父と離れて親戚の家に居候しながら高校に通う相原奈央は、その家の一人息子である相原響紀と折り合いが悪かった。一緒の家に住む者として、少しでもその距離を縮めようと考えるも、幼い頃からの苦手意識でつっけんどんな態度をとってしまうのだった。
そんなある日のこと、奈央は学校からの帰り道にある女性に出会う。
*序章・響紀より 第7回ネット小説大賞 一次選考通過作品*(大幅加筆修正版)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 23:20:08
559950文字
会話率:32%
寿命のない吸血鬼が現代社会に居た場合、老後の蓄えとか年金どうするの?
Q:不確かな存在が確かに存在することが明らかになった世界で、怪異や都市伝説はどう解釈されるの?
戦後。現実の世界で言うセルビア政府・ルーマニア王国の崩壊は、国家神道瓦
解中の本国に“吸血鬼”の存在をもたらした。
ヒトの姿でありながらヒトの血を吸い、ヒトを鬼に変え、寿命の概念もない上に人智を超えた力さえも有する、明らかな上位存在の受け入れには様々な思惑が交差して──、
という小癪な近近代史から数十年後の2027年くらいの本国では、普通に吸血鬼がコンビニで働いていた。
ヒトの血を吸う性質から先行のフィクションに乗っ取って“吸血鬼(ドラキュラ)”と呼称されている者たち。
地方には未だ嫌吸感情が強く残りながらも、吸血鬼が人口の1割を占めるこの街では、
吸血鬼とヒトとが普通に一緒に暮らしていて、それぞれ通行人だったり友人だったり伴侶だったりビジネスパートナーだったりしている。
そんなヒトと吸血鬼、そしてヒトと吸血鬼との間に生まれた“ダンピール”が当たり前に混生する世界では、
どんな制度やビジネスが横行しているのか?
そして、“吸血鬼”というあくまでフィクション上のものと思われていた不確かな存在が確かに存在することが公になった世界では、現行の都市伝説や民話、風俗はどのように解釈されるのか?
壁抜け能力を持つ吸血鬼が出てきたせいで密室トリックが文字通り“不可能犯罪”になってしまったミステリー作家は、
定年退職金と年金で老後はのんびり暮らそうと思っていたのに定年直前に吸血鬼化してしまったせいで定年退職金はもちろん定年の概念そのものに加え年金の受給権すら失ってしまうかもしれない瀬戸際に立たされた65歳のサラリーマン吸血鬼は、
長年諸国をたらい回しにされる間に自分と同じ言語を使う話者が絶えてしまった吸血鬼は。
彼らは一体どうやって暮らしているのか。
そんな世界のあれこれを、《記憶保険》や《代理カリスマおじ》、《因習村コンサルタント》のようなトンチキ制度・商売を通じて描いていく、基本コメディ時々バトル、九割ハッピーエンドの短話集です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 21:10:15
43098文字
会話率:26%
普通の男子高校生だった新條涼佑は、ある日を境に亡霊に付き纏われるようになる。精神的に追い詰められてしまった彼は、隣のクラスの有名人青谷真奈美に頼って、ある都市伝説の儀式を教えてもらった。幽霊の巫女さんが助けてくれるという儀式を行った涼佑は、
その日から彼女と怪異の戦いに巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 21:00:00
104031文字
会話率:59%
CE2118年 月面の天文観測施設 [ 嫦娥天眼 ] において、はちぶんぎ座 方角より太陽系に接近する恒星間天体 [ 8I/2118 OH ] が発見される。
その後実施された S-VLBI観測によって判明した その天体の形象実体は、直
径4.1km、延長3.95光年(37.4兆km) の 極超長柱状剛体 という 現状科学では説明が不可能な超常的物体であった。
ウーシア(Oυσία) と名付けられたその天体は、物理学的にあり得ない恣意的な軌道を描き、しかし 明確に「地球」に向かい進行していた。
