多種多様な種族が共存する魔法の国、ルベルバス王国。王都ムウニ・ディンロの郊外に建つブリスティア魔障院の掃除番、アリス・ブリスティアは劣等生の烙印を押され、慎ましやかな日々を過ごしていた。
ある日のこと、平和な日常しかなかった魔障院に盗人
白兎が侵入する。アリスは白兎を捕らえ、何故侵入したのかと問い詰めると、観念した白兎は森に異変が生じて餌を採れなくなったと泣きながら訴えた。
アリスは魔障院をこっそり抜け出すと、立ち入り禁止区域である歪みの森へと様子を見に赴いた。森の奥で時空の穴を見つけると、好奇心から穴へと飛び込んだ先には、世にも不思議な世界が広がっていた。
しかし、魔障院へと戻ってきたアリスを待っていたのは、以前とは内容の異なる歴史書であった。アリスは些細な違和感から王国の探索を始め、やがて深淵なる忘却に侵された世界の真実へと近づいていく。
他のサイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 00:00:00
41804文字
会話率:45%
【PV 133,000突破!!】
http://kxxx.html.xdomain.jp/「番外編などもあります」
(◆)→イラストあり。
【1章】
俺――沙田雅(さだただし)の住む、六形市(ろっかくし)。
この街では、日夜、アヤカシと戦
う異能者がいた。
一方、六角市の15歳~18歳のなかにひとりだけ”シシャ”と呼ばれる、
人間以外のモノが入り込むとされている。
六角第一高校に転校した沙田。
そこで出逢った、ツインテールの不思議っ娘、寄白美子(よりしろみこ)。
寄白美子は左右に6つの十字架ピアスをした謎の美少女。
そして同じ教室で出合った憑依体質の九久津(くぐつ)。
この2人は学校の7不思議をモチーフにした”アヤカシ”
と戦う異能者だった。
しだいに明かされる六角市の真実。
六角第一高校を起点に出現する六芒星はなにを意味するのか?
そして”シシャ”の正体は?
【2章】
新たに、美少女能力者の社雛(やしろひな)の存在も明かされる中、
九久津もついに宿敵”バシリスク”と対峙する。
一方、当局(政府)の能力者たちも、六角市へと来訪していた……
【3章】
負力の受け皿として、ふたたび”シシャ”を生みだす三家。
そして、九久津と座敷童の出会い、社の怪我の真相が判明する。
一方、九久津の魔障、【ポイゾナスルーティーン(毒回遊症)】はさらに深刻さを極めていく。
【4章】
六角駅で寄白を待つ沙田に、突然、声をかける人物。
それは二校に通う、金髪の女の娘だった……
【5章】
沙田は、寄白とエネミーと繁華街でパフェを食べることになった。
そこに社、九久津、繰もやってくる。
XXXX年、具現化したアンゴルモアに一条と二条が挑む。
【6章】
早朝の学校に呼び出された沙田は、寄白とともに廊下の角からある人物を見張っていた。
※カクヨムにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 03:31:29
1097198文字
会話率:35%
治癒士のリヴィは、王都からきた騎士、レインスに恋していた。彼の魔障を治療するのが仕事だったが、レインスの悩みは魔障により強い性衝動が出てしまうことだった。
治療が終わりに近づくあるとき、リヴィは彼に一世一代の嘘をつく。
「治癒士は身体を使っ
て治療するのですよ」
清廉で真面目なレインスに迫る一途なリヴィ。
一方、王都からレインスの元婚約者がやってきて……。
嘘で結ばれた二人が幸せになるまでのお話です。
*姉妹サイトで投稿したものの全年齢版になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 08:23:32
18060文字
会話率:43%
勇者ディートと聖女ミレイの仲は国中で有名で国中に認められていた。魔障の大穴を塞ぐ旅を終えたら結婚するのだと、誰もが思っていた。
なのに、旅の終わりに聖女ミレイがロエリーア神からの神託を賜り、勇者ディートは王女ジリアンと結婚しなければならなく
なったらしい。
