僕、新谷雄平(あらたにゆうへい)は誠実をモットーにしている。
だから、悪友の原田昌平(はらだしょうへい)との勝負に負けた罰ゲームが「10人ナンパすること」なんて
ことになったのは正直うへぇとなった。ナンパなんてされる方にとって迷惑行為なわけ
で出来ればやりたくない。
幼馴染の下西灯(しもにしあかり)にサクラになってくれないかと頼んでみたところ、
「サクラになって欲しい。ナンパが成功すれば罰ゲームは終了だからさ」
「……しゃーないな。人肌脱いだる」
そうあっさり承諾してもらえたのはいいものの。
「仮にもデートでしょ。僕もちょっとくらい見栄張りたいんだよ」
「デ……デート、なん?」
「そりゃ、灯は女子だし男女二人きりだったらデートじゃないの?」
話が予想外な方向に転がってしまった結果、何故か二人っきりでデートする羽目になった僕と灯。
これは、僕と腐れ縁の彼女が付き合うきっかけになった、ちょっとしたハプニングのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-03 18:33:49
7945文字
会話率:49%
目が覚めると巨大な流木こそが我が部屋に鎮座する。
どうやって持ち込んだのかは記憶にない、全部酒のせいだ。
部屋から撤去することもできないために、流木と私による奇妙な同棲生活が始まった。
寂しい夜には話しかけるし、人肌恋しければ抱きしめる。リ
ュウと名付けられたそれは、私にとってなくてはならない存在に変わっていく。
ある時、空腹に耐えかねてリュウを口にすると不思議な力が身に付いて……?
さらにリュウを探しているという少女も加わり、私の日常は一変する。
少し不思議なサイコパス系グルメラブコメらしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-27 20:26:13
28960文字
会話率:49%
──…愛して、哀して。
最終更新:2022-04-25 19:51:32
439文字
会話率:0%
某一流企業の経営企画部でバリバリ働くが、人事に嫌気が差し、この世を儚んで酔っ払ってドブ川にドボン。そのまま死んだと思いきや、次に目覚めたら魔界の貴公子に転生。しかも家督を継ぐために周囲には男と偽る男装の麗人。かねがね男として仕事をしたいと思
っていたから、願ったり叶ったり。吸血一族の貴公子・カインとして一族の繁栄のために人肌脱ぐ。幸運にも王子の家庭教師に任命され、王子の片腕として宰相の座を狙うが、魔界のお家騒動に巻き込まれ、命の危機に・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 11:03:56
101422文字
会話率:52%
草原。
柔らかな風が吹き、草木を揺らす。
人肌にあたれば気持ちのよい風がやんわりと吹いている。
離れたところには大きな木が生えていて、柔らかな風で緑色の葉がゆらゆらと揺れている。
その草原にひとりの黒髪の女の子が立っていた。前髪には少し白色
が入っている。
女の子の周りに人はいない。
身動きひとつせず、草原の上で立ち止まる女の子のその右手には、細長い剣が握られていた。
持ち手の部分は白く染められ、剣の部分は少し銀色がかっていて、白い輝きをもっている。
彼女は身動きひとつせず、輝きを放つその剣を持ち、そこに立っていた。
その頃、草原から遠く離れた街にある酒場で、ひとりの男が話していた。
「いやあ、昨日は大収穫だったぜ!」
男はそういって大笑いした。
「あの野郎の顔、お前にも見せてやりたかったねぇ!泣いて喚いてみっともねーやつだぜ」
「金がねえならとっとと去れってなあ!ガハハハハ!!!」