膨大な観測データを基に 人工知性「伏犧( Fuxi )」が出した予智推計は、3,120日後の地球到達と南極点付近への超遅速衝突、それにより引き起こされる 地殻崩壊 と上部マントル層の地表露出。
そして 最終的には、人類を含めた既存生物種の99.78%の死滅 であった。
日常社会の 世界規模での崩壊に直結する これらの情報は、巧妙に歪められ、膨大なフェイク情報と混在する形で 計画的に 公表-拡散され、かろうじて 世界の 平穏な日常を保っていた。
この 明確な意図に基づく 状況歪曲の陰謀の裏で、意図を計りかねる 不可解な状況が 密かに進行していた。
・ 2031年に その存在が正式に認証され「 オブザーバー (観測者) 」との名称で分類されている 不可触飛翔体 との接近遭遇事例の急増。
・ 国際機関により 1920年代より監視が続けられている 特異人類「永存者」の目撃地域の極端な広域化。
・都市伝説と云われていた 幻の拡張空間ゲーム「 匿神回生 ( Reclaim Deity ) 」データによる 空間情報汚染の拡散と、データ接触者の 不可解な死亡・失踪事件の多発。
・ 思想観念体系の違いにより、今まで一切 関係性を持つことが無かった 四つの 信仰系 ”有意超常技能保有” 組織による 不可解な共同プロジェクトの胎動。
( その裏で動く “ホルダ” と呼ばれる 謎の人物 )折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 20:35:38
1419文字
会話率:80%
CE2118年 月面の天文観測施設 [ 嫦娥天眼 ] において、はちぶんぎ座 方角より太陽系に接近する恒星間天体 [ 8I/2118 OH ] が発見される。
その後実施された S-VLBI観測によって判明した その天体の形象実体は、直
径4.1km、延長3.95光年(37.4兆km) の 極超長柱状剛体 という 現状科学では説明が不可能な超常的物体であった。
ウーシア(Oυσία) と名付けられたその天体は、物理学的にあり得ない恣意的な軌道を描き、しかし 明確に「地球」に向かい進行していた。
膨大な観測データを基に 人工知性「伏犧( Fuxi )」が出した予智推計は、3,120日後の地球到達と南極点付近への超遅速衝突、それにより引き起こされる 地殻崩壊 と上部マントル層の地表露出。
そして 最終的には、人類を含めた既存生物種の99.78%の死滅 であった。
日常社会の世界規模での崩壊に直結する これらの情報は、巧妙に歪ませた上で 膨大なフェイク情報と混在する形で 計画的に公表-拡散され、かろうじて 世界の平穏な日常を保っていた。
この 明確な意図に基づく状況歪曲の陰謀の裏側で、意図を計りかねる 不可解な状況が 密かに進行していた。
・ 2031年に その存在が正式に認証され「 オブザーバー (観測者) 」との名称で分類されている 不可触飛翔体 との接近遭遇事例の急増。
・ 国際機関によって 1920年代より監視が続けられている 特異人類「永存者」の 目撃地域の極端な広域化。
・都市伝説と云われていた 幻の拡張空間ゲーム「 匿神回生 ( Reclaim Deity ) 」データによる空間情報汚染の拡散と、データ接触者の不可解な死亡・失踪事件の多発。
・ 思想観念体系の違いにより、互いに関係性を持つことが一切無かった 四つの 信仰系 “有意超常技能保有” 組織による 不可解な共同プロジェクトの胎動。
( その裏で動く “ホルダ” と呼ばれる 謎の人物 )折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 12:01:46
1419文字
会話率:80%
世の中には、常識では測れないような、不思議なことが溢れている。
例えば“幽霊”や“妖怪”。
私が住む日本にも、数多くの不思議な伝承や都市伝説がたくさんあるが、それらの多くは、ただの噂だったり、見間違いだったりと、信憑性の低いモノがほ
