魔法が日常に存在する世界。
人々は「火」「水」「岩」「風」「雷」の五属性のいずれかを扱い、魔法には1〜10までのレベルがある。
そして、レベル10を超えた者のみが辿り着ける“独創”――個人にしか使えない唯一無二の魔法が存在する。
さらにそ
の上。
限界を超えた者だけが得られる究極の力「リミッター」――それは世界にただ一つ、その者だけが使える最終奥義。
15歳で成人となるこの国では、魔法と武を極めし者たちが“王国学園”に進学する。
入学の時点で“独創魔法”を操る、六人の少年少女。
岩を操る天才・ルシアンを筆頭に、幼なじみの仲間たちはいずれも「歴史に名を刻む才能」として注目を集める。
その彼らを待ち受けるのは、ただの学園生活ではなかった。
同学年には国の双子の王子と姫。
そして、影から忍び寄る“七つの大罪”――七星魔王。
「傲慢のルシファー」「嫉妬のレヴィアタン」「憤怒のサタン」……
この世界を混沌へ導く7人の魔王が、封印から目覚めようとしていた。
人々の憧れ、“国最強”の称号を持つ七人――セブンスター。
彼らに憧れ、背中を追い続けるルシアンたちは、次第に運命の渦に巻き込まれていく。
やがて訪れる、リミッターの覚醒。
そして世界を賭けた“七星魔王”との最終決戦。
これは、選ばれし六人の少年少女が、
師を超え、伝説を越え、世界を救う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 02:12:30
44348文字
会話率:44%
現代日本で普通の男だった主人公、島優(しま ゆう)は、突然異世界に召喚されてしまう。そこで目覚めた彼女は「エリザベス・グレイシャル」という名の悪役令嬢として、王国の宮廷にいることに気付く。
しかし、彼女は知る由もなく、前世の記憶とともに、
自分がこの世界の悪役令嬢として運命づけられていることを理解する。そして『心の中で語りかける男の声』気付けばいつの間にか心と心の切り替えスキルが身についてた。そして「相手の心を読む」力。その力を使い貴族を操る事を提案した男。こうして奇妙な悪役令嬢が誕生したのである!
悪役令嬢は、ヒロインたちの妨害や王子との政略結婚など、数々の試練に巻き込まれる事になる。
そしてエリザベス(ゆう)は誓う。悪役令嬢らしく「悪役」を演じようとする。
明らかにメイドの中に紛れてた者がいた……。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
著者の一言。初の「悪役令嬢」を書いてます。
初なので試行錯誤しながら書いてます(笑)
なので更新は遅れ気味になります!
読者様が楽しめるように頑張ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 00:00:00
14580文字
会話率:63%
―― 六章完走しました! ――
白石悠人と東条つばさ。
十六歳の高校生、幼なじみである二人はお互いに意識をしながらも進展のない日々を送っていた。
そんなある日、二人は輝く石碑に遭遇する。そして何者かに襲われたふたりは、愛する者の死を見つめな
がら死んでいった。
【序章】
気がつけば、そこは魔族の街だった。
つばさが目覚めると、目の前にいるのは人外の姿をした魔族達。そして、つばさの体もサキュバスの幼体に変化していた。
「私がサキュバスって……でも、お母さんもお父さんも優しいし、生意気だけど可愛い弟もできたし、ま、いいか」
平和な世界で第二の人生を得たつばさは、スローライフを堪能する――
―― 一方、……
大陸東半分を支配する強国『ルスラン王国』。
その第五王子として生まれ変わった悠人は苦悩していた。
「周りを見渡せば、謀略、策略。親族は皆、敵か味方か分からない。本当に、この世界は過酷だ」
誅殺を避けるため辺境国の守護任務を受け入れた悠人に、新たな魔の手が忍び寄る――
【一章】
魔族の街に転生したつばさは、二度目の十六歳を迎えていた。
魔族の生活に溶け込んでいたつばさだったが、ある日、母から魔族独自の価値観、愛情を聞かされる。
