幼い頃から両親に自分の気持ちを蔑ろにされていた山里菜乃葉。親友と呼べる人も一人しかいなかった。そん菜乃葉にいた、たった一人の親友も遠くへ行ってしまった。菜乃葉は両親から離れて、心の支えを手に入れることができた。野々原琴葉。彼女が菜乃葉にとっ
ての心の支えであり、数少ない友達だった。しかし、そんな琴葉は菜乃葉の目の前で殺されそうになってしまう。それを庇った菜乃葉は死んでしまった。が、琴葉の書いていた小説の世界に転生した。転生先は悪役令嬢。転生してから、「今世こそ幸せになりたい!」と思い、バットエンドを回避するために動く。そんな彼女に味方する強い味方とは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 23:30:00
123151文字
会話率:38%
魔術士のニブイチは自説の検証と生活の充実を求め、理想の女性としてテルテを生成しようとした。それはほかでもない、自分のためだった。しかし、出来上がったテルテはニブイチの思惑とはかけ離れていた。
最終更新:2025-02-24 23:00:06
130119文字
会話率:51%
私はRP(ロールプレイ)が好きだ。
ある時は二丁拳銃を構えた戦闘メイド、またある時はツインドリルのロリータ娘。そしてまたある時は豪快苛烈なアマゾネスまで、今まで様々なキャラクターを演じてきた。
しかし最近はある事件がきっかけで、めっきりRP
の世界から離れていた。
別のゲームをやるもどこか満たされない。そんなしょぼくれた私に双子の兄と姉がくれたのは、とあるVRMMORPGの第2陣当選チケットだった。
再びRPを楽しむべく練りに練ったアバターで、どこまでもリアルなファンタジーの世界を勝手気儘に旅をする。
双子の兄妹に新たなフレンド、そして個性豊かな住人たちと織り成すほのぼの系VRMMORPGの世界。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 20:00:00
38852文字
会話率:19%
東京で暮らしていた仲宗根 陽翔(なかそね はると)は、祖母ツルの訃報を受け、故郷・沖縄へ帰郷する。長年離れていた故郷の空気はどこか懐かしいはずなのに、陽翔の心には違和感が残っていた。
実家で出迎えた母の仲宗根 由美(なかそね ゆみ)や妹の
仲宗根 璃子(なかそね りこ)と再会するが、璃子から思わぬ言葉をかけられる。
「にぃにぃ、マブイ落としてない?」
沖縄には、人は強い衝撃や驚きを受けたとき、魂(マブイ)を落としてしまうという言い伝えがある。そして、落としたマブイを拾いに行かなければ、心や記憶の一部が失われたままになるというのだ。
祖母の死をきっかけに、陽翔は自分の記憶に空白があることに気づく。そして、幼馴染の喜屋武 真帆(きゃん まほ)や神職見習いの南風原 美琴(はえばる みこと)の助言を受けながら、自身のマブイを探す旅へと踏み出す。
旅の中で、陽翔は祖母の遺した「マブイグミ(魂迎え)」の儀式や、沖縄に隠された戦争の記憶、家族にまつわる秘密と向き合うことになる。
マブイを失った陽翔が辿り着く真実とは。そして、祖母が遺した本当の願いとは——。
沖縄の自然と伝承を背景に描かれる、魂の再生の物語が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 15:53:05
8345文字
会話率:35%
舞台は神戸・異人館の街北野町。この物語はほっこり仕様になっております。
青春の真っただ中の子供達と青春の残像の中でうごめいている大人たちの物語です。
物語はそこに住む高校生になったばかりの亮平が
「高校生になった記念にどうだ?」という
母親の訳のわからん理由によって、離婚して生き別れになっていた父親に生まれて初めて会う事になった時から始まります。
それは想像していたとは違う茶目っ気たっぷりなハードボイルドな父親だった。
それまで平凡な生活を送ってきた少年は一気に大人の世界の洗礼を受け始める。
父親と会った事によって一気に広がる人間関係。それによって社会を知る。世界を知る。
今まで知らなかった大人たちとの付き合いが始まる。
この物語に登場するのは主人公の同級生達とオヤジの同級生達。
そして一台のピアノ。
オヤジの友人の店にあった古い一台のピアノがオヤジと亮平の関係を親子以上の関係にしていく。