とんどだ。
でも、その中には、少ないながらも“ホンモノ”が混ざっている事がある。
それを事前に発見し、対処を行う事で、私達の世界に“本当の不思議”が流れ込まないよう防いでいるのが、三大都市の県庁地下に秘匿併設された、私達の働く部署――
“別の次元”や“別の世界”を観測し、世界同士の隔たりに穴が開くような、大きな異常に対し迅速な対応するための、監視や干渉を行う――“多次元世界の修繕及び管理を行う国営組織”
――通称『異世界管理局』なのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 14:21:24
51088文字
会話率:47%
──私が愛した人は、世界の破壊者でした。
夜の闇を引き裂くサイレン。さまざまな怪異が霧に乗って訪れる「濃霧現象」。それは役小角、空海らが聖地とした四国の港町・水城市で起こる謎の怪現象だった。
濃霧の中では『ゴースト』と呼ばれる住人
のドッペルゲンガーのほか、神話上の怪物、都市伝説の怪物、妖怪らが受肉する。ソロモン72の魔王、メドゥーサ、ペルセウス、中国からは斉天大聖・孫悟空、日本からはイザナミノミコト、ヒルコ、日本最大の怨霊・崇徳上皇──。世界の「神話」の枠を踏み越え現れる「幽世」の者たち。
果たして、この街ではなぜそんなデタラメな「奇跡」が起こるのか……?
その水城市では主人公・北藤翔太が幼馴染である海野美優と平凡な高校生活を送っていた。密かに惹かれ合い、互いに想いを届けられないでいる2人。だが実はこの翔太こそが、世界を滅びへと導く存在だった。
果たして翔太は人類や神々、悪魔たちの敵として覚醒するのか。
「翔太くんは私が守る!」
「美優は俺が守る!」
鍵を握るのは翔太、そして美優の想い……。
この世界ではその背景に、国家や政府機関にも強い影響力を持つ秘密結社「国際魔術会議(ユニマコン)」も暗躍する。そして彼らの正体が判明した時、これらすべての謎が解き明かされる!
「神話」が交錯する閉ざされた田舎町を舞台に繰り広げられる神と悪魔の「バトルロイヤル」。
宇宙崩壊、そしてこれを阻止せんとする切り札=「聖女」の出現。そのプロローグが静かに幕を開けた──。
※……古今東西、様々なホラー作品のオマージュも盛り込んでいます!
【週刊アスキーさん記事】
https://ascii.jp/elem/000/004/119/4119786/2/
(旧タイトル『ウジャトの方舟』)
【街の舞台モデル】
愛媛県八幡浜市(この作品で町おこしを目指します!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 20:43:13
771008文字
会話率:33%
友達が死んだ。首を吊っての自殺だった。
仲は、良かったと思う。古い日本家屋の自宅の縁側の軒先で、ゆらゆらと、灯りの消えた灯籠のようにぶら下がっているのを、家人が発見したのだと言う。けれど……。
──その通夜の晩、帰路の電車の中で初
めて聞いたラジオ番組。その番組に出演していたのは、ほかでもない“私”自身だった──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 14:09:46
9565文字
会話率:35%
本作は一部で読者選択肢式を採用しています。
校内で起きた不可能殺人を偶然にも解決した主人公(今志方時宗)が探偵に祭り上げられてから数か月。突如黒服の男に誘拐される。連れていかれた場所には、自身と同じく探偵として活躍している、十人の少年少女
が。そこで誘拐犯から告げられたのは、残り一人になるまでの殺し合い――ではなく、十年間捕まることなく殺人を繰り返す都市伝説級犯罪者『スフィア』を捕まえられるよう教育を施すとのことだった。そして始まる、名探偵を育むための監禁教育生活。異常な環境ながら、事実探偵としての教育を施される日々を享受していた彼らだったが、突如、仲間の一人が『スフィア』を模倣した殺人方法で殺される。いよいよ誘拐犯が本性を見せたのか、それとも仲間の中に『スフィア』が紛れているのか……疑心暗鬼と論理が飛び交う、名探偵の卵らによる探偵サバイバルが幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 18:00:00
