かつて世界に災厄をもたらした魔王・イヴ。
歴代の英雄たちが叡智を出し合い何度も封印していたその効果が期限を迎えようとしていた。
最後に封印されたのはいまから約100年前。北山脈を超えて魔族と呼ばれるモンスターが出現し始めている。
国家魔術師
である少女モニカは国王及び魔術師協会から、封印されるたびに力を増幅させる魔王の再封印の方法とそれが可能な仲間たちの招集の特命を受け、城下町での最初の調査を始めた。
しかしこの時はまだ誰も知らなかった。すぐそこまで“闇”が忍び迫っているという事を……。
正しく回っていた歯車が少しずつ狂い始めていた。
けれど、その引き金を引いたのは……、――モニカ自身だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 07:06:56
15572文字
会話率:33%
歴史の中で営々と発展を続けてきた魔術。その進歩の一つが、魔獣の身体の一部を人間に移植する魔術生体サイボーグ技術と、それによって怪物軀宿者(モンスト・サイバー)を生み出す技術だった。一部の魔術師は、魔術結社の国際機関である魔術師協会(ギルド
)の管理を逃れて自分の欲望を満たすために怪物軀宿者(モンスト・サイバー)を生み出し使役する。彼らは常罪術者(マリグナント)と呼ばれ、魔術師協会(ギルド)の派遣する懲罰術者(ユーディキウム)と暗闘をくり広げている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 12:00:00
125957文字
会話率:24%
世界のほぼ全ての魔術師が所属する魔術師協会。そのトップであるグリムは転生魔術を開発した。彼は自分の仕事を幹部に丸投げし、転生魔術を発動することに決める。そうして無事に転生を遂げたのだが、転生後の世界では・・・。転生した魔術師による学園ファン
タジー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 18:00:00
72161文字
会話率:54%
「グロウ、おまえは魔術師協会から追放だ」
世界中で見下されている【金属魔術師】のグロウは、いつか認められると信じ、五賢者の一人、クズールの弟子として下働きをしていた。しかし散々利用されたあげく侮辱され使い捨てられてしまう。あらゆる金属を扱
う【金属魔術】は条件付きで強力な魔術である、ということを誰もが知らず、ただ馬鹿にしていた。
そんな現実に辟易としていたある日、兵器も魔術も通じない金属の魔物【メタル】が大量に押し寄せてくる。五賢者さえも何もできない中、【金属魔術】によりメタルを討伐したことで、グロウの世界は一変する。数少ない金属魔術師の中で、グロウ以外にはメタルを倒すことはできなかった。世界中で大量のメタルが出現した上、メタルの素材は貴重であることが判明すると、世界中が手のひらを返し、金属魔術師を見下していた王さえもグロウを勧誘し始める。
しかし……。
「メタルは俺にしか倒せない? そんなこと俺の知ったことじゃない」
すでに世界中の人間に呆れ果てていたグロウは、好きに生きると決めていた。
一方、グロウを追放した張本人であるクズールは王から貴様の責任だと非難される。見下していたグロウと立場が逆転し……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-21 20:13:37
101424文字
会話率:21%
魔法や魔術を扱う血族の中で底辺だといわれる『アルジェント』の血統を持って産まれたディマは、魔術師協会の中でも不遇な扱いを受けていた。
魔法といえば炎や水、雷といった豪快で花形的な存在を思い浮かべるだろう。しかし、ディマはそれらの魔法も
使うことができるが、好んで使うことはない。
彼の魔法は異質だ。それはケイ素を含むものを生成し、その物質を変質させた武器で戦うという非常に地味なものであった。
ある日、魔術世界を牛耳る『A.a.(金の鷹)』メンバーの一人が不出来な娘アンヴィを生贄にし、禁術を成そうとしていた。そんな少女をディマは――
彼らのほのぼのした日常を描くファンタジー。あんなことやこんなことも人目に憚らず……?
