少女は出会う。己の夢を叶える力と。少女は出会う。己の力を賭すべき夢と。
異能力が全人類に備わっている『世界』。凡庸さに悩む「紗芽」は、自分だけの個性を見つけるため、持ち前の正義感を活かすために「帝国直属地方治安維持組織」へと入団する。そこ
で出会ったのはとっても不思議な少女だった。何者かに命を狙われる2人。「本」を携える少年。『特異点』。互いを求め合う2人は『世界』を大きく動かす陰謀の渦へと呑まれていく。ガールミーツガール異能力バトル物語。
(カクヨムにも投稿しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 01:40:05
74855文字
会話率:56%
アークライト王国王太子、ゼス・アークライトにはクリーニング屋として生きた前世の記憶がある。そんな彼が授かった職業は【洗浄屋】。自分らしい職業だと思う一方、国王である父や貴族たちからの失望は大きく、冷遇される日々を送っていた。
そんなある
日、弟のバウマンが【征服者】の職業を授かり、お役御免となったゼスは呪われの森に追放されてしまう。追放早々、ゼスはいきなり竜に襲われてしまうが――。
「なんだかあの竜、黒い靄みたいな汚れがついているような。綺麗にできないかな」
《浄化》のスキルに目覚めたゼスは、竜や大精霊に纏わりつく呪いを洗濯物の汚れのように綺麗さっぱり洗い落としていく。
やがてゼスの力は呪われの森全体に広がっていき、周辺国家から聖域と囁かれるようになる。
これは、汚いものを綺麗にするのが好きな主人公が、神の呪いで苦しむ者たちを救い、彼らと共に国を造っていく物語。
※カクヨムでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 20:00:00
120389文字
会話率:40%
七年前、世界中にダンジョンの入り口が【生えた】。
彼の母親や妹、そして母の妹である叔母がそれに巻き込まれる。
当時一二歳であった彼の目の前で。
突如発生した黒い靄は、彼の妹と母親、そして叔母などを次々と飲み込んでいった。
少し離
れていた彼は叔母より託された従妹を連れて逃げだし、かろうじて巻き込まれずに済んだが、それは彼の心に大きな傷跡を残していた。
しかも巻き込まれた人とその風景まで、巻き込まれた当時の姿のままで、幻影のようにそこに映し出されていた。
ダンジョンの入口は、七年前のその当時の光景をそのまま保存しているにもかかわらず、実体はなく誰も助け出せてはいない。
すぐそこに見えるので助け出せるのではないかと希望を持つ家庭は少なくない。
彼もその一人で、なんとか助け出そうとダンジョンに挑むが、彼が授かった謎の職業のせいで、レベルもステータスも上がらずスキルも得られない。
それでも大学のダンジョン研究サークルメンバーの力を借り、謎の職業について検証を行っていたが、そのさなか大怪我を負い、からだには障害が残ってしまった。
不自由なからだとなった彼は、サークルからも追放され、事実上の引退を余儀なくされたが、ダンジョン攻略を諦めきれずにモンモンとする日々を送っていた。
そこへ彼の父親から、ダンジョン教育の非常勤講師にならないかという話を持ちかけられる。
ダンジョンは中のモンスターを放置しすぎると地上にモンスターを溢れさせることがわかり、そのモンスター溢れに対応するため、全国の学校でダンジョン教育が執り行われることが決まっていた。
だが講師の報酬は安く、稼げる冒険者は非常勤講師を引き受けたがらず、ダンジョンに潜ることができなくなった彼に白羽の矢が立ったのだ。
謎の職業の解放には彼の内なる条件が整っていないのではないかと、サークルの会長より指摘された彼は、気分を変えるのもいいだろうとそれを引き受ける。
だが引き受けたはいいものの、彼が講師として赴くことになったのは全国的にも珍しい女子小学校。
そこで七年前に叔母から託され、彼が助けた従妹と再会。
その友達とともに、再びダンジョンに挑むこととなった。
これは後に、JSハーレムキングと呼ばれる男と、それを取り巻くJSたちがダンジョンを攻略していく物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 12:10:27
365376文字
会話率:42%
ピアノコンクール当日、この日の為に準備したドレスを着て、ステージ袖から客席を眺めていた。
パパは来れない。
ずっといろんなこと我慢してきたけど。抑え込んでいたものが溢れ出してくる。
ピアノも、学校も、家も、何もかもどうでもいい。
突如足元に
現れた得体のしれない黒い渦。
禍々しい黒い靄のようなものが渦巻き、その奥を覗こうとしても底知れない闇があるだけだった。
本能が警鐘を鳴らしていたのに、私は引き込もうとする渦に抗わなかった。