86952文字
会話率:43%
気弱な男子高校生・鈴谷六花は、悪いクラスメートに学校の都市伝説「名無しの怪談」を試すことを強要される。
怯えながら実行した六花は、それにより異界に転移してしまった。
繋がった先は「妖霊」が蔓延る「迷宮」の中。
六花は迷宮専門クラン「フランク
ラン」に拾われる。
六花は魔力値ゼロでありながら「チーター」「忍び足」「隠れ身」など迷宮攻略に有用なチートスキルを身に付けていた。
もとの世界に戻る手掛かりを掴むため、臆病な六花は最高峰クランとともに迷宮攻略することになる。
そんな中、フランクランのメンバーである魔銃士のジル・アルバートが、イケメンだから許されるスマートさで六花を溺愛するようになる。
この胸の高鳴りは迷宮の恐怖か、ジルのイケメンっぷりか。
臆病者の六花が溺愛に翻弄されつつ異世界で奮闘する物語。
*カクヨムにも掲載中
*更新情報はXをご覧ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 19:40:50
137185文字
会話率:60%
日本で最も頭のネジがぶっ飛んでいる探偵、羽柴正爾(はしばせいじ)。精神病棟の奥底で、強制的に安楽椅子探偵を余儀なくされる程の危険人物として有名だった彼は、たまに外に出たりしながら数々の事件を傍若無人に自由奔放に解決してきた。
その結果、
警察と政府公認の自由を得て退院してしまい、愉悦と快楽のためなら手段を選ばない狂気の探偵「アンフェール」という都市伝説的存在として警察や世間の陰で事件や謎を追っていた。
「そうだ!人殺しとか犯罪がダメなら、犯罪者を食い物にする探偵になれば良いじゃねーか!」
過去の事件で引き取った義娘兼助手の星宮流歌(ほしみやるか)と共に、再び「アンフェール」として世に現れた彼は警察や依頼人の事件・謎を解いたりしながら己の快楽と愉悦の為に悪人を地獄に叩き落とす。
そんな、頭のおかしな探偵が好き勝手に事件や謎を解決をしていくミステリー(?)物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 18:59:34
127742文字
会話率:55%
※この作品は、なろう読者に低評価を付けられまくっている作品です。評価が面白いくらい1か5に分かれます。似たような展開の異世界物に飽きてきた人にオススメ。
”誘い人”と名乗った男により、わけが分からないまま洞窟の中へ転移させられてしまうコ
セは、ダンジョン・ザ・チョイスという名のデスゲームに参加させられてしまう。
このゲームのルールはただ一つ――脱出しようとすること。
ゲームのようなシステムだらけの世界で、主人公は多くの選択を迫られながら戦い、生きていく。
水面下での、ゲームを仕組んだ者と参加させられた者達の攻防も描いており、話しが進むほどミステリー要素が増していきます。
サブ職業 隠れNPC サブ武器 スキル パーティーなど、ゲームのようなシステムを利用し、ステージを攻略していく内容となっています。
物語の大半は、HSPの主人公の独自視点で進みます。
HSPと言っても色々な人が居ますので、たくさんあるうちの一つの考え方であり、当然ですがフィクションだと捉えてください。
HSPの性質を持つ人間は、日本には五人に一人の割合で存在すると言われており、少しずつ割合が増えています。
”異常者”がこの作品のテーマの一つであり、主人公にとっての異常者とはなにかが話しのメインとなります。
バトル内容は基本的に死闘であり、そのため残酷な描写も少なくありませんので、お気をつけください。
第1章 異常者の定義
第2章 ワイズマンの歯車
第3章 龍意と神代文字
第4章 ケンシ
第5章 無情のレギオン
第6章 投稿を開始します!