心は人間、体は魔族のつばさに苦悩と葛藤が訪れる。
【二章】
魔族たちが暮らす街ブルシャン。そこでつばさは家族や仲間とともにスローライフを送っていた。
すっかりと魔族の生活にも慣れたつばさだったが、ある日、一羽のユニコーンと出会う。
隣町シャラクから旅をしてきたユニコーンの苦悩を聞き、つばさは仲間の魔族とともに立ち上がる。
【三章】
平和な魔族の街に不吉な影が――
サキュバスの力を安定させる為、つばさは魔族の街を離れドラゴンと暮らしていた。
新たな生活にも慣れてきたある朝、つばさはドラゴンから人間が進軍してきたことを知らされる。
遊びに出かけていた子ドラゴンを助ける為、つばさは人間達に立ち向かう。
一方、その頃――
――それぞれの世界、それぞれの事情。転生したふたりの男女が織りなす、群像物語。
※ダブル主人公の群像劇です。
※登場人物が命を失う可能性がある世界です。
※タイトルにサキュバスが入っていますが(過度の)エロ要素はありません。期待された読者様、ごめんなさい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 22:44:08
1105700文字
会話率:37%
ユニティ魔法学園に入学したエレノア・アースフィールドは、土の精霊の加護を持つ、ごく普通の貧乏貴族令嬢。彼女の毎日は、家計を助けるための地味な畑仕事と学業に追われる、平々凡々なものだった。
しかし、その日常は、学園最大のイベント「魔法植物栽
培コンテスト」で一変する。誰にも知られることのなかった彼女の「加護」が、奇跡の魔法植物を咲かせ、学園の注目を一身に集めてしまうのだ。
その才能を見抜いたのは、学園で最も権力とカリスマ性を持つ生徒会メンバーたちだった。
完璧で優しい生徒会長フェリックス・ド・ラ・ヴァル、クールな完璧主義者クロード・ソレル、厳格な風紀委員長ライエル・フォン・アイゼン、そしてマイペースな天才会計ノア・フォーチュン。
彼らとの出会いによって、エレノアは生徒会へと引き入れられる。
「畑仕事の時間を確保すること」を条件に生徒会入りしたエレノアは、やんごとなき身分の彼らとの交流に戸惑いながらも、親友ソフィアの助けを借りて、生徒会活動に奮闘していく。
しかし、そんな平穏な日々は長くは続かない。
王国全体を襲った「大地の病」。エレノアの加護が、その唯一の解決策だと判明するが、彼女の力はあまりにも小さかった。
絶望が広がる中、エレノアは、それぞれの想いを抱える生徒会メンバーたちと協力し、危機に立ち向かう。
「希望」を灯す王子、論理を超える「調和」を見出す副会長、規律を超えて「盾」となる風紀委員長、そして「真実」を解析する天才。
彼らとの絆を深めながら、エレノアは自身の加護の真の力を覚醒させ、王国を救うための最後の戦いに挑む。
これは、一人の少女が、かけがえのない仲間たちと共に、運命を切り開き、自身の力と愛を見つけていく物語。
乙女ゲームのような、きらめく学園生活の先にある、感動のフィナーレが、今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 22:20:00
9845文字
会話率:24%
乙女ゲームの悪役令嬢、エヴァンジェリンに転生した私。
この人生で破滅を回避するため、私は「善良な令嬢」を演じ、ヒロインや王子と友好的な関係を築くことに成功した。
その努力が実り、本来なら断罪されるはずだった舞踏会で、王子からまさかの称賛を受
ける。
しかし、私の頭の中には、この人生を何度もやり直している「周回」の記憶が蘇っていた。
過去の人生では、何をしても私は独りぼっちで、誰にも理解されないまま、世界は破滅を迎えたのだ。
「もう、独りぼっちは嫌…!」
平穏な日常と、ようやく見つけた仲間たちとの関係を守るため、私は決意を新たにする。
だが、そんな私の願いを嘲笑うかのように、王国に不穏な異変が起こり始める。
その力の源は、なんとゲームのヒロイン、リリアが持つ「聖なる力」だった。