まさか異世界に飛ばされてしまうなんて思いもしなかったけれど…。
異世界では番だの結婚だの聖女だの…、私を置いてきぼりにして話が進んいく。
そんな時、私を助けてくれたのは稀代の魔術師と呼ばれる王弟だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 20:51:41
2239文字
会話率:13%
その森は、多くの妖が住む、私たち人間の住む世界とは違う、奇妙で不思議な世界。薄靄が立ち込め、紅蓮が咲き乱れる池の畔に、『紅蓮荘』は建っている。
これは、様々な妖と、妖が見える少年・少女たちが紡ぎ出す少し不思議な物語。
最終更新:2025-01-31 13:22:39
114383文字
会話率:71%
そこは、霞ヶ森と呼ばれる、深い深い森の中。
私たち人間が住む世界とは違う、人ならざる者たちが住む、奇妙な世界。
薄靄が立ち込め、紅蓮が咲き乱れる池の畔に、『紅蓮荘』は建っている。
これは、
様々な妖と、妖が見える少年・少女たちが紡ぎ出す、
少し不思議な物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 09:19:10
142903文字
会話率:57%
この大陸には「奈落の地」という謎に包まれた広大な土地がある。
大陸の国々は「瘴気」と呼ばれる靄に覆われている。
数年から十数年間隔で「奈落の地」より魔物が溢れ、人の住む領域に侵入してくるのである。
これが「スタンピード」と呼ばれている現象で
ある。
この「スタンピード」によって、大陸に住む人類は滅亡の危機に直面するが、唯一神である女神アストレアによって加護を授けられた「聖女」によって、人類滅亡の危機はひとまず回避した。
大陸の南東の辺境にあるベツレヘム王国は、「奈落の地」からも遠く離れており、100年以上スタンピードの脅威にさらされておらず、貴族との癒着により教会は腐敗した。
その中で真面目に修行に励む聖女見習いの物語。
本作は武 頼庵様ご主催の「冬の星座(と)の物語」企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 00:00:00
22008文字
会話率:36%
風見宙飛[かざみそらと]は、長野県の戸隠学園で忍術を学ぶ男子高校生。彼は学園で異質な少女、勿朽流華[くちなりゅうか]に出逢う。
忍者+学園+友情+恋愛=青春
彼らの日常は、ただの平穏では終わらない。
最終更新:2025-01-23 06:00:00
35319文字
会話率:51%
九条滝の高校生活は、幼馴染みであり社長令嬢でもある無口な女子高生・桧山佳音のボディーガードを(嫌々ながらも)する日々。ある日、佳音が風邪で学校を休み、滅多にない放課後の自由な時間が滝に訪れた。どこか靄のかかったような感情を抱きつつも、滝は
親友・白屋吹雪と買い物に出掛ける。その帰り、2人は痴漢に遭っていた同級生・矢倉ほのかを助ける。それ以降、滝に好意を抱いたほのかは彼との仲を深めていく。滝も純粋なほのかに惹かれていた。一方、突然「1人暮らしをする」と言いだした佳音は、理由を聞かれても答えず滝と口論になる。「嫌だったらやめればいい」という言葉を受け、ついに滝は佳音から離れていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 17:59:18
188448文字
会話率:42%
2067年、突如東京に出現した時空の歪みの様な黒い靄は怪物を生み出し、人々を一週間もの間恐怖に陥れた。その後も同じような事件が続き、いつしか磁歪修正所なるものができた。
最終更新:2024-12-23 13:29:27
3231文字
会話率:69%
男は目を覚ました。目の前の靄がゆっくり晴れていくにつれて、頭も次第にはっきりとしていく。今、浮かび上がった記憶は、まるで夢の断片のように朧気で、しっかりと掴んでいないとどこかへ消え去ってしまいそうだった。
拳を握り、記憶をかみしめる。そ
して、彼は理解した。自分は――
「ちくしょう……ちくしょおおおおおおぉぉぉう!」
死んだのだと。彼は膝をつき、雲のような地面を拳で叩いた。ここは間違いなく、死後の世界。死の実感がじわじわと胸の奥から湧き上がってくる。
彼は叫んだ。生きていたこと、人生が今、過去になろうとしている。受け入れられるはずがない。濁流の中、流されまいと必死に岩にしがみつくように抗った。
そんな彼に、そっと声をかける者がいた。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-15 11:00:00
2625文字
会話率:89%
