七年前、世界中にダンジョンの入り口が【生えた】。
彼の母親や妹、そして母の妹である叔母がそれに巻き込まれる。
当時一二歳であった彼の目の前で。
突如発生した黒い靄は、彼の妹と母親、そして叔母などを次々と飲み込んでいった。
少し離
れていた彼は叔母より託された従妹を連れて逃げだし、かろうじて巻き込まれずに済んだが、それは彼の心に大きな傷跡を残していた。
しかも巻き込まれた人とその風景まで、巻き込まれた当時の姿のままで、幻影のようにそこに映し出されていた。
ダンジョンの入口は、七年前のその当時の光景をそのまま保存しているにもかかわらず、実体はなく誰も助け出せてはいない。
すぐそこに見えるので助け出せるのではないかと希望を持つ家庭は少なくない。
彼もその一人で、なんとか助け出そうとダンジョンに挑むが、彼が授かった謎の職業のせいで、レベルもステータスも上がらずスキルも得られない。
それでも大学のダンジョン研究サークルメンバーの力を借り、謎の職業について検証を行っていたが、そのさなか大怪我を負い、からだには障害が残ってしまった。
不自由なからだとなった彼は、サークルからも追放され、事実上の引退を余儀なくされたが、ダンジョン攻略を諦めきれずにモンモンとする日々を送っていた。
そこへ彼の父親から、ダンジョン教育の非常勤講師にならないかという話を持ちかけられる。
ダンジョンは中のモンスターを放置しすぎると地上にモンスターを溢れさせることがわかり、そのモンスター溢れに対応するため、全国の学校でダンジョン教育が執り行われることが決まっていた。
だが講師の報酬は安く、稼げる冒険者は非常勤講師を引き受けたがらず、ダンジョンに潜ることができなくなった彼に白羽の矢が立ったのだ。
謎の職業の解放には彼の内なる条件が整っていないのではないかと、サークルの会長より指摘された彼は、気分を変えるのもいいだろうとそれを引き受ける。
だが引き受けたはいいものの、彼が講師として赴くことになったのは全国的にも珍しい女子小学校。
そこで七年前に叔母から託され、彼が助けた従妹と再会。
その友達とともに、再びダンジョンに挑むこととなった。
これは後に、JSハーレムキングと呼ばれる男と、それを取り巻くJSたちがダンジョンを攻略していく物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 13:51:51
374354文字
会話率:42%
アークライト王国王太子、ゼス・アークライトにはクリーニング屋として生きた前世の記憶がある。そんな彼が授かった職業は【洗浄屋】。自分らしい職業だと思う一方、国王である父や貴族たちからの失望は大きく、冷遇される日々を送っていた。
そんなある
日、弟のバウマンが【征服者】の職業を授かり、お役御免となったゼスは呪われの森に追放されてしまう。追放早々、ゼスはいきなり竜に襲われてしまうが――。
「なんだかあの竜、黒い靄みたいな汚れがついているような。綺麗にできないかな」
《浄化》のスキルに目覚めたゼスは、竜や大精霊に纏わりつく呪いを洗濯物の汚れのように綺麗さっぱり洗い落としていく。
やがてゼスの力は呪われの森全体に広がっていき、周辺国家から聖域と囁かれるようになる。
これは、汚いものを綺麗にするのが好きな主人公が、神の呪いで苦しむ者たちを救い、彼らと共に国を造っていく物語。
※カクヨムでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 20:00:00
120057文字
会話率:40%
ピアノコンクール当日、この日の為に準備したドレスを着て、ステージ袖から客席を眺めていた。
パパは来れない。
ずっといろんなこと我慢してきたけど。抑え込んでいたものが溢れ出してくる。
ピアノも、学校も、家も、何もかもどうでもいい。
突如足元に
現れた得体のしれない黒い渦。
禍々しい黒い靄のようなものが渦巻き、その奥を覗こうとしても底知れない闇があるだけだった。
本能が警鐘を鳴らしていたのに、私は引き込もうとする渦に抗わなかった。
まさか異世界に飛ばされてしまうなんて思いもしなかったけれど…。
異世界では番だの結婚だの聖女だの…、私を置いてきぼりにして話が進んいく。
そんな時、私を助けてくれたのは稀代の魔術師と呼ばれる王弟だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 20:51:41
2239文字
会話率:13%
母子家庭に育ち、借金を負い失踪した母の帰りを一人待つ新原ユリアの元に、公開オーディションの勧誘メールが届く。女子高生同士が殺し合うバトルロイヤルというキワモノ映画で、かつてはあこがれ、今は歪んだ恨みを向ける人気女優・塚本奏が主演。
不正な闇金と思しき借金の調査資金を得るため、ユリアはオーディションに赴いた。自身の美貌と派手さに絶対の自信を持つユリアは、奏よりも目立つとアピール。監督に気に入られ、端役だが見事採用される。
時は流れ、ロケ地の無人島にて事件は起こる。撮影現場の下見中、島を覆った謎の黒い靄。目覚めてみれば、脚本通りのバトルロイヤルの開始状況となっていた――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 14:11:17
109897文字
会話率:45%
婚約白紙された過去を持つ王宮魔術師キャロルは職場の先輩ファルが苦手だ。理由は自分に好意を持っているから。婚約白紙がきっかけで恋愛がよく分からなくなったキャロルは自身に向けられる好意を煩わしく思っていた。
そんなある日の事、キャロルは仕事で
黒い靄に覆わた石のような物を見つける。それは調べてみると竜人の逆鱗であり、逆鱗から瘴気が発生するように改造されたものだと判明した。
天空に住む竜人は地上人にとって神のような存在。そんな国交を揺るがす大事件に調査チームが立ち上がる事に。
大変だなあと他人事のように聞いていたキャロル。しかし既にチームに入る事が決まっているファルがキャロルを自分の補佐に指名してきて……
「僕は君が好きだよ。結婚したいと思ってる」
ここぞとばかりに好意を伝えてくるファル。
そんなファルにキャロルが絆される日は来るのか?
