『誰か雲の上でキスして』林の番外
最終更新:2023-07-09 13:22:22
4807文字
会話率:16%
18歳の誕生日に逃げ出した飼い兎を追いかけて大きな穴に落ちてしまった少女、向日葵。落ちた先は彼女を自らの魂の恋人だという悪魔、アスラの統べる不思議な館だった。流されるままに彼らとの生活を余儀なくされた向日葵は、アスラの目を盗みながら帰る方法
を探すために住人たちとの交流を深めていく。そんな中で芽生える新たな感情、少女はそれでもなお帰ることを選ぶのか、はたまた此処での暮らしを甘んじて受け入れるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 20:13:30
373529文字
会話率:37%
リシーはひょんなことでヨディという名の男の孤児を拾ってくる。
ヨディを従者として迎え入れることにしたリシー。
二人は兄と妹のように育つものの、ある時をきっかけにお互いの恋心に気づいてしまう。
そんな中ヨディの生まれが判明し離れ離れになること
を選ぶも、最終的に二人はともに過ごせるようになる。
書くことに不慣れなためめっちゃ駆け足ですすみます。
もっとうまく書けるようになったら、書き直したいな(遠い目)
お礼が遅くなりがブクマ、評価をありがとうございます。
初めて頂けたのでとても感謝しています。
これからまた評価したいなと思っていただける物を書いていきたいので気が向いたら見守ってやってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-05 12:00:00
4976文字
会話率:40%
ある村に、「とかげの姫様」と呼ばれる少女カラナが住んでいた。
カラナには、首すじにとかげの形のあざがあった。そのあざを持つ娘は、大人になったら村の護り神の「とかげの神様」の妻になる決まりなのだ。そんなカラナに、青年の姿のとかげの神様、ガ
レトは、繰り返し同じ話を語ってやる。
「昔、愛し合うとかげの神と少女がいました。彼らは『何度生まれ変わってもまた一緒になろう』と誓い合いました。少女の首すじについたあざは、転生しても分かるよう、神様のつけた目印なのです」。
自分たちの昔の話を、カラナは何度も聞いては笑った。
やがてカラナは大人になり、ガレトの妻になる。少女はとても幸せだったが、ただ一つ気がかりなことがあり……。
それは魂の恋人たちの、痛いくらいにひたむきな愛の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-08 18:18:26
32355文字
会話率:32%