異世界へと召喚された男が貰ったスキルは暑さ無効とアイテムボックスだった。それを使って砂漠に行き倒れた者から暴利を貪る生活する男は、ある時一人の倒れる女を見つけた。
最終更新:2022-11-02 15:22:00
6166文字
会話率:62%
自身の過去の行いのトラウマのせいで、『人を助ける』ことに強い忌避感を持っている青年、崎守 清(さきもり きよし)は、冴えない日常を送っている最中、ある日路地裏で助けを呼ぶ声を耳にする。
最初は躊躇していた彼だったが、無意識に足は路地裏へと
向かい、ずっと俯いてばかりだった人生を変えるべく、彼は走り出す。
その路地裏の先で、彼はずっと抱えていた後悔と共に、今までの人生を思い出すことになる。
親友をいじめから助けられずに自殺させてしまった事を、親の権力で咎められることがなかったいじめっ子を憎んでいた事を。
路地裏の先で出会った女性を貪る怪物に殺されながら、走馬灯としてそれを思い出していた。
しかし、意識が薄れゆく最中、紅茶の香りと共にある少女と出会うことになる。
この物語を読む時は、どうかティータイムの中で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 23:38:05
21736文字
会話率:39%
バカ王子に振り回され、疲労困憊のお貴族さま。彼が癒しを求める先は、王都のカフェ"ラピスラズリ"。
店主と友人になった彼は、時間外営業を強いてお茶会という名の愚痴会を展開している。
閉店後、18:30から始まる店主と二人き
りの空間。色気より食い気しかない友人は、やれやれと紅茶とケーキを貪る。
友人との穏やかな時間だけを楽しみに生きているお貴族さまと前世の記憶を持つ店主のお話。
(店主)最近ほんと来店し過ぎ。顔色ヤバイけど面倒だから絶対店で倒れないでよ?てかルディの愚痴の中身って完全に乙女ゲームじゃん…まじか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 23:10:26
65110文字
会話率:21%
青白い表情に陰険で冷酷な一本線の眼付き。小さい点のような瞳は死んだ魚ように濁っている。口は塞いだまま何一つ喋らない。その分、凡ゆる欲は吐き出さず内に溜め込み、虎視眈々と弱った獲物を狙っている。敵わない相手は承知し、決して正面から挑むことはな
く、餌を落とすのをひたすら待つ。サイコ野郎が狙うのは、息絶え絶えの女。薬物漬けにし、骨の髄まで貪り喰らう!猟奇的ミステリー小説折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 12:43:05
8671文字
会話率:10%
とある真っ黒な会社に入社してしまった無気力主人公は、赤信号をかっ飛ばしてきた車に跳ねられて死亡してしまった。
次に目覚めた時、そこは何もない真っ白な空間が広がっており、ポツリと佇む主人公の前には、少女の形をした神様(笑)が居た。
「お
前にはこれから異世界へ行ってもらう!」
「はぁ……? めんど……」
神様によってチート能力を与えられ、エルフとして剣と魔法の異世界に転生したリーフィアの願いはただ一つ。
「自堕落を極めます」
ブラックで疲れ切った精神を癒すため、始まりの森で堕落した生活を送るようになったリーフィア。
しかし、彼女が何をしなくても周りは勝手に動き出す。
精霊との契約に続き、同種族から喧嘩を売られ、更には魔王がやって来て────
「私の堕落生活は何処に……?」
『睡眠』。ただそれだけを求めるリーフィアは、魔王軍の仕事、役割、転生者、物語の主人公? 何それ美味しいの? と言わんばかりに、ただ惰眠を貪るようになっていた。
どこまでも我を貫く主人公と、それに振り回される魔王達の異世界ファンタジーコメディー開幕?
