分析力で現状を把握し、レセリカは決意する。
(もうあんな思いは嫌。泣きたい。苦しいと言いたい。助けてと言いたい……!)
処刑なんてされたくない。そのためには王太子暗殺を阻止しなければ。
その第一歩として、まずは自分の意見をちゃんと伝えていこうとレセリカは決意する。
「たとえ今度はワガママ令嬢と言われても。私は変わらないといけないわ」
そう覚悟をしていたのに、どうしたことかレセリカは気付けば色んな人から溺愛され始めていく。
……意思を伝えること=ワガママだと思っているレセリカは、人に頼ることに不慣れであった。
断罪の運命はどうなったのか? 王太子暗殺事件は? レセリカは幸せを掴めるのか?
悪役にされて悲しい運命を辿るはずだった令嬢は、やり直し人生で愛され令嬢の道を歩み始めたのだった。
※カクヨムでも連載中です?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 21:00:00
503074文字
会話率:34%
キリヘナ・リキュウシスは公爵家に生まれながらに魔力がなく無能と蔑まれ、自分でも人間ではなく置物の人形だと卑下してきた。
さらに十七歳にて第二王子との婚約が一方的に破棄されてしまう。
悲嘆に暮れる彼女であったが、婚約破棄をきっかけとして、彼
女の本当の人生が光差す。
――魔力がない無能ではなく、他者の魔力を幾らでも使えるただ一人の能力者であった
彼女は自分自身の力を自覚し、
――相愛であったが諦めていた第一王と再会した
彼女に相応しい相手を見つけ、
……あなたのものは私のもの
無能と蔑められてきた女は、人形の殻を破り、自らの未来を勝ち取るために歩み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 20:50:00
175847文字
会話率:27%
アルファポリスにて、恋愛小説大賞に参加作品
(読者投票13位獲得)現在も連載中
最高ランキング、
HOTランキング・日間全小説・恋愛小説 2位
4/24現在 154 / 100,411位
恋愛小説 106 / 28,077位
htt
ps://www.alphapolis.co.jp/novel/547434934/356455574
7歳の時から婚姻契約にある我が婚約者は、どんな努力をしても私に全く関心を見せなかった。
13歳の時、寄り添った夫婦になる事を諦めた。夜会のエスコートすらしてくれなくなったから。
16歳の現在、シャンパンゴールドの人形のような可愛らしい令嬢を伴って夜会に現れ、婚約破棄すると宣う婚約者。
そちらが歩み寄ろうともせず、無視を決め込んだ挙句に、王命での婚姻契約を一方的に「破棄」ですか?
ただ素直に「解消」すればいいものを⋯⋯
婚約者との関係を諦めていた私はともかく、まわりが怒り心頭、許してはくれないようです。
恋愛らしい恋愛小説が上手く書けず、試行錯誤中なのですが、一話あたり短めにしてあるので、サクッと読めるはず? デス(。˃ ᵕ ˂。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 20:20:00
245674文字
会話率:36%
晴れて高校生となった原城拓也は、入学してから少しの月日が経った雨の日に、同級生の秋篠唯が立ち尽くしている姿を見る。
見て見ぬふりのできなかった拓也は彼女に声を掛けるが、何かを言われるわけでもなく、そこで二人の関係は終わる……はずだった。
し
かし、それをきっかけとして妙な接点が生まれてしまった彼らは、少しずつ関わりを持つようになっていく。
これは、他者を求めた少女と、他者を拒絶した少年が、徐々に歩み寄っていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 20:00:00
223273文字
会話率:40%
通り魔により死亡した俺は異世界で赤ん坊の体に入り込み、異世界で新たな人生を歩むことになった。前世にはなかった魔法、迷宮、数多の伝説。異世界でやりたいことをするために、生きたいように生き、夢を叶えるため、俺は文字通り第二の人生を異世界で歩みだ
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 19:52:45
4661文字
会話率:14%
大切な家族であるペットが他界し、そしてその事をクラスメイト達にからかわれて不登校になってしまったナツ。
両親の勧めもあって、今話題のフルダイブ型VRMMORPG【プログレス・オンライン】をプレイする事に。
そこで色んなプレイヤーやペッ
ト達と出会い、少しずつ成長し前を向きだすナツ。だが、その時はまだ知らなかった。ただの少女であったはずナツが大きな事件に巻き込まれていく事を……。
~この物語は、傷つき、出会い、成長し、そして歩む道を切り開いていく少女の物語~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 17:10:00
531910文字
会話率:44%
概要:舞台は山椒が特産の辻沢町。昔は遊里、今は新興ベッドタウンとして栄えていますが、その裏ではヴァンパイアやライカンスロープの「鬼子」が息づくディープな町です。
