伯爵令嬢の二コラはずっと家で一人だった。王宮勤めの父親も、王女の乳母をしている母親もほとんど屋敷に戻って来ないからだ。寂しい思いをしている間、母親は娘への愛情を王女へ捧げていた。
王女の話し相手として登城するようになってからは、王女に尽く
す母親の手によりいろいろなものが奪われていく。時が過ぎ、侍女となった二コラは婚約者を王女に取られてしまう。深く傷つき、「姫様から大切なものを奪ってやろう」と考える。そして魔術師ダレルからもらった『人を虜にする』魔法のペンダントを発動させるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:25:53
13724文字
会話率:31%
義理の家族に冷遇されているタチアナは、婚約を解消されたことがきっかけで家を追い出されてしまう。
「私の人生は一体どこまで悪くなっていくの?」
嘆くタチアナだが、婚約者からもらった魔法のペンダントの導きによって、実は義理の家族にはめられた
のではないかと気付く。
その証拠に、この婚約破棄にも裏があるようで……?
これは、不幸のただ中にいた令嬢が、逆境にも負けない強さを手に入れて幸福になるまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 12:41:53
9320文字
会話率:36%
彩夏音は高校生になり、新しい生活が始まる…。
この作品は前作、「彩夏音の魔法のペンダント」に続いています。前作をお読みになってからの閲覧をオススメします。
最終更新:2022-11-20 23:30:26
7360文字
会話率:20%
主人公である彩夏音はある日突然
〝魔法のペンダント〟
と呼ばれるもの手に入れることになった...。
最終更新:2022-10-23 22:05:15
84658文字
会話率:25%
「死にたい」本当に嫌なことがあった時、誰もが一度は考えた事があるのではないか…?
この話の主人公、佐々木悟子(29歳)もその1人。
毎日ストレスの捌け口のように陰口を叩かれ、
でも死ぬ勇気も無く生きたくもなく、ダラダラと命が尽きるのを待ち
侘びる日々を送っていた。
そんなある日、興味本位で行った占いの館で「人の心が読める」という魔法のペンダントを手に入れる……。
全ての人の心が見えるようになった悟子。
そこから見えた人間の世界とは一体。
悟子の人生の復讐劇が今、始まるーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-26 23:22:31
3534文字
会話率:16%
生まれる前から婚約者を決められていた少女・イェルツィアは、婚姻の日と決められている16歳の誕生日を前に、顔も知らない許嫁との結婚に怯える日々を送っていた。
そんなある日のこと、代々一族に伝えられている魔法のペンダントが、奇妙で突拍子もない異
世界の物語の断片を独りでに語りだすようになる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-17 02:30:21
1922文字
会話率:9%
三年前、結婚式で司会の方に読んで頂いた『父への手紙』です。
何を書けばいいのか分からず、アルバムを見たり、小さい頃を思い出したり、色々と考えていた時に見た懐かしい夢…
それをそのまま素直に書き綴ったものです。
最終更新:2014-04-06 06:11:04
1668文字
会話率:3%