誰にも望まれない婚約者ジリアンはどうにかして婚約を破棄したい、そして元の婚約者と結婚したい。というか神託だからって誰も得し無さすぎでしょ!と頑張るお話。
そしてなんだか儚げ美少女ミレイにはなにやら思惑があるらしい。いやいや、どうして私を悪者にしたがるの?この人?別に勇者と結婚なんてしたくないんだってば。
無事にジリアンは平穏を取り戻せるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 21:33:02
15334文字
会話率:39%
幾つかの国が統治する世界アヴァンラムール。
その国の1つグリザイア・ロズヴァール王が統治する国ロズヴァール王国は資源が豊富で国力豊か。
しかし、草木や作物土壌を腐らせる魔障が発生する。そしてその魔障からは黒き魔物が家畜を遅いやがては人を襲う
。
人々は魔障を沈静化させる方法を見つけたが、その魔障を生み出す魔王と、その配下である魔将を排除するのは4人の勇者。あなたは勇者もしくは勇者の仲間となり、冒険をしながら様々な人々と出会って愛を育み、その力で魔王を討つ物語。
と知ったのは子爵令嬢ながらも容姿や才能はごく平均的なマリベル・ライフェイザは、12歳にて貴族が全員授かるギフトを得た夜。とその昼に出会い心を全て埋め尽くされた白の勇者に一目惚れ。
国や父の高レベルの鑑定でも不明だったマリベルは、国から父からそして兄弟からも邪魔者扱いされる。
そんな時入ってきた魔障の発生、それを鎮めるため兄フォクス率いる騎士団に同行するマリベル。護衛役として冒険者のナディアとマリベルは騎士団とはぐれてしまう。
騎士団を掻い潜ってやってくる魔物はマリベルを襲う。
だが、マリベルはそんな魔物を討伐。
父親と兄姉の思惑を知ったマリベル。
マリベルのギフトが、真の意味を発揮し、貴族の地位を捨ててまで白の勇者と添い遂げると誓い、マリベルはギフトを駆使し白の勇者アイリスの心を射止める旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 21:35:04
107022文字
会話率:46%
古武術を習う高校生の藤原徹は、春休みに参宮学園へ転入手続きに訪れ、同級生となる合気道部の荻原有理と出会う。
時を同じくして、炎のような赤い髪を持つ少女リタ・グレンゴールドも、如月の宝玉を求めて入学して来た。
荻原有理の妹である美少女の荻原
有為、世話好きのクラスメイト楠ノ瀬麻紀、そして何かと徹を敵視する高宮武。
優柔不断な徹は周囲に翻弄されつつも、転入先での高校生活を謳歌する。
だが同時に、徹は自分が学園の奇妙な伝統に絡めとられていくのを感じていた。
「縦では、肋骨の隙間に入らないなあ」
「私もかつて宝玉の傍らで夢を見た。それ以来――今でも、夢を見るんだ」
「我らは宝玉の主にして僕。宝玉は常に我らと共にあり、我らは生涯を宝玉に捧ぐ」
時を超えた想いが、否応なしに徹の運命を変えていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 21:00:00
121277文字
会話率:31%
魔障とそれに憑りつかれ狂暴化する魔獣という存在がいる世界に異世界転生したわたくし。
さらに魔障をどうにかする為に、異世界から聖女召喚を行うようです。聖女様が覚醒されるには相思相愛のお相手が必要とか。それなんて乙女ゲー?
それでも、異世
界召喚なんて世界を超えた誘拐犯の所業!無理やり召喚された聖女様には幸せになって欲しい!幸せの為ならイケメン逆ハー作っていただいても!と色々していたら、乙女ゲーだったら攻略対象ぽい己の婚約者は溺愛してくるし、他の攻略対象ぽい方々はやる気を感じません。シチュエーションだけ見れば乙女ゲーぽいですが、そしたらわたくし悪役令嬢役ですか?!と思ったら、別のご令嬢に悪役令嬢ぽく絡まれました。あれ?わたくしの役って一体?
乙女ゲーぽい(だけの)世界で奮闘する転生令嬢。異世界転移してくる聖女様の幸せを目指して、転生時のお約束、白い空間でお会いした女神様のお願いも果たすべく、わたくし頑張ります!
ところでここ、本当に乙女ゲーの中じゃないんですよね?