そして亮平はピアニストを目指す道へと進むことになります。
少年が大人になる過程で関わった人達の個性が混じり合いそれが色彩豊かな人間関係を築いていく。人は人によって成長し助けられそして自分を輝かせることが出来る。
そんな少年が大人になる過程で起きた少年の物語と大人になっても子供のように青春を謳歌する大人の物語です。
主人公は高校生ですが、大人向けの小説かもしれません。
この頃……青春モノからだんだん離れて行っているのではないかと思ったりもしますが、こんなオヤジが居たら面白いなという風に読んでもらえれば幸いです。
だから異世界に転生も転移もしません。
済みませんです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 10:10:00
817249文字
会話率:39%
家のため。
国のため。
ひたすらに我慢をした、そうすることが私の責務だと思ってしまっていた。
もっと早く、自分の気持ちを吐露すればよかった。
クラウディア=アレスフォード伯爵令嬢は『豊穣の祈り』という特殊な能力を持っていたため、レイクサ
ンドリア公爵子息との婚約を命じられた。
両親は公爵家との縁が結べることに歓喜し、公爵家の面々は『豊穣の祈り』の持ち主を手に入れられることに歓喜した。
しかしレイクサンドリア公爵子息であるアーノルドは、クラウディアの気持ちを無視する行動ばかりとっている。
最初こそ、クラウディアにも多少なりともアーノルドを想う気持ちは確かにあった。
あった、のだが……。
「疲れてしまったわ」
蔑ろにされることにより、少しづつ現れてくる変化に気付かないまま時は過ぎていった。
限界ギリギリで、クラウディアはようやく脱出の糸口を見つけ……?
離れていくクラウディアに縋りついてくるアーノルドだが、もう彼女の目に彼は映り込む余地すらないことに気付かされてからでは、遅かったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 09:34:48
17946文字
会話率:48%
実家を離れて一人暮らしの高二男子――桑染珀琥《くわぞめはくと》はクラスメイトから避けられるほどの強面ながら、半年前から付き合っている彼女がいる。その彼女は成績優秀、容姿端麗で学校中に知られる同じクラスの女子生徒――白藤月凪《しらふじるな》。
二人は周囲からバカップルとすら揶揄されるほど仲がいい姿を毎日のように見せている。
しかし、二人には誰にも言えない秘密があった。本当の恋人ではなく、半年前に月凪が持ち掛けた偽装交際契約で結ばれた偽物の恋人なのだ。
契約の期限はどちらかに好きな人が出来るまで。けれど、半年経っても偽物の恋人関係は続いている。しかも月凪には全く別れてくれる雰囲気がない。
家では月凪は珀琥にべったり甘えていて、苦手な家事や身の回りの世話もされる始末。そんな生活を続けて半年も経てば、月凪は珀琥がいないと生きていけない身体になっていた。
「俺たちって偽装交際なんだよな」
「そうですけど」
「この関係、いつ終わるんだ?」
「さあ」
二人は互いの気持ちを探りながら、偽物の恋人として付き合い続ける。
全然別れてくれなくて少しだけ愛が重い偽装彼女と互いの気持ちを擦り合わせる、お隣半同棲ラブコメ。
カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 07:10:00
218509文字
会話率:42%
【幼馴染以上恋人未満な二人のイチャ甘同居両片思いラブコメディ!】
高校二年の夏休み。篠原エイジは一年の頃にいじめにあって引きこもった幼馴染の成瀬ユナと、地方の高校へ転校することになった。親元を離れて、二人だけで送る初めての同居生活。
昔か
ら一緒にいたユナはエイジに全く警戒心を持っておらず、無自覚な行動でエイジの心臓を襲う。
Tシャツを借りられたり、布団の中で抱き着かれたり、お風呂に誘われたりと、エイジとしては非常に悩ましい行動ばかりをとるユナ。
日常的に繰り出される誘惑の数々から、果たして理性を保てるのか――
「これからずっと、一緒にいていいの?」
「……ああ。頼まれなくても、要らないって言われても、ずっと一緒にいてやる」
少しでも面白いと思ったらフォローや星、感想など頂けると嬉しいです。執筆の励みにもなりますので、よろしくお願いします!
