僕の心は悪魔と契約を交わしてしまった!
僕の名前は 『松本 ひなと』39歳、今だ独身仕事も上手くいかない!
借金も親に100万円とサラ金業者に300万円借りている...。
それと、、、?
あと少しで、付き合えそうな女の子がいたのだけど、
、、?
フラれてしまった、、、!!!
僕の見た目も、、、中年太りで髪も薄くなってきているし、、、!
何しろ、つまらない男で趣味もない!
好きなモノもこれと言ってない!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-26 03:00:00
2073文字
会話率:36%
中年公務員である健次郎は、髪も薄くなりかけ、大した希望もなく公務員生活を送っている。身分の安定している気楽な公務員と思われがちだが、理由無くひきこもりをはじめた今や中学生になる最愛の娘、繭のことがのど元に刺さった棘のように気になっている。
見合いで結婚した妻とは、もともと深い愛情に結ばれていたわけではないのだが、繭が引きこもりだしたことから、関係が悪化し、今では、同じ屋根の下で完全に世帯分離したようにして生活している。癒やしは、暗い部屋をオレンジ色に照らす真空管アンプで聞く、LPレコードのアナログな音楽。保健所に捨てられていたミニチュアダックスフンドを貰ってきて、若い部下のエリカという女の子の名前をつけて、どこかでその女性と繋がっていると勝手に思いを馳せることくらいである。仕事や、公務員を馬鹿にする友人との関係のなかで、救いのない話しが展開していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-21 19:39:12
40143文字
会話率:38%