私は、生まれつき病弱だった。
何度も死にかけては生き延びて、病院のベッドの上で人生のほとんどを過ごしてきた。
けど、ついにその十五年が終わろうとしている。
両親の愛に包まれながら、やっと楽になれるって幸せな気持ちで死へと向かう私。
そ
のはずだったのに、気付けば見知らぬ草原に私は立っていた。そう、立っていたのだ! もう自分では身体を起こすことも出来なかった私が!
それどころか歩けるし、走れるし、大声で叫べちゃう! 心臓も痛くならないしぶっ倒れることもない!
大喜びでこの死後の世界を楽しんでいた私だけど、優しい門番さんや組合の長にここが今まで住んでいた場所とは違う世界なのだと知らされる。
ギフト? ザムラー? ポノフィグにマナストール?
聞いたことのない単語の数々に首を傾げてばかりの私。でも、女神さまから与えられた私のギフトが「健康体」だっていうのはわかった! え? 意味のない使えないギフトだって?
何言ってるの! 最高じゃない! 健康最高ーっ!!
話を聞けば五つの宝玉を集めれば女神さまに会えるということもわかった。それならば。
行こう。女神さまに会いに。難易度が高くたって、女神さまに言いたいことを伝えるにはやるっきゃない!
どうして私はこの世界に来たの?
地球にいる両親はどうなった? 私の亡骸も消えてしまったの?
そして、健康な身体をありがとうって伝えたい。
口調が丁寧なんだか悪いんだかわからない少年魔導士と不器用な強面ライオンさんとともに、私は異世界を旅して歩く。
待っていてね、女神さま! ちょっと異世界を楽しみながらになるけれど、必ず会いに行きます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 21:00:00
445393文字
会話率:47%
「無駄な仕事はしたくない」がモットーな村の門番さん。
言葉とおり普段からぐうたらしつつも、きちんと自分の仕事は片付けてしまう。
そのため、所属する部隊の隊長もこの態度には頭を悩ませていたり…
必要最低限の事はしているから、処すに処せないと
扱いに困る人物だったりする。
さらにさらに、村人たちからの信頼は厚い。
なんだかんだいざこざの仲介をしたり、
悩みや苦労話を結果的に聞いて回ったり、
荷物持ちを手伝ったりと評判も高いという謎の頑張り…
…この事もあって、隊長も厳しい罰を回避している…なんて噂が出るほどだったり。
おじさん曰く「体調はなんでか苦労人だよねぇ〜」と言われて一触即発な喧嘩になったまである。
平和な時間を望む彼だが、必然か彼の周りにはどんどん厄介なことが運び込まれ…
結果として、物事の中心に引っ張り込まれてしまうおじさんなのだった。
果たして、彼は降りかかる全てに対して対応できるのか…
ネタバレにするつもりはないが、彼に関わったもの全て。
同僚だろうが、王族だろうが、聖女だろうが、魔王だろうが全員こういうのだ。
“あの門番こそ、最強の存在なのだ”と。
「いや…おじさん、そんな凄くないよ?」「「「「どの口が言ってんだ!!」」」」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 12:57:11
41386文字
会話率:52%
TSしちゃったとある街の門番さんのお話。
最終更新:2022-04-07 23:13:02
17847文字
会話率:25%
居場所を失った女と、街の平安を守り続ける門番との恋のおはなし。
※カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2020-08-05 20:42:02
7603文字
会話率:55%
いつものように過ごし、いつものように門を守る紅魔館の門番のちょっとしたお話。
今回は原作メンバーオンリーです。
わ、私だって……オリキャラなくても書けるんだからね!