母子家庭に育ち、借金を負い失踪した母の帰りを一人待つ新原ユリアの元に、公開オーディションの勧誘メールが届く。女子高生同士が殺し合うバトルロイヤルというキワモノ映画で、かつてはあこがれ、今は歪んだ恨みを向ける人気女優・塚本奏が主演。
不正な闇金と思しき借金の調査資金を得るため、ユリアはオーディションに赴いた。自身の美貌と派手さに絶対の自信を持つユリアは、奏よりも目立つとアピール。監督に気に入られ、端役だが見事採用される。
時は流れ、ロケ地の無人島にて事件は起こる。撮影現場の下見中、島を覆った謎の黒い靄。目覚めてみれば、脚本通りのバトルロイヤルの開始状況となっていた――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 14:11:17
109897文字
会話率:45%
ある日、謎の靄に山越高校の全校生徒+職員、計500人以上がまとめて異世界に飛ばされた。
それぞれが固有のスキルに加えて与えられた共通のスキル『殺した対象の能力を全て奪える』
スキルを駆使して最後の一人になるまで生き残れと言われたが、転生した
種族はまさかの『うさぎ』
初期魔力ゼロ、戦闘力ゼロ、固有スキルは『動物言語理解』
被捕食者でしかないこれでどうやって生き残れって言うんですか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 18:10:00
116705文字
会話率:46%
【第一章】
2年前、実の兄と姉代わりだった幼馴染が揃って失踪した。高千穂ナオル(直)は慕情とコンプレックスを引きずったまま16歳の春を迎える。心の通わない父親にある決意を告げ、入学式へと向かったナオルは、突如白い靄に包まれ、気が付いたら見知
らぬ森の中に居た。
そこで出会ったマルヴァスと名乗る青年から、自分が異世界からの訪問者、“渡り人”であると聞かされるナオル。
自分の居た世界に帰る為、彼と共に王都へ向かう決心をしたナオルは、最初に訪れた街の宿屋で看板娘のサーシャと知り合い、心を通わせてゆくのだが…………。
過酷な運命に翻弄される少年の、絆と成長を描く冒険ファンタジー開幕。
【第二章】
竜のもたらした暴虐と破壊は、街に甚大な被害と深い傷痕を残した。
心身に受けた悲痛も癒えないまま、ナオルは領主イーグルアイズの要請で、彼の娘メルエットと共に王都へ赴く事となる。
異世界における最初の友マルヴァス、かつて争った相手のローリス、そしてサーシャの弟であるゴブリンのコバも加わり、一行は王都を目指して旅立つ。
無力な少年が大切な人々を守るため、徐々に自らに眠る力を呼び覚ましていく第二章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 17:43:43
934026文字
会話率:48%
闇! その中にごく薄い靄が漂っている。よく見ると、それは光っていた。プラズマの発光。キラキラと薄く、闇と反応して…… 「エリア718に到着。これから〔非在〕領域内に突入する。こちらの機器の応答はいまのところ順調だ。この先追尾よろしく」『イ
グザ34了解。レート・レーザには良く見えているよ。こちらの装置にもまだ異常はない。確率変数も安定している』〔非在〕はその存在を知る少数の誰もが予期せぬうちに人体に巣喰う癌のように時空に点在して広がっていった。初の調査隊が向かった[非在]はノルウエー・フィヨルド先の海底百メートルの位置に発見されたものだった。時代を遡って最初にそれを観測したのは天体物理学者だった。異常な重力場領域として観測されたのだ。詳しい解析の結果、その原因は等価原理の違反であると判明した。重力質量と慣性質量の不一致が時空の重力異常として観測されたのだった。ある考えではそれは特殊なスピンとして素粒子内部に隠された空間または時間が部分的に開放された結果なのではないかと解釈された。その場合、観測された重力異常周辺領域には余計な時空が付随することになる。また重力異常領域ではヒッグス粒子の質量がユニタリティ限界を超えた大きさを持つ可能性もあり、その場合には確率の保存が破られる、すなわちその領域内では原因と結果(因果関係)が崩れてしまっている可能性も否定できないのだった。また、それが学者たちが今回の重力異常領域を〔非在〕と名付けた理由でもあった。『わたしたちをここに跳躍させた質量転移について疑問がわいたんです』調査隊員のひとりが隊長に告げた。「というと?」隊長が答える。『質量転移の観測依存性についてですが、あの式に出てきたオブザーバブル=可観測量の導出は間違った仮定の上に求められたのではないかと思えるんです?』「具体的には?」『わたしたちがすでにこの〔非在〕自体に包摂されているという可能性です』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 06:40:52