しかし、死は常に隣り合わせだということをお忘れなく――
※この作品は、第四回書き出し祭りにて参加した作品を長編小説にしたものです
※一部非人道的かつグロテスクな描写があります
設定集作りました。下の方にリンク貼ってあります。
旧名:底辺と呼ばれた魔術師が、最強の美少女魔術師を育てることになりました。
ネット小説大賞1次突破しました! 皆様ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-10 01:09:50
96975文字
会話率:42%
宝石に魔力を流せるだけで誰でも魔法を扱えるようになるアイテム『魔宝石』の大量生産化に成功したアインス・ヒドゥン・アルケミアは、その功績により幹部になられる事を恐れた魔術協会幹部の言いがかりにより協会を追放される。
その理由は禁忌とされ
る『賢者の石』の研究をしていると言うとこであったが、禁忌の研究は魔術師協会では暗黙の了解。誰でもやっている事だった。
追放されたアインスは個人的に賢者の石の研究をする。
そして石の中から現れたのは吸血鬼。
彼女は知っていた。賢者の石の情報を。
そしてアインスと吸血鬼はある契約を交わす。
「わっちの封印を解いておくれ?」
「俺に賢者の石の情報を教えてくれ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 17:03:33
15271文字
会話率:33%
SSSランクの天才魔術師フリードは、夢のスクールライフを求めて魔術師育成学校への入学を希望するも、そこを卒業すると同時に得られる資格をフリードが取得してしまうと、自分達の立場が危うくなると感じた、魔術師協会に却下される。アイドルのファン活動
に徹しようと決めたフリードは、ファンイベントが行われた魔術禁止区域にて猫を助けるために、軽めの魔術を発動。それをチャンスと思った魔術師協会に、不当な罰則として魔力抑制の石を埋め込まれることになっってしまう。しかし、フリードは全くそれを気にすることもなく、代わりに学校への入学を再度希望する。魔力が低下したことで脅威になることはなくなったと安心した協会はそれを承諾。フリードの夢のスクールライフが始まる。Fランクとして見下されながらも何故か誰も彼に勝てない。フリードの実力は、魔力量によるものではなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-26 00:36:05
29139文字
会話率:63%
年に数回実施される魔術師採用試験において、異例の成績を残した少女――如月音宛。
魔術師協会に所属することとなった彼女の才能に多くの期待が寄せられる中、当の彼女は毎月振り込まれる資金で自由気ままなニートライフを満喫していた。
活動実績ゼロの
まま月日は流れ、三年後の春。相変わらず自堕落な引き篭もり生活を続ける音宛だったが、上司からの一言によって窮地に立たされ、渋々活動開始を決意する。
初日から持ち込まれる依頼の数々。その圧倒的な量に悲鳴を上げながらも、音宛は魔術師として日々の活動に勤しむしかないのだった。
本当は働きたくなんてなかったけれど。
音宛の元には今日も、依頼者が訪れる。
※毎週日曜が定期更新、他は不定期になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-23 22:40:41
96405文字
会話率:29%
過去の過ちから、魔術が理性で導かれる時代。
魔導工学が台頭し、地に足のつかない伝説や寓話は、蛇蝎の如く厭われている。
ところが、その最たる魔術師協会の礎に名を連ねているのは、伝説そのものの魔術師。
堂々と刻まれた彼の名を隠しようもなく、協会
は「敢えて触れない」姿勢を通していた。
その魔術師が築いた城に、調査と称して各国から四人の魔術師が送り込まれた。
その実は、組織に体良く見捨てられたはみ出し者ばかり。
彼らは伝説の魔術師の城で、共に一年間を過ごすことになる。
その十年後。
不詳の軍隊が捕らえたのは、十年前に魔術師の城で起きたある事件の鍵を握る青年ゼノ。
彼を監視する衛士アリスは、護送中の襲撃のどさくさで、ゼノと手錠で繋がれてしまった。
ゼノを追う組織、魔術師の城を巡る計画、そして絡まるアリスの過去。
二人の逃走と、十年前の城の出来事が交互に展開する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-22 08:30:23
113178文字
会話率:31%
五年前。この世界は絶望の渦という名の地獄だった。
それは、太古の遺跡より発見された世界で最も強力な封印の術式が組み込まれた魔道書をある一人の魔導士が現れ、その魔導書の中に眠る、絶望の化身とも言える漆黒龍を呼び覚ましたのだ。
そのた
め、世界魔術師協会は強大な力を持つ魔術師や聖騎士らを集めなんとしても漆黒龍の封印を成し遂げようとした。
が、しかし、それはあまりにも安直な考え方だった。当時の全世界の強者たる強者を集めても漆黒龍に立ち向かうには戦力不足だったのだ。もう終わりだと思われた瞬間、一人の少年が突如現れる。
「あんたらみたいな、臆病者はそこで、自身の無力さを痛感しておくことだな」と周囲の世界強者達に言い残して、漆黒龍との戦いに臨む。少年は、自身の全力全霊をもって戦った。そして、少年はついに封魔の術式を組み込んだ弐剣で漆黒龍の力と心を二分し二振りの剣に封じ込めたのだ。
その戦いから、五年。一人を除き誰も、あの時の少年の正体を知らない。「弐剣の創造主」の二つ名だけが一人歩きしているだけ。
その少年の願いはたった一つ。「穏やかな生活がしたい!」というものだった。
そんな、少年が紡ぎだす、学園×恋愛×ファンタジー×異能×魔法×バトルの壮絶物語。
ここに開幕!!!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-06 21:00:00
18900文字
会話率:33%
最近、魔術師協会の日本支部で受付の仕事をし始めた少年のある一日。
何もない平凡な日に訪れる危機とは― (嘘)
最終更新:2018-01-29 23:30:59
1184文字
会話率:0%
とっくに廃業した元暗殺者の村に住んでいたシャノンは「三ヶ月後に死に至る」という先祖の残した迷惑な呪いを身に宿し旅をしていた。
目指すは魔術師が集まる港町サイアーズ。
さっそく魔術師協会で呪いを解く相談をする彼女だが、高額すぎる相談料が
払えずに万策尽きる。
「こうなったら呪いの発動まで有り金すべて使い果たしてやる!」と後ろ向きに開き直っていたところに現れたのは国で一番の魔術師ウィルフレッド・レイ。
「貴様だな? この街に怪しい魔術を持ち込んだのは!」
眉間にシワを寄せた不機嫌そうな青年に危険人物として保護(強制)された彼女は、ウィルフレッドの協力を得て呪いから逃れる事が出来るのか?
