『異世界転生』――それは、幸せな言葉だ。
剣技や魔法の腕を磨いて冒険の旅に出かけたい。
親切な村人が住まう村でスローライフを送りたい。
そんな願いが叶う素敵な言葉。
辛い前世から目を背け、自分の『新たな人生』を歩むことができる、そんな幸せな
世界。
――果たしてそれは本当だろうか? 異世界とは、そんなに優しく易しい世界なのかな?
五十州瑞香、この少女もまた、そんな妄想を繰り広げてしまう愚かな人間だった。
どこからともなく聞こえてきた無機質な声に導かれるまま、軽い気持ちで、しかし固い決意で、少女は『異世界転生』をすることとなる。
……少女は最後まで耐えられるのかな?
終わることの無い『新たな人生』に。
※本作品は『Re:LIFE 〜永久の惨劇を彩って〜』の改稿版ですが、主に二章以降のシナリオが異なっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 20:02:21
86225文字
会話率:32%
高き根源から零れ落ちた青い光を放つ月『ダークムーン』
とある地方都市に在る『水面市』の夜空を奪い、裏世界『青月市』を生む。水面に映る存在の様に同一でありながら異常と異能が存在する。
『水面市』に住む歪んだ願望者達が選ばれ、裏世界に誘われ、自
らの意思で移動する。
閉じ込めていた願望を解き放ち、殺し合いを始める。
地図
・『青月市』:円形で存在
①中心:二丁目『月持ち繁華街』(青月繁華街よりも栄えていない(治安は普通))
②北東:四丁目『古びた本屋』(ひっそりと存在している。興味を抱くには条件がある)
③東南:一丁目『青月繁華街』(栄えている。風俗、居酒屋、barが在るエリアがメイン(治安が悪い)
『月栄地区』(企業が入っているビルが複数存在)
『青月駅』(利用者が多い)
③南西:三丁目『月見廃墟地区』(解体が止まっている状態)
『月の刃公園』(ここで、ある条件をクリアすると願いが叶うと言われている)
④南方方面: 『偽りの月の影』
登場人物
①蒼(アオ・女性)『蒼き刀』
②氷解黒花(ひょうかい くろばな・女性)『罪人の写し絵』
③白浜梨露(しらはま りろ・女性)『虚妄の意思』
④櫻三月(さくら みつき・女性)『欲望タル混沌』
⑤月田みのり(つきた みのり・女性)『観測の記録』
⑥下月上弦(しもつき じょうげん・女性)『三日月鎌』
⑦下弦上月(かげん かみつき・女性)『カゲ切り鎌』
⑧櫛鬼(くしおに・女性)『時戻りの呪術書』
⑨仮面付けた男(男性)『処刑人ノ誇り』
⑩御影淳二(みかげ じゅんじ・男性)『ウラミ冷雨』
⑪神倉結弦(かみくら ゆづる・男性)『愚者の願イ』
⑫千寿智(せんじゅ さとし・男性)『冷タク照ラス者』
⑬葉月リュウ(はづき りゅう・男性)『ゴミの様な巻物』
※『蒼』と『千寿智』を主とした群像劇。
一つが短編程度、もしくはそれよりも短い作品形式。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 12:00:00
62077文字
会話率:17%
少年、鈴木幸太郎は両親に嫌気がさし家出をする。そんな彼を拾ったのは、1人のナニカであった。...“貴方に願いはありますか?小さい頃持っていたあの願いも、今心の中で燻っているその願いも、思いがままに叶います。”とナニカが言うように少年の願いは
叶ったが、その代償に人ならざるものの住処へと誘われ...現代ホラーファンタジーの世界がここに開幕。貴方も願い、叶えて観る?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-09 21:00:00
14769文字
会話率:23%
「願イヲキク! タダシ三年ダケ!」
ランプらしき物体からはいずり出た怪物はひょろ長い巨人で、真黒いカニとカマキリを合わせたような姿をしていた。
せちがらい砂漠の商人、ガラクタ売りのアラババは魔神もどきを利用して金もうけをたくらむが、そ
のためには新鮮な人体が必要だった。
人間とちがいすぎる風習などを話し合いながら、もぐりの医者からはじめてみるが……たぶんハッピーエンド。
(注:作品内容を実際の治療の参考にしないでください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-26 23:55:17
126819文字
会話率:37%
疑問に感じたことはないだろうか?