彼女の力が、世界の破滅を望む「影の魔術師」の魔力を増幅させていたのだ。
世界の危機が迫る中、私はついに、過去の周回で蓄積してきた桁違いの「悪役の魔力」を解放する。
そして、人々に恐れられる存在となり、誰からも嫌われる「真の悪役」となることを選ぶ。
「くだらない演技は終わりだ。この世界を救うのは、私という『悪役』だ!」
悪役を演じる私を信じ、共に戦うことを選んだ兄、王子、そしてヒロイン。
これは、「聖女」が世界を壊し、「悪役」が世界を繋ぐ、新たな救世主の物語。
私はこの世界の『悪役』として生まれた。ならば、この力で世界を救うのも、私という『悪役』の役目だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 22:10:00
17796文字
会話率:22%
シランドル王国第一王女のレリアは、魔法が使えない「無能王女」。
それを理由に婚約破棄されたこともあるが、実はレリア、廃れてしまった魔法によく似た術――精霊術の使い手だった。
とはいえ、魔物が滅んだ今、精霊術の使いどころはない。
そんなレリ
アは、母の死後、父の寵愛するドロテ妃により離宮に追いやられてしまい、敬愛する兄ユベールが表舞台に立つ日を信じてひっそりと日々を過ごしている。
ある日、ユベールが隣国アブストラートの王子であるエドガルドを連れてくる。
「――エドの『お守り』としてアブストラートに行ってほしいんだ」
魔族の血が濃いエドガルドは「黒い悪魔」と呼ばれる最強の魔法騎士。
通常の魔法が効かないエドガルドだが、レリアの精霊術なら彼を癒やすことが出来るかもしれないのだという。
エドガルドは、空白である王太子の座を望む兄に命を狙われる可能性があり、万一の時を考えてレリアを側に置いておきたいらしい。
他ならぬ兄の頼み事ならば!
表向きエドガルドの婚約者としてアブストラートに行くことになったレリアだけれど――。
王太子になりたくない英雄王子×ブラコン気味のひたむき王女
30話前後で完結まで毎日更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 20:01:30
35149文字
会話率:30%
ゾルタン王国第三王子のシャルルと隣国カリエ王国の王太子アンリは父方の血が繋がった従兄弟同士。アンリは事情により幼い頃からシャルルの宮で育てられている。
アンリの連れて来た侍女アナマリーは東方流民の血筋で能力者。シャルルとアンリは五年間二人
で一人のように幸せに過ごしていたが、色んな困難にあってアナマリーが連れて逃げ出す。
やっとのことでアナマリーの生家に辿り着くが、アナマリーは亡くなり、自分達にも追っ手が迫る。
東方流民の秘技によって、次の生にかけて二人の魂は鷹の翼に乗って運ばれる。
数百年の後、シャルルの生まれ変わりのアルノーはアンリが居ないので生まれてからずっと泣き通しだった。一歳で周りが生まれ変わりを信じてくれて、泣くのは我慢するようになったが心の中はずっと、ずっとアンリを求めていた。
離れて暮らしていた妹姫マリローズのお披露目で、マリローズの連れて来た騎士ルネがアンリの生まれ変わりと判明するが、ルネに前世の記憶は無く、ルネはマリローズが好きなのが分かる。
やっとめぐり逢えたアンリの魂なのに喜べず、アルノーは苦悶するがマリローズは辺境伯の元に嫁ぎたいという。実はマリローズはアナマリーの生まれ変わりで、辺境伯は前世で約束した恋人だった。
傷心のルネを慰めたアルノーの手が触れると記憶が戻って……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 20:00:00
36965文字
会話率:29%
「我が息子たちにかかった魔女の呪いを解いて……そして3人の王子を教育し直して欲しいのです」
シュー・キュー王国王妃にそう告げられた姉妹のタケとワカ。
日本とほとんど変わらないジェネリック日本のような場所に何故か転生してしまった2人
が任されたのは王子の再教育!?
