田舎町の飛空艇の設計士であったレイフィン・イレットは、職務怠慢によりクビにされそうになっていた。当然ながら反省などせずに、家までの帰路、偶々高台の近くを通りかかったときにとある少女(アリア)が聞いたこともない歌を口ずさんでいたので、興味を持
って近づいてみたのが二人の出会いの初めであった。最初は戸籍不明、我儘お転婆娘に苦労や愚痴を溢しながらもレイフォンはかつての夢を思い出していく。それは、飛空士になる夢だ。三年前の事故の後遺症と、レイフォン自体のマナを扱うセンスのなさから一度は断念した夢だったが、再び胸が熱くなっていった。しかし、そんな彼らを生活を壊したのが嵐の王の軍団であった。彼らは何故かアリアを狙い、町を襲う。立ち向かおうとするレイフォンだが、本物銃器をチラつかされて足がすくんでしまう。幸い、アリアが直ぐに投降したことによって町の被害は最小限に落ち着いたが、レイフォンは自分の無力さに打ちひしがる事になる。そんな中、光の王の使い物たちがレイフォンたちの町にやって来る。彼らはレイフォンを臆病者と罵倒する。レイフォンは後悔に駆られながらも動けない自分を恥じ、死ぬ覚悟を持ってアリア救出に動く。しかし.......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 11:39:07
7783文字
会話率:51%
人類未踏の地である【浮遊島】を目指す者を人々は【飛空士】と呼ぶ。飛空士には惜しみない栄誉、地位、そして報酬が与えられ、エリートと称される。
少年レンフォードも飛空士を夢見る一人。しかし、その夢を前にして彼は入学試験にて【適性なし】と告げられ
る。
それでも夢を諦めきれずに名門校へと入学した少年のもとに集まった、同じ夢を追う少女たち。頼りになる仲間かと思いきや、彼女らもまた揃いも揃って【落ちこぼれ】であった。
次々と立ちはだかる壁を前に、レンフォードと少女たちは這い上がろうと奮起していくことになるのだが……
▼▼60秒だけでいいから。本編一話読んでください(切望)▼▼折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-14 09:29:22
172425文字
会話率:49%
記憶を持ったまま転生した先は魔法と機械の世界でした。記憶をもって転生した、ただ空が好きな男はその世界に飛空機なる空を飛ぶ機械があると知り、飛空機乗りになるべく進んでいく。そしてある日、空の国が主人公がいる国へと戦争を仕掛け、世界大戦へと発展
していく。それに巻き込まれる主人公は科学の知識やチートな知識や能力などは持っていないただの空が好きなだけの青年。そんな青年がどうやって生き残って行くのだろうか。相手はドラゴン。ドラゴン対レシプロ機。レシプロ対レシプロもあります。
加筆修正度々行います。
ストーリーには影響はないと思います。
只今、1から書き直しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-07 17:00:00
12418文字
会話率:51%
「僕は今度こそ、彼女を守ってみせる」
16歳の少女、佐倉詩乃は逃亡者だ。
少女型の戦闘用オートマタ・プリムラを連れて、広大なユーライヤ教皇国を逃げ回っている。
彼女を追うのは得体の知れない暗殺組織。ついに詩乃が追い詰められてしまったその時
、見知らぬ大道芸人の青年が刺客たちの前に立ちはだかる。
人形を連れた逃亡少女、謎の大道芸人、年若い国軍騎士と、不穏な気配を纏うその兄。
不幸に襲われる音楽家、嘲笑を浮かべる旅商の女、悪巧む飛空士、国を憂う女将軍。
人知れず終わりに向かう世界の中で、運命に抗う人々の群像劇。
※★マークの話は挿絵付き、☆マークの話はおまけの四コマ漫画付きです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-06 23:58:48
2272048文字
会話率:34%
この世界に生きる、全ての飛竜を殺す。
あの日の俺は、想いを胸に。
絶対の存在たる飛竜類の下、抑圧によって築き上げられし人類史『パクス・ドラゴニカ』。
互いの干渉がごく限られたものに過ぎなかったかつての時代はとうに終わりを迎え、今や
人と飛竜が共に血を流し合う、新たな時代を迎えていた。
大国エブリーウェルに端を発する産業革命の余波が、全世界を圧巻しつつあったPD1924年。
空中海賊団ダヴレンにその身を置いていた、亡国の飛空士ジョイ。
彼はエブリーウェルにおける大仕事の帰還中、愛機の飛空機――レシプロエンジンによって飛行する、この世界の移動手段の一つ――であるネイリング号の操縦席から、エブリーウェルが所有する三機の軍用飛空機と、一匹の飛竜が交戦している様を目撃する。
飛竜の吐き出す業火、逃げ惑う飛空機たち、人類側の明かな劣勢。
一連の空戦を目にし、胸中に生まれた狂悦の想いから、ジョイは歪な笑みを浮かべる。
そして彼はやがて、その手に握った操縦桿を渦中に向け、側部のスロットルをただ全力で押し倒すのであった。
この物語は、かの戦乱を生き延びた元飛空士ジョイが綴る、壮大な回想録の全貌である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-23 17:21:12
1801文字
会話率:3%
終わらない戦争のなか、戦闘機 風鳴に乗り、殺すべき敵だと示された敵をただ殺す日々を送る飛空士 小林 立。
正義も悪もなく、政治的な思惑すら忘れ去られた殺し合いの最中で、ただ空を飛ぶことが楽しいのだと呟く彼は享楽的に今を生きていく。
しかし、
いずれこの終わりのない殺し合いを終わらせて、自分自身を救いたいのだと願う女性に出会った時から、彼自身の戦争を始めることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-06 23:47:22
4721文字
会話率:35%
そこは白雲という町。国の端にある小さな町の役場の前に、赤子が捨てられていたのが見つかった。それから12年後。少年へと成長した八幡 鵜霧は、ある日、一人の少女と出会い、少女は少年に一つの夢を与えた。それは『空を飛ぶ、飛行士か飛空士になる』と
いう夢。そして少年は少女と一つの約束をする。
『僕は君を乗せて飛び、空が青に染まった世界を見せる』
空を飛ぶ少年と少女の約束は、世界を変えるかもしれない。
※少年期なので、飛行機はほとんど出てきません。あと数更新待ってください(汗折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-14 23:22:16
67202文字
会話率:32%
航空機訓練学校に籍を置く二人の少年、セネルとトムソンはジェット飛行機に憧れを抱いていた。しかし、世界がジェット飛行機を率先して配備する中、彼らのいる国、ボルーシャは未だにプロペラ動力の飛行機が主流だった。
そんな中、遂にボルーシャもジェ
ット飛行機の導入に踏み切ったとのニュースに知り、少年達は歓喜する。それは卒業間際の朗報であった。
これはそんな新米飛空士達の物語。
彼らを待ち受けている未来とは――。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-02 15:10:07
3921文字
会話率:49%
特攻隊の少年の、数か月。
内容は、恋と絆と。
最終更新:2012-10-19 20:43:14
679文字
会話率:56%
シトラは少女看護婦。帝国からの攻撃を防ぐため地下に建設された町の病院で働いている。戦時下で生活は豊かでなく、仕事も重労働。それでも友人にも恵まれ、彼女はそれなりに幸せに見える生活を送っていた。
しかし、彼女には誰にも言えないある目的があ
った。
ある日、帝国軍の偵察機が近くの地上で撃墜される。その飛空士の少年は、捕虜としてシトラの務める病院に収容された。
秘密の目的のため、彼女はその少年に接近する……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-06 15:04:47
43705文字
会話率:33%