もう一作が完結するまでは毎日12:10更新です。なるべく毎日更新できるように頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-16 12:11:23
58824文字
会話率:35%
生き別れた母の面影を追い 少年が飛び込みしは壁の向こう――
幼くして母と生き別れた少年 夏秋 遥は 息子と離れて暮らす事を択んだ父を受け容れつつも平穏な日常を過ごしていた
平穏――しかしその中で時折差し込む過去の影 父の周囲で蠢く何者か
の影
やがて遥が父の真意と母の行方 ふたりの過去と自分の出生に関わる真実を知ったとき 物語は静かに そして烈しく動き出す
「僕と来れば、わかる」
日本に似て 違う異世界「神和」
少年の「帰国」 動き出す計画
機械仕掛けの依代 「機導神」
伝説の機導神 「爾麒」
蘇る母の形見 「爾麒」
「宿命」に抗い
そして生きるため
少年は「爾麒」を択ぶ
爾麒コソガ 君ガ宿命
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 01:00:00
344392文字
会話率:53%
どれだけ想っていても、大切にすればするほど、いつかは離れていく。奪われ、壊れていく。
自分にとって大きな存在だったものたちを次々と失ったベラ。絶望的にも思える人生の中に唯一残ったのは、音楽だった。
ディックと一緒にブラック・スターをオ
ープンさせることを、その場所でシンガーとしてうたうことを決めた彼女は今夜、ステージに立つ。
高校生になったベラは、距離をおくべきものと守るべきものの狭間で揺れ動いていた。
彼女は唯一残ったものを、手放すことなく守りきることができるのか──。
*多忙につき、間隔をかなりあけつつのスロー更新になっておりますことを
ご了承、おつきあいください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 00:00:00
908977文字
会話率:67%
スミス侯爵家の令嬢ヒロのもとに、アディントン侯爵家の子息エドとの縁談の話が舞い込む。エドといえば常に女性の影があり、派手な噂が絶えない男性で、地味でおとなしいヒロは結婚に乗り気になれない。ヒロが乗り気になれない理由はもう一つ。幼いころから婚
約者同然のように過ごしてきたジムが3年前、家の事情で別の女性と結婚してしまったからである。離れてしまっても俺は君を愛し続けるよと言い残したジムの言葉を、ヒロは信じて引きずり続けていた。
こんな中途半端な気持ちでは相手に申し訳が立たないが、しかし、嫁に行かなければ家族に申し訳が立たない。板挟みに苦しみながら、ヒロはエドとの顔合わせに向かう。そこでヒロはエドから、君を愛することはないと言われる。そう言われたヒロは目を輝かせる。この人と結婚すれば、ジムを思い続ける自分が許されるのだ、と。そしてヒロもエドに告げる、私もです、と。
元恋人のことを思い続ける、自分に自信が持てない年上令嬢と、周囲からの期待に虚勢を張り続ける、自分に自信が持てない年下子息が、いつかお互い歩み寄るかもしれないお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 23:12:02
220082文字
会話率:56%
大学二年生の本郷颯大(ほんごうそうた)は、最近少し疎遠になっていた一歳年下の幼馴染の沢渡未来(さわたりみく)から、“大切な話があります”と呼び出された。
彼女の言う“大切な話”が、自分への告白だと確信した颯大は、興奮と期待を抱きながら、以前
よりもぐっと大人びた未来と再会する。
そして、昼食を摂る為に入った牛丼屋で、早々に未来から“大切な話”の内容を打ち明けられるが……それは、彼の予想したものとは全く違っていた。
「そうちゃん、私ね……彼氏が出来たの」
思いもよらなかった未来の言葉に、颯大は大いに愕然とし、激しく狼狽しながら、ひとつの決断を下すのだった。
果たして、彼の下した決断とは……?
