神の不手際で死んでしまった大学生、恩田。死ぬのは嫌だったため、恩田の知るゲーム、ソードテールオンライン(STO)に酷似した世界に転移することになる。
しかし、転移すると、人間ではなく剣であった。それも、STOにおける、最低最悪の悪役で
ある外道の主用武器として。しかも、神のうっかりミスで選んだはずのスキルも変異しており……?
最悪な未来を回避するため、聖剣(魔剣)と勇者(外道)が世界を駆けずり回り、そして、魔王を討伐するまでの話。
「いい加減俺のことへし折るの、やめてくれる?!」
「黙れ駄剣!」
「あー、なるほど、駄犬とダメな剣を掛け合わせて……ふっざけんな最終鬼畜系外道野郎!」
……二人の仲がいいとは、一言も言っていない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 23:09:42
847382文字
会話率:39%
「パイセンがちゃんまおと遊ぶの飽きたから、倒さずに追放することにしたんだわ」
「「「ウェ~イ!」」」
不死であり、何度も輪廻転生を繰り返す身であるが故に、勇者を育て、成長した勇者によって倒されるという様式美を愛するようになった魔王は、チャ
ラ男勇者の「飽きた」という一言によって異世界に追放されてしまう。
攻撃魔法が一切使えない欠陥を抱えた魔法使い、ライルという少年に転生した魔王は、母親のお腹にいる子供が勇者として選ばれたことを知り、再び勇者を育てられると喜ぶ。
だが、出産のタイミングを狙って魔王の僕である上級魔族ベリアル七十二柱の一人、六十八男末っ子ベリアルが現れ、自分たちの脅威となる勇者を村ごと焼き払おうとする。
勇者が生まれる前に殺すという、勇者による英雄譚のお約束を完全に無視した魔王の所業に怒ったライルは、チャラ男勇者が封印し損ねた自信が開発したオリジナル外道魔法を持って、空気の読めない鬼畜魔王に文句を言うために立ち上がる。
「今から見せる魔法は、我が結婚したくない異性ナンバーワンに十年連続で選ばれ、殿堂入りすることになった魔法だ。喰らえ【鮮血に染まる妊婦(ブレイクスルーマタニティ)】!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 00:16:02
240786文字
会話率:52%
目立つことを嫌う高校生、弥坂部葉月は親のお使いの最中ルゥナと名乗る少女とで出会う。突然勝負を吹っ掛けられ困惑するも、持ち前の実力で相手を降伏させる。彼女の目的は葉月と母親を異世界に手にさせることであり、半ば強引に実行される。
異世界は魔界と
人間界で構成されている世界であり、かつては戦をするほど仲が悪かったようだ。そして、自分の母親がこの世界の出身であることに驚愕する。また、ルゥナは葉月の実力を認め、彼を次期魔王に推薦するのだった。
しかし、目立つことを嫌う性格の葉月はこれを拒否。普通の生活を送らせろと懇願するも棄却。代わりに別の魔王候補の少女――ラウラの教育係を頼まれることに。
勝手に異世界転移させられ怒り心頭の葉月は、お返しとばかりにラウラをオタクでドSな鬼畜魔王に教育してやると心に決めるのだった。
そんな中、現在の世界情勢を気に入らない一派が暗躍する。人間世界のとある国との親善祭を前に、意気込むラウラとルゥナ。そんな彼女をみて徐々に前向きに協力していく様になる葉月は、人間世界代表の少女――サレナにも見初められてしまう。フラグを必死に折ろうとする中、ラウラ洗脳事件が勃発し情勢が動き出す。
葉月はこの状況を打破し、無事に親善祭を終えることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-13 11:01:59
15244文字
会話率:45%
「女神とか神とか異世界召喚しすぎ! もうめちゃくちゃ!」 勇者の活躍によって負のエネルギーが減っていく世界。次々と魔王達は召喚された勇者達に滅ぼされていく。「こんなの不公平だ!」そんな事から邪神も異世界召喚をする事にした。こうして召喚された
黒井幸助は邪神から力をもらったが、自分の性格を冷静に考えてダンジョンを作る事に決めた。やってくる冒険者達をあざ嗤い、負のエネルギーを回収するダンジョン経営物語。今日も幸助と魔物達の悪辣な罠が冒険者に降り注ぐ。
HJノベルス様から書籍化が決定しました。1巻発売中。2巻は10月23日発売!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-25 12:31:19
421171文字
会話率:36%
無意識に女性の周りに突風を吹かせる程度の能力を持っていたむっつり男子高校生、八雲一翔は死んでいた。いきなり変な空間に呼ばれたと思えば、今度は女神と名乗る女に異世界に召喚されるだって? ちくしょう、そんなのハーレムを形成するしかないじゃない
か! むっつりをいかんなく発揮しながらハーレムを目指す、一翔の冒険譚がいま始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-27 21:03:00
5159文字
会話率:40%
勇者パーティーに属するヨハン・グリーシアは、SSSランクの固有スキル『建築士』をもつ冒険者。彼は『魔王城の近くにギルドメンバーの拠点を立てる』『トラップハウスを建築し、多くの魔物を自滅させる』など、独自の方法で魔王討伐に貢献してきた。
しかし勇者が魔王を倒したその日に、役立たずの烙印を押されてパーティーを追放されてしまう。さらに冒険者としての資格も失い、せっかくスキルで作った拠点も全て勇者たちに奪われる。全てを失い、スキルで家を建てる気にもならず、一人で野宿をするヨハン。そんな時、彼は同じく野宿をしている一人の幼女と遭遇する。
「フェルキアのお城……。なくなっちゃったの……」
なんと彼女は、魔王の一人娘だった。勇者が魔王城に攻め入ったその日、魔王である父の命令によってたった一人で逃げて来たフェルキア。そんな身寄りを無くした彼女を他人事とは思えずに、ヨハンは一大決心をする。
「任せて! 僕がフェルキアのために、世界一の魔王城を建築するよ!」
「うーーーーっ!(喜びの舞い)」
そしてヨハンは彼女のために、美しさも難易度も最高クラスの鬼畜魔王城を建築する。さらに、復活した魔王城に再び攻め入る勇者たちを『建築スキル』で撃退していく! ☆日間ランキング最高2位になりました! 応援していただき、本当にありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-06 13:00:00
58648文字
会話率:46%
受験シーズンの忙しい時期、高校三年生の夜代悠牙(やしろゆうが)は道端で何やら怪しい奇妙な文字が印された円陣の上にあるエロ本を発見する。エロ本だ !ラッキーと何も考えずにそのエロ本に飛び付く 。するとどうだろう。円陣が突然輝き始め、気が付い
たら目の前には漆黒の翼を持つ魔王なる美女 が立っていた。しまった!罠か!ここどこだ!と 錯乱していると目の前の女魔王は言う。「私の軍を作れ」と。自分でやれやと喚いた悠牙だが、暴 力の前になすすべはなく、魔王軍最初の兵として 、女魔王の侍女である腹黒悪魔と協力して兵を集 めていく。そして後に彼は『魔王の右腕』『万能 の大賢者』『魔王軍の頭脳』などと呼ばれ参謀長 にまでなる。しかし、これも運命なのか。勇者と 聖女を筆頭とした勇者パーティーとの決戦が始まる。この物語はその最期の決戦から始まる、終わ りからの始まりである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-11 17:14:21
2820文字
会話率:48%