「異世界さいこぉ……ぐぅ……」
※これでも主人公です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 18:00:00
584921文字
会話率:43%
時は、兵暗時代。
“君”が世を治め、屈強な殿上人たちが国を支える時代。
その宮殿に暮らす一人の漢、征少納言は、宮中の堕落を憂いていた。
自らを鍛える者、数少なし。
父祖が蓄えた財を貪る輩、数多し。
堕落したこの宮殿を、
今一度、蘇らせるには…………
書によって、正しい宮人の在り方を知らしめるより他にない。
こうして征少納言は、後の世に語り継がれる『益荒男草子』を書き始めた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-31 20:35:09
642文字
会話率:0%
「各員、覚悟せよ。」
船長が叫んだ。
このしず沈みゆく船でのその一言は死を覚悟せよとの言葉だと国語が苦手な私でも簡単に分かる。
思えば漁師になったのが間違いだった。
私の街では学がなければ男は漁師になるのが常だった。いゃあ辛い。泣
きたくなる。単純な悩みつらみが頭を何度も走りゆく。
ザバンと音ともに海へとびこんだ。「俺は生きるぞ。」呟いて、船の瓦礫から少し離れてから浮かんだ。
生きたいは生きたい。そう言ったから。だけれども生きても希望はない。無事に帰れたらきっと缶コーヒーを朝飯に遅くまで魚をとって客や店員に魚と海の悪臭に嫌悪されながら安給料とにらめっこしながら割引された弁当を貪るのだ。趣味もなく、生きがいもない。友もなければ妻もない。親もいないのだ。やっぱり希望はない!
生きたいと言った自分を嫌悪した。ものの数分の自分をだ。
「俺は死ぬ!」
希望などないのだ。生きたくもなくなってきた。生への執着という生物の最終的な望で思っていたがそれも捨てる!獣以下になるのだ。私は生物ではない。生肉だ。喋って動く生肉だ。
死ぬとはただ生肉の鮮度がわるくなるだけ。単純なことだ。
生きるとはなにか。
男は知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 20:53:53
501文字
会話率:17%
一人の「ワイ」と自称するなんJ民が突然外に出た。彼は惰眠を貪るニートであり、精神科医もカウンセラーもお手上げ状態の問題児だった。しかし「ワイ」は何かを思い出したかのように外に出て、ある男を訪ねた。そして名前を告げる。I AM VIPPER.
Twitter:universecan折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 01:21:12
1665文字
会話率:92%
15歳になった日の朝、オレは突如として前世の記憶を思い出した。無論、それまで生きてきた14年間の記憶は確かにオレのものであった。しかしそれ以降、オレには15歳に至るまでの記憶が2系列、併存するようになったのだ。農村の倅として逞しく生きる1
6世紀のオレの記憶と、義務教育課程のモラトリアムを貪る21世紀の俺の記憶。記憶の併存は、21世紀の俺の記憶が途絶えるその日まで、これからも続いていくことであろう。
あの日の午後、オレは城に呼び出された。城では丁度、新年を祝う集まりが開かれていた。そう、オレの誕生日は1月1日なのだ……まぁ誕生日はともかく、そうして登城したオレは御隠居様から出生の秘密を明かされると同時に、その脇に侍る宣教師からはこう予言された。
「この者は『勇者』として生き、『魔王』として死すであろう」
尤もこの予言は人口に膾炙する内に少しづつ改竄され、今では
「この者は『勇者』として畏れ敬われ、『魔王』として忌み嫌われることであろう」
としてその名を馳せている。
いずれにしてもオレにとっては不吉かつ不名誉な予言ではあるが、この宣教師には真実に世を見通す能力が備わっていたものらしい。後にオレは『勇者』として立ち、『魔王』を降し……
そしてオレは今、この|魔王城《デーモンフォートレス》で|防衛線《タワーディフェンス》の指揮を執っているという訳だ。オレはまだ『魔王』として死ぬわけにはいかない。少なくとも、これまでのところ22年間は続いている記憶の併存を、16世紀のオレの死により途切れさせないために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 15:20:52
57916文字
会話率:48%
私はヴィクトリア。これは私たちの物語。