料理に洗濯、掃除と家事の全ては女がやるべきだと豪語する時代遅れな最悪の風習を祓うべく奮闘するワケタカコンビに王子たちは翻弄されまくり……。
「女じゃなくて!!アンタたちがやるの!!」
「魔女の呪いを解きたいんでしょ!?」
王子たちにかかった魔女の呪いとは……。
王子の尻を叩き上げながら染み付いた習慣を徹底的に直しスパダリ教育する異世界ドタバタラブコメディ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 19:48:58
20558文字
会話率:44%
次代の王を導く、ラズワルド侯爵家に生まれたカイレンは、第一王子・オハルスの婚約者だ。カイレンは【王の剣】という特殊な力をもった存在で、歴代最高の天才と呼ばれる。
そんなある日、カイレンはオハルスと彼女の義妹であるフラウンによる闇魔法にか
かり、力の全てを奪われ、【王の剣】としての権能を失ってしまう。そしてオハルスから婚約破棄をパーティーの場で言われ、カイレンの積み上げた全てを奪われてしまうのだった。
しかし、絶望の淵にいたカイレンを救い上げたのは忌み嫌われている第二王子ヴァジュラである。
そして彼はカイレンへ取引を持ち掛けた。
「俺を王にしてみせろ」
オハルスとフラウンが行使した闇魔法は禁忌であり、王国へ災厄をもたらしてしまう。それを使ったオハルスを王にすることはできない。
カイレンは王国の守護を司る【王の剣】として、嫌われ王子であるヴァジュラと共に王位継承争いに身を投じるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 19:44:06
36649文字
会話率:36%
「婚約破棄?断罪?……それが何かしら?」
社交界で追放された“悪役令嬢”リディア・アルヴェイン。
だがその瞬間、彼女は思い出す――前世、29歳OLとして生き、婚約者に裏切られた過去。
そして今、この世界が乙女ゲームそっくりであることも。
古代遺跡で目覚めたのは、解析と再現を自在に行う最強スキル《アルカ・コード》。
精霊契約、魔導師覚醒、魔族の陰謀――運命すら彼女の掌の上。
かつての敵である“聖女”と手を取り合い、元婚約者は後悔に沈み、腹黒王子は甘い仮面で接近してくる。
「もう誰かのヒロインじゃない。“わたくし自身”を愛してみせるわ」
無双の魔法で世界を救い、傷ついた心で“本物の恋”を知る――
これは、最強にして最高の悪役令嬢が、運命をねじ伏せて幸せを掴む、
共感型ラブファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 18:00:00
44952文字
会話率:39%
ギルドで働く16歳のリシェルには、「魔獣と話すことができる」という特技がある。
広いルミナリア王国を見渡しても、そんな者は他にいない──けれどリシェルは美味しいものを食べて、好きな時にお昼寝をして、たまに仕事する、そんなゆっくりした暮らしが
好きだった。
それなのにいつのまにか……
「お前は魔獣と話せるのだな。実に面白い」
『リシェルさま!』
「踊っていただけるかな?」
「いつか、俺にもお前を守らせてくれ」
隣国の皇子に、幼馴染の騎士に、ふらふら集まってきた魔獣たち。さらにはルミナリアの王子まで──
……私の平穏、どこかに行きすぎでしょ。
しかも次から次へと発生するトラブル。
魔獣災害に、疫病に、ついには戦争まで!?
「まあ、私にできることなら手伝うよ」
自分の才能にも他人からの感情にも無自覚な令嬢リシェルは、ドライなようで頼られると断れない。
そのせいで気づけば、国やら世界やらを救うことに──!
