魔法も銃も人外も、巨大なる鉄機兵も存在する世界。セズウィック。
転生の律が損なわれ、異世界転生者による託宣がままならない世界でも。生き物は争い。子を産み、育て。教えに集い、教えを守り、たくましく旺盛に生きていた。
そんなある日。マナ
ギ・ペファイストの祖父は、託宣を孫に吐露した。
帰りたい。帰ってコンビニに行きたい。そう漏らしてしまった。
マナギはいつしか青年となり、それでも祖父の託宣を忘れていなかった。
相棒である無口なイケメン神官、クリス。
恋人未満、友達以上。魔法使いのレーナ。
推定外国人、言葉が全く通じない。今日も特別翻訳のツッコミが冴えわたる、タロッキ。
今日もいじわる、明日もいじわる。馬のグリン。
好奇心と欲望、ロマンを求め続け、旅の果てに、本当にどんなモノにでもなってしまう者たち。
自らの昏む死すら時に欲する、欲深くて、欲深くて、欲深い者たち。
冒険者。彼らは冒険の旅に出る。手始めにざまぁしやがった貴族共に、中指おっ立てて、ざまぁしてひっかき回してから。
勘違いすることと。夢は、よく似ている。
勘違いするからこそ、夢は始まるとも言える。
勘違いは時に、愚者へと立ち返る道となる。
勘違いから始まる彼らにとっての異世界、こちらの世界を夢見る異世界ファンタジー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 20:46:18
30699文字
会話率:54%
人間は逞しい生き物だ。
どんな環境においても自分達の生きる道を見つけてしまう。
そう、地球から何千光年も離れたこの星においても。
砂漠ばかりの星で、人々はいつの日か宇宙の先にある故郷へ帰ることを願いながら、今日の食事になんとかありついている
。希望を捨てなければ、過酷な環境でも生きていけるのだ。
そんな人々が織りなす様々なドラマを、収集する者がいる。
その目的は、人の手によって作り出されたあるモノに、人間の感情を学習させることだという。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 21:46:27
160764文字
会話率:51%
パリ駐在武官当時の種子島時休中佐に現代のゲーム会社のオタク社員が転生して、第二次大戦で負けないために頑張るという話です。チート戦記物を書こうとしたのですが、稲荷神社のお狐様が出てきたり、凸凹珍道中になってしまいました。(ご都合主義で、考証?
何それ、うまいの? という感じなのはデフォです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 09:27:37
397842文字
会話率:49%
記憶喪失の状態で現れた一人の男、カガリ。
その男と共に現れた少女、マシロ。
記憶を失い、目的も分からず世界に放り出された二人は、生きていく為、思い出す為に世界を巡る旅に出る。
厄災によって滅びかけた、その世界を。
・
・
・
と語りつつ、記
憶がないのでとりあえず情報を集めながら気が向くままに傭兵として生きていく男と少女。
この世界が何なのか、自分との繋がりは本当に存在するのか。
そんな事は知らない。
気に入った人が居たら少し助けたりちょっかい出したり。
気に入らない奴が居たらぶっ飛ばしたり。
可愛い娘が居たら観察したり。
子供が泣いてたら…まぁうん、頑張る。
剣と魔法、そして鉄機兵と呼ばれる兵器が存在する中世に似た世界を舞台に、自称クール男と少しサイレンスな少女が織り成す出すファンタジー、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-19 22:24:16
28639文字
会話率:34%
「我々は生きる為に闘う」
アトリシア軍第四作戦室、「GPCT」の隊長ツバサ・アライは同軍第一作戦室より友好国ソクレタスを侵攻するエストラーダに報復作戦を依頼される。それをきっかけに戦争へと向かうアトリシアとエストラーダ。軍部と企業。戦争と正
義。兵器と人間。平和について考える、近未来SFファンタジーをどうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-19 21:02:51
4712文字
会話率:43%
かつて“戦乙女の狼犬”を名乗る英雄がいた。
彼の者は“機神”の力に魅入られた一族と戦い、復活せんとした“機神”とも戦った。
そして時は過ぎ、その称号は一人の少年に委ねられる。
英雄の称号と遺産を継いだ少年がやったことは、先代よ
り培った傭兵の人脈を利用した自作自演の戦いだった。
古の時代、栄華を誇った文明があった。
“闇”の魔力を利用した高度の魔導技術を発展させ、世界を統一したその王朝は〈エンシア〉と呼ばれた。
だが、世界の均衡を著しく乱したエンシアは、それゆえに破綻の危機を迎える。
エンシアの人々はそれを解決するため、機械仕掛けの神《アルターロフ》を誕生させた。
そして、彼らは後に“機神”と呼ばれる《アルターロフ》の暴走によって滅びることになる。
為す術なく壊滅していくエンシアは最後に、一人の少女を脱出させた。
王女であった彼女は地中を潜行する鋼の巨人に乗せられ、遙か地中深くで長き眠りにつく。
いつか《アルターロフ》が滅びた未来に目覚め、エンシアを再興させる願いを託され──
ある日、領土へ侵入した謎の部隊を追っていた“狼犬”の少年は、一体の鉄機兵と遭遇する。
古代の遺産である巨人の中には一人の少女が眠っており、少年はその少女を託されることになる。
これは“闇”に抗う宿命を選んだ少年と──
“光”の導く運命に選ばれた少女の──
二人の出逢いから始まる“聖域”の勇士の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-11 10:03:12
275091文字
会話率:23%