※都市伝説や陰謀論などを元にしたり、実際にあった出来事などを用いた設定がありますが、あくまでフィクションとお考えください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 18:22:56
2447677文字
会話率:51%
〈登場人物〉
深緑青:主人公で学生。詩織に惚れている。
古淵桃:青の幼馴染。
若佐小巻:留年している青の同級生。
古淵太一:桃の父。元お笑いコンビ「さざえ」
古淵春子:桃の母。
吉野将司:お笑い芸人。元お笑いコンビ「さざえ」で太一と組んで
いた。
魔貝亨:喫茶店眉唾の店主。
御堂詩織:青の好きな人。
嶋恭介:学校の人気者。
深緑大:青の父。
深緑理沙:青の母。
深緑ルナ:青の妹。
〈あらすじ〉
桃の父、太一の宝くじが当たったが、昔、お笑いコンビをしていた吉野が漫才コンクールで大賞をとり、宝くじで当たったことよりも人生をやり直したいと思うようなり、喫茶店眉唾にいき、人生をやり直せることを知り妻、春子と娘、桃と別れを告げた。
そんな中、クラスメイトの小巻が死んだ。
青と桃は小巻を救うために喫茶店眉唾に行く……
〈あとがき〉
コロナ禍に書いた作品。
エブリスタで投稿していたのを、小説家になろうに持ってきました。
喫茶店眉唾の店主、魔貝亨が出てくるのは「表裏」もそう。
眉唾の噂の話はシナリオに書いたことのあるものです。
荒川ゴールドだけは書いてないかな。
オオカミや、武田は書いたかな。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 08:30:00
35320文字
会話率:42%
幸恵は映画のオーディションを受けるも落選し続ける自分の運のなさを嘆いていた。なぜ落ち続けるのか、その理由を知りたいという思いから占い師灰目と出会う。そこで自分が表の人が幸せになる為に作られた裏の人間と言われる。
幸恵は自分を作った人形師ピノ
キオに会い、表と裏を入れ替える事が出来ることを知る。それを同棲している恋人、優に話すと一蹴される。しかし、幸恵は表と裏を入れ替える為に自分と瓜二つの表の人、亜紀を捕まえて、入れ替わりを画策する。幸恵は亜紀と瓜二つなことを利用して亜紀に成りすまして亜紀が住む豪邸に潜入し、亜紀を捕まえる事に成功する。そして、段取り通り個人タクシーでピノキオの所に連れて行こうとした。しかし、そのタクシーの中で幸恵はタクシーの中に潜んでいた不審者に眠らされる。
幸恵はラブホテルで目覚めると亜紀と巻田が居て、亜紀が父の仕事で脅迫されていたので巻田に見張らせていたと言い、亜紀は幸恵が自分と似ているので間違えられて捕らえられたと説明し幸恵を不審者から助けたと言う。
幸恵は私利私欲の為に亜紀を連れ出そうとした事を恥じた。しかし、幸恵には気になる事があった。亜紀の部屋に潜入した際、優と亜紀が仲睦まじく写っている写真を見たのだ。幸恵は灰目が自分と同じ境遇の人に会った事を思い出し、ネットで調べると十年前に亜紀の兄、将貴が恋人殺しで捕まっている事を知る。将貴は優と瓜二つ。幸恵は優も自分と同じ裏の人で表の将貴を嵌めたのではと思いピノキオに確認した。優は凶悪な手口を使って将貴と入れ替わっていたのだ。
幸恵は優と対峙し優を陥れた。優は幸恵に亜紀を見て怯えていた。ピノキオに報告すると幸恵は表裏の呪詛を自ら解き放ったと言われる。亜紀の家族は解放された将貴と再会。幸恵にはドラマの主演が舞い込む。幸恵は刑務所に収監されている優に別れを告げた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 13:23:10
35652文字
会話率:54%
「後悔の重さや優劣は、どこから生まれるのだろう」
子どもの頃井戸神に魂を割られた椋伍は、姉コヨリの死をきっかけに、自身の狂った魂の片割れからこの世ではない場所「神隠市」へと追い出されてしまう。
神隠市に染まった椋伍は現実で起きたことを
忘れて過ごしていたが、蔓延る曰くに塩を振り消し去る日々を送っていたところ「世の主」ユリカに目をつけられ、行動を共にすることに。