16535文字
会話率:48%
「どんなものでも消せるとしたら、…私は、この世から何を消したいのだろう」エミリア・ヴァルデン侯爵令嬢の魔法は、強く願ったものを消し去る闇魔法。
幼い頃、両親が亡くなったエミリアは、婚約者であるクロード・コルホネン伯爵令息の家で暮らしていた
。いずれ家族になるのだからと。大好きな義兄と離れるのは嫌だったが、優しい婚約者とその父親に囲まれ、幸せに過ごしていた…しかし…
クロードの継母とその連れ子であるフルールが来てから、そして、クロードには見えない、あの黒い靄が濃くなってきた頃、何もかもが悪い方向へと変わっていった。
3部に分けてみました。1部ずつ長いのですが一気に読みたい人にはお勧めです。途中エピソードタイトル入っています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 20:14:11
88232文字
会話率:42%
婚約白紙された過去を持つ王宮魔術師キャロルは職場の先輩ファルが苦手だ。理由は自分に好意を持っているから。婚約白紙がきっかけで恋愛がよく分からなくなったキャロルは自身に向けられる好意を煩わしく思っていた。
そんなある日の事、キャロルは仕事で
黒い靄に覆わた石のような物を見つける。それは調べてみると竜人の逆鱗であり、逆鱗から瘴気が発生するように改造されたものだと判明した。
天空に住む竜人は地上人にとって神のような存在。そんな国交を揺るがす大事件に調査チームが立ち上がる事に。
大変だなあと他人事のように聞いていたキャロル。しかし既にチームに入る事が決まっているファルがキャロルを自分の補佐に指名してきて……
「僕は君が好きだよ。結婚したいと思ってる」
ここぞとばかりに好意を伝えてくるファル。
そんなファルにキャロルが絆される日は来るのか?
過去に自分の愛を否定されたヒロイン×ストーカー気質な嫌われヒーローのラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 23:05:58
145318文字
会話率:34%
この白く靄のかかった温かい空間で私と彼女は朝を過ごす。
最終更新:2024-10-27 11:15:22
1233文字
会話率:24%
アーネッタの手には不思議な力が宿っていた。
黒い靄を払う奇跡の力。黒い靄は良くないものなのだとアーネッタは実感している。
アーネッタがデビュタントを迎えた日、王宮の大広間でアーネッタはひとりの男性を目撃した。
全身を黒い靄に覆われた、『冷
血卿』と呼ばれる若き公爵イェルド。
あんなもの放ってはおけないとアーネッタは決意した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 12:12:09
3693文字
会話率:29%
気づけば私はBar Deep Blueに居た。私は、私の事を思い出せない。Bar Deep Blueには、一人、また一人と客がやって来ては帰っていく。
私は誰かを待ちわびているのだろうか、頭の靄が晴れるまで、私は彼らの話を肴に休んでいこうと
思っている。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-23 21:53:17
1986文字
会話率:44%
魔女の家系に生まれたオリヴィアは、幼い時に森の中で瀕死の黒竜に出会う。
黒竜を救う為に治癒の歌を唄った彼女は、代償に声を失い、魔法を使えなくなってしまった。
八年の時が経ち……
オリヴィアは、姉と共に森の中の一軒家で幸せに暮らして
いた。
そんな平穏を壊したのは、竜王国からやって来た遣いだった。昔、助けられた黒竜はいまは竜王となり、国を治めている。そして救ってくれた魔女を妃に迎えたいと……姉であるロザリアに対しての迎えだった。
拒むロザリアだが、オリヴィアはその遣いが竜王に対して悪意を持っている事を感じ取ってしまう。
オリヴィアは人の悪意が靄として見える眼を持っていたからだった。
同時に魔女としての仕事の依頼を受けた二人は登城を余儀なくされる。
八年ぶりに見た黒竜リベルトは美貌の王となっていて、オリヴィアの事を覚えてはいなかった。
不穏な空気が蔓延る城内で、仕事をこなす魔女姉妹だったが、ある夜を機に、オリヴィアはリベルトと交流を深め、互いに惹かれていく。
しかし悪意が渦巻く王城で、姉を、竜王を守る為にオリヴィアはある決断を迫られる事になる……
※カクヨムにも掲載しています。
※毎日7時更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 23:32:57
109985文字
会話率:42%