―行く蛍 雲の上まで 行ぬべくは 秋風吹くと 雁に告げこせ
『伊勢物語』四十五段
蛍の方は、叶わぬ恋に胸をこがし、自らの人生にひとつの結末を与えようとしていた。二度と会うことはないはずの貴公
子への片想いに耐え切れず、その心までをも失くしてしまおうとしていたのだ。
しかし、その貴公子は彼女のことを覚えていて、高貴な友人を彼女のもとに使いに出す……
これはひとりの少女が幸せな恋を見つけるための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 12:33:48
207781文字
会話率:14%
個タク爺さん物語 異世界タクシー
田舎町の私鉄アンダーパスを潜るとそこは草原だった。
背が縮んだ、膝が痛むと嘆く飯山健夫(68歳)は、3年前に妻に先立たれ、今は娘夫婦、末の孫娘と同居中。
私鉄の通る、とある地方都市で個人タクシー
に乗っている。
黒雲の下、雨のそぼ降るある日、なぜか通ることになってしまった私鉄を潜る、狭い箱型コンクリートのアンダーパスで突然突っ込んで来た対向車。
なんの拍子か日の差す草原に移動してしまう。
途方に暮れていたタケオは森からゴブリンをトレインした革鎧少女と遭遇、助けることになった。
少女はソロ冒険者のクレア(16歳)。
この少女とパーティを組むことになった。
タケオには何もないが、タクシーにアビリティが生えると言うおかしなチートを抱え北へ南へ、流されるままに旅をする。
とまあこんな具合の異世界転移ですが、馬車しか交通手段のない世界ですから、タクシーなんぞで食えるわけもなく。
冒険者になるんですが、本人には何のチートも無くて戦力にはならない。
さて、どうなりますことやら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 08:00:00
43834文字
会話率:18%
第二部 孤独な人生を送った主人公と孤独だった神…
92才で人生を終えた主人公 満足往く最後を迎えたはずが、、、 何処までもつづく雲の上 独りの少女に ボッチ認定される やっとお迎えが来た日から始まる 異世界ファンタジー 第二部 完結編
旬
乃助折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 07:00:00
23082文字
会話率:86%
戦国時代、出雲の国を本拠に山陰山陽十一カ国のうち、八カ国の守護を兼任し、当時の中国地方随一の大大名となった尼子家。しかしその栄華は長続きせず尼子義久の代で毛利家に滅ぼされる。その義久に生まれ変わったある男の物語。
この小説はカクヨム、アル
ファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 14:30:40
217908文字
会話率:46%
第二次世界大戦末期に開発された「震電」は、試験飛行で評価試験中に雲の上つまり、高度10000m近くに突入したさいに眩い光に目の前が包まれ、気が付いたら第二次世界大戦初期の多元宇宙に来てしまった震電この先震電はどうなってしまうのか?!
※多元
宇宙はマルチバースという意味です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 17:10:45
3037文字
会話率:68%
「高低のある黒雲の間に光る」を上の句にしている短歌です。 文字数を埋めるためにお見苦しい点はあると思いますが、ご容赦ください。
最終更新:2024-11-02 07:00:00
261文字
会話率:0%
「高低の黒雲(こくうん)の間の光る雲」を上の句にしている短歌です。 文字数を埋めるためにお見苦しい点はあると思いますが、ご容赦ください。
最終更新:2024-10-31 15:00:00
200文字
会話率:50%
「高低の黒雲(こくうん)の間の光る雲」を上の句にしている短歌です。 文字数を埋めるためにお見苦しい点はあると思いますが、ご容赦ください。
最終更新:2024-10-31 10:00:00
260文字
会話率:34%
ここは迷宮都市の大宮。
私サクラと、カエデ、ツバキは貧民街で家族として育った幼なじみ。
ある日、お寿司と天ぷらじゃなくて 生活のため、私たち3人ではじめて深淵の迷宮に出稼ぎに行くことに。妖怪を倒してお寿司と天ぷらを食べるぞ!
でも私た
ちは弱すぎた!人生をなめていた!
そんな危機を救ってくれたのが、大宮で唯一の金剛級パーティー『叢雲の志士』だった。
「大丈夫かい?」と、爽やかな笑顔を見せた叢雲の志士のリーダーの蔵人(クラウド)。
…なんだろう?あいつのことを考えるとなんだか胸が痛い。ドキドキもしてきた。顔が熱い。
…そうか。なるほど。わかったぞ!
─これは怒りだ!!!!!気に食わない。許さない。絶対に許せない!
決めた!お前らより強く、有名になって見返してやる!
カエデ!ツバキ!黙って私についてきなさい!
…おいぃ?カエデもツバキもなんで妖怪と真正面から戦おうとしてる?
