1884年 8月
日本にいる兄から来てほしいと乞われ、エレン・マルタンはサンフランシスコから横浜へ向かう船に乗っていた。横浜にもうすぐ到着するという時にエレンの頭の中に現代アメリカ黒人女性の記憶や知識が流れこんだ。頭の中に存在する現代アメ
リカ人の知識はあまり役に立たず、現代日本のkawaii好きに明治時代の日本は微妙。
タイムトラベルなのか、悪魔がとりついたのか、ただの妄想なのか。エレンは自分がどのような状況におかれたのかまったく分からないが、日本でホームシックで弱っている兄を助け、ひそかに日本の女性に独身最高を広めようとする。
日米どちらもポリコレなど存在しない女性の地位が低い時代は女にとって生きづらい。それでも自分が望む生き方をしたいと頑張る女性達がいる。
明治時代の日本、金ぴか時代のアメリカ、現代のアメリカ。まったく違うようで似ているを生きるエレン・マルタンの話です。
*差別や侮辱の表現、あからさまではありませんが女性が同意のない性的接触をされる表現があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 06:00:00
125341文字
会話率:24%
貴族の権威も、呪いの怖さも、私には関係ない。私が見ているのは、貴方自身。貴方に届くなら貴族でも婚約話でも向き合ってみせる、という気持ちを持って頑張った子の話です。
最終更新:2022-12-27 18:52:46
989文字
会話率:63%
とある侯爵令嬢マリーは、前世『鈴木秋子36歳、独身。中小企業勤務。地味・つまらない性格』の記憶を思い出し、婚約相手の王太子から婚約破棄と追放を言い渡される。
だが、マリーの心は軽い。
何故ならこの後、別の素敵な王子様との出会いが待ち受けて
いるはずだからだ。
……なーんて事はなかった。
彼女に待ち受けるのは苦難の連続。
おかげでマリーは、とてつもないタフで明るい女へと変化する。
その結果彼女は……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 11:07:28
5247文字
会話率:23%
玖美の眉毛は綺麗な三日月型。
デパートの化粧品売り場でよく声を掛けられるが、今まで足を止めたことはなかった。それが今日はどうしたことかふと止めてしまった。
功一との待ち合わせまで時間の過ごし方に困っていたからかもしれない。
スタッフは眉月
を活かしたメイクができたと自信ありげだが、玖美は特にいいとは思わなかった。でも眉毛の描き方を習ったのはよかったかも、玖美はそう思いながら功一との待ち合わせ場所まで急ぐ。
楽しみにしていたオーストラリア旅行へ行く日が近づいている。
きっとこの旅行は、想像していたのと少し違う旅になるだろう・・・。
PIXIV とエブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-23 20:16:01
9774文字
会話率:37%
演劇を頑張る女性は今悩んでいた…役の気持ちがわからない…少しずつ成長していく。
最終更新:2020-04-06 23:02:46
8479文字
会話率:52%
筆写師として営んでいるミリーは、ある女性から大量の文章の筆写をし、製本してほしいという依頼を受ける。膨大な量であり依頼を受けるのも躊躇したが、中身は楽しくも魅力的な壮大な物語だった。製本業者のロードに背中を押され、気遣われながらも筆写を進め
ることにした。やがて困難を乗り越えながら、二人の関係も少しずつ縮まっていくことに。
仕事を頑張る女性と彼女を優しく支える青年が織りなす物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-26 18:06:09
12287文字
会話率:41%
事務所を立ち上げて間もなくの仕事を頑張る女性と大学生で目つきの悪い男の子との、ハートフル(ラブ?)ストーリー!
女の子が頑張っているお話です~★
最終更新:2010-04-06 13:59:11
50309文字
会話率:39%