旅に生きた漂泊の俳人、種田山頭火は並外れた大食いの人であった。
山頭火が毎日克明に残した日記から、大いに食べ、大いに飲んだ彼の毎日を見てみよう。
山頭火の大きな胃袋に消えた様々な食べ物は、やがて彼の生み出した俳句に姿を変えてこの世に蘇っ
た。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 10:58:17
35048文字
会話率:13%
相変わらず落ち着きのない生活です☆
最終更新:2023-12-19 12:22:36
3851文字
会話率:0%
食べ物は、一生、食べる物だ。
最終更新:2023-12-10 20:49:01
993文字
会話率:12%
イルカ人間(万物の霊長シリーズ①)
ワタシは、人間視点から物事を見る方法以外知らない。
知らないが、知ろうとすることはできる。
違った人間に成ることを決意した。
これは、永遠のレパートリーが生まれ違った人間になるのだ。
少しずつ、
万物の霊長を追加しよう。
第一章 イルカ人間(万物の霊長シリーズ①)
「なんだよ、オス人間かよ。おれは女の人間アズちゃんとショーをしたいんだ。そしたら、踊り狂って最高のパフォーマンス、アピールをしてやりきっと俺に釘付けだぜ」と、イルカ人間は言った。
すこし狭いがこの水族館の生活も悪くない。飯は出るし遊び好きな俺らにとっては、道具がいっぱい置いてある。
エリアの一部は、テレパシーの反響がありすぎてびっくりするが、ゆっくり泳げば問題ない。
しかし、人間たちは不思議だな。エサをあげて俺らをみて喜ぶ。自分たちは遊ぼうとしない。なんなら、すぐに捨てぐるぐる目を廻している。水族館や動物園、植物園とチップによってなんでもできると思っている。
ワタシのように水の中を自由に泳げなければ、水上を20mも飛べない。
飛ぶと大喜びするが、着水に反動が来るんだよな。
楽しいからいいけどね。「与えられたら食べ、与えられなかったら解決しようとする。それだけにいいのに、頭でこねこねしテレパシーのノイズをだす」
人間から少し変わった扱いをされているオス人間がきた。博士と呼ばれている。こいつは、おれらのノイズとテレパシーをキャッチしているぜ。一緒に踊ったり、兄弟の食の掟や自然の掟を理解している。
その掟を知った人間は、イルカ内でもボスになると決まっているんだ。なぜなら、人間は見様見真似で狩りを覚え、生命の循環が活発化するからだ。
俺たちはいまをいきなつくことを選ぶ。
しかし、人間界ではこの掟を忘れてしまったようだ。
だから、この男はいつまで経ってもチップをもらう。
そのチップで俺たちに変わった食べ物を買ってきてこっそり与えてくれる。
毎日同じ食べ物は、飽きるんだぜ。それを知っているから、美味しいものをくれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 09:52:06
1387文字
会話率:4%
私の家には仏壇があるんです
最終更新:2023-01-01 15:42:14
266文字
会話率:0%
私の大好きな食べ物は、ずいぶん疎外されておりました。
最終更新:2020-09-17 20:00:00
3858文字
会話率:0%
喘息の療養にと叔母に勧められて向かった先で、六歳のレオポルドは、姉のように慕うメイドのイヴと二人きりで屋敷にいた。後から来るはずの仕事で忙しい両親を待ちながら、雨の降り止まない屋敷で過ごすことになったイヴは、レオポルドに約束するよう言った。
一つ。カーテンは決して開けてはならないこと。
一つ。来客は全てイヴに知らせて、出迎えてはならないこと。
一つ。外に出てはならないこと。
一つ。食べ物は、全てイヴが用意したものを食べること。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-08 22:50:55
14894文字
会話率:45%
ある日突然、異世界に放り出された私。
現地の人は親切だし、身体能力は軒並みアップしてるし、仕事にも困らない。
それだけなら、とっても恵まれてると思う。
けれど一つだけ、大きな問題があって。
こっちの世界の食べ物は、私の口には渋すぎたのです。
最終更新:2015-01-16 01:04:27
8496文字
会話率:23%
恐ろしい魔王を倒した勇者は、何でも欲しい物をやろう、と法皇に言われる。勇者の願いはただひとつ。
「家に帰らせてください。」
勇者は米が食べたかった、味噌が恋しかった、梅干しのしょっぱさを求めていた。
この世界の食べ物は、大 味 す ぎ
る!!!
そんな、ホームシックな勇者が頑張るお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-20 01:55:28
1811文字
会話率:36%
緊張をした。ドキドキした。けれど、それだけで、そこに何かの感情が湧いてくることはなかった。
ひどく残酷だと思った。
何も気づかなければ、可愛そうな被害者でいられたのに。たった一言で気づかされてしまった。
残酷なのは、自分だと。
※食べ
物の話ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-05 21:54:04
6393文字
会話率:45%