日本各地には様々な都市伝説や妖怪、オカルトな存在がある。その規模や知名度、同じ物でも内容が少し違ったりとするわけだが、少なからず色んなお話にて、"その姿を見て生き残った者はいない"
とか"知ったら最後、必ず死ぬ"といったものを散見する。
不思議ではないだろうか?
なぜ生き残った者はいないはずなのに、そういうものには大抵その駄目なものの詳細まで伝わっているのだろうか。なぜ知っただけで必ず死ぬと書いておきながらその噂が存在するのだろうか。
色々と意見はあるのかもしれない。だけど言わせてもらおう。
口が耳元まで裂けた女性が言う
「あ。ソウ君、このコ気絶シちゃったかラ後処理お願イ 」
顔面に目、口が存在しない男性?が喋る
「ソウ。ちょっと驚かすの手伝って。この無地の仮面をいいタイミングで被るだけでいいから」
うごめく肉塊がどこからか音を発する
「「ねー、お願いされたから出てあげたのに出たら出たで悲鳴あげるの、ひどくなーい?」」
「……ここはコンビニであり相談所や何でも屋ではないのですが」
――科学では証明できないようなオカルトな存在は実在するが、その逸話のほとんどが大きな尾ひれに背びれもついたような話しであると。
これはオカルトな存在と関わりがある、コンビニの夜勤のバイターで、自称"少しだけ特殊"な青年の日常的な感じがしなくもない話し
※当然ですがコンセプトの関係上、元ネタの妖怪や怪談、神話から大幅に改変・独自設定の追加が行われています。怪談や妖怪は恐ろしくなきゃいけないんだ! 神様は敬うべき存在だ! と思われる方は読まないことを推奨致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-22 18:04:34
4691文字
会話率:64%
現在、なろう界隈を震撼させている2chread問題に対する
私、MITTによる無断転載対策の紹介です。
色々実験しながら、対策を練ってたんですけど、
この度、バッチリ、奴らにダミーを掴ませることに成功し、有効だと確認できました。
割烹でも
流して、拡散希望-とかやってたけど、他力本願イクナイ!
なので、その内容をまとめてみました。
興味あったら、読んでみて、皆全然他人事じゃないんだからさ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-18 16:50:32
9590文字
会話率:6%
貿易にて財を成した由緒正しき成金貴族ベルナール男爵家の第一子エマは、財産目当てで父エンゾーを籠絡した継母クララとその連れ子マノンとクロエに虐げられ下女のような生活を送り、いつしか『サンドリヨン(灰被り)』と呼ばれるようになっていた。
そんな
エマの唯一の拠り所は幼い頃過ごした実母との豪華で穏やかな生活の思い出と、父から贈られたピンクダイヤモンドのブローチだけ。
しかしそんなある日、遂には継母の手によってピンクダイヤモンドのブローチすら取り上げられてしまう。
悲しみのあまり屋敷を飛び出したエマは、泣きながら夜のペルルを彷徨い、ひょんな事から「アナタノ願イ事ヲ3ツ叶エマショウ」と書かれた羊皮紙の詰め込まれた小瓶を手に入れる。
あまりにも薄汚い小瓶とヨレヨレの羊皮紙を手にし自棄糞になったエマは「ピンクダウヤモンドのブローチを取り返して!」と叫ぶが、やはり何も起こらない現実に頭が冷え屋敷に戻るのだった。
しかし翌朝取り上げた張本人からブローチが返されたことで小瓶の力が本物であると悟るのだが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-07 12:00:00
23097文字
会話率:33%
大切なモノを無くしたモノ達。無いものも有るものも平等に等しく、己のために欲するモノ達。果たして彼等は、どんなことを望んでいるのだろうか?…考えようとしたところで、彼等の本心など自分が分かることはないけれど。
最終更新:2013-07-31 12:00:00
991文字
会話率:15%