ユリカと過ごすうちに自身の狂った片割れが抱く「この世とあの世を混在させる」という野望を知り、阻止するべく奔走し、ようやく日常を取り戻した――はずだったのだが。
死んだ姉の真似をする少女の出現により、椋伍はまたも神隠市と自身が起こす事件に巻き込まれていく。
ホラー、コメディ、そして食卓塩が詰まったカクリシシリーズ第2弾。開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 19:29:39
8280文字
会話率:44%
とある女子高生Aは学校の人気者の教師に恋をする。そしてその関係は段々と泥沼な物へと変わっていく。
最終更新:2024-05-09 17:13:46
3634文字
会話率:0%
全3話で完結。最初の1話目は謎にあたる部分の文章のみを掲載しています。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜 本編あらすじ 〜
進藤 敬斗は一つ年上の先輩、真守 葉摘に誘われて大学のサークル、オカルト研究会に入った。
大学二年生になったある日、オカルト研究会での活動を通じて知り合った青木 理沙が入学して来て、研究会のメンバーとなる。
歓迎会を兼ねて活動材料のネタを探す敬斗。その中から奇妙な文書を見つけ、三人は怪文書に秘められたメッセージを読み解いていく事になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 12:20:00
6868文字
会話率:45%
それは一つの都市伝説に過ぎないはずだった。 声は、ある日突然俺の頭の中に聞こえてくる。 「ゲームの世界へ行かないか?」 謎多き声主に振り回されながらも、俺は自分の中にある何かに気付いていく。 異世界と現実世界を行き来するリアル・ファンタジッ
ク・ストーリー。(鋼メンタル向けR15版)
【初期版掲載 2012/06/24 ~ シリーズにて読むことができます。】
(※現在 打ち掛け中 です。次章更新開始する気分になるまで、しばらくお待ち下さい。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 22:01:48
671038文字
会話率:24%
遺物とは、人類に遺してはならない天敵。
そんな遺物を排除するための機構に属する一人の少女は、日々遺物との戦いに身を置いていた。
怪談、妖怪、都市伝説。それらは総じて遺物と言われ、人類にとっての脅威となる。
これは一人の少女が自分の目的
を探す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 18:07:04
13908文字
会話率:51%
【書籍版、新紀元社様より第一巻好評発売中です】
「あたしメリーさん。いま……」でお馴染みのメリーさんが、ちょっとした手違いで異世界へ転移してしまった! 頼れるのはメリーさんの標的だった『俺』との通話のみ。
全体的にポンコツであるメリーさんが
、『俺』の適当な助言に従って異世界で頑張る!
超合金級の図太い神経を持った主人公と、(物理的に)ヤバい幼女が織りなすハチャメチャコメディ。
本編完結しました。カクヨムでも掲載しています。
(書籍版2巻2021年2月4日発売が決定しました~♪)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 22:01:30
954651文字
会話率:52%
ヤンキーだけどビビリな青年が,
都市伝説の大御所,トイレの花子さんと出会う事で成長していく
ヒューマンドラマ (?) です。
最終更新:2024-05-05 03:00:00
95656文字
会話率:48%
主人公の緑川紫苑は親友のカエアンにある都市伝説を聞いた。
紫苑は気になったので、その都市伝説を実行してみた。
そしたら、、、
最終更新:2024-05-04 23:26:28
59006文字
会話率:36%
昔から「あの山に行ってはいけない。」と言われてきたその山にはかつてなにがあったのか?目撃せよ。
最終更新:2024-05-04 22:41:29
2290文字
会話率:4%