【一言あらすじ】
不遇でも健気な前向き魔女と、塩対応なのに懐かれてしまい無自覚に絆されていく生真面目騎士の愛着ラブコメ(予定)!
【いつものあらすじ】
エレファナは誰もが恐れるほどの魔力を持つ、ドルフ帝国に仕えるためだけに生まれてきた魔女
だった。
皇帝の命で皇太子と『婚約の枷』と呼ばれる拘束魔導を結ばされていたが、皇太子から突然の婚約破棄を受けてしまう。
失意の中、命を落としかけていた精霊を守ろうと逃げ込んだ塔に結界を張って立てこもり、長い長い間眠っていたが、その間に身体は痩せ細り衰弱していた。
次に目を覚ますと、そこには黒髪と銀の瞳を持つ美形騎士セルディが剣の柄を握り、こちらを睨んでいる。
そして彼の指には自分と同じ『婚約の枷』があった。
「あの、変なことを聞きますが。あなたの指に施された魔導の枷は私と同じように見えます。私が寝ている間に二百年も経っているそうですが……もしかしてあなたは、私の新たな婚約者なのでしょうか。さすがに違うと思うのですが」
「ああ違う。枷は本物で、形式上は夫となっている」
「夫!?」
皇太子との婚約破棄から、憧れていた『誰かと家族になること』を一度諦めていたエレファナは、夫と名乗るセルディの姿を一目見ただけですぐ懐く。
「君を愛することはない」とまで言ったセルディも、前向き過ぎる好意を向けられて戸惑っていたが、エレファナに接する様子は無自覚ながらも周囲が驚くほどの溺愛ぶりへと変化していく。
「私はセルディさまに言われた通り、よく飲んでたくさん食べて早めに寝ます。困ったことがあったらお話しします!」
(あ。気のせいでしょうか、少し笑ってくれたように見えます)
こうしてエレファナはセルディや周囲の人の愛情あふれるお手伝いをしていきながら、健やかさと美しさ、そして魔力を取り戻しはじめる。
***
閲覧ありがとうございます!
コメディとシリアス混在のゆる設定。
相変わらずですが、お気軽にどうぞ。
アルファポリスさんでは先行公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 15:00:55
114845文字
会話率:50%
僕には大好きなお兄ちゃんがいました。
8歳の時、僕は彼に告白してしまいました。
でも、僕は、彼のキスを、受け入れられなくて。
それから、僕らは、長い長い間、離れ離れになっていました。
8年後。
お兄ちゃんは、僕に問いかけます。
『祐也
。お前は今でも……俺が好きか?』
僕の答えは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 03:00:00
6334文字
会話率:32%
東京にある、ごく普通のアパート。
数メートル先にも似たような建物があるくらい、ありふれた場所。
壁を挟めばすぐ隣に人がいるような中部屋で、誰にも知られずに生きている女の子。
長い長い間、ずっと二人きりで監禁され切ったその女の子。
同級生に誘
拐された女の子。
普通に生活し、学校へ行くような男の子。
まだ14歳、思春期真っ只中で、世の中もろくに知らないような小さな男の子。
誰にも知らずに研がれ続けた狂気の刃は、何の悪意も無しに唐突に彼女に向けられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-04 01:35:11
16306文字
会話率:34%
広大な森と川とに分かたれた東国と西国は長い長い間戦争が続いていた。
東国は東国最強の魔法騎士ルース・レイが当主を勤めるレイ家を中心として。
西国は西国最強のイヅチ・ガドーが当主を勤めるガドー家を中心に日夜争いを繰り広げていた。
その
長きにわたる戦争に終止符が打たれたのはつい最近のことだ。
両国が奪い合っていた聖域とされる森の主である聖獣の言葉を聞いたルースとイヅチが互いの一族を始めとした者達を説得し、停戦を成し遂げたのだ。
そして、停戦から三月が経ち、ようやく講和が結ばれようとしている。
これはそんな西国最強魔法騎士の妹と東国最強魔法騎士の弟の話。
※題名は予告なく変わる場合があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-20 17:00:00
81344文字
会話率:38%
僕だけ落ちこぼれの吸血鬼ドラキュラ。
僕の一家は、、、?
代々受け継がれた吸血鬼ドラキュラ伯爵の血筋を引く者たち。
僕ら吸血鬼ドラキュラ一族は、長い長い間、ずっと生きてきたのだけど、、、?
この時代に入ってからは、僕の家族以外のドラ
キュラーはいなくなってしまった!
これから、僕たちドラキュラ一家族はどうなるのだろう、、、?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-13 03:00:00
1969文字
会話率:20%