男はそういい、また大笑いをする。
酒場のなかには人が多くいる。カウンターに座り酒を飲む男性や丸テーブルで複数で飲み会をする男たち。
男の話は酒場にいた全員に聞こえている。
周りは見て見ぬふりをして酒を飲む。その男を恐れていたからだ。
男はこの街では有名な悪人で、男にたてつく者のほとんどが数日のうちに消されるかこの街から追い出されていた。
昔、ある一家のひとりがこの男にたてついて家ごと消されたこともあった。死体も残らなかったそうだ。
今回の相手も、この男に腹を立てて一言いったことで男の標的となったらしい。
男は相手が謝罪をしても足蹴りにして決して許さず、街から追い出すか消すまでは標的を変えない。
その間に相手から絞り取れるものは絞り取れるだけ取っていた。
金品はもちろんのこと、権力や人間関係までありとあらゆるものを力づくで奪い取る。それだけ力のある存在なのだ。
男はこの街では当たり前のように有名になり、街の人間で逆らうものはあまりいなくなった。
同時刻。
草原にいた黒髪の女の子が動く。
剣を持つその右手を振り上げ、表情は真剣そのものだった。
まるで猛獣と戦う瞬間のような、生死をかけた戦いのような、そんな表情。
草原の葉が風でゆらゆらとゆれる。離れたところにある大きな木がさらさらと音を立てる。
彼女は右手で振り上げた剣を、強く、真下に振りぬいた。
その瞬間、悪人の男が消滅した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 18:00:00
1971文字
会話率:16%
白夢さん。落書き様に生命を描きます。言葉を筆とし。人肌を語り熱とし炎の動く形状の色。それはありがとう。落書きさん。母のように愛そう。その育て燃え変わり繰り返される生命の炎の動くそんな色には、敬愛がふさわしい。。
最終更新:2021-03-07 21:40:04
1451文字
会話率:0%
双子の妹の百合には不思議な力があった。兄である俺と入れ代わることが出来るのだ。そこに俺の意思は関係なく、全ての主導権は妹が握っていた。
妹は嫌なことを全て俺に押し付けた。妹を煩わしく思うこともあるが、それでも大切な可愛い妹だった。
そんな妹
に好きな男ができた。俺は、好きな男に話しかけられない妹の為に、人肌脱ぐことにしたが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-10 20:00:00
8092文字
会話率:43%
その額に降りかかった銀色の髪を払ってあげたかったが、綿あめよりも繊細な彼女の毛髪に人肌で触れるわけにはいかなかった。
最終更新:2021-01-01 11:11:49
685文字
会話率:0%
吸血鬼さんは現実社会で生きていくために鈴木大介さんの戸籍を入手しました。
でも、鈴木さんには未入籍ですが、恋人と赤ちゃんがいたのです。鈴木さんの彼女は出産後に死んでしまったのでどんな人か謎だけど、吸血鬼の元にやってきた赤ちゃん。
大変
です、世話なんて無理です!
そうだ!面倒見のよいケット・シーを呼んで世話をしてもらいましょう!
だって、吸血鬼ですよ?日光イヤ、流水イヤ、ミルクを作るにも人肌?何それ皮膚のこと?子育て無理です!無謀です。
でも頑張ります、たぶん。赤ちゃん死なないでね☆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-08 11:20:04
9356文字
会話率:35%
人肌恋しい夜にだけ君は僕の目の前に現れる。
そして互いに温もりを分かち合った翌朝、君はいつもこっそりと僕の前から姿を消してしまう。
どうして?