◇
初めての小説ですが頑張ります!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 17:10:00
64683文字
会話率:35%
惑いの森リドフォードの奥深く、美しい魔女ルルは、使い魔の少年ヴィクターと二人でひっそりと穏やかに暮らしていた。ある日のこと、ルルは森の入り口で倒れていた青年エドワードを助けた。エドワードはアルグランド王国の元第一王子で、現在は国を追われてい
る。
森の魔女ルル、使い魔ヴィクター、元王子エドワードの共同生活が始まる。
雪柳と木香薔薇。蛍が舞う泉のほとり。
降るような星空の下、美味しい食事と香しい香りの紅茶。
「王子様の願いが叶い、幸せになること」
それがルルの、千年前からずっと願い続けてきた、たった一つの願いであるとエドワードが知ったとき、世界は一瞬にして変わり始めた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 14:24:49
54842文字
会話率:26%
エルディア王国の王子アレスは、人の感情が色で見える【魔眼】を持つがゆえに家族から疎まれ、民衆に嘲笑われながら15歳で処刑される。
しかし彼は、強い憎しみを胸に敵国ヴァールハイト帝国の英雄【黒騎士】クレストとして転生を遂げる 。転生によって【
魔眼】は鑑定、石化、毒殺といった万能の力に覚醒し、クレスト自身の最強の剣技と合わさり無敵の存在となった。
そして彼は自分を裏切った祖国エルディアとの戦場へ。そこで祖国の非道な実態を目の当たりにしたクレストは血塗られた復讐の戦いを始める――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 12:10:00
51797文字
会話率:35%
最弱国の第四王子アルス。魔素による身体強化が当たり前の時代に、王族で唯一魔素が無い王子として生まれた彼は、忌み子と蔑まれ、使用人が使う倉庫で暮らす毎日だった。
しかしある日、ひょんなことから無限に湧き出る魔素を身体に取り込んでしまった。
その日を境に彼の人生は劇的に変わっていく。
なんとか自分の人生を変えようと、士官学校に入り仲間を集めたアルスは隊を結成。アルス隊が功績を挙げ、軍の中で大きな存在になっていくと様々なことに巻き込まれていく。
領地経営、隣国との戦争、反乱、策略、ガーネット教や3大ギルドによる陰謀にちらつく大国の影。様々な経験を経て「最強部隊」と呼ばれたアルス隊は遂に新王国樹立へ。
異能バトル×神算鬼謀の戦略・戦術バトル!
圧倒的不利な状況を武と知略で切り抜ける!
☆史実に基づいた戦史、宗教史、過去から現代の政治や思想、経済を取り入れて書いた大河ドラマをお楽しみください☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 07:17:25
563809文字
会話率:53%
《あらすじ》
「リーファ・フォルナイゼンッ!!
お前との婚約をここで破棄する!」
アスカンテレス王国の第二王子ナッシュの婚約者であった
侯爵令嬢リーファは、夜会の席で突如婚約を破棄される。
その結果、彼女の義妹であるマリーダが第二王
子の新たな婚約者となり、
リーファは実家である侯爵家から手切れ金を渡されて、国外へ追放された。
だがそれも「全て計画通りよ!」と嘯くリーファであったが、
物事は彼女の計画通りには進まず、
結局、彼女は自身と従者を護る為に、
伝説の戦乙女(ヴァルキュリア)になる事を決意。
そして数々の試練を乗り越えて、
リーファは戦乙女(ヴァルキュリア)となり、
アスカンテレス王国とその周辺国を護る為に
不倶戴天の敵国であるガースノイド帝国と戦う事となる。
だがリーファの思いはただ一つ。
――このまま婚約破棄された追放令嬢として、
――周囲に蔑まれて生きていくなんて嫌よ。
――だからそんな周囲の偏見を私自身の手で変えてやるわ!
――私はその為に戦乙女(ヴァルキュリア)として戦うわ!
――そして戦乙女(ヴァルキュリア)としての使命を果たしたら、
――私は好き勝手に自由に生きるつもりよ!!
しかし彼女の思いとは別にガースノイド帝国とその同盟国との戦いは、
苛烈さを増し、彼女自身も最前線で戦う事になるのであった。
果たしてリーファが自由を掴める日は来るのであろうか?
最強の女性主人公が織り成す本格派異世界バトルファンタジー小説!
