時は20世紀初頭、イングレス連合王国首都、ロンドン。
産業革命による蒸気機関の急激な発達によって人々の暮らしは豊かなものとなり、
芸術文化の花開く土壌が、上流階級から労働者にまで幅広く広がっていた。
パトロン付きの十七歳のピアニス
ト、アンジェラは、一ヶ月後に迫るロンドンピアノコンペティションで優勝しないと家を追い出されてしまう。
しかし調子は絶不調。諦め気味のアンジェラは夜になると屋敷を抜け出し、街のバーでジャズピアノを弾く毎日。
そんなある日、ピアニストとしても一流の調律師、アドニスと出会う。
とある依頼でアンジェラは、超絶技巧の右手専用ピアノ曲『右手のためのピアノ独奏曲』を演奏しなければならなくなり、
アドニスのレッスンを受けて、その才能を開花させていくのだが……。
その裏では、大きな陰謀が渦巻いていた。
曲に隠された秘密。
謎多きピアノ調律師。
裏世界で暗躍する男達。
霧煙る街ロンドンで、人々の思惑は交錯し、複雑に絡み合う。
十七歳の少女が奏でるピアノが、それを解きほぐす鍵になるとも知らずに。
ピアノ X 冒険 X スチームパンク!
全三部作、完結作品です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 10:48:57
366926文字
会話率:38%
私は企業のウェブサイトや営業ツール、展示会グラフィックなどの企画・コピーライトを生業としています。エネルギー、エンジニアリング、業務システムなどが主戦場なので仕事でエモーショナルな文章を書くことは皆無です。日頃の鬱憤を晴らすべく本能の儘に書
いた「鬼たちに捧ぐ」を始め、羽生結弦選手の演技についての文章が思いもかけずたくさんの方にお読みいただく機会に恵まれ幸せなことでした。鑑賞するこころを教わったのは能楽からです。能は決められた形に忠実に、数百年謡い継がれた言葉、節、演奏を守って演じられなければなりません。それでも、あるいはそれだからこそ演じる者によって全く違った舞台になること、能を能たらしめる無駄をそぎ落とし洗練を極めた表現は、フィジカルな鍛錬を尽くした上にこそ成り立つことに気づかせてくれたのは塚田光太郎の舞台でした。
泉下の光太郎に寄せて、忘れがたい秋の能「龍田」について書かせていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 23:42:38
4080文字
会話率:8%
Grande mère de fil de soie《グランメー・ド・フィルドゥソワ》
(仏)訳:絹糸の偉大なる母
これは養蚕業の開祖の女性のことでしょうか? ……なんか美しさを感じます。
こんな感じにカッコよく、コピーライトを考えるお
仕事の物語です。
またのご来店はお待ちしておりません……お客様の為に。
なろうラジオ大賞応募五作目です。一作目で使ったとあるダジャレをベースにまたダジャレをエッセンスしたら、立派なスピンオフではなく、全く別の作品になりました。
※横文字があります。縦書き派の方にはご不便をお掛けします。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-24 08:00:00
1000文字
会話率:33%
現在、なろう界隈を震撼させている2chread問題に対する
私、MITTによる無断転載対策の紹介です。
色々実験しながら、対策を練ってたんですけど、
この度、バッチリ、奴らにダミーを掴ませることに成功し、有効だと確認できました。
割烹でも
流して、拡散希望-とかやってたけど、他力本願イクナイ!
なので、その内容をまとめてみました。
興味あったら、読んでみて、皆全然他人事じゃないんだからさ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-18 16:50:32
9590文字
会話率:6%