僕はある夜、そう君に尋ねた
最終更新:2020-11-24 12:05:11
3396文字
会話率:19%
ここはとある町外れの診療所。白髪眼鏡の初老の医者がどんな症状でも匙を投げることなく処方してくれるが効果は人によると言われている。
寒くなってくるとやはり診療所にやってくる人は多くなってくる。しかし先生は手を抜くことなく診察しいつも定時に
上がっている。先生に関して「最近は仕事後にどこかに通っている」「最近体格が良くなってきている」という噂が流れているが誰も真相は分かっていない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-14 14:02:17
4076文字
会話率:98%
約二百年前、邪神が世界に舞い降り魔物を野に放った。それに対抗すべく『神』が作った制度が『教皇』と『勇者』である。
その五人いる勇者のうち一人が亡くなり、ある男が新しく勇者になったのだが、その勇者はある問題を抱えていた。
主に腹のあたりに
。
「肥満は幸せの証」とはその勇者の主張、よって痩せる気は毛頭無い。
メリケンサックを身につける自称勇者と人肌が恋しい元魔物を仲間に連れ、今日も生活費目当てに戦う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-28 21:51:45
102784文字
会話率:36%
暁草。
それは夜明けとともに、姿を消してしまうという不思議な草だ。
かつてある地域で、その草を刈ることを父親から教わった子供がいる。
植物にもかかわらず、人肌のようなぬくもりと拍動を持つ、不思議な草。それがはびこってはいけない理由を、父親
は告げてくる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-07 23:00:00
2930文字
会話率:9%
時代は、豊満な天上天下唯我独尊の信長から、やりての天上天下唯我独尊の秀吉に。戦で名を馳せた武将も秀吉にとっては、然程の価値なし。組織を動かすというより、警護、使い捨ての駒。秀吉が重宝したのは算盤勘定のできる商人肌の家臣。これには、旧態依然の
武士たちは我慢ならず。野獣の群れに迷い込まされた子ウサギ一匹。商売は出来てもそれを動かす人間が見えていない。無視されるなら我が道を行く。振り向けば、誰もいない。人間、あちらが経てばこちらが立たずで御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-06 18:26:24
4349文字
会話率:5%
むかしむかしのポエムシリーズ;
白い吐息、白いスノードロップが儚く映る。
生き物が土に還り、見渡す限り大地が広がる。
自然が豊かに育まれている。
人肌恋しい、泡沫の季節...
そんな冬の言葉を集めました。
最終更新:2020-02-24 06:58:02
2264文字
会話率:0%
全く知らない者同士の男女3人が、なぜか同時に異世界召喚!
しかも何やら怪しげな〈能力〉つき!
のんびり異世界ライフを楽しもうとしても、なかなかそうはいかないようで……
世界の危機に人肌脱いでくれ!召喚者様!
笑いあり、成長あり、シリアスあ
り!(自称)王道異世界ファンタジー冒険譚、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-22 02:42:07
5031文字
会話率:48%
【俺は何にも悪い事していないけど、お前一体何なの?】の作品に続く内容。 彼に近づきたくて、近づこうとしてる私に襲ってきた彼からの仕打ち! 私がいけないんだよね。ごめんなさい…… その後、彼が私にしてくれたこととは……
キーワード:
最終更新:2020-02-18 10:17:40
1433文字
会話率:28%
人肌に融け、ひとつになる。
最終更新:2019-12-12 22:11:27
3698文字
会話率:8%
神の悪戯、戯れ、退屈しのぎ。
人知れず、別次元のエネルギー体が日本のとある市に降り注いだ。
それはまるでオーロラの様に滑らかな輝きで、空気の様に人肌に触れ、雨のように滴り体内へ浸透した。
そんな不思議で奇妙な出来事は、10秒もしない内に人
々の意識から消え去った。まるではじめから何もなかったかのように。足を止めた人々は動き出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-18 15:32:40
1257文字
会話率:55%
昔々、何千年も昔のこと。神代の時代に、最弱と言われた鬼がいた。ある時、戦いが始まった。神々と、その眷属たちによる、長く激しい争いだ。きっかけはささいな揉め事。
瞬く間に戦乱の渦に巻き込まれた鬼は、生き残るため、他の奴らを見返すため、強さを求
めた。
長い長い時が経った。その戦いはミトスマキナと呼ばれ、御伽噺として語られるようになった時代。
幾たびもの戦いを生き延びた鬼は、ふらりと人族領に向かった。目的地は迷宮都市。人の皮を被り、人に紛れて、探求者という職業に就く。
迷宮、という不思議な場所がある都市で、鬼は人間とともに冒険を始めた。
だが突然、事件に巻き込まれて迷宮に閉じ込められてしまう。背中を預けるべきパーティーメンバーは、タガが外れた狂戦士と武人肌の半竜人。
相性最悪でいがみ合うパーティーメンバー。どん底に思えた状況。だが、苦難はそれだけでは終わらなかった。
果たして、鬼の行き着く先はーー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-26 21:14:10
10752文字
会話率:42%