大雨が続くと、子どもたちが魔女のところへやってきます。魔女は問いかけます。「さあ、雨が止んだらどうなるか、想像してごらん」。雨を止ませるために必要なのは、子どもの想像力でした。
ところがある日、子どもたちは魔女の庭の秘密に気づいてしまいまし
た。魔女を巻き込んで、魔法の庭での冒険が始まります。
「冬の童話祭2025」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 13:22:22
5378文字
会話率:32%
白の園。
魔法の庭。
流麗な模様細工の鉄柵に蔦が巻き付き、しかし劣化も錆びもない。
超常の空間。結界の内側。
妙齢の少女が二人。
黒髪を束ねた少女が一人、もう一人は白髪を垂らしている。
「やっと追いついたわよ」
黒髪の女の子が眼つき鋭く正面
から吐く。
「私の姉は、私とは系統が違うの」
白髪の少女は助言するように言った折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-29 14:21:46
319文字
会話率:20%
ダイラン魔導王国の第一王女ジルは、王妃にして最強の魔女バザルデの
娘に生まれ、後を継ぐことを期待されていた。
だがジルに才能はなく【水生成】【乾燥】など弱い魔法が使える程度。
コントロールは得意だが威力は子供にも劣り、他に特技と言えば裁縫
と料理。
ついには王からも見放されて城から追放されてしまう。
婚約も破談となり身分も失い、絶望したジルはお情けで与えられた屋敷で
身投げしようとした。
だがジルは屋敷の中で、不思議な異国の書物を発見する。
それは
『自分の服は自分で作る ワンピースからドレスまで』、
『家庭でできる染め物』
『やさしいレザークラフト』
『ハンドメイド作家になろう!』
などの趣味系雑誌だった。
ジルは本を読み進める内に、
『誰のためでもなく、自分らしい服を着て自分らしく生きよう』
というキャッチコピーに衝撃を受ける。
「私の魔法を応用すれば、この本に書かれている素敵な服を作れる
……ていうか、作りたい! 今更死ぬなんてバカバカしい!」
ジルは絶望など忘れて本の知識、魔法、そしてどんな植物でも実る魔法の庭の
草花を活用して服や小物を作り始めた。
するとジルに注目した商人や、ジルの志に共感した職人、
婚約破棄したはずの王子など、妙な人間たちがやってきて……?
その一方、ジルを追い出した王国には反乱の兆候が見え始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 22:00:00
286007文字
会話率:49%
マリーは祖母に頼まれた庭を継ぎに行くが、サクラソウと名乗る少年にすげなくあしらわれる。魔法の庭に入ることは出来るのか?
原稿用紙100枚程度。庭、草花、精霊、桜草、クレマチス、蔦、魔法、庭。呪いのような魔法の力。2012年サイト公開済み。
最終更新:2017-01-15 20:00:00
29555文字
会話率:48%
主人公 鏡京介『かがみ きょうすけ』がもう一つの世界『マジックガーデン』通称、魔法の庭に何者かに連れてこられ、今までの日常とは異なる生活を送る。
そこで出会った1人の少女。そしてその周りで起こる事件を解決しながら自分がこの世界の意味や生き
ている意味を探していく物語。
そこで彼は一体何を学び、何を信じて生きていくのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-05 21:04:12
2501文字
会話率:36%