物凄く傍若無人。誰かと一緒が大嫌い。趣味は一人で楽しむもの。
そんな彼女は我が家に辿り着くなり、ぐったりと倒れ込んだ。
ぴくりと動かないので声を掛けると、癇癪を起こした。
「全部楽しくない!! 荷物番ばっかり、待ってばっかり、並んでばっかり
!! 身体中痛くて仕方ない!!」
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
我儘の極みの様な子の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 19:06:09
842文字
会話率:50%
唯子はワナビだ。正確には、だった。
お酒を呑みリズムゲームで惨敗した勢いで第29回オーバーラップWeb小説大賞に参加するまでは。
この作品はカクヨムさまにも投稿しております。
最終更新:2024-04-03 21:12:16
45578文字
会話率:57%
そっちで元気にしてるかってのはおかしいしいか。
誰かさんのせいで怪獣に壊された都市で今日も娘達に飯を作ってる。
冒険者ギルドのマスターなんてやるもんじゃないな。
状況は悪いがお前の片割れ達と何とかするさ。
<追伸>
腹出して寝る癖は直し
とけ、風邪ひくぞ。
出かけるときにはハンカチくらいは持って出ろ。
盆くらいは立ち寄っていけ、から揚げでいいなら出してやる。
相変わらずオカンっぽいとかいうな。
せめてオトンと呼んでくれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 07:06:12
103818文字
会話率:44%
冒険者世界中誰もが憧れる浪漫、夢ある自由の象徴。
「と言うとでも思ったかぁああああああああああ!!」
クルスは激怒した。もう本当に激怒した。
「何が自由だ、何が冒険だ!収入は安定しないし、そのくせ装備は高い上にすぐ壊れるし、オマケに遺
跡はすげえ埃っぽいし、あそこ行ったあと必ず風邪ひくんだよ!でもマスクしていくと掃除のおばちゃんかって笑われるし、こんな仕事やってられっか!」
身元がなく、幼い頃から冒険者という職業についていたクルスは、遂に決断した。
「辞めてやる!冒険者なんて辞めてやるぞぉ!青春だ、学校に通って友達とワイワイするんだ!」
十五歳にして既にベテランもベテラン、最年少でSランクという冒険者の頂点を手にした彼は、その栄光をゴミ箱にポイして学園生活を送り始める。
──しかし、冒険者ギルドの勧誘は止むことを知らず、クルスの周りには変な奴らしか集まらない。さらに世の影から学園に魔の手が迫り、やがて一国をも巻き込み事態は加速していく!!
······まあ見切り発車だからそこまで考えてないけどね!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-30 06:51:38
29823文字
会話率:29%
ふと思いついた作品です。
キーワード:
最終更新:2018-01-28 00:07:43
784文字
会話率:14%
その声が聞こえたのか、唐突に建て付けの悪い戸が開けられて中から小さな娘が顔を出した。迷惑そうな顔をしている。
「お坊さん、中に入んなよ」
伊織の身につけている梵天袈裟も衣もぐっしょり濡れて体に纏わりついている。娘は一瞥して托鉢僧だとわか
ると先回りするように口を開いた。
「家にはお布施になる様なものはないけど、そのままじゃ風邪ひくよ。囲炉裏の火で着物、乾かすといい」
睨むような目をした娘は抑揚のない低い声でそう言うと中へ引っ込んだ。
伊織は自分の手に持っている鉢に目を落とし、苦笑した。最初から布施を期待してここに立っていた訳ではないのだ。それにしても七つか八つ程にしか見えないが、可愛げのないその娘の小生意気な態度に返す言葉が見つからなかった。
「それはありがたい。拙僧は、蓮虎と申す。急に強くなった雨足に難儀しておったのだ」
「朝からあんなに降ってたのに、出かけるかなぁ……」
托鉢修行に出た伊織はひょんなことから小生意気な娘を預かった。その娘を軸に老舗太物屋のお家騒動に巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-21 00:00:00
38236文字
会話率:48%