潔癖で神経質だけど心優しい魔術師ウィルフレッドと、呪いを身に宿したシャノンが一つ屋根の下で暮らし、互いの過去を知り、一緒に歩む未来を考え、解呪に挑むお話しです。
※2017年6月9日、別バージョンのエンディングを追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-09 21:23:39
131450文字
会話率:42%
「ここは日本で、俺は日下部、インターネットは光回線」
とにかくついていない青年、日下部慈雨は実家の物置で怪しい本を発見する。
時を同じくして、ほど近い場所では”魔術師協会理事決定戦”が今まさに開催されたところであった。
スターシステムを
使用しておりますので、作者の他作品に出たキャラクターが登場しております。
基本的には、完全な平行世界と思ってくださるとありがたいです。
この作品は「pixiv」「カクヨム」にも掲載しております。
お読みいただいてお気に召しましたら、ぽちっと評価入れてくださるとうれしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-01 22:08:39
34236文字
会話率:47%
元・神様のリアン、そしてリアンの下僕(笑)キリアが織りなすファンタジー。
事は、神々の時代に作られたゴーレムのメンテナンスから始まる。
それぞれの思惑と平和を願い、リアンに振り回される国王と村長。
魔術師協会の野望に巻き込まれ、やがてそれは
衝突する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-04 21:24:15
128713文字
会話率:59%
第4次世界対戦。
模造天使の技術(エンジェルハーツプログラム)を組み込んだ空挺兵器、エンジェロイドによって、西暦28659年はUJによって、終焉を迎えた。
これにより、世界は数多の数の国が消滅し、ただ一つの国家が築かれる。
その時から
約6894年、UE暦なる新な暦が作られた。
そして現在、UE暦2015年。
人類はさして変わった種としての進化もなく、日常を暮らしていた。
そんなある日のこと。
自らを『多数派』だと思い込んでいた少年に、実は自分は『少数派』だったことを、白い不法侵入者に告げられ─────
超グダグダ系パラレルワールドファンタジー、魔法猫の少女と課外授業。
お楽しみあれ!
なんの話かって?そりゃ、組織VS組織の話だよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-31 23:00:00
25747文字
会話率:43%
エナプロトス山が火山活動をはじめた。政府と魔術師協会は、周辺の住民を避難させることにした。
師範魔術師のロジーナは魔術師協会からの招集を無視していたが、なぜか妙に引っかかって、協会本部へと向かった。
本部の尋常ならざる雰囲気に、ロジー
ナは胸騒ぎをおぼえ、現場へと直行した。ロジーナは想像していたよりも緊迫した状況を目にした。
ロジーナは自らの命と引き換えに他の魔術師たちを助けようとするが……。
「魔女の気まぐれ」加筆修正版です。前半部分に大幅に加筆しましたので、別モノとしてUPすることにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-28 07:08:59
27935文字
会話率:19%
マンガやゲーム、あるいは映画の中だけの存在と思われていた【魔術】。実は一般人の預かり知らぬ所で深く静かに世界へと浸透していた。それを行使する者達は皆【魔術師】と呼ばれ、魔術師達を監視し管理する組織は【魔術師協会】(マギ・ソサイエティ)と呼ば
れた。魔術師達は協会の定めた掟に従い、決して表舞台に立つことなく裏の世界を暗躍する。そんな魔術師達が恐れる一人の男がいた。【黒衣】(クロエ)と呼ばれる男──彼は掟を破った外法魔術師を狩る暗殺者である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-22 00:00:00
2507文字
会話率:50%
配達人の少年・クウリは、帰還の際、本部からあることを頼まれる。
その内容は、とある二人の人物を魔術師協会まで連れてくることだった。
だが、それが新たな出来事を引き起こすことになろうとは、この時、誰も知らなかった。
【『魔術師と配達人』
番外編・最初の物語】
【2016.05.24 ジャンル編成に伴い、ジャンルを変更しました。旧ジャンル:ファンタジー】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-13 09:00:00
3707文字
会話率:28%
平凡な小学生・大輝の目の前で、幼馴染の少女・七海が誘拐された。泣きじゃくる大輝の元に謎の老人が現れて、少年は不思議なヒーロースーツを身に纏い、幼馴染を助けるべく勇気を振り絞って戦いに赴く。
魔術という超常の力を持ちながら、地味で味気ない
毎日を過ごしていた魔術師協会所属の魔術師・佐知子は、ある日本部から派遣されたディートリヒの登場によって、その人生が大きく変わってゆくことになる。
平凡で冴えない二人の主人公が、自らの力を知り変化してゆく魔術師バトル小説。
(HPでも公開しております)
(一部暴力描写がありますので、不快に思われる方は閲覧をお控えください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-07 13:41:12
122433文字
会話率:44%