クソッタレだけど、ほんの少しの夢と多くの魔法に満ちたこの世界は突如として絶望に包まれた。
奴らは人間に襲いかかり、その血肉を貪る。そして奴らに魔法攻撃は通用しない。
大勢の人が死んだ。そして青白い肌と
理性を失った“奴ら”として蘇る。
誰が言ったか、奴らはこう呼ばれるようになった。生ける屍―――ゾンビ、と。
そんなゾンビどもを倒せるのは、私とアイツだけ。
私はヴィクトリア。これは絶望の世界に唾を吐き続けた二人の戦い。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
異世界転移したゾンビどもを、神官少女と日本刀セーラー服少女がブッ潰す物語です。
毎日更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 23:29:20
117776文字
会話率:50%
東京に住む男、法華津恭一は自分のための時間を確保し悠々自適な生活を得るために「何もしなくても金が入る状況」を作り出し、ニート同然の生活を送っていた。しかし、目標を果たした彼には待っているのは手に余る時間と退屈のみであった。生きがいをなくし、
手元には多額の財産が残った彼はその財産を親戚に残すと遺言に書き残し、最期のひとときを過ごそうと思った矢先、小学校来の友人千葉竜斗に「久しぶりに家で飲まないか」と誘われる。恭一の現状を知った千葉は、その財産に目をつける。
「その金で、最後に最高に面白いことをしないか?」と言われ告げられたのは「前代未聞のテロ」だった。久しぶりに退屈を紛らわせられると考えた恭一はその計画に乗る。
暇を持て遊び退屈に惰眠を貪る男と自分の目標のために手段を選ばない男の心理を描く大作ストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-09 03:15:13
890文字
会話率:17%
――――はじまりを語る。
これは、異世界に降り立った一柱の神の、世界に光を取り戻す神話である。
天宮照(あめみや・てらす)は、とある神社で暮らす巫女。その正体は太陽神・アマテラスの分け御霊!
そんな照は雑な理由で異世界・ファルステ
ラを救うべく旅立つことに。ところがいざファルステラの大地に立ってみると、そこは暗雲に覆われ、黒い幾何学的な破片がそこかしこから立ちのぼる景色と、黒い紋様に侵された獣たちが人を襲い貪る地獄絵図だった。
照は獣に襲われていた姉弟を助け、彼女らの村に案内されることになる。しかし、村にも獣たちの魔の手が迫ってきていた。
村を救った照は、村人たちから神様と崇められる。
それがはじまり。神と悪魔、そして人類の生存をかけた戦いが、幕を開ける――――!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-02 14:02:50
414632文字
会話率:39%
◇第一部完◇
◇最新エピソードは、https://twitter.com/Parad_01 にてTwitter連載中◇
この宇宙には、数多の次元世界<パラダイム>が存在する。記憶を失った青年アサイラは、故郷である世界──『蒼い
星』への帰還を求めていくつもの世界を渡り歩く。
太陽を失い闇の帳に覆われた常夜京、すべてが蒸気機関で動く灰色の都市、剣と魔法とドラゴンの支配する世界……転移<シフト>を繰り返すなかでアサイラは何人もの、自分と同じ次元転移者<パラダイムシフター>たちと出会う。
その道行きの果てに青年はやがて、複数の世界を蝕み暴利を貪る次元間巨大企業『セフィロト社』と対峙する。
◎その他の掲載サイト
自サイト版:http://marie.saiin.net/~liqueur/parad/
カクヨム版:https://kakuyomu.jp/works/1177354054889294508
note版:https://note.com/5diva/n/nbc36f8c878d6折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-05 13:00:00
1138807文字
会話率:42%
死して尚“皆の命を救いたい”と強く願う者の魂が流れ着く場所“バートンテイル”。そこはこれまで生きてきた人々の記録と記憶、感情によって象られた街だった。
そこで出会った二人から、人々が紡いできた歴史を守る“正暦保全協会”と呼ばれる組織のこと
を聞き正暦保全者になることを決意する主人公。