自分から離れてしまった幼馴染の心を取り戻す為、奮闘する幼馴染“たち”が繰り広げるドタバタ恋愛譚、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 22:18:53
800619文字
会話率:51%
時折ゾンビが発生するようになってしまった世界。
でもそんなに強くはないので大して気にすることもない。
親元を離れて一人暮らしの女子大生、花宮あかりはうっかりゾンビに噛まれてしまい、失神した。
一巻の終わりかと思いきや、なぜか目を覚まし…
でも、体が動かない??!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 20:10:00
41859文字
会話率:42%
目覚めると大好きな小説「トワイライトlove」に登場する悪役令嬢オリビアに転生していた。
前世は3児の母、ワンオペで働き詰めていたら病気に気付かず死亡……私の人生って…
悪役令嬢オリビアは王太子の事が大好きで粘着質な公爵令嬢だった。王太
子の婚約者だったけど、ある日現れた異世界からの聖女(ヒロイン)に王太子を奪われ、聖女への悪行三昧がバレて処刑される結末が待っている。
転生した先でもバッドエンドだなんて、冗談じゃない!前世で夫との仲は冷え切った関係だったし、結婚はうんざり。
王太子殿下は聖女様に差し上げますね(ニッコリ)邪魔しませんから、私の事は放っておいてください!
そう思って領地に引っ込んだのに……「躾のなっていない猫には、主からの調教が必要だな」王太子殿下が領地にまで追いかけてきます?!
せっかく前世の子育てスキルを活かして、自由気ままに領地の子供たちの環境を改善しようとしたのに王太子殿下が追いかけてきて離れてくれません。
中身は30代の包容力抜群子供大好き公爵令嬢オリビアと、ちょっぴり強引で俺様なハイスぺ王太子殿下との恋愛ファンタジーです。
※ほんの少しラブコメ要素あり。最後はハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 12:20:00
230573文字
会話率:44%
善良で真面目ではあるものの平凡かつ自己評価が低い主人公は、高嶺の花である名家出身の美少女に一目惚れするが、その想いは絶対に秘めて生きていこうと決心する。
当然ながらそんな二人の仲が進展するはずもなく、ある程度の接点は保ちつつも、ただ満遍
となく日々は過ぎていく。
しかし、あるとき、二人同時に異世界へと導かれることとなり、交わらず離れていくはずだった二本の運命の糸が、やがて一本に絡まり始める。
その糸が紡いでゆく未来に待ち受ける結末とは……?
初めまして、初投稿作品になります。
縦書きを意識して書いているので、なろうではちょっと読みにくいかも知れません。
誠に申し訳ないのですが、その点をご了承ください。
異世界要素がない現実世界での恋愛話?をちょっと長めにやった後、ハイファンタジーに移行するのですが、これジャンルどうしたら良いんものやら。
序盤でジャンル詐欺やタグ詐欺を感じられたらすみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 08:12:56
571012文字
会話率:36%
魔法のある世界。3歳の時、前世と前々世の記憶が蘇った女の子。
5歳の時、誰も聞いたことがない魔法スキルを授かってしまった。
とある事情から幼いうちに親元を離れて親戚の宿屋のお手伝い。
前世の記憶も駆使して、宿屋を盛り上げられるかな?から始ま
る、そんな子のお話し。
ストックが続くまでは毎日更新。その後は週一くらいを考えています。
また、私事ですが、10月の末までは仕事が忙しくて新エピソードの掲載、コメント・誤字報告等を読む事が出来ないと思います。申し訳ございませんん。
11月19日までの原稿は掲載予約しておりますので、一旦仕事が落ち着いたら続きを書き始めたいと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 07:50:00
1169044文字
会話率:25%
玲子さんは自重しない~遙か彼方の異世界転生~
病院で病死したはずの月島玲子二十五歳大学研究職。目を覚ますと、そこに広がるは広大な森林原野、後ろに控えるは赤いドラゴン(ニヤニヤ)、そんな自分は十歳の体に(材料が足りませんでした?!)。
時は、自分が死んでからなんと三千万年。舞台は太陽系から離れて二百二十五光年の一惑星。新しく作られた超科学なミラクルボディーに生前の記憶を再生され、地球で言うところの中世後半くらいの王国で生きていくことになりました。
べつに、言ってはいけないこと、やってはいけないことは決まっていません。ドラゴンからは、好きに生きて良いよとお墨付き。実現するのは、はたは理想の社会かデストピアか?。
月島玲子、自重はしません!。…とは思いつつ、小市民な私では、そんな世界でも暮らしていく内に周囲にいろいろ絆されていくわけで。スーパー玲子の明日はどっちだ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 06:00:00