第一章 学苑編(完結済み。予約投稿します)
第二章 討伐編(執筆中。完結次第予約投稿します)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-02 10:00:00
330637文字
会話率:43%
世界は転換期を迎えていた。魔王の出現そして勇者による討伐。その後の世界は平和そのもの…というわけにはないいかず。世界にはまだまだ魔物が溢れていた。精霊として生まれるはずの者が何故か人として世界に送り出されてしまいひとりの少女が勇者と出会う。
魔王討伐を終え疲れた勇者を助けた事がキッカケで少女は勇者の家族となる決心をする。
一緒についていけずに必ず会いに行くと約束し勇者と別れた少女はある日ひとりの戦士と出会い勇者が待つ都へ連れて行ってもらうことになる。都は遠く資金もかかるため少女は精霊としての自分を活かし精霊使いとして人々の魔障をという魔物から受けた傷を治しつつ都を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 19:24:09
254796文字
会話率:46%
艮宮山には魔王がいる。その魔王は、今にもこの世を終わらせようとしていた……。
根暗デブでアイドルオタクの藤林千影。長年の引きこもり人生に幕を下ろそうと一念発起し高校デビューするも、ヤンキーの襲撃に遭い、登校初日にしてあっけなく出鼻を挫かれ
る。何もかも嫌になった千影は自殺しようとベルトに首を掛けたその時、突然、彼の目の前に忍者が現れたのだった。
その忍者は、忍者部に所属している同じ高校の先輩のようであった。千影は忍者に無理やり部室へ連れて行かれると、いきなり「忍者になれ」と言われる。しかし、千影は訳あって忍者がトラウマ級に大嫌いだった。どうしても忍者になりたくなかったが、忍者部の部室に大ファンのアイドルの超お宝写真集が置いてあるのを発見してしまった千影は、それが欲しいためだけに忍者部へ入部する。しかし、そこはただの部活ではなかった……。
忍者部に入ったデブの千影は、修行という名のダイエットから始まり、徐々に忍者ワールドへ引きずり込まれていく。
忍者の知られざる真実を知るにつれ、後戻りできなくなった千影は本物の忍びとなり、忍びの本業である潜入と諜報活動を開始。その潜入先とは、何と、千影の自殺するきっかけを作ったヤンキーグループであった。
忍びが目指すのは、魔王がいる艮宮山の山頂に向かい、魔王を倒すというもの。しかし、艮宮山へ入山するためには、麓に張られた堅固な魔障壁を突破しなければならない。魔障壁を突破するには一億人分の覇気が必要。忍びだけでは覇気が足りず突破することが難しい。そこで忍びたちが目を付けたのは、そこら中にのさばるヤンキーたちであった。常に勝気で喧嘩腰のヤンキーには人並み以上の強大な覇気がある。そんなヤンキーたちをかき集め、ヤンキーたちと共に艮宮山へ向かえば魔障壁を突破できるかもしれない。
プロの忍びとなった千影に与えられた忍務は、自らヤンキーに扮し、ヤンキーグループに潜入、ヤンキーの親玉を説得して、ヤンキー集団と共に艮宮山の魔王退治へ向かうというものであった。
果たして、千影は無事、ヤンキーの親玉を説得して艮宮山の魔王退治に行くことができるのか??
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 21:10:39
269745文字
会話率:26%
『塔の世界ユグドラシル』
天の先は見えず、地の底は魔障と呼ばれる暗い霧に覆われた世界で、人々は魔障から逃げるために塔を登る。
魔障は魔物を生み、魔物は人を襲う。
そんな世界で鬼と呼ばれる者たちが突然現れるようになった。
鬼たちは人の言葉を
話し、不思議な光を纏い魔物を狩っていく。
いつしか鬼たちは冒険者とも呼ばれるようになり、この閉じられた世界で人々と生活するようになる。
だがこの世界にはいくつもの秘密が隠されていた。
その一つが現実世界のとあるゲーム『光と忘却のユグドラシル』と繋がっているという事。
現実の世界の極限られたプレイヤーだけがゲームの世界に入り込み、『塔の世界ユグドラシル』で冒険者として溶け込んでいた。
あるプレイヤーはただ純粋に楽しみ、
別のプレイヤーは現実とは違う自分を目指し、
またあるプレイヤーはこの世界の秘密を探り、
そして、とあるプレイヤーはこの世界を憎んだ。
『塔の世界ユグドラシル』と『光と忘却のユグドラシル』
2つのユグドラシルを巡って、プレイヤーたちはそれぞれの信念や願いを掛けて冒険を続けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-11 08:00:00
15100文字
会話率:31%
もう傍にいられないと飛び出した黒い魔鳥の雛、『フフ・ヤガーン(紫)』は、
漆黒の魔族、黒の伯爵と呼ばれる『ザラド』に拾われた。
人であるまあま(母)愛恵の腹を借り、夜の凶鳥(コルナッキア)であるぱあぱ(父)花音の
魔障によって生まれたフフ
・ヤガーンは、
魔族の中で生きてゆくことになった。
ザラドの
「我が、お前の父になってやろう・・・今日からは、お前は、我のモノだ・・」
という言葉と共に・・・・
(自サイト『黒き夢の此処へ』の転載です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-07 22:28:44
5617文字
会話率:15%
遥か未来、人類が衰退し超常能力を持つ新生物が世界を管理していた。
世界支配を狙う犯罪者、帝(みかど)。
家族を失い復讐の為、帝を追う了(りょう)。
超能力に目覚め人類存亡の戦いを始める慎治。
荒廃した世界を旅しながら3人の視点で話が進みます
。
進まないかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-05 23:29:27
17378文字
会話率:19%
あの日すべてが変わってしまった。
大好きだった家族。
大好きだった街。
大好きだった領民のみんな。
大切だった人たちが一瞬で奪われた。
憎みたかった。憎んで殺してしまいたかった。でも…
『ホワイト、聖女様を憎むなよ。魔障に蝕まれた
のは運命だった。お前より少しだけ早く神様のもとへ向かうだけだから。お前は焦ってこっちに来るんじゃないぞ?』
彼の言葉があったから、私はここに立っている。
全てを捨てて。
俺は今、ここで生きている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-06 12:00:00
3268文字
会話率:37%