雪待紗夜は、中学三年間をMMOPRG『アースガルド・エクリプス』のプレイに費やした。
強すぎて誰も倒すことができないため、次第に他プレイヤーから不満の声が募り、引退する者が現れてしまう。とうとうギルドマスターは紗夜をギルドから追放すること
を決定する。人を傷つけたことで己の居場所を失った紗夜は、二度とゲームをしないと心に誓う…。
高校に入学して友達を作ることを目標に部活動に加入しようとすると、無理やりパソコン部に入部されそうになる。でもそこはパソコン部ではなく、FPSをプレイするe-sports部であった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 01:37:48
92433文字
会話率:27%
うだつの上がらない引き篭もりの在宅勤務リーマンで、ネットゲームプレイヤーのオレ。得意なジャンルはMMORPGだ。
トップゲーマーの名を欲しいままに数々のネットゲームを蹂躙してきた。イベントでランキングがあれば必ず上位に食い込むのはもちろ
んのこと、優勝することも珍しくない。そんなトッププレイヤーの中の人が、オレのような残念な人であることを皆は知らないだろう。
何より、オレは自分自身が好きではない。
嫌いな自分自身から抜け出して別の誰かになれる瞬間を謳歌するために、ゲームの世界を利用していただけだ。
そうして都内のワンルームのアパートでベッドとPCを往復する毎日を過ごしていたオレの元に、とあるゲームのクローズドベータテストプレイヤー(リリース前のテストプレイヤー)に当選した通知が舞い込んだ。
ゲームの名は『イルグラード(VR)』
手当たり次第に申し込んでいたテストプレイヤーの中から、新進気鋭のベンチャー企業が開発したVR型MMOPRGのテストプレイヤーに当選したのだ。
探り探りゲームの世界に足を踏み入れるオレ。だが、これまで以上に非現実をお手軽に手に入れられる環境を得たオレは驚喜する。
「こここそがオレの輝ける場所だ」……と。
だが世の中は、そううまくは行かないもので……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 01:26:18
1054246文字
会話率:34%
平凡なサラリーマン34歳のカイト。
ある日MMOPRG仲間と共に、ゲームに酷似した異世界へ転生される。
自分たちのキャラにそっくりな容姿、チートと呼ばれたSSランクスキル、生産スキルやゲーム内アイテムも使える好条件。レベル1を除けば。
早々
に冒険者の道を諦めたカイトたちは、村外れの屋敷を購入し生産スキルとゲーム内アイテムで快適生活を始める。
そんな中、ひょんな事から今世の記憶が戻る。
これは、過疎化が進む村を助けたり、素材集めでモンスターを狩ったり、片思い中のセーラとの関係に奮闘し、幸せを掴むヘタレモブのお話です。
※本編完結いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 00:37:34
381148文字
会話率:42%
事故で死んだ俺は、誕生したばかりの異世界の『世界の理』によりゲームマスターとして召喚された。
神の如き者ルーラーが言う事には、そこは伝説の古典的TTRPGであるダンジョン&エピック(D&E)の原型となった世界だと言う。
俺にはD&
amp;Eの経験があるが、そのゲームはこの世界の理を簡略し遊戯化したものだと、
さらに開発中のMMORPGオンライン・ダンジョン&エピックのシステムもこの世界をよりリアルに遊戯化したものらしい。
ルーラーを助け選ばれた者達を導く、時にはこの世界の因果に干渉し天変地異を起こし、
ある時はアバターとして直接世界に干渉し導かなければならないって?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-17 08:08:02
47046文字
会話率:40%
MMORPGで《究極の匠》の称号を手に入れた。
この称号は生産職をやっているプレイヤーのあこがれの称号だ。
そんな俺が転生したら、担当が戦の女神だと!
剣聖なんて戦闘チートスキルはいらないから、生産スキルを寄越せ。
その結果、もらったの
がポーションスキル……ショボい。
それでも俺は異世界で生産職をやっていたら、クソすぎる異世界社会にむかついた。
もっと生産職を優遇する社会に変えてやる!
とにかく生産していれば楽しい廃人による生産革命物語、今、開幕です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-17 05:54:03
119668文字
会話率:39%
異端のMMOPRG「ドラゴンズ・テンプル」
その無茶苦茶な仕様に振り回されつつも、何とか食らいついていたわずか五人のプレイヤー。そんな苦労も「ドラゴンズ・テンプル」の運営会社ウッドベルが買収されたことによって強制的に終わりを迎えてしまう。
それから十年――
ウッドベルを買収し、世界に飛躍したゲーム会社「イニック」
その経営は順調かに思われたが、とんでもない爆弾を抱えていたことがかつてのウッドベルの代表から明かされる。
その事態を収拾しようとして、動き出すイニック社。
そして、その鍵を握るのは「ドラゴンズ・テンプル」にしがみついていた、五人のプレイヤー。
彼らが操るキャラクターは「ドラゴンズ・テンプル」の仕様で、どれもこれもが常軌を逸したスキルを身につけていた。
そして彼らは当たり前に一筋縄ではいかない連中ばかりで――
連作予定のシリーズ作品の第一弾です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-04 21:04:41
30908文字
会話率:25%