1292735文字
会話率:34%
「――貴方は、異世界に興味はありますか?」
謎多き者が放ったその言葉が、運命の歯車を大きく狂わせた。
黒霧智也、十四歳。ゲームが大好きな、どこにでもいる普通の少年だった。
ある晩に現れた来訪者の、その何気ない問答によって智也は異世界へと連れ
去られることになる。
成人に満たない少年が、肉親と離れて一人異界の地へ。
なにも知らない、なにも成し得ない無力な少年の前に立ちはだかる、数々の困難や苦難。
そんな中で始まった、夢にまで見た魔法学園での生活。
非日常的な日常を満更でもないと思っていた智也だったがしかし……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 20:26:19
794779文字
会話率:43%
高校2年生と1年生の姉妹、姫野咲空と姫野美緒の相貌や雰囲気は姉妹とは思えない程にかけ離れている。
その原因は姉の咲空の顔にある大きな火傷の痕と、それを隠すために垂らした長い前髪。そして、咲空が常に表情なく重い空気を纏っていることであろう。
妹の美緒は白百合のように美しい少女であるのに……。
咲空の顔の火傷は美緒の“半身”たる神族、神狐族の朋夜が付けたものである。
咲空が持つ、祖母からもらったというエメラルドのネックレスを朋夜とのデートで着けたいと思ったのに、咲空が否定の色を見せたために苛立った美緒が、朋夜に『咲空に意地悪をされた』と訴えたのだ。
神族は“半身”を傷付けるものに容赦をすることがない。
神狐族は火を操ることにおいては神族で最も優れている。その出来事の最後、何が起こったのかは想像に難くない。
何故そんなことが許されるのか、それは朋夜が神族で、美緒がその半身だから。
神族──それは、伊邪那岐命と伊邪那美命が日本列島を去る際に、島々の守護を任された一族で神術という不思議な術を有する。
咲空はその炎に焼かれたのだ。
それでも、美緒や朋夜を責める者はいない。咲空の両親でさえ、ネックレスを貸さなかった咲空を責めるのだ。
……美緒が神族の“半身”だから。
神族にとって“半身”は何者にも変えがたい大切な存在である。大きな力を持つ神族が宝物のように大切にする存在、、“半身”である人間は神族だけでなく、人間にとっても特別な存在なのだ。
常に妹を優先しなければならない生活、、そんな生活に疲れきり、唯一の宝物を壊されたことで希望を失い、すべてを捨てようとした咲空を救ったのは───?
アルファポリス様でも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 19:40:00
268198文字
会話率:49%
霜雪紅桜は昔から女の子みたいにかわいいオシャレをしたいと思っていた。
日に日にその思いは増えていき、中学生から姉の協力の元女装をするように。
ただ、高校に入学するとともに女装を一切やめ、親の元を離れて一人暮らしをはじめ、気が付けば高校2年生
になっていた。
そして明日はゴールデンウィーク。
友だちと勉強をしようと約束した日。
迎えた当日、体に異変が???
最大のネタバレですが、主人公がTSする物語です!
耐性がある人はぜひ読んで見てください!
そして、耐性がない人はぜひこの小説を読んで耐性が付くように頑張ってください!
また、この小説はあまり更新頻度が遅いです。
今所1カ月に一回になりそうです。
ただ、人気があるようでしたら、更新頻度も上げていきたいと思います。
そして、カクヨムの方でも上げるかもです。
Twitterの方で更新報告しています。
アカウント名は@yuki_furufuyuです。
こちらもフォローしてくれたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 16:56:04
293334文字
会話率:47%
かつて、最強と言われた侍がいた。その男は天涯孤独で、ただ戦うことしか出来なかった。そんな男を執拗に狙っていた男がいた。しろがね、という侍だ。紆余曲折の末、男はしろがねの侍に討たれる。男は安堵した。やっと争いの世から解放される。
しかし・・
・生まれ変わったのは、京都の電機屋『山田電機』の平凡な猫だった!
平和な生活を送っていた観音町に突然、徳川家の使者が訪れる。
徳川家とは、将軍家に愛でられた由緒ある猫の家系だ。
いわく縄張りを明け渡せ・・・応じなければ戦争だという。
突然のことで混乱する観音町の猫たち。しかし、到底承服できない。
まずは話し合いをすべく、観音町の猫たちは代表者を募ることに。
しかし、徳川家の真の狙いとは何なのか・・・。
色々とややこしいですが、人間の常識とは少し離れて、猫の世の戦国時代を描きたいと思います折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 16:33:15
47747文字
会話率:40%