過去を改変し人類の自由を貪る未来を創り出そうと目論む壊変者を退けるため今日も過去へ飛ぶ─。
■世界観
白一色の街をベースにした異空間。現実世界で起きた過去の記録(記憶)に潜り、それを壊変しようとする敵との戦闘が展開されます。ドラゴンやオークなどのモンスター、異種族などは出てきません。全ての戦闘は異能を持つ人対人です。ハーレムや幼なじみなどの恋愛要素も無し。登場人物の名前は日本語名と外国人名半々くらいです。
■能力
念能力のような搦め手タイプ。過去の記録(記憶)がそれぞれ異能となり正暦保全者の能力として発現します。登場人物のスキルツリーみたいなものやレベルなどは表現されませんし存在しません。
■構成
一人称視点での展開で話が進むに連れて他の登場人物の一人称視点に切り替わっていきます。戦闘シーンでは数ペ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 11:29:51
141891文字
会話率:41%
鳳凰は焔の鳥。鮮紅の血燃え立たせ、すべてを焼き尽くす・・・。愛しき者よ、我が熱き身に抱かれよ!我ら比翼となりて、ともに、悠久を翔けんー!。
遥か千古の、中華を思わせる大地。世は長きに渡り、全土を支配した宣王朝末期。世は終焉の兆しを察してか、
日ごと退廃を極め、政情混迷の澱みは深くなるばかり。危うくも爛熟めいた刹那の泰平に地上のあまねくすべてのものが酔い痴れ、ただ徒に惰眠を貪るのみであった・・・。
そのさなか、皇統につながる名門・鳳家に一人の男児が誕生した。
しかし・・・『この男児は波瀾万丈の宿星を持っており、成人するまでは家を離れなければ本人もこの家にも非業の災厄がおとずれよう・・・』高僧の奇しき予言に導かれ、《世凰(シーファン)》と名付けられた男児は幼少の身を武術の聖地・翔麟寺へ委ねられたのだった・・・。
稀代の傑僧を師父と仰ぎ、厳しい修行の日々を送る《世凰》はやがて眉目秀麗、本山屈指の天才拳士へと鮮やかな成長を遂げる。
だが、国祖たる尊き皇脈を担う《世凰》はその立場と自身の持つ波瀾万丈の宿星に翻弄され、苛烈な運命に立ち向かうこととなる・・・。
美貌の御曹司、誇り高き美貌の姫、数々の危機を共に乗り越える真の友、そして、最強の宿敵にして恐るべき殺人拳の遣い手・・・構想三年、恋と冒険の本格伝奇ロマン、ついに登場!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 15:00:22
166590文字
会話率:24%
パッとしない何か闇を抱えた主人公、素生劣(スジョウ レツ)
の前に現れたのは不思議な能力を持つ少女だった――。
不思議な能力を持つ少女、香山五樹(カヤマ イツキ)。
素生、香山の過去を知る、赤坂花果(アカサカ ハナカ)。
そして、残酷
な事件の数々を通し、
素生の謎も明かされていく――。
"花言葉は時に残酷だ――。"
注意:自作品です。残酷な描写が苦手な方は
気を付けてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-28 21:57:44
6643文字
会話率:41%
ノエルは旅をする。最愛の人、エマに会う為に。
エマは研究する。最愛の人、ノエルを救う為に。
禁域を侵し、禁書を貪る二人が出会う日は来るのだろうか。
最終更新:2021-12-08 09:57:14
70884文字
会話率:54%
ある日、マツタケを初めて認識したお嬢様。抑えられない欲求のままマツタケを貪る最先端菌糸類コメディー!
最終更新:2021-11-21 00:00:00
4386文字
会話率:69%
ある日、カニを初めて見たお嬢様。抑えられない興味のままカニを貪る最先端新鮮コメディー!
最終更新:2021-09-08 23:41:27
4857文字
会話率:76%
人肉を貪る怪物『不死者』を狩る男、ディルクが過ごしたとある一夜の物語。
最終更新:2021-11-14 12:00:00
18232文字
会話率:33%
ある日部屋に現れた邪神に見込まれ異世界に送り込まれた主人公。得た力は<暴食>の力。
満たされぬ日々、足りぬ知啓、得られぬ経験。
世界に存在し起こり得るあらゆるすべてを求め己の欲を満たすため彼は異世界にて様々な物を食らう。
毎日
更新(予定)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 12:00:00
4956085文字
会話率:77%