時代はメタバースが生活に根差している少しパラレルな現代。長時間没入が引き起こ
す精神障害が問題視され、政府による未成人保護プログラム(月1のカウンセリング、1時間までの使用制限)が施行されています。
主人公は、藤野家の二人の養女、藤野夏波(ナツナミ)と冬凪(フユナギ)の辻沢女子高等学校の三年生の義姉妹です。
夏波は辻女の園芸部に所属し、地元のコングロマリット、ヤオマンHD創業家のお嬢、前園十六夜(イザヨイ)とともにメタバース内に日本庭園をディストリビュート(配置)する活動をしていますが、ヤオマンHDの伊礼社長からの強力なサポートを受け業界でも評判が高まっていることから、高校卒業後は十六夜と二人で環境ディストリビュート会社を起業する予定でいます。
かたや冬凪は養母(ミユキ:N市立大学社会学科准教授)の影響から、辻沢のヴァンパイア伝承についてフィールドワークを行っています。最近の興味は十八年前に起きた辻沢要人連続死亡事案の調査です。その裏にはヴァンパイアの権力闘争があったと考えているのですが、それは伝承であるはずの辻沢ヴァンパイアの実在を冬凪が信じているからです。
周辺の女子の間で、たくさんの人が同じ夢を見たり、瀉血(ブラレ=ブラッドレッティング)という自傷行為が流行したりという日常。夏波と冬凪はそれぞれの道を歩みながら、知らず知らずのうちに辻沢の暗部へと引きずり込まれていきます。
また、辻沢ヴァンパイアの影に隠れるように息づく鬼子たち、伝説の夕霧太夫と伊左衛門の流れをくむ彼女たちが、迫り来る危機をどう乗り越えるのか? 夏波と冬凪たちとは次元の異なる存在の「ボク」の独白で綴ります。
構成:
夏波の一人称語り(第n話)の合間に、鬼子の「ボク」の心内話(No.n)を挟みながら辻沢ワールドを語り尽くします。
更新頻度:
毎日17時10分アップを予定しています。
完成は全50万字前後の長編作品になると思います。(22万字まで準備あり)
よろしくお願いします。
※死語構文:この世界のVゲーニンが流行らした、わざと死語を使う構文。使用時は指をエンガチョにする。言葉の生存確認と使いすぎに注意が必要。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 17:10:00
48325文字
会話率:27%
ポエニ戦争での勝利から地中海世界を股にかける大国に成長しつつあったローマは、国内外に大きな問題をかかえていた。腐敗した元老院。公職者の汚職。国家の拡大による市民層の分離。急増する難民や増加する貧民への福祉政策による国家財政の破綻。また、外部
では蛮族たちが我が物顔でローマの同盟国を蹂躙しつつあり、地中海では海賊たちが自由に横行する。
そんななかで共和制ローマは機能不全に陥っていた。
そんななかで、家族の愛に恵まれた少年ガイウス・ユリウス・カエサルは、大きな力によって自分で道を歩みことを求められる。紆余曲折を経ながら、少しずつ、国家ローマ再建の道を進みはじめる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 15:00:00
415170文字
会話率:25%
外国暮らしをしてきた男子高生・秋矢碧はある雪の日の夜、妖精のような少女——〈スノーホワイト〉と呼ばれる学校一可憐な優等生・楪くるみと出会い、助ける。
律儀な彼女のお礼をきっかけに交友が始まったふたりは、何もかもが真逆。
閉じた世界で育ち世情
に疎いくるみは、自由奔放な一人暮らしの碧に何かと世話を焼いてきたうえ、とある取引を持ちかける。
「晩ごはんをつくってあげる代わりに、あなたの見てきた世界のこと教えてくれる?」
そうして始まる小さな約束とふたりの歩み寄り。
初めての鯛焼き、初めて影踏み、初めて見る景色——彼らの世界は少しずつ交わり始め、互いを大切に想うように。
果たして、惹かれ合うふたりの行きつく先とは……?
奔放で優しい帰国子女の男子高生×尽くし系の可愛らしい才女が紡ぐ、温かな恋のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 13:35:12
496718文字
会話率:44%
トラックに轢かれて命を落としたものの、自らを神と名乗る少年に気に入られて異世界へ転生することになった最上紳士《もがみしんじ》四十歳。
紳士は世界最高の魔力を持ちながら全く異能を発現できない公爵家の十五歳、アデル・フォン・ヴァインベルガー
として新たな人生を歩み始めるのだが、転生初日に婚約者のリーゼロッテから婚約破棄を告げられる。
それから三ヶ月後。
聖ケテル学園に通うことになったアデルは、魔力量が多いというだけで、最高位"フィナール"に編入されていたのだった。
これは転生により若返った主人公が持ち前の紳士を遺憾なく発揮することで周囲を赤面させつつ、異能力バトルもしていくなかで一人の女性を愛し、やがて世界を救う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 12:20:00
585666文字
会話率:36%