織田信長によって「鬼武蔵」という異名をつけられた若き武将・森長可。主君の命により敵味方に恐れられるべき鬼として振る舞い続ける猛将の人生は、本能寺の変という歴史的大事件の発生によって激変していく。寄りかかるべき大樹であった主君と実弟・蘭丸を喪
い、生きる意味を見失いかけた彼であったが、偶然見つけた槍の好敵手に狂気そのものの執着をすることで自らを奮い立たせ再び修羅の道へと突き進んでいく。
狙うべきは―――かつての僚友であった、岩崎城の丹羽氏次と美貌の弟・氏重兄弟の首のみ。
アルファポリス第4回歴史・時代小説大賞に応募しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-02 00:58:08
121278文字
会話率:24%
ある日、図書館で謎の古書を開いた途端に戦国時代へタイムスリップしてしまった女子高校生・榎本こころ。
そこで出会ったのは長篠の戦いから帰城する途中であった、戦国最凶「鬼武蔵」と恐れられる森勝蔵長可。
女に興味の一文字もない長可との恋愛ドラマが
始まると思いきや、妖術師・果心居士の横槍と陰陽師・安倍晴明の失敗のおかげで、長可はこころの肌に触れると女体化してしまう術にかかり、何故かこころ諸共妖退治に付き合う羽目になる。
しかも残念な事にこの2人の主人公、どちらも「毛の生えた心臓」持ちであったのだ。
その他諸々邪魔が入りつつ、お互い攻略不可能の戦国アクションコメディー開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-18 03:18:02
13793文字
会話率:38%
秀吉の妻、ねねに拾われた少女、景子。
のちに「羽柴の鬼姫」と呼ばれる彼女には、はるか未来の人間の記憶があった。
秀吉夫妻の娘として、景子は戦国の世を生きる。おのれの中の鬼と、向き合いながら。
※この作品はArcadia様にも投稿させていただ
いております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-30 21:07:25
61420文字
会話率:26%