※無断転載は固く禁じます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 07:10:00
965009文字
会話率:24%
レンディール・アスフェルはアスフェル王国の第三王子である。
母親の死を切っ掛けに、彼女の言いつけを守ろうと決意した彼は、やがて彼女の後を追うように巣狩人となる道を選ぶことになる。
※「巣狩人」とはこの世界に突如発生する「巣」と呼ば
れる領域を攻略する人のことである。
「巣」の説明は短編「可哀想な子が好きなんです」に書かれてます。主人公は別人ですが、よければお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 01:06:15
1610文字
会話率:13%
広大な砂漠にあるユドル王国、天からの恵が降っていた日の出来事だ。王国筆頭予言官にとある予言を告げられた国王は、国境にいた戦士長を呼び出し、自身の息子を託すことにした。
最終更新:2025-04-14 23:40:27
2122文字
会話率:39%
主人公の名前は、シルヴァース・シルカー。職業は魔法剣士。アルパ王国の宮廷魔術師の一族に生まれ。魔法より剣の方が好き。魔力は世界最高レベルだが、魔力は一族の中で低いように偽装している。ある時、魔王軍に城を強襲され王国は滅亡の危機に陥る。シルカ
ー一族の秘奥義により滅亡自体は回避されたが、シルカー一族は幼馴染のメリルだけになってしまう。難を逃れた国王からシルヴァースは自分が第三王子であると知らされる。そして、魔王を倒し王国の再建するため、聖剣サンダーブレードを探す旅を命じられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 00:00:00
19861文字
会話率:40%
主人公の名前は、シルヴァース・シルカー。職業は魔法剣士。アルパ王国の宮廷魔術師の一族に生まれ。魔法より剣の方が好き。魔力は世界最高レベルだが、魔力は一族の中で低いように偽装している。ある時、魔王軍に城を強襲され王国は滅亡の危機に陥る。シルカ
ー一族の秘奥義により滅亡自体は回避されたが、シルカー一族は幼馴染のメリルだけになってしまう。難を逃れた国王からシルヴァースは自分が第三王子であると知らされる。そして、魔王を倒し王国の再建するため、聖剣サンダーブレードを探す旅を命じられる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-06 17:33:23
1920文字
会話率:17%
王宮の広間は、冷え切った空気に満ちていた。
玉座の前にひとり、少女が|跪い《ひざまず》ていた。
エリーゼ=アルセリア。
目の前に立つのは、王国第一王子、シャルル=レインハルト。
「─エリーゼ=アルセリア。貴様との婚約は、ここに破棄す
る」
「……なぜ、ですか……?」
声が震える。
彼女の問いに、王子は冷然と答えた。
「貴様が、カリーナ嬢をいじめたからだ」
「そ、そんな……! 私が、姉様を、いじめた……?」
「カリーナ嬢からすべて聞いている。お前は陰湿な手段で彼女を苦しめ、王家の威信をも|貶めた《おとし》さらに、王家に対する謀反を企てているとか」
広間にざわめきが広がる。
──すべて、仕組まれていたのだ。
「私は、姉様にも王家にも……そんなこと……していません……!」
必死に訴えるエリーゼの声は、虚しく広間に消えた。
「黙れ!」
シャルルの一喝が、広間に響き渡る。
「貴様のような下劣な女を、王家に迎え入れるわけにはいかぬ」
広間は、再び深い静寂に沈んだ。
「よって、貴様との婚約は破棄。さらに──」
王子は、無慈悲に言葉を重ねた。
「国外追放を命じる」
その宣告に、エリーゼの膝が崩れた。
「そ、そんな……!」
桃色の髪が広間に広がる。
必死にすがろうとするも、誰も助けようとはしなかった。
「王の不在時に|謀反《むほん》を企てる不届き者など不要。王国のためにもな」
シャルルの隣で、カリーナがくすりと笑った。
まるで、エリーゼの絶望を甘美な蜜のように味わうかのように。
なぜ。
なぜ、こんなことに──。
エリーゼは、震える指で自らの胸を掴む。
彼女はただ、幼い頃から姉に憧れ、姉に尽くし、姉を支えようとしていただけだったのに。
それが裏切りで返され、今、すべてを失おうとしている。
兵士たちが進み出る。
無骨な手で、エリーゼの両手を後ろ手に縛り上げた。
「離して、ください……っ」
必死に抵抗するも、力は弱い。。
誰も助けない。エリーゼは、見た。
カリーナが、微笑みながらシャルルに腕を絡め、勝者の顔でこちらを見下ろしているのを。
──すべては、最初から、こうなるよう仕組まれていたのだ。
重い扉が開かれる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 22:40:00
310366文字
会話率:38%
桃色の髪がチャームポイント、ちょっとおちゃめなわたし――エリーゼ・バンダームは、ルマンド王国魔法学院の卒業式に出席していた。晴れやかな陽射し、着飾った仲間たち、別れの涙。今日という日は、感動の嵐になる……はずだったのに。
「エリーゼ、お
前との婚約を破棄する!」
……うん、そう来たか。
壇上に立つのは、筋肉もりもりで頭がちょっと残念な元婚約者、レンブランド様。どう見ても空気読んでないその宣言に、場内は騒然。いやいや、卒業式ですよ? 一生に一度の感動イベントなんですよ?