最終更新:2020-04-09 20:33:36
2146文字
会話率:41%
王都アルハトの大門には、今日も多くの門番が業務に当たっている。主人公はそんな門番の一人で、いつも門番の恰好をしており、心優しく業務に真面目であることから、人々からは「門番さん」と親しみを込めて呼ばれている。
このお話は、ただの門番である彼と
彼を取り囲む多くの人々についてを書いた日常ストーリーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-25 17:18:52
1710文字
会話率:19%
自称ニートの小泉悠はいつもどうりのニートライフ満喫中だったのだが、ある日突然異世界に転移?!異世界に転移しても小泉の本質は変わらない。「 ニートするにはやっぱり金が必要だな」と異世界で一生遊べる分のお金を稼ぐため門番さんに聞
いたおすすめの職業である冒険者に。
この物語は主人公が異世界でも自分の好きなようにダラダラできる生活を求めて冒険する話です。
ニートしたいといっていますが最初の方はまじめに働きます。
御都合展開もあるため注意してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-02 17:08:22
24608文字
会話率:44%
王都の魔法学園入学試験の当日、いざその門をくぐろうとした私は前世というかとある男性の記憶をゲットした。その記憶によると私は無事に入学できるが、いろんな男性を侍らかしていくらしい。しかもその中にはこの国の皇太子さまもいらっしゃるようで。
男
性の記憶をゲットした弊害で男性とイチャイチャもしたくないし、もともとの女性としての記憶もある私は別に女性が好きなわけでもない。どうしようかと思ったところ、門番さんに話を聞いてもらって勝手に未来設計を立てた。
それは魔法は普通以上の才能があるのでこれを使って美味しいご飯を食べること。これを目標に私はこっそりと魔法を使いながら残りの人生をのんびり過ごすことを決意する今年9歳の春先でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-28 07:00:00
1620文字
会話率:38%
ツイッターで「#門番さん」というタグをつけて毎日更新を目指している、異世界日常モノのまとめのようなものです。
ツイッターの方では、門番さんに話しかける街の住人視点で書いているので。
なろうの方では、門番さんの週報という形でまとめていきたいと
思います。
文章練習を兼ねた作品なので、読みにくい点があったら教えてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-05 21:13:25
9316文字
会話率:7%
この世とあの世の狭間にありし世界。
私は今日も誰かの相手をする。
その誰かは自分でさえもわからない。
ただ誰かの役に立てると信じて、今日も仕事に邁進しています。
此処はそういった場所なんですから…。
最終更新:2018-07-12 20:58:38
3278文字
会話率:32%
とある世界の、とある国のなんということのない日常風景。
※この物語には盛り上がり等はありませんので、ご留意願います。
最終更新:2018-02-02 21:28:36
1796文字
会話率:56%
「その辺うろついてる霊をこっちに持ってくる手伝いをしてほしいんだよねぇ」
事故で命を落とした少女「津池 香菜(ついけ かな)」は死を司る神様「門番さん」から一つの提案を受ける。
それは生き返らせる代わりに、「繋魂使」となり、この世に未練
をもった幽霊をあの世におくる手伝いをして欲しいということであった。
ただし契約期間は3年間でそれから先の人生は自由である。
この世にバリバリ未練を残した香奈はその提案を受け入れ、先輩の「繋魂使」である「堂六 乃子(どうろく のこ)」とともに「繋魂使」として奔走するのだが……。
ハイテンション対霊ガールズストーリーが今ここに幕を開ける……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-27 07:25:33
96128文字
会話率:59%
主人公は勤続十年のしがない門番、異世界ですけど転生してませんしチートも持ってません。周囲の魔物が強いのでそこそこ強いですがレベル50どまりなので油断はできません。その代わりに門番として接する人たちから色々な技をちょっとずつ教えてもらいます。
強いけどそんなに強くない、ちょっとだけ強い。そんな彼が日々を死と隣り合わせながらも生きていくお話です。王道の転生勇者も精霊さんもしゃべる竜その他も登場予定、でもバトル的には主人公の勝率を高くする予定はありませぬ。
初投稿になります。出張先でたまたま見つけたキワモノ郷土料理みたく、期待はほどほどに閲覧してくださるとありがたいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-30 17:00:00
81229文字
会話率:42%
とある王国の南側の門で門番をしているやる気の無い、門番さんのお話し。やる気だそうよ、門番さん。
最終更新:2016-04-01 20:49:23
7554文字
会話率:36%
召喚されたよ異世界にだけど生き物殺すなんて無理
そんなへたれな彼が見つけたユートピア
最終更新:2014-06-02 22:03:15
2412文字
会話率:20%