不意打ち、目つぶし、落とし穴とか使えるものは何でも使え!
これは私たち「天麩羅三重奏」じゃなくて「百花繚乱」が初めてお寿司と天ぷらを食べるまでの物語。
─ そして世界を滅ぼそうとする魔王と過酷な運命に立ち向かう勇者の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 18:25:37
44919文字
会話率:45%
※ 語り手の『わたし』(と『あなた))の正体が徐々に明らかになっていくというお話です。
気付いたら、わたしはあなたを見つめて恋に落ちている。雉猫に導かれてのことだった。駅のホームでわたしはロックバンド・ヴォーカルのお姉さんを口説く新入り
のギタリストの声を聞き、お姉さんの心の中を読んでいる。それはわたしの錯覚かもしれなかったが、あのとき二人のキューピッドになれなかったことをわたしはとても悔やんでいる。けれどもあの雉猫がきっとあのときのわたしなのだから躊躇なくわたしをあなたに出会わせてくれたのだろうとは確信している。
高校二年生のわたしには巨人を確認する趣味がある。
わたしの傍らにはときどき幽霊がいるが、もちろんそれが本物かどうかはわからない。幽霊の見つけたわたし好みのオジサンとPortmeirionで愛を交わす妄想からわたしが戻ると雲の隙間から巨大な目玉がニュッと浮き出してわたしのことをじっと見る。神、そらに知ろしめす。すべて世は事も無し。
わたしには人の名前が憶えられない。けれども『そうじげからなし』だったらわかるのだ。あるいはそれは複数の 『いさならけぎじゅお』たちだったのかもしれない(ヒント ローマ字)。
わたしにはかつて勝手にその職に就任した一人のボディーガードがいたが、ある会話の後で彼の姿はわたし(=河野頼子)の宇宙からすっかり消えてしまう。
わたしには死が見える。死をあえてヴィジュアル化すれば膨らんだ透明な袋に似ているが、そんな死と似ているのが、幼い頃にわたしが中国で出会った神だった。
わたしは元は人間だった三毛猫のことを知っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 14:38:40
29917文字
会話率:77%
01 鱗剥ぎ覗くその身もプルプルと蒼より淡き喰月の空
01 高津区久地で見た鱗雲の浮かぶ空
最終更新:2023-02-18 08:11:38
1859文字
会話率:0%
まだまだ、その場所に人間がいなかった頃、山をまたいで歩き回り、雲の上を歩く山男が雲を搾って川や山々に水を与え、動物達に雲の影で雨宿りをする場所を作っていた所、ある日がまんの据えかねた小さな山達が山達が、山男に怒り、風の風太郎が現れる、のんび
りとしたお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 22:21:54
6866文字
会話率:15%
アイドル兼小説家として活動する青年「結城曽良」は、ゴーストライターとして「結城曽良」の全作品を書いている「尾野由岐矢」と暮らしている。
結城が芸能界で体験したことを基に、尾野が執筆し、結城の名義で出版する。二人三脚の作家活動は、アイドルとし
ての結城の知名度を利用してうまく歯車がかみ合っている。
結城のもとに、ミュージカルの主演オファーが入る。
作品名は『怪談』。小泉八雲の同名小説と、小泉八雲自身をモデルにした日本のオリジナルミュージカルだ。
ミュージカル主演の体験も、尾野に書かせる小説のネタになると、結城は出演を承諾する。
けれど、『怪談』は七年前の初演時に、出演した女優が失踪するという事件が起きている曰く付きの作品だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 10:29:16
54036文字
会話率:47%
貴族たちが楽しげに踊り語らうある夜会。そこに偶然に居合わせたとある不幸な令嬢と子息の頭上には、どんよりとした暗雲が広がっていた。
それもそのはず。だって今まさにふたりの眼前では、双方の婚約者が浮気相手とイチャついている真っ最中だった
のだから――。
そんな絶望的な状況の中、ふたりの出した決断は。
※浮気者の婚約者に悩む、とある男女の出会いのお話です。
さくっと気軽にお読みいただければ幸いです。
※他のサイトでも掲載いたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 08:37:15
17209文字
会話率:36%
「これからも私と添い寝してくれませんか……?」
「……ビッチなのか?」
「私ビッチだと思われたんですか!?」
人に恋愛感情を持てなくなった高校生・東雲凪は、電車でうたた寝していた。
起きたら、まさか学校一の美少女・栗花落真白と頭を預
けあって寝ていた。
学校では『人形姫』と呼ばれている、人形のように美しく無表情な栗花落はなんと予想外の提案を東雲に持ちかける。
「これからも私と添い寝してくれませんか……?」
お互いに眠れないことに悩んでいたこともあり、東雲はその提案を飲み込む。
「お前は俺の抱き枕だ」
「私抱き枕扱いですか!?」
背中から抱きしめたり、
「その足はなんだ?」
「東雲くんと、足繋ぎたいな、なんて」
足をくっつけられたり、
「俺と一緒にいて、ほんとに安心する……?」
「東雲くんと一緒にいるととても安心するの……」
そっと聞いてみたり……。
東雲の前だけ、栗花落はひまわりのような笑顔を浮かべる。
教室では関わりのなかった二人は、眠れない原因も、境遇も違う。噛み合っていないようで噛み合っている二人は、添い寝を通して、からかいあって寄り添いあって、最後に結ばれる―――掛け合いが魅力的すぎると評判のラブストーリーは、ここから始まります。
※毎日更新中―――カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 16:42:55
175622文字
会話率:42%
瓦礫の山の最深部には小さな部屋があった。床や天井、壁に絵や文字がかかれていた。ある床のタイルを踏んだときに絵や文字が光り始め、気づけば光に包まれていた。 「ホッホホホ」 という光が収まっていたのと同時に場違いな笑い声が聞こえた。そこにいたの
は杖を持って雲の上にのっている髭のはえたおじいさんだった。それは誰もが一度は想像する神様みたいな人だった…
地球を再生させていく旅が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 21:40:27
121022文字
会話率:58%
突然、赤い雨雲が街を襲ってきたため、皆は答えを求めなければなりませんでした。
最終更新:2024-10-19 22:35:28
10040文字
会話率:12%
女性でプロゲーマーをしていた。東雲 白は時代の変化についていけずプロゲーマーを辞めた。
プロゲーマーを辞めた先は誹謗中傷の嵐だった。
生きるのに辛くなった東雲は自殺する前に推しの配信を見るのだった。
そこから1つの願いが生まれた。
もし、も
う1回人生があるならVTuberになりたい。
そういう夢だった。
そして東雲の波乱万丈のVTuber生活が始まる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 20:00:00
8955文字
会話率:54%
母と喧嘩をしてしまったみのりは、離れて暮らす父の元へ行こうと泣きながら荷物を纏め、疲れて眠ってしまう。
ふと気が付くと、そこは雲の上に広がる不思議な世界。そこには小さな赤ん坊や、赤ん坊を世話する少年少女がいた。少年の一人、真と出会い、ここが
生まれる前の赤ん坊を世話する場所なのだと教わる。みのりも生まれる前はここに居て、空の上から母の事を見ていた事、今みのりがここにいるのは、色々な事を思い出す為の里帰りをしているからだという事を教わる。
真と話をするうちに、みのりはどうして自分が母の元へ生まれたのかを少しだけ思い出していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 22:52:23
9840文字
会話率:51%
その日、私、佐藤 雫(しずく)24歳は、いつになく忙しい日だった。
疲れ切って、資料庫のドアを開けただけなのに……!!!
雫は、知らない世界へやってきた。転移って、もっとキラキラしてるんじゃないの?!?!?!
ドレスは?お城は?……いや、
私的にはこれで良いけど……。
趣味の稽古させてもらえるなら、ひっそりと暮らしたいんですけど……。
あ、もちろん仕事はしますよ?
目立ちたくないんです!!
だって……、昨日まで私、ただの一般人だったんだものっっっ!!
あくまで和風な世界へ呼ばれてしまった、雫の生活は?!
ーー読んでいただきありがとうございます。話の都合上、
本編と外伝を行ったり来たりしております。活動報告にてお知らせしております。
新しいお話を探している方は、見ていただけると助かります。
雫達を、どうぞよろしくお願いしますーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 17:01:03
287059文字
会話率:22%
八つの島国が数珠繋がりに連なっていた。
水の国、土の国、風の国、虫の国、太陽の国、雲の国、時の国、空の国
各国の国々には、その国を守護する存在、巫女と聖獣が邪なる異形な存在から、国や民を守っていたがある夜、星が瞬いた時に災いが起きようとして
いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 15:52:28
2534文字
会話率:49%
雲の上にはもう一つ世界が存在する。雲の下には、日本やアメリカ、太平洋等、普通の世界が存在する。雲の上に住まう人は皆、翼をもち、それぞれ強い力を有している。その力で、別の星から来る異星獣を討伐する。異星獣によって下の世界が攻撃されたことは未だ
かつてない。しかし、2086年異星獣によって下の世界が大きなダメージを受けた。その時に下の世界で死んだ主人公は、過去をさかのぼり上の世界へ転生した。前世の知識を生かし、2086年の災害を阻止すべく、強くなっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 21:08:18
3684文字
会話率:20%
【サンタクロースは綺麗な心の持ち主しかなれない】
最終更新:2024-10-13 09:40:42
3360文字
会話率:67%