そして追い打ちをかけるように、会場の奥から立ち上がったのは――セザンヌ・アルフォード王女。お隣の国の超重要人物でありながら、満面の笑みで壇上へ。
「わたくし、レンブランド様の子を授かりましたの」
……卒業式って、こういう暴露大会だったっけ?
まさかの国際ロマンス劇場開幕に、場内は悲鳴とざわめきの嵐。あっちでは気絶、こっちでは嗚咽、わたしは咳き込み中。
そして現れたのは、ナルシスト全開の第三王子ウイリアム様は、実は王女の婚約者。「本当なのか!?」なんて問いかけに、王女は恥じらいつつ「はい♡」とお返事。
……ねぇ、これマジで戦争始まらない?
と、その場をキリッと締めたのが第一王子、シャルル殿下。イケボで「卒業式は中止。関係者、会議室に移動せよ」。いや、命令が軍隊。
というわけで、わたしたち四人は騎士たちに囲まれて、会議室に連行されました。はい、もうドナドナです。
――静かに卒業したかったなぁ。でも、これはまだ序章。
このあと始まる、王族たちの怒り、浮気男の言い訳、そしてわたしの反撃。
さあ、スキャンダルの舞台はこれから!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 13:20:00
70113文字
会話率:34%
かつて、魔女と呼ばれた女がいた。
銀の髪と氷の瞳を持つ女は、森の恵みを分け与え、人と静かに生きていた。分け隔てなく、ただそこに存在していた。それが平穏だと、信じていた。
ヴェルディナ王国の王女・ミアは原因不明の病に倒れ、ひとりベッドの上
に横たわっていた。自由のきかない体に絶望し、死にたい、と毎日過ごす。
そんな彼女の心を溶かしたのは、辺境の地からやってきた王子だった。その一点の曇りのない瞳に、一瞬で引き込まれた。
ミアは王女としての務めもある。脅かされる王国の分断に、裏切り。そして精霊が宿るとされるエリディオの地の魔女の伝説。
その呪いは、二人を容赦なく襲いかかる。
魔女は言った。
「愛を奪い、平穏を壊した人間たちに、思い知らせてやろうじゃないか」
自分勝手な人間ども。
「愛を裏切ったその罪を、世界を凍てつかせた償いきれぬその罪の重さを。一体、何に触れてしまったのかを」
魔女は求めていた、あの日に失われた愛の温もりを。
「愛は死んだ、もう二度と戻らない」
それを知るためならば、世界を滅ぼすこともいとわない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:25:30
101377文字
会話率:35%
基本的に長命種である魔族を支配する国『メイリン魔導王国』の第一王子であるエリスは今日も今日とて自由に!そして楽しく生きたい!
その生き方に振り回される執事にメイド!そして…!?!?
最終更新:2025-07-25 19:15:39
6917文字
会話率:30%
2045年、東京のAI研究施設で突然の事故が発生。最先端のAI「ARIA」の研究に携わっていた科学者たちが、謎の現象により古代世界へと飛ばされてしまう。
目覚めた先は、魔法が存在する中世ファンタジーの世界。四大元素を操る魔法使いたちが活躍
し、王国同士が争いを繰り広げる時代だった。
現代の科学者リリア・ノヴァは、この世界で聖女として人々を救う医療活動を始める。一方、魔法の才能に恵まれず悩むアルカディア王国の王子アレイスは、王族としての重責に苦しんでいた。
やがて二人は運命的な出会いを果たし、王国に伝わる神秘の宝石「The Divine Oracle」の真実に迫ることになる。この宝石には、想像を絶する秘密が隠されていた...
現代の科学技術と古代の魔法が交錯する中、愛と友情の力で世界を救う壮大な冒険が始まる。
主題歌:
https://soundcloud.com/yoshio-miyamae/xy6wg90rieka折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 19:00:00
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会話率:57%