魔物を森に封じ込めておくのが、侯爵である僕の務めだ。
しかし僕の結界は綻びだらけで、魔物を外へ逃してばかりいた。
逃げた魔物はもと伯爵令嬢である妻が討伐してくれていたが、おかげで妻はろくに食事もとれない、およそ貴族らしからぬ生活を送らなけれ
ばならなかった。
僕はそんな生活から彼女を解放するため、彼女との離婚を決意する。
しかしそれを聞いた彼女は、もう我慢ならないといきり立ちーーーー?
(ヘタレ侯爵×天然脳筋ドカ食いお嬢様の離婚危機)
(中世ヨーロッパ風ふんわり異世界設定です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 15:32:25
12173文字
会話率:28%
今日は、旦那様が数週間振りに帰って来る日。
旦那様に綺麗だって思ってもらいたいという女心で、久々に着飾って旦那様をお迎えしました。
今か今かと玄関先で旦那様を待って、帰って来た! と、満面の笑顔で。
「お帰りなさい、旦那様!」
そう
言ったのですが・・・
「はっ……いいよな。女は着飾ってにこにこしてりゃそれでいいなんて、羨ましい限りだ」
歪めた顔で、不機嫌な様子を隠すことなくわたしへ言いました。
なのでわたしは・・・
から始まる、奥さん達のオムニバス形式なお話。
1.「にこにこ着飾って、なにもしないでいられるくらいに稼いで来いやっ!!」と、ブチギレる。
2.「ごめんなさい……あなたがそんな風に思っていただなんて、知らなかったの……」と、謝る。
3.「では、旦那様の仰る通り。ただ着飾ってにこにこすることに致しましょう」と、にっこり微笑む。
4.「ありがとうございます旦那様! では早速男性の使用人を増やさなきゃ!」と、感謝して使用人の募集を掛ける。
5.「そう、ですか……わかりました! では、わたしもお国のために役立てるような立派な女になります!」と、修行の旅へ。
設定はふわっと。好きなように読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 21:35:34
9266文字
会話率:45%
私はソフィア・ノーディン。
田舎男爵の次女として生まれた私が、やや嫁き遅れと言われる歳で、四つ隣の領の子爵旦那様と結婚したのは昨年のこと。
お互い結婚から縁遠かったことで縁が結ばれ、ただいま第一子を妊娠中である。
そんな中、夫
の行動が怪しい……と、お友達から手紙が来た。貴族的な遠回し文だったが、要約するとこうだ。
お前の旦那、浮気してんぞwww。
前世の記憶を持ち、この国の価値観に馴染めないソフィアが、旦那様の浮気疑惑を乗り越え、子どもが生まれてから気持ちを通わせるお話です。
作中で戦争が起こりますが、タイトルどおりソフィアの回りは穏やかです。
平坦なお話ですが、ほっこりしてもらえたら嬉しいです。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-17 16:03:55
16179文字
会話率:13%
午前0時に投稿 真夜中に始まる恋物語をどうぞ
最終更新:2022-07-03 00:00:00
1224文字
会話率:0%
両親の離婚危機から自分の感情を押し殺していためい。不慮な事故に遭遇しハルとして異世界転生!
たくさんの人と触れ自分の気持ちの思うままに国中を旅するストーリー
最終更新:2021-04-11 15:07:50
40222文字
会話率:46%
ある日の夕食時、些細なことで、妻に「実家に帰らせていただきます」と言われてしまった夫の話。
最終更新:2019-12-20 18:00:00
8323文字
会話率:46%
出世街道にはないものの仕事に打ち込み、歳を重ねた英治の人生は家族に捧げたはずだった。そんな英治の前から、若いうちから連れ添った妻が姿を消した。
自分が信じていたはずの日常の風景が突如姿を変え、年甲斐もなく狼狽える英治であった。
熟年離婚危
機の夫婦と女性のしたたかさを描く短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-01 22:42:53
18423文字
会話率:47%
出雲佳苗、42歳(今年の誕生日で43歳)独身。無職。
実家の両親の離婚危機と、会社でのストレスから退職した昨年。一か月の期間を置いてから派遣会社とハローワークを渡り短期仕事を経たものの、新しい仕事には就けない日々。
「今は経理などの専門性以
外の仕事はなかなか無くてですね……」とか、「以前の担当はすでに退職していまして」だの、そんな事は周知徹底もしないなんて仕事をしない派遣会社と認識。特に「やっておきます」の一言だけで結果を何一つ知らせて来ない等、社会人として始まってもいないじゃねえかと不満たらたら。特に、営業や販売職では会話と言うのは仕事である以上ある程度の期限も設けないなどなまじ広告を見るだけに物理的行使もしてやりたい。とか、アルバイトに落ちた会社では不買宣言をするなど自称「グレーゾーンの呪い」を脳裏に浮かべ生きている。実行?そんな親切をする暇はありません。
そんなある日、彼女が出会った存在により引きずり込まれた。
世の中の大多数が知らされていない「政府」によって隠されている「世界の秘密」を。
※この作品は別のサイトでアップされる可能性があるかも知れません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-26 07:00:00
108146文字
会話率:30%