過去に自分の愛を否定されたヒロイン×ストーカー気質な嫌われヒーローのラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 23:05:58
145318文字
会話率:34%
アーネッタの手には不思議な力が宿っていた。
黒い靄を払う奇跡の力。黒い靄は良くないものなのだとアーネッタは実感している。
アーネッタがデビュタントを迎えた日、王宮の大広間でアーネッタはひとりの男性を目撃した。
全身を黒い靄に覆われた、『冷
血卿』と呼ばれる若き公爵イェルド。
あんなもの放ってはおけないとアーネッタは決意した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 12:12:09
3693文字
会話率:29%
リーナとフィリップは十歳の時婚約をした。フィリップが人外の美貌で襲われかけ、人間不信になりかけていた息子を心配した父親が整えた物だった。最初は壁を作っていたフィリップだったが、子ども同士相性が良かったらしく話をしなくても気まずくならない間が
らになっていった。そんな時もつかの間、フィリップがリーナをないがしろにし始める。話をしても素っ気ない態度ばかりになった。嫌われていたのかと傷つくリーナは婚約の解消を父にお願いする。父に問い詰められたフィリップはリーナの前だけ自分の思うような行動ができないと打ち明ける。筆頭魔術師のサリバンはフィリップの後ろに黒い靄が見えるのでそれは呪いだと言い急ぎ帰って調べるという。呪いを使う闇魔法は古代に消えたものだった。犯人は意外な人物だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 18:45:44
23663文字
会話率:54%
嘽(せん)皇国を治める剋帝(こくてい)姫(き)舜(しゅん)は、この世に存在するまことしやかなる存在が見えすぎるほどだった。
目の前にどれだけの美貌の持ち主がいようが、その顔は靄で覆われて、更には黒い蟲が張り付いて、とても見れたものではない
。舜には皇后を含む五人の妻がいたが、誰一人として食指が働くことも無かった。
それ故か、明君と呼ばれるほどの皇帝でいあっても、影では『種無し』などといった不名誉極まりない噂まで出回るほどだった。
更には、舜は謎の病に犯されて日に日に身体は不調を訴える。腕の立つ侍医にも、不治の病であると言われ、『呪い』なのではないのかと侍医は匙を投げる。
そこで、侍医は古い資料を漁った末に、一つの当てを見つけてくる。
それは、古く――それこそ八代前の皇帝から辿り着いた『禍祓士(まがはらいし)』なる一族、姚家であった。
そうして呼ばれた姚家の一人――姚(よう)流麗(りゅうれい)は颯爽と現れた。黒い道袍(どうほう)に身を包み、白い仮面を身につけた女。
流麗の顔には黒い靄も蟲も無い。舜は瞬く間に興味を抱いたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 12:06:16
109277文字
会話率:35%
六家族が共同で暮らす広い家。そこに住む少年の道夫は、ある夜にみた黒い靄(もや)のようなものを家の大人たちに話した。そこから彼らの様子が一変し、さらに不可解な事件がつづき…
最終更新:2024-04-02 21:54:18
12463文字
会話率:31%
目覚めると記憶が曖昧なまま見知らぬ世界……聞かされた自分の存在は『神』なのだと言う……。
戸惑いながらも自分は死んだのだと……俗にいう異世界転生なのだと気付いた後もまだ黒い靄がかかったようにスッキリしない……。
まだ大切な『何か』を忘れて
る……。
果たしてこの先進む道になにが起こるのか『神』ですら知らない……。
【最新情報】
・小説の書き方が根本的にダメダメなのを修正中です。現在『第18話』まで完了(修正終わったものをまた直す可能性もあります……)
・人物紹介と番外編(ストーリーに絡まない)用のを別に作りました。
https://ncode.syosetu.com/n8653gs/
ストーリーだけ読みたい方の為と長い後書きを今後スッキリさせる為の場所というか……。
人物紹介とか興味ある方だけお手数ですがタイトル上部の切替or上記URLから見て下さい。コロコロ変えてほんとごめんなさいm(_ _)m
・ブックマークや評価して下さった方々ほんとにありがとうございます。゜+(。ノдヽ。)゜+。
初小説の素人のつたない文章を読んで下さって感謝です(´;ω;`)これを励みにこれからも楽しんでもらえるように頑張って書きます(*´ω`*)
↓Twitter始めました↓
https://mobile.twitter.com/rimu_tenkami
小説サイト『ノベルアップ+』にも投稿はじめました。こちらは挿絵ありバージョンです。
https://novelup.plus/story/986519844
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 12:00:00
279206文字
会話率:34%
梅雨明けで体調を崩しがちな霧島洋輔は、その日も朝から具合が悪かった。が仕事は溜まってしまうと大変だと、怠さを押して出勤する。案の定、会社に着いてすぐに倒れてしまい、先輩の周防に会議室のソファに運ばれた。
同期の坂崎は心配してくれ、早退し
ろと言う。その時、坂崎の『本音』が聞こえてしまい、洋輔は驚く。そんなことは言っていないと言う坂崎を信用して、都築部長への早退届を坂崎に頼み、洋輔は早退する。駅までの帰り道、洋輔は不思議な老婆とすれ違う。老婆は洋輔の近くに来ると「あんた、このままだと三日以内に死ぬよ」と告げる。
そのまま人混みに紛れようとしていた老婆を洋輔は必死に追い掛け捕まえた。すると老婆は「あたしに追い付いたご褒美だ」と、洋輔の身体から黒い靄を取り出す。靄はすぐに老婆の掌で黒い球へと変わった。
「その球を、あんたにくっつけた人間にくっ付け返せれば、あんたは死なずに済む」と言われるが——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 21:31:13
5528文字
会話率:38%
アストレア王国にて産まれた双子の弟キーマは父親からの虐待を受け、兄と比べられてしまう。
そんな中、学校で噂の廃屋敷の怪物の話しを持ちかけられ正体をあばこうとするも黒い靄に襲われて……。
最終更新:2022-08-21 20:18:26
2354文字
会話率:67%
小学校の教員である男は、一人の女子生徒を奇妙に思う。
最終更新:2022-03-03 00:00:00
2477文字
会話率:0%
杠葉龍斗(ゆずりはりゅうと)は、幼い頃ある事件でトラウマを抱える……。数年が経ち、十六歳になった龍斗は念願の亜来学院に入学することができた。ところが、神器適正試験で龍斗だけが神器を出せる詠唱を唱えられないでいた。その日の放課後正門の前で、女
子中学生と出会う。なんと学院序列一位のチームメンバー神宮寺聖羅(じんぐうじせいら)の妹、日向(ひなた)だということがわかり連れていくのだった。
日向と別れ、家に帰っている道中でデプレに遭遇してしまい対峙することとなり……。
次の日学園に着くと、ヘクト級デプレが街に出現したと学院に警報が鳴り響き、担任の雪焔緋奈(せつえんひな)に現場に向かえと言われる。
龍斗は迦賀美紅葉(かがみもみじ)と天龍寺葵莉朱(てんりゅうじありす)とともに向かうも龍斗はなにもできないでいた。だが、龍斗は人を見る力だけは誰よりも長けており無意識に人間観察を始める。突如デプレに向かって歩き始める龍斗、デプレの動きを一瞬止めることに成功するも……。
デプレ殲滅後、龍斗は学院に行く事はなく一週間が過ぎた……。
一週間ぶりに学院に行くと、突如警報が鳴り響く。『エクサ級デプレ出現!! 凛精中学校三年神宮寺日向と判明、直ちに殲滅に向かえ』と。龍斗は、学院を飛び出し現場に向かいながら、トラウマが蘇る。現場に到着すると姉の聖羅が泣きながら立っていた。龍斗は聖羅に対して助けたいかと問い、聖羅は泣きながら助けて欲しいお願いをする。龍斗は、デプレの前に立ち先輩たちに攻撃を止めるよう叫ぶがきいてもらえず攻撃をうける。ボロボロになりながらもデプレを庇うように前に立つ。学院序列一位のチームリーダー伊集院渚沙(いじゅういんなぎさ)は、激怒して攻撃を放ち当たる直前で龍斗から突如黒い靄が現れる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 21:33:31
16884文字
会話率:40%
ある日突然見えるようになった黒い靄。人の口から出るその靄の正体は──。
キーワード:
最終更新:2021-02-14 23:23:27
1346文字
会話率:18%
音が聞こえる。バイオリンの音が……
音楽夫妻――旋律の精霊・ラスと歌の精霊・エーリュを新たに加えた風の城に、新たな脅威が襲いかかる。
バイオリンの音が聞こえた直後暴走する、殺戮の衝動。風の王の副官、雷帝・インファは抗えずに、息子である煌帝・
インジュをいたぶってしまう。
原因を探る15代目風の王・リティル率いる風の城。手がかりはなかなか得られず、今度は補佐官、風の騎士・ノインが暴走し魂を傷つけられて目覚めなくなってしまう。
原因は、どうやら新たな力『音』にあるようだが……。
同時に発生した妖精の大量消失。
とある場所で進む、ある男と人外としか思えない我が子との交流。
ラスとエーリュの故郷、グロウタース・歌う緑の魚大陸で、リティルに襲いかかった黒い靄の犬。
靄の犬に触れたことで心臓を狙われてしまうインジュ。
インジュを想う、父親のインファの伝わらない不器用な想い。
大好きだと繰り返すインジュの、インファに息子として愛されたい気持ち。
風の城最弱の精霊・インファは、風の城最強の精霊・インジュを守ることができるのか。
ワイルドウインド・シリーズ八作目。産まれられなかった魂編です。
夫婦のイチャイチャありのファンタジーです。
※単独で読めるように精進しておりますが、キャラクター、世界観は前作から続いております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-17 15:06:59
170091文字
会話率:51%
人間の価値が生まれ持った脳力”IQ”の高さで決まる国『ガレアス王国』。
その国の王子であるレイジアは幼馴染で想い人のカナタと添い遂げるために日夜奮闘していた。
そんなある日、夢の中で黒い靄に吞まれそうになる夢を見た翌日、レイジアの
傍に一つの意志のある剣が言った。
『俺は元魔王クライ・リブンロックだ』
その日からレイジアの生活と常識は一変し、世界を巻き込んだ戦いへと足を踏み入れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-29 12:05:20
115544文字
会話率:40%
つり目がコンプレックスの紅子は、通学路で黒い靄を見かける。靄は日に日に濃くなり、遂に紅子の後を付いてくるが…
この作品はpixivにも掲載しています。
キーワード:
最終更新:2020-09-23 01:04:04
7802文字
会話率:31%
高校二年の夏休み、優太、大空、徹の仲良し三人組は、山で黒い靄を発見した。
靄を抜けるとそこは異世界だった!?
帰れなくなった三人が呆然とする中、神が現れ、彼らはこの世界で生きていくための身体と、この世界の人類が持って生まれてくる『天稟
』を与えられる。
彼らは覚悟を決める、『どうせ帰れないなら三人でこの世界を楽しもう!』と。
これは後世に、勇者、賢者、聖女として語り継がれることになる英雄譚──の脚色前。
魔石を対価に衣類や食料を購入でき、色々と様子がおかしいテントを出現させる、特殊すぎるスキル『衣食住』により、歴史家からその存在を疑われ、従者としてしか語られない『巫師』の優太、『武辺者』の大空、『魔法家』の徹──男子高校生三人組の、わちゃわちゃ異世界冒険譚!
※本作はアルファポリス、ノベルアッププラスにも投稿しています
※3/16タイトルを変更しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-15 00:12:25
113691文字
会話率:55%
高校二年に成ってすぐ、僕は真っ白な空間に立っていた。
え?ここどこ!!?ここに来る直前の記憶がなく、自分の名前も思い出せない。
というかこんな何もない空間でどうしろっていうんだよ!
パニックになりそうな僕の前に現れたのは、白くて小さな&qu
ot;箱"だった。
生まれた時からずっと、私は黒い靄に見守られていた。
……何この靄。すごく色々教えてくれるし、メチャクチャ私に優しいんですけど?
辛い時も、悲しい時も、苦しい時も一緒にいてくれて、私の見方でいてくれる。いつしかそんな靄の奥にあるという彼の素顔を見ることが、私の唯一の生きる理由になっていた。
※不定期で更新します。
オリジナルキャラの世界を書きたかっただけの、自己満足作品です。
変な文章かもしれませんが、それでも良ければお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 